Interview -あの人に訊いてみた-


CBA頭 長原 大智

化に伴うミニマリズム

 今年のCBAは時の流れがもたらす進化や変化に着目した。このことについてハード面とソフト面の双方から迫っていった。結果、見えてきたものは「ミニマリズム」、言い換えれば最小限の追求というものだ。何世紀も前の豪奢なファッションは現代では洗練されたファッションになり、日常にはびこるプロダクト製品も、今までに無いシンプルで無駄のないデザインの物が増えた。さらに外見のみならず内的変化を見てみると、人付き合いまでもが簡略化されて希薄になっている。今年のCBAではショーの裏に隠された「メッセージ」を含め、お楽しみ下さい。

ZENYA頭 喜久里 真人

過去から受け継いだものを未来へとつなげられるでありたい

 今年のzenyaのテーマは「JAQK(ジャック)」、「」を意識したステージにします。「人」と言ってもステージ上の人に限らず、制作物の後にいる人、裏方をしている人、さらに観客までを含めて全員のことです。そしてこの「人」たち全員で達成感や感動を共有し、これからのzenyaへと繋げていきます。エネルギッシュで先輩を超えようとする1年、優しくフォローできる2年、とにかくすごい3年がzenyaをどこまでも楽しいものにします。また、今年は企画の頭どうしのつながりが特に強いので企画間の連携にも力を入れて、全企画で成功の喜びを共有していきます。

panf頭 溝部 洋平

かりやすさを追求

 今年のpanfはテーマをなくし、個人をもっと出していけるようにしました。芸工祭パンフは依頼をされて作る部分と、panfが自由に作る部分があります。原点に回帰してpanfそしてパンフレットとは何か、から考え始めました。その結果、依頼をされて作る部分については分かりやすさを追求して作りました。特に今回は一般の方々も意識して、マップにも工夫を凝らしてみました。一方のpanfのページでは、思いきり各メンバーのやりたいことをやってもらい、とにかく面白くて印象的なページにします。

<これからを担っていく人たちへ>
 各企画の人がそれぞれの企画のためには活動できているとは思います。これからは視野を広げて、一般の人をより意識したり、全企画が集まって成る「芸工祭」として成功させることを意識したりするとよりよいものができると思います。

2研頭 橋本 翔

身の回りのモノが持つの美しさ

 今年の2研のテーマは「Shape」です。丸、三角、四角という3つの図形をモチーフにして各班がその形の持つ美しさを感じられる空間を作ります。今年は、誰にでも意図を伝わりやすくするためにあえてシンプルなモチーフを選びました。例年に比べて、画像・芸術情報の人が多いので、美術のみならず、映像・照明にもより力を入れました。

<これからを担っていく人たちへ>
 先輩たちが、技術面で心配している後輩が積極的に参加できる環境を作っていけばもっと面白くなると思います。そこからこれまでとは全く違うものが生まれて、一般の客をもっと惹き付けることができることに期待します。

噴水企画頭 遠藤 諒二

さを混ぜたいつもとは違う

 今年の噴水企画のテーマは「仲間との絆」です。今回の演目の紹介をします。

【噴水怪談百物語】
 主人公は仲間とともに廃病院へと行き、粗相を起こしてしまう。そのせいで廃病院に居た幽霊に取り憑かれてしまうが、その幽霊と打ち解け絆を深めていくことになる。そして主人公達は幽霊にはある未練があることを知り、共に解決しようと決意する。

 今年は演劇だけでなく、怪談の雰囲気作りのために美術にも力を入れました。自分にとって芸工祭は、普段よりも自分を積極的に出していける場なので是非見ていただきたいです。

DANPA頭 新飼 伸崇

見る人たちが時を忘れてり上がれる場を

 今年のdanpaのテーマはd3(キューブ)、DJ・Dance・Dramaという意味を込めました。danpaを知っている人でも知らない人でも、とにかく盛り上がってもらえたら成功だと思っています。danpaの良い点は、クオリティの上げ方には色々ありますが、全員が盛り上がりを重視することではぶれないところです。今年は各メンバーがしたいことをできるようにしているので、個性がにじみ出ると思います。一緒に盛り上がって個性を感じ取ってください。

<これからを担っていく人たちへ>
 これから芸工祭がどうなっていくかが自分なりに予想がつきます。しかし、それを裏切ってくれるような展開を期待しています。新たな企画を作ってしまうのもアリだと思います。

火祭り頭 荒井 崇真

芸工祭を創ったのために

 芸工祭を締めくくる儀式として、今年も祭を無事に終えられた事を祝うのが火祭の役目です。各企画に所属する人のみならず、見に来て下さった方々がいて初めて芸工祭として成り立ちます。最後は全員で一つの火を囲み、祭を成功させた喜びをわかちあいましょう!

<これからに期待すること>
 火祭は芸工祭を創った人全員で互いに讃えあうものです。一般の方なのか芸工生なのか、どの企画に属しているのか、そういったものはすべて忘れていろいろな人と混じって火を囲んで欲しいです。

5研頭 月足 陽介

今でき得る良の芸工祭を創る

 5研は部署ごとに活動内容が全く違う特殊な企画であり、その中に芸工祭の運営を担う部署も含みます。例年とは作業を進める環境が違い、対応をうまく取らないといけないのは大変ですが、他企画の見本となるように行動は何でも早くすることを心がけました。また、これからの5研の人たちも言うときにはしっかり言うことを忘れずに上手くまとめていってほしいです。

<これからを担っていく人たちへ>
 これからは企画内でも企画間でも、よりまとまりが大事になってきます。そのためにも学祭企画に属する人たちは積極的にアピールポイントを見つけ出して、他企画と連携を取ってアピールし、今後入って来る芸工生が企画に参加しやすい環境を創ってあげてください。

HIMATSURI


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※この写真は昨年のものです。