デザインとは何かについて領域を超えて考えを深めます。デザインの実践や理論のうちから、デザインが探求する真理、デザインを導く倫理、デザインが実現する美について、複数の論者により最新の動向を踏まえつつ議論します。デザインの未来を批評的に探求する講義群です。
デザイン論
科目一覧
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デザイン論 Ⅰ
3年・秋
- 選択必修
- 1単位
「公共性」、「厄介な問題」、「脱植民地主義」、「ジェンダーと多様性」、「デザインアクティヴィズム」、「アクターネットワーク」、「ハンナ・アーレント」などデザインにおける基礎概念・鍵概念をめぐって、複数の論者により大橋キャンパスを超えて議論します。デザイン論IIとテーマが重なることはないので、関心に応じて両方を受講できます。リモート開講により、他キャンパスからも受講できます。
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デザイン論 Ⅱ
3年・冬
- 選択必修
- 1単位
「美と用」、「オートポイエーシス」、「新実証主義」、「サイバネティクス」、「非線形性」、「現象学」、「ドゥルーズ/ガタリ」などデザインにおける基礎概念・鍵概念をめぐって複数の論者により大橋キャンパスを超えて議論します。デザイン論Iとテーマが重なることはないので、関心に応じて両方を受講できます。リモート開講により、他キャンパスからも受講できます。
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デザイン・ケーススタディ Ⅰ
1年・夏
- 選択必修
- 1単位
各コース卒業後の進路についてイメージしてもらい、芸工での学習へのモチベーションを高めるために、各コースの卒業生が実社会でどのような仕事や研究を行なっているか、その年の旬な取り組みを具体的な事例を挙げながら紹介します。
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デザイン・ケーススタディ Ⅱ
3年・秋
- 選択必修
- 1単位
実際に社会で活躍するデザイナーやデザイン研究者の視点から、それぞれが手掛けた仕事を取り上げ、どのように問題を認知し、どのような壁に直面し、どのようにそれを乗り越えたか、そうしたプロの仕事の実際を読み解き、デザインすることの核心に迫ります。卒業研究を控えて自らの進路をあらためてイメージすることも目的としています。