サグラダファミリア教会寄贈品設置について

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1998年8月、スペイン/バルセロナのサグラダファミリア教会で活躍する日本人の石彫家・外尾悦郎氏を中心にカタルーニャと福岡市民との国際交流イベント「カタルーニャの熱い風」が行われた。本学においては、芸工大設立30周年記念企画の一環として、ガウディ建築の研究者ジョルディ・ボネット博士の講演が行われ「ガウディの造形は、自然の観察を発想の源として、(12進法による数式を中心に)数学的な比率を展開し、必然的な造形をフラクタル的に生み出したものである」という興味深い学説が発表された。
*左の写真はサグラダファミリア教会の模型職人の螺旋柱づくり
この学説を裏付けるものであるサグラダファミリア教会の柱頭部(1/10模型:高さ3m)石膏模型を、サグラダファミリア教会の職人の方々が実際に制作するというライブイベントが同時に行われた。
本学学生を中心に福岡の各大学生有志(ir)が協力し、また彼ら独自の企画イベントも好評であった。イベントは1998年福岡市都市景観特別賞を受賞している。 教会柱頭部石膏模型は、芸工大に寄贈され、1999年1月に本学図書館に設置された。(イベント会場で解体したものを知足と学生で組み立てなおした)

その後2004年の福岡地震でかなりのダメージを受けた。(このとき私が育児休暇中であったので、大学側が手配し修理をしてくださった)

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