生まれ来る「いのち」のために
環境問題からみた「地産地消」の意味
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生まれ来る「いのち」のために

〜環境問題から見た「地産地消」の意味〜

環境、農業、福祉分野などで社会をよくする活動を展開している個人・団体に低利融資するNPOバンク。田中優氏が取り組んでいる「斜めのアプローチ」による社会システムづくりの一環である。環境破壊、世界貧困、金融危機などの社会問題に悲観的な言論は数多くみられる。しかし、NPOバンクをはじめとする、こうした数多くの具体的な改善策を提示する人間は極めて少ない。

「生まれ来る『いのち』のために」。この企画の根底には、次世代への真摯な願いが込められている。グローバリゼーションが加速度を増す中、大地といのちに根付いた思考と行動を、自らの足元から始めること。具体的には、「地産地消」の概念を再構築し、共有すること。食、エネルギー、お金の流れを小さな社会の中で循環させる手だてを探ることである。

日本は債権国という形で、途上国の貧困問題に対して加害的な立場にある。物質的な豊かさの追求によって、日本人自身の心の荒廃もすすんでいる。今、立ち止まる勇気が求められている。私たちの社会システムは、あまりに、いのちを軽んじるものになっていないか。いのちは枯れ、その大地から再生する。人間は風土から死生を感得してきたのである。文化的にも生存のためにも、私たちは風土から離れてはいけない。次世代が生きる「未来」につづく道は、いま新たに1人1人がつくり出さなくてはならないのである。

「生まれ来る『いのち』のために」実行委員会

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申し込み・問い合わせ
「生まれ来る『いのち』のために」実行委員会事務局

安武信吾(tel:090-5020-0404 →mail)

小野寺 睦 /旅をする木

( tel/fax:0952-56-2181→mail)

知足 美加子 /九州大学大学院芸術工学研究院

(tel/fax:092-553-4465 →mail)

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