【Book Chapter】”Design for Tomorrow”に採録

Springer Nature出版による”Design for Tomorrow”に、博士後期課程１年のQuentin Ehkirchさんらによる論文”An Attempt to Understand Social Relationships Using Facial Expression Electromyography Analysis（表情筋筋電図による社会的関係性捕捉の試み）”が採録されました。

松前研１期生の垣内さんが卒研として取り組んだ実験結果をもとにQuentinさんが交換留学中に分析したもので、額や頬の表情筋電位を手がかりに、様々な分析方法の試行錯誤を経て、ペア間に形成・共有される「ペア感」（相互主観性, inter-subjectivity）を客観的に捕捉したものです。

ペア間に形成される心理状態を客観的に捕捉することで、そのメカニズムを把握、ひいては関係性のデザインに寄与できればと遠いゴールを見据えています。

https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-981-16-0041-8_8