基調講演

10/12[金] 15:30-16:15

九州大学・大橋キャンパス
5号館 511教室

「デザインで問題解決と価値創造を目指すプロデュースの実践」

伝統工芸や地域資源を活用した商品開発などにおいて、様々なデザインを活用する機運は高まっています。しかし、そこでは事業者とデザイナーとのミスマッチも起こっています。原因は、ハードウエアとしての事業者とソフトウエアとしてのデザイナーをつなぐミドルウエアとしてのプロデュース機能が働いていないからです。本講演では演者が提案し、実行しているプロデュース・メソッド「デザインプロデュース概論〜問題解決と価値創造の5 Steps」のほか、このメソッドを応用して、日本各地で商品開発に取り組んでいる事例をご紹介します。

●講演者 プロフィール

下川一哉 氏(株式会社意と匠研究所 代表)

【デザインプロデューサー、エディター】
1963年、佐賀県生まれ。1988年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。同年、日経マグロウヒル(現・日経BP社)入社。日経イベント編集、日経ストアデザイン編集などを経て、1994年に日経デザイン編集に配属。1999年より副編集長。2008年より編集長。2014年3月31日に日経BP社を退社、4月に意と匠研究所を設立。2014年~2016年、佐賀県有田焼創業400年事業デザインディレクター、ARITA VALUE CREATION LAB(有田焼価値創造研究処)座長。2016年からLEXUS NEW TAKUMI PROJECTサポートメンバー。