Assistance to Affected Areas of Tohoku Earthquake: The tree of Elf in Fukuoka
The Donation of Vegetable for the Pregnant Woman in Fukushima
福岡県糸島市の新規就農者支援について

糸島市の新規就農者支援として被災者を優先的に受け入れる取り組みがなされています。糸島で作った野菜を、福岡エルフの木を通じて福島に還元しませんか?

「研修生を受け入れるまちづくり事業」

糸島市の新規就農者支援に関するHPは以下の通りです。(以下転載)
http://www.city.itoshima.lg.jp/site/daizisinn/nogyokenshusei.html

 糸島市では、二丈深江地区の農業交流体験施設(8人宿泊可能)を活用し、農業に関心を持つ若者や新規就農希望者を全国から募集し、実習させる「農業研修生を受け入れるまちづくり事業」を展開しています。
 市内農家の協力で、農業の実地研修を行い知識と農業技術を習得させ、農業の担い手となる人材を育成します。
 平成22年度は、5名の農業研修生が応募、うち3名が農業交流体験施設に宿泊し、市内農家で研修中です。
 平成23年度は、15名の研修生を受け入れます。、このうち7名を被災者支援として優先的に採用します。

■支援の内容
 研修生に研修補助金として月3万円支給、研修施設の光熱水費はすべて無料とします。

■対象者及び期間
 年齢:概ね40歳まで(性別関係なし) 
 期間:平成23年4月〜平成24年3月

■研修受入農家
 品目(土地利用型、野菜、果樹、花き、畜産)
詳細は糸島市農業振興課へ。
農業振興課
〒819-1601 福岡県糸島市二丈深江1360 二丈庁舎1階
Tel:092-332-2087 メールでのお問い合わせはこちら

農地法では、50アールの農地と耕作機械がないと、土地の貸し借りができないのですが、糸島市は所有する土地がなくても農地を賃貸できるような基本方針だそうです。
(営農計画書は必要。チャレンジ農業者事業。10アールにつき年間1万5千円)
しかし、知らない人に農地を貸すことに不安を感じる農家の方も多く、できれば、上記の事業を通じて顔なじみになってからがいい、とのこと。

耕作機械について

以前は糸島JAで耕作機械リースがあったのですが、使用時期が重なることと破損の問題があり、残念ながら、現在はリースはないとのことでした。

必要な方は、九州農政局の「経営体育成支援事業」を利用しているとのことです。
これは新規就農者を支援する仕組みで、耕作機械購入の半額を助成するものです。
残りの半額を、この事業の別枠から融資を受けることも可能とのことです。

「経営体育成支援事業」の詳細は以下のHPにあります。

http://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/kouzoukaizen/siennjigyou/siennjigyou.html

<主な内容>
新規就農者、意欲ある経営体、集落営農組織など多様な経営体が経営規模の拡大や経

の多角化を図っていくために必要な農業用機械の整備等の経費を国が直接支援しま
す。
1.一般型
(1)新規就農者補助事業
新規就農者の経営の早期安定を図るため、農業用機械等導入の初期投資の軽減
を支援します。
補助率:1/2以内(400万円上限)
事業実施主体:地域協議会等
(2)融資主体型補助事業
意欲ある経営体が融資を主体として農業用機械等を導入する場合、融資残の自
己負担部分について補助金を交付することにより、主体的な経営展開を補完的に
支援します。
補助率:融資残額(3/10上限)
事業実施主体:地域協議会等
(3)追加的信用供与補助事業
融資主体型補助事業に係る融資の円滑化等を図るため、農業信用基金協会への
補助金の積増による金融機関への債務保証(経営体の信用保証)の拡大を支援し
ます。
補助率:定額
事業実施主体:地域協議会等
(4)集落営農補助事業
集落営農の組織化・法人化に必要な農業用機械の導入を支援します。
補助率:1/2以内
事業実施主体:地域協議会等
2.条件不利地域型
経営規模の零細な地域等における意欲ある経営体の育成に必要な共同利用機械等
の導入を支援します。
補助率:1/2以内
事業実施主体:地域協議会等
[お問い合わせ先:経営局構造改善課(03-6744-2148(直))]

→福岡エルフの木