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音場の計測・評価・制御を3本の柱にすえて,以下の様なテーマに取り組んでいます。


音楽を用いた創造・交流活動を支援する聴空間共有システムの開発

現在,東京電機大学,明治大学,情報通信研究機構と共に,科学技術振興機構 CREST プロジェクトを進めていました。
http://www.bosc.jp
80チャンネルマイクロホンアレイと96チャンネルスピーカを有する音響樽との組み合わせで,超高精細な音場再生システムを実現し,これをネットワーク等でつなぐことで,離れた場所において音場情報を共有することを目指したものです。
 九州大学の役割は,再生コンテンツのためのデータベース構築ですが,同時に「音積木」と呼ぶ48チャンネルの簡易的な再生システムも構築してきました。オフィシャルな研究期間は終了しましたが,引き続き音響樽を使って,逆フィルタの性能検証や,音場再生に適したコンテンツ探求などの研究を進めています。P1000011

音場再生における工学的手法と芸術的手法の合理的融合に関する研究

工学的に正しいと考えられる境界音場制御等の手法に,例えばイコライジングや遅延等を駆使した芸術的な操作が,どのような影響を与えるかを調べる課題です。ただ単にEQをかけると言っても,チャンネル数も非常に多いので何らかの指標づくりが有効であると考えています。この課題のために,G-VRAWSと呼んでいる36チャンネルの音場再生を製作し,一部先行して実験的コンサートに用いたりしています。P1000201

音場再生システム性能評価の一般化による臨場感向上に関する研究

音場再生システムの性能評価に上記の芸術的な変化も含めて一般化し,総合的に高い性能とはどのように得られるのかを検証する課題です。そのために,24本の指向性マイクによるアレイを製作しました。音の方向-時間情報を徹底的に収集・評価するフレームワークを構築しています。DSCF2948