福島県浪江町「希望の牧場」彫刻寄贈、「福岡エルフの木」支援先訪問に関するコメント

「希望の牧場」彫刻寄贈風景  →福岡エルフの木

*今回の福島県訪問のwebページ(→彫刻設置、エルフの木支援先訪問)に対する支援先のみなさんのお言葉をまとめます。ひとつひとつのお言葉が心に染みました。本当にありがとうございます。

(彫刻寄贈先より)希望の牧場・吉沢正巳様、針谷 勉様、金子真司様

遠いところをお越しいただきまして、本当にありがとうございました。また私自身が急な仕事で東京に戻ることになり、大変申し訳ありませんでした。彫刻の設置(ライトアップなど)が終わりましたら、写真など撮りましてお送りいたします。ライブカメラでもご覧いただけると思います。取り急ぎ御礼申し上げます

ー針谷@浪江 (希望の牧場事務局長)

*現在「希望の牧場」のライブカメラ1号機でトラック上に設置されている「望郷の牛」を観ることが可能です。→HP右側にライブカメラ1号機へのリンクがあります。とても嬉しいです。吉沢さん、スタッフのみなさん、ありがとうございます。設置作業おつかれさまでした。

先日は遠いところわざわざ牧場までお越しいただき、ありがとうございました。設置が終わりましたら、写真を送らせていただきます。ぜひまたお越しください。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

金子真司 (希望の牧場・ふくしま事務局)

(支援先より)白河市・辺見間智子

昨日、野菜が届きました。ありがとうございました。(8/11)

福島に来られて大変なスケジュールをこなされて行ったのですね。本当に頭が下がります。こちらこそ、温かい励ましをどうもありがとうございました。感謝申し上げます。夫→辺見美津男設計室HP) も義姉も永野さんも小林さんもお会いでき大変良かったと、申しておりました。

夫たち建築家が今年12月に行う「JIA建築家大会2012横浜(→HP)」の企画趣意書を是非知足さんに送ってくれとのことですので送ります。

原発ゼロ、安全な暮らしを求めて「フクシマからの提言

東日本大震災による原子力災害はこれまでの社会システムに対して何の疑いもない際限なき豊かさの享受によってその不合理性を露呈した「文明の災禍」です。そして我々建築家もそのことに少なからず加担をしてきました。

今こそ我々建築家は物事の真意を見極め、地球上の生き物として経済や科学技術だけの社会ではない生きることの倫理や哲学による理想社会を掲げ、そこに向かう具体的な手法としての職能を議論すべき時であります。横浜大会にさきがけてフクシマのような災禍が何時起こっても不思議ではないリスクを抱えている原発立地の地域会と「フクシマからの提言」を共有する建築家ネットワークを構築します。そのネットワークの拡大・発表の場として全国大会シンポジュウムを開催します。

   母子支援室「まごころ」   辺見間智子

こみゅーん代表・草野祐香利様

先日は、スケジュールが詰まっている中、こみゅーん(いわき)にお立ち寄りいただき本当にありがとうございました。知足さんに直接お会いすることができ、また、福島訪問の状況をお送りいただき、重ねて御礼申し上げます。

福岡エルフの木の皆様のご支援をいただきながら、私達は、何のお返しもできずにおります。今のままご支援をいただいていて良いものかと考えさせられますが、私達の心の支えでもあります。

私達はこれからどう進むのか、この地域でどのようにいのちを育み健やかに子どもが育ち育てるのか、地域で手を取り合いながら最善を尽くしていきたいと思います。福島の支援にかかわってくださっている全ての皆様に、よろしくお伝えください。

NPOこみゅーん 草野祐香利

郡山市・宗形初枝様、郡山市医療介護病院・原寿夫院長、島野光正様

こちらこそお世話様になりました。
「望郷の牛」これを届けるとこ立ち会うことが出来たこと、とってもうれしく思いました。これも何かの縁でしょうか。知足さんともいろいろお話が出来これもうれしいことです。
またお会いしたいです。これからもよろしくお願いします。 宗形

*宗形さんのご活動について新聞記事のリンクをお読みください。→信濃毎日新聞記事 「いま、ここで必要なのは、何かを教えることでも、前にでてリードすることでもない。寄り添えばいい」「人は誰かと共感しながらしか納得できないし、強くも優しくもなれない。みんなが話しやすい場をつくる。この地でやっていくのは、それしかないと思っています」という宗形さんのお言葉に感銘をうけます。

郡山の原です。メールありがとうございます。
躍動溢れ、しっかりと地面を踏みしめている足。芸術的センスの全くない私にも、明日を生きる力が強く感じられました。
私たちの写真も掲載して頂きありがとうございます。もし宜しければ、当院のホームページからリンクさせて頂きたいのですが、いかがでしょうか。

郡山市医療介護病院院長 原 寿夫

 この度はご連絡感謝申し上げます。早速ホームページ確認させていただきました。いろいろとありがとうございました。昨年から弁護士との合同相談会に参加しています。その中で家族同然の飼い犬を失った方の相談がありました。しかし、損害賠償的には拾ってきた犬なので資産価値「0」と言われたということがありました。弁護士はそれでもきちんと請求額を出して意思表示していくことを助言していました。お金では計れない「価値」にこの国はどのように応えてくれるのか疑問に思っています。

 芸術家の方はものに「魂」を吹き込み、価値を生みだし、人々の心をゆさぶるのだと知足さんの「望郷の牛」を拝見しながら感じました。

 私たちの生活の中には「日常の中の非日常」が存在しています。他県の方々からはわからないことも多いかもしれません。ホールボディカウンターにしても当県では小学校高学年であればほとんど知っているかも知れません。放射線の量は客観的な数値です。しかしその数値をどのように理解し、解釈するのかということで私たちは不安になり、混乱し、家族や地域の関係が崩れていってしまっています。昨今の長距離バスの事故などでは直ちに管理者やツアー会社など立ち入り調査や責任の問題が明らかになります。しかし、原発事故ではどのような対応なのでしょうか?

 県内のソーシャルワーカー団体や理学療法士会、作業療法士会の団体で「福島県相談支援専門職チーム」というものを組織し、それぞれの地域で昨年4月より継続して避難者の支援を行っています。郡山地域のソーシャルワーカー団体では双葉町の2カ所の仮設内に部屋を借りて定期的にソーシャルワーカーを派遣しています。一時的な対応では無く継続して行っていくことが大切と思っています。これはまだ続けていきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

郡山市医療介護病院 企画調整課長兼保健福祉等事業推進室長 島野 光正

 「たんぽぽサロン」永野美代子様

HPの福島訪問、確認いたしました。
とても充実した時間だったことと思います。牧場の写真、見れてよかったです。
福島県に直接おいでいただけ話しを聴いてもらえたことに深く感謝したします。(8/11)

たくさんのお野菜、ありがとうございました。
こんなに早く手配してくださってびっくり、そして、とても嬉しく思っています。
お盆真っ最中だけれど、お盆関係なくお休みの取れない家庭や、実家に帰れない親子もいるのではないかと思ってたんぽぽサロンはオープンしました。
調理は無理せずに今回は、トマトやブルーベリーを洗ってみんなで食べて後の野菜は 子ども達に好きな野菜を選んでもらって各自宅に持ち帰ってもらい食べていただくことにしました。ママ達が新鮮な野菜を見てとても嬉しそうでした。
家で写真を撮ってもらうことにしました。さっそくこんなに可愛い画像が届きました。(右端の画像)
本当にありがとうございました。来月は、ランチパーティ出来たらいいなぁ。
野菜の生産者のみなさまにどうぞよろしくお伝えください。(8/15)
http://miyokokoko.seesaa.net/article/286782654.html?1345030802

               福島県白河市 たんぽぽサロン 永野美代子

(支援者より)

*こちらは福島県訪問のwebページ(→彫刻設置、エルフの木支援先訪問)に対する支援者側(主に福岡)のみなさんのお言葉をまとめます。匿名にしています。

貴重な情報を共有していただき、ありがたく嬉しく思います。このような哀しみは、本当はこの地球上で起きなくてよかったことですよね。

未来を変えるには、まずは自分が変わることからと、最近あらためて思います。小さなことから少しずつ、積み重ねていきます。

ご丁寧にありがとうございます!!また、九月にエスタスカーサでお世話になります。収益をエルフさんに寄付させて頂けたらと思っております。自分では出来ない事ですのでお忙しい中、本当に熱心に頭下がります、また、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

「望郷の牛」、無事に福島県浪江町の希望の牧場に置くことができて、本当によかったです。希望の牧場の吉沢さんもですが、「望郷の牛」も喜んでいると思います。存在すべき場所にある というのは、本当に意味のあることだと思います。あの力強い目で何かを訴えてくれると思います。

希望の牧場の線量は高いですね。どんなに景色がきれいでも、目に見えないだけに恐ろしいです。なんともならないこの状況を作り出した原発、やはり人間の手に負えません。子ども世代には残したくないです。

東京にいてさえももう忘れている人がたくさんいます。西に行けばいくほどだと思います。

学んでいないですね。これはなんでしょうか?人としてもっとも大事なとこが欠如している人が実は多いのではないかと思ってしまいます。

みないようにしている人。無かったことにしてしまう人。他人の話を自分のことのように聞けない人。いじめもそうですよね。

やる側はたいしたことだと思っていない。たとえ人が死ぬほど苦しくても。

子供を育てる時にここが一番大事だと思うのは親である私が真実を言うありかたを示さなければ子供には伝わらないなと。こんなことをつらつら考えます。

福島、原発、さまざまな問題をはらみながら遅々として進まない国の政策に
少々苛立ちを覚えますが、私たちは私たちのできることを精一杯やるしかないですね。
「望郷の牛」を寄贈されたとのこと。簡潔にまとめられた知足さんの言葉から、
強い意志と被災地のすべての命への愛情を感じました。
「希望の牧場」のホームページも初めて拝読。学生にも知らせます。
行動することが、
どんなに大切かを考えさせられました。

身体をはった活動に畏れいります。線量リアルです。そのなかで子育てとは心配で気が狂いそうです。

自分に美術に何が出来るのか、愕然とする感じです。でもいのちはひたすら生きようとするし、それでも生きなければなりません。私は可能性を信じる方を選びたいな。祈りの力です。

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