九州大学 芸術工学部 工業設計学科 KYUSHU UNIVERSITY SCHOOL OF DESIGN DEPARTMENT OF INDUSTRIAL DESIGN

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ドイツだより

現在ドイツ・ダルムシュタット科学技術大学に留学中の瀬野ひかるさんと藤山遼太郎くんからレポートをもらいました。楽しく頑張っている様子を紹介いたします。
芸術工学部では様々な世界中の大学と国際交流協定を締結しており、留学も大変しやすくなっています。詳しくは こちら をご覧下さい。


工業設計学科3年の瀬野ひかるです。



工業設計学科3年の瀬野ひかるです。今年の9月から1年間ドイツのダルムシュタット大学、インダストリアルデザイン学科へ通っています。
今学期は、企業の方と一緒に2030年のスーパーマーケットについて考えるデザインプロジェクト、 マーカースケッチ、週に2回ドイツ語の授業を履修しています。
学期末には工業製品の写真の撮影方法について集中講義も受ける予定です。
今年の5月に留学を決めて、ほとんどドイツ語もできないまま8月末にはドイツへ来ていました。
今何とか問題なく生活できているのは、留学を斡旋してくださり、こちらでの生活環境を整えてくださった池田美奈子先生と、様々な手続きを手伝ってくれているドイツ人チューターエレナのおかげです。
いくら感謝してもしきれません。
工業設計学科にはこのように留学の機会・支援があり、またドイツ・イタリア・韓国などからの留学生も受け入れています。
ものづくりに興味があり、国際交流をしてみたいと思っている方にはぴったりの学科だと思います。
私もこの留学を通じて、改めて工業設計学科を選んでよかったと実感しました。
たくさんの方と出会い、日本とは異なる文化圏で生活し、新たな価値観を得て、この留学は私の人生にとって大きな転機になるだろうと感じています。
貴重な経験をさせていただいていることに感謝して、技術的にも精神的にも成長して帰りたいです。

  • 藤山レポート01 ドイツ”学”編

    みなさん、藤山遼太郎です!
    私は今回留学中の大学の色々な授業の様子を写真でレポートします。
    今後もドイツの街の様子や食べ物などをレポートしていきます。 お楽しみに




    ドイツに限らずヨーロッパはとにかく博物館・美術館がたくさんあります。 恐竜から最新のデザインまで、足をのばせば、いろんなことを吸収できます。




    プロダクトの展示は欠かせません。たくさんの製品が並ぶ館内はため息ものです。




    ドイツに留学したら、やはりドイツ語を話したくなります。 ドイツの人はもちろん英語よりもドイツ語で話してくれた方が下手でも喜んでくれます。 この大学では、9月の1ヵ月間、その後は週2日と欠かさずドイツ語のクラスがあります。 とても分かりやすくて、先生も学生も活発で、1か月で簡単な日常会話はマスターできます。




    デザイン学部のキャンパス。 とてもコンパクトな建物ですが、 インダストリアルデザインとグラフィックデザインの2つのコースと工房、PCルーム、図書館など機能は充実しています。 大学寮から歩いて10分です。




    キャンパス入るとすぐに大きな空間が現れます。ここで授業もありますし、展示会もありますし、学生が寝転がったりもしています。




    工作工房。先生の研究室、学生の作業室、工房とすべて同じフロアで扉一つで分かれているだけ。 学生は授業で学んだことを学生間で共有しながら作業して、アイデアが思いついたら、即工房へ行けるという具合です。




    インダストリアルデザインのプロジェクトの様子。これはゼミ形式の授業で、毎週1日3時間で半年間でモデル・ポスター・冊子を完成させます。もちろんドイツ語で行われます。




    ほとんどの学生が自分のアイデアを模型にして発表していきます。描いて、作って、考えていくスタイルが浸透しています。




    学生たちの作業スペース。大掛かりな模型を作って、その場で先生の意見をもらいます。




    壁に考えたこと、描いたこと、集めたことをどんどん貼っていきます。




    開催される学生作品展示会では非常に高いクオリティの作品を見ることができます。




    中でもこのヨットの作品は展示会の中で際立っていました。




    模型を作りたくなったら、画材店「Format」に行こう。電車に乗って行くのですが、かなりの品揃えです。



    瀬野さん、藤山くん レポートありがとうございました。他の留学されている方からのレポートもお待ちしています!!