講演会「未来につづく道」
|
|||||
大地、生命、農業と芸術の融合による教育プログラム
|
|||||
(九州大学現代GPの一環として)→現代GPホームページ
|
→テープ起こし →講演会案内 →講演のコメント →ちらし(表) (裏)
参加者の感想より
|
|||||||||||||||
参加総数 43名 (うち回答者数14名)
■講演会感想 ●ODAの一部が貸付であったことを知らなかった。 ●貸し付け条件としての構造調整が、地産地消を崩していることが驚きだった。(工学府 ・男性) ●世界規模での貧困や債務を考える前に、自国のもっと身近なところでの問題を考えていくことが、世界の問題を解決する道筋だと思いました。(情報設計 ・女性) ●債務返済で問題がある部分は、さかのぼって監査すべきであるし、基本的人権を奪ってまで返済を迫るべきではない。また、利益を受けていないものが、債務を負うべきではないと思う。(一般 ・70代 ・男性) ●自国の食べるものは自国でまかなう仕組みが必要。 「お金 」で解決する以外の方法を提案できないものか。(一般 ・50代 ・男性) ●日本が 「ベニスの商人 」のシャイロックとして見られないよう背筋を伸ばし直さなければ。(一般 ・50代 ・男性) ●これほどお金で世界が動いているというのは、実はものすごく異常なことなのかもしれません。 「1日1ドル以下 」の基準とは関係なく、豊かな生活を営んでいた所まで、世界経済の暴力に巻き込まれていることを思うと、私自身にも決して無関係ではない問題だと思いました。(学生 ・女性) ●経済 ・食べ物 ・命 ・ ・ ・世界の循環という見直す必要がある。(芸術工学府 ・女性) ●債務の問題について知らなかったことを聞けてよかった。学校では 「貸付 」にしているのは 「贈与だと相手国のやる気がなくなるから 」だと習いましたが、逆に負担となっていると知り、ショックを受けました。(一般 ・10代 ・女性) ●命を削ってまでの負債は、やはりおかしいと強く思います。あまりに大きな問題で呆然としますが、まずは知ることと、それを伝えていくことが私の出来ることかと思う。(一般 ・40代 ・女性) ●世界の貧困が債務によるものだということを、今日初めて知りました。中学 ・高校でこの問題について学びましたが、債務について触れられることは全くありません。ぜひ高校などで講演をしてほしいです。(高校生 ・女性) ●国対国の問題の実態は、潤う特定の企業と、犠牲になる市民という図式になっている。経済 ・貨幣のあり方に壁の厚さを感じ、自分の出来ることを考えたいと思う。(一般40代 ・女性) |
|||||||||||||||
■アートワークショップについての感想 ●とても美しくクリスマスの気分になりました。 灯火を置き換えることと、講演のテーマとの結びつきが世界的な視点で面白い。地産地消や自産自消と身の回りのことと合わせて考えたい。 ●とてもシンプルですが、わかりやすかったです。もう少しゆっくり見ていたかった。 ●ぱっと見て 「かわいいな 」と思いましたが、意味を知って、深いなあと感じました。 ●全員でという感じがあるともっと良かったと思う。 ●深遠さが内包されています。 ●面白い伝え方だと思う。 ●世界の貧困を考えるきっかけになると思う。 |
![]() 10月10日18:30〜 |
普川 容子(ふかわ ようこ) 一橋大学法学部国際関係課程卒業。London University, School of African and Oriental Studies (SOAS) ディプロマ課程卒業。University of East Anglia(UEA), School of Development Studies 修士課程修了。エッソ石油財務調査本部勤務、NGO「 ヒ ュ ー メ イ ン ・ イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル・ ネ ッ ト ワ ー ク」事務局長代行、ジュビリー2000債務帳消し日本実行委員会広報担当等を経て、(特活)アジア太平洋資料センター理事。主な著書・論文に「トルコ人女性が向き合う二重の壁」(内藤正典編『トルコ人のヨーロッパ〜共生と排斥の多民族社会〜』明石書店)「米国/EU 遺伝子組み替えをめぐる貿易紛争」(月刊『オルタ』2004年2月号)「インド・ケーララ発 市民力 −IRTCの取り組み」(月刊『オルタ』2004年8/9月号)「GATS サービス貿易の自由化」(月刊『オルタ』2004年12月号)「IMFと世界銀行: 日本のかかわりを知っていますか?」(『NI-Japan』2004年3月号)『徹底検証ニッポンのODA』(共著、コモンズ) |
|
|
|