PROFILE プロフィール

工藤 真生KUDO Mao

九州大学大学院 芸術工学研究院 メディアデザイン部門 助教
博士(デザイン学)/修士(教育学)

グラフィックデザインの中でも、人を目的地へ誘導するサインや、ものやコトの情報を伝えるピクトグラムを対象に研究をしています。特に、文字以外の視覚支援を必要とする知的障害や自閉スペクトラム症等がある人の視覚認知特性に着目し、より多くの人が「わかりやすい」と感じ、快適に情報を受け取ることができるデザインを目指し、調査・分析・評価・デザインを実装するまでを研究対象としています。

主要論文

2024年4月知的障害当事者を主体とした映画制作 −障害の「社会モデル」の視点から
2024年4月社会包摂のためのピクトグラムとサイン- FINA 世界水泳2023 大会を事例として-
2023年7月就学前幼児の日本産業規格JIS案内用図記号の理解度
2024年多様性に応えるピクトグラムのデザイン−2
2024年多様性に応えるピクトグラムのデザイン−1
2024年人型ピクトグラムの形態における『不気味の谷』現象と状態・特性不安度の関連
2024年Wayfindingと視覚情報処理に基づいたフロアマップのデザイン
2023年7月中村哲医師メモリアル・アーカイブ
2023年ガスコンロ操作部の情報グラフィック: 弱視の多様な障害特性とグラフィックデザインの要望
2023年幼児の理解度に着目したピクトグラムのグラフィックエレメント
2022年12月Graphic Design of Pictograms Focusing on the Comprehension of People with Intellectual Disabilities: The Next Step in Standardization - Pictogram Design and Evaluation methods
2022年3月中村哲医師メモリアルアーカイブ
2022年1月中村哲医師メモリアル・アーカイブのグラフィックデザイン
2022年1月障害者本人から学ぶデザイン
2022年国際競技大会におけるサインの提案
2022年国際競技大会におけるピクトグラムの提案
2022年目的とする行動を想起した状況下におけるピクトグラムの理解度
2022年知的障がい者グループホームにおける居室サインのグラフィック制作
2021年3月知的障害者にわかりやすいサイン
2014年6月ユニバーサルに配慮したピクトグラムの諸条件に関する研究 査読
2014年3月知的障がい児者の理解度を包括したピクトグラムのユニバーサルデザインに関する研究
2013年6月国内特別支援学校における視覚支援としてのサインの傾向

受賞歴

2023年7月グッドプレゼンテーション賞/日本デザイン学会
2022年8月2021年度意匠学会作品賞
2022年6月グッドプレゼンテーション賞/日本デザイン学会
2021年3月 Universal Design Consumer Winner 2021
2020年3月筑波大学附属学校教育局 教材・指導法コンテスト 優秀賞
2019年12月IAUD国際デザイン賞2019 銀賞 (公共空間デザイン部門)
2019年6月グッドプレゼンテーション賞/日本デザイン学会
2014年10月平成26年度日本デザイン学会年間論文賞受賞
2014年7月グッドプレゼンテーション賞/日本デザイン学会
2013年6月グッドプレゼンテーション賞/日本デザイン学会
2012年3月筑波大学大学院人間総合科学研究科長表彰
2011年11月GOOD DESIGN賞/公益財団法人日本デザイン振興会
2011年6月グッドプレゼンテーション賞/日本デザイン学会
2010年2月宇和島パールデザインコンテスト 部門賞・アサヒビール賞