九州大学大橋キャンパス内にある芸術工学図書館のサイン計画(配置計画・サインデザイン)を行い、芸術工学図書館周辺の屋外、また図書館内のサインが実装されました。
2023.02



芸工図書館は貴重図書として、レオナルド素描コレクションを保有していることから、サインの一部にアートとしてレオナルドの素描を配しました。


入り口総合案内サイン
各階の配架案内が表示され、どの階にどの専門書があるかわかります。
サイン下部には九州大学大学院芸術工学研究院の多様な専門性を鑑み、レオナルドの素描からイメージをセレクトし、レイアウトしました。

案内マップグラフィック制作 星野純平(2023年度 工藤研究室修了生)
制作に際し、案内図のイメージ回転角度の違いが空間探索作業における心的作業のプロセスに及ぼす影響について評価を試み、地図の読み手の方向と地図が示す実空間の方向を一致させる「整列原則」に則った投影法、見える現実風景と地図上の情報を照合できるようにするため、立体表現を採用し、マップデザインを制作しました。知的障害がない人、知的障害がある人それぞれにデザインの比較評価をして頂き、最もわかりやすいデザインをブラッシュアップし採用しました。

