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私たちの社会は、命によりそうものになっているのでしょうか。幸せは足るを知ることから始まり、命は繋がることから豊かになります。人間は次世代のことを考える時、はじめて真に人間らしい価値観と判断力を持てるのかもしれません。私たちは風土から命の循環を感得してきました。文化も芸術も、そこから生まれてきたのです。今こそ、私たちは風土や命への想像力を枯渇させてはいけないと思っています。この作品の腹部は新しい命、新しい地球(大地)への祈りをイメージしています。作品に触れた人が、大切なものを思い出してくれるよう願っています。
2009年10月に行われるコンサート「いのちのうた第二章 親が子に遺せるもの」内で展示されることになりました。
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