いのち

Life

この作品は、台湾で作った作品「西湖」をもとに、再構成したものです。実は、制作開始からしばらくして「作れない」という気持ちになり、半年そのままにしていました。しかし、二人の人物に出会ったことで、形になりました。

 一人めは、奥様がガンを患い、亡くなる2時間前まで自宅で看病された男性。それから沖縄で「土の宿」を経営している、脳性麻痺をもつ画家・木村浩子さんです。(→3人展)お二人との出会いから、いのちについて深く思索しました。「生きる」とは「命」とは。この小さな彫刻に、答えのでない深く強い印象を、祈るようにこめたのでした。

 

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