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九州大学大橋キャンパス8号館のサイン計画と実装

九州大学大橋キャンパス 8号館のサイン計画(配置計画・サインデザイン)を行い、実装されました。

建物入口に設置したキャンパスマップはグレースケールを基調とし、建物外観との調和を図っています。そのうえで、現在地表示や噴水・クスノキといったシンボルには色を用い、視認性とアクセントを両立させました。また、バリアフリーへの対応として、スロープの位置をマップ上に明記しました。加えて、ピクトグラムは通常よりも大きくデザインすることで、見やすく、わかりやすい案内表示を実現しています。

建物表示の色は、コンクリートの外観を想起させるグレーとし、全体として周囲の景観に自然に溶け込むよう配慮しています。

各階においても現在の階数を明確に示すことで、利用者が自分の位置を把握しやすいよう配慮しています。

また、部屋の表示については、今後の用途変更にも対応できるよう、部屋番号を大きく記載し、部屋の機能が変わっても案内としての役割を保ち続ける設計としました。

制作:宮垣貴宏(minamo design
ディレクション: 工藤真生