エイブルアート（可能性の芸術）：

「障害者芸術」を新しい視点で見直す運動の総称

これはもともと社会的に価値を低められている人たちにアートを通して能力を高め、さらには社会的なイメージを高めることを目的としてはじまった。この流れは人間の魂の解放や社会構造、文化構造の変革をせまる力にまで高められつつある。

どのような人間でも自己主張するには、まず自己表現からはじめなければならない。その自己表現が周りに受けとめられ広がる時、さまざまな可能性が生まれる。言葉では伝えられない思い、意味になりきれない思いを持った人たちがいる。こうした人たちの表現活動を芸術として評価していこうとするのが、「エイブルアート・ムーブメント」である。

＞BUCK (エイブルアート福岡）

　　＜参考＞　　播磨靖夫「アートフルアドボガジーとしての芸術とヘルスケア」
　　　　　　　　　　　　　　　1999年（財）たんぽぽの家