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1. はじめに
2. プログラムの
ダウンロード
3. 動作環境
4. VBを用いた
プログラミング
5. デモプログラム
6. 物理測定

1. はじめに

 このサイトは、「九州大学芸術工学府・芸術工学部/九州芸術工科大学 中島祥好研究室」の運営する聴覚実験者を支援するためのサイトです。本研究室では、聴覚心理学に関する様々な実験を行っています。聴覚心理学に興味を持っている方で、聴覚心理学ではどのような研究を行っているのかを知りたい方は、まず中島研究室のサイトで聴覚デモンストレーションを聞くことをおすすめします。様々な音刺激がどのように知覚されているのかや、聴覚においても視覚と同様に様々な錯覚現象が生じていることを体験できると思います。

 このサイトでは、聴覚心理学に興味を持っているのだが、どのようにして音を作成して良いのか分からない方や、どのように実験を行ったらいいのかが分からない方を対象に、私たちの研究室で用いている、Visual Basic 6.0(以下『VB』)を使って作ったデモ実験プログラムを紹介していきます。また、VBを持っていない方のために、簡単なアプリケーションも用意しました。もともと私たちの研究室では、Amiga BasicとHP Basicを用いた環境で実験を行っていましたが、どちらの会社もなくなるという手痛い状況となり、近年、J(Jsoftware Inc.)とVBを用いた環境を構築中です。AmigaやHPに比べて、Windows OSがどの程度正確に音を再生することが出来るのかや、実験機材の構築など試行錯誤を重ねている状況であり、このサイトで紹介するプログラムや実験の方法も変わっていくと思います。そこで、みなさんにお願いがあります。このサイトの情報を鵜呑みにしないようにしてください。おそらく、このページを見ていただいている方々は研究者や研究者の卵であると思います。自分が実験で用いる音や実験の方法は、自分自身でしっかり確認し、間違いがないことを確かめてから用いるようにしてください。プログラムはデバックをしておりますが、商用アプリケーションではありませんので、エラートラップなどかなりいい加減なところがあります。気を付けて用いるようにしてください。基礎的な物理測定の方法(本研究室の機材を用いた方法)は、物理測定についての章で紹介しています。参考にしてください。このサイトで紹介するプログラムは、自分で周波数や時間間隔をいじった音を手軽に作れるということを目標として作られています。簡単な音を自分で作ってみることで、音に対する興味を持っていただけたら嬉しいと思っています。プログラムのソースも合わせて配布していますので、その後は、自分でプログラムをいじって、様々な音を作ってみてください。

 自分の出したい音を作成するということは、少し前までは大変な作業でした。そのため、実験を行いたいと思っても、「音を作る」「音を聞いてみる」という、一番最初のステップでつまずいてしまい、なかなか思うような研究が出来ませんでした。このことが、聴覚心理学が、視覚心理学などに比べて、発展が遅れたことに、少なからず影響していたと考えられます。しかし、近年のコンピュータの発達により、手軽に音を作れる環境が整ってきました。あとは、みなさんの自由な発想で様々な実験が出来ると思います。このサイトがみなさんの研究の第一歩に役立つことを願っています。

作成 中島研究室 宮内良太

※ このサイトに紹介している研究に関しては、平成14年度日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(S) (2002ー2006年度, 番号(14101001), 代表者 中島祥好教授) を受けています。

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Visual Basic を用いた聴覚心理学実験
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九州大学芸術工学府・芸術工学部/九州芸術工科大学 中島祥好研究室