ミースの作品における空間の重層的構成について
南部 さゆり
これまでミースの作品について、その平・立面の幾何学的構成による空間構成の解釈は数多くなされてきた。しかし、人間の移動にともなって知覚される知覚形態から、その空間構成が論じられることはなかった。

本研究では、ミースの作品について、人の移動にともない知覚される場面とその継時的変化を分析することで、ミースの空間構成において、幾何学的構成に支配されない「空間の重層的構成」の存在の検証を目的とする。空間の重層的構成という視点からのミースの作品解釈の可能性の検証は、ミ-スの作品についてこれまでの幾何学的構成という解釈とは異なる解釈の方法の提案として有効であると思われる。

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九州芸術工科大学〕 〔環境設計学科卒業計画〕〔クイック アクセス