【研究紹介】九州大学Webサイトに松前 あかね 教授の研究紹介が掲載されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、人間生活デザイン部門 松前 あかね 教授の「社会的創造性 ―組織と地域のイノベーション―」が掲載されました。
下記参照リンクよりぜひご覧ください。

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第14回 芸術工学部施設公開「デザインのふしぎ体験」を開催しました

2026年6月6日(土)、九州大学大橋キャンパスにて、第14回 芸術工学部施設公開「デザインのふしぎ体験」を開催しました。

当日は、こどもから大人まで幅広い年代の方々、1,069名にご来場いただき、キャンパスは終日、活気と笑顔に包まれました。
大橋キャンパスの研究室が中心となり準備した、「芸術工学」の魅力を楽しみながら学べる各種展示・ワークショップ・体験ブースを、ご家族連れやお友達同士で楽しむ姿が多く見られました。

ご来場くださった皆さま、そして開催にご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
芸術工学部では、今後も地域の皆さまに開かれた教育・研究活動を続けてまいります。

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高校生歓迎!感性情報処理論・演習スピンオフ公開セミナー

芸術工学部インダストリアルデザインコースの授業「感性情報処理論・演習」のスピンオフセミナーとして、高校生以上の方を対象とした公開セミナーを開催いたします。

セミナーでは、本授業の担当教員 西村英伍(九州大学芸術工学部インダストリアルデザインコース 助教)に加え、武蔵野大学 データサイエンス学部の岡宗一教授をお招きして、デザイン、AI、データに関する講演を予定しております。


日時: 2026年6月26日(金) 18:30-20:00 ※18:15開場
場所九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F
 ※オンライン参加も可能です。
お申し込み:参加ご希望の方は、以下の参照リンクの申込フォームよりお申し込みください。

プログラム
演題① デザインって何のため?:大学で考える表現と貢献 (西村英伍)
演題② AIとネットが学び方を変える:場所や時間が自由になる学修 (岡宗一)
演題③ クロストーク:進路の悩みにお答えします



岡 宗一
武蔵野大学教授 /元NTT研究所、アメリカ空軍研究所
通信から国防まで国家規模のインフラ社会実装に参画。現在はAI研究をリードするデータサイエンスのプロフェッショナル。

西村 英伍
九州大学大学院芸術工学研究院 助教
心理学や行動の科学の理論を活用した、デザイナー支援技術の研究をしています。
本公開セミナーについてのお問い合わせなどありましたら、下記までご連絡ください。
nishimura.eigo.871@m.kyushu-u.ac.jp
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【受賞】工藤真生助教らのプロジェクトが「IIIDaward2026」で Editor’s Choice賞を受賞



芸術工学研究院メディアデザインコース工藤真生助教が中心となって進めた、福岡県立宗像特別支援学校を対象に実装したプロジェクトおよびデザイン「Pictogram and Environmental Graphic for Special Needs School」が、IIID award2026*にてEditor’s Choice賞を受賞しました。
独自の特性を有し注目に値する点、デザイン分野を豊かにする卓越性と革新性を際立たせている点、審査委員会議で長時間の議論を引き起こした点などが評価されました。

本賞は公式発表上は代表者である工藤真生助教の名義での受賞となっていますが、本プロジェクトは、学生スタッフおよび共同デザイナーの協力を得て実施・制作されたものです。調査、デザイン制作、検討、実装等の過程において、多くの関係者の協力に支えられました。

この場を借りて、制作・研究に関わってくださった皆さまに深く感謝申し上げます。


協力者一覧(敬称略)】
デザイン協力:伊原久裕(九州大学名誉教授)、 宮垣貴宏(minamo design )
学生スタッフ:金子千聖、 岡部咲花、 山﨑涼介、 原田青代子、 Elias Troyke
プロジェクト協力:
株式会社環境デザイン機構 佐藤俊朗
株式会社ソーシャルデザインネットワークス 定村俊満
久米設計株式会社 柳下元宏

*IIID(International Institute for Information Design/国際情報デザイン研究所)は、 1986年に Peter Simlinger氏により創設されたオーストリア・ウィーンを拠点とする情報デザイン分野の国際的な非営利団体です。情報を明確に伝えるデザインの実践・研究・教育を国際的に推進しており、サイン、地図、公共情報、教育、科学、ビジネスなど幅広い領域を対象としています。
参照リンク

令和8(2026)年度 芸術工学研究院公開講座について

令和8年度 芸術工学研究院公開講座の実施予定は、以下のとおりです。
各講座の内容はページ下部の「添付ファイル」よりご確認ください。

※(高校生向け公開講座)令和8年度の受付を開始しました(5/29


(一般向け公開講座)
・アクティブライフのための運動教室(春・夏期) (4月~7月) ※受付終了
・アクティブライフのための運動教室(秋・冬期) (10月~1月)※9月受付開始予定

(高校生向け公開講座)
《環境設計コース開講公開講座》
・高校生のための環境設計公開講座(8/2)

《インダストリアルデザインコース開講公開講座》
・高校生のためのインダストリアルデザインコースのデザイン講座(演習編)(8/23)
・高校生のためのインダストリアルデザインコースのデザイン講座(研究編)(10/25

《未来構想デザインコース開講公開講座》
・高校生のための未来構想デザイン講座(実技編)(10/24)

《メディアデザインコース開講公開講座》
・高校生のための「フィルム写真撮影と現像」講座(7/25-26)
・高校生のための最先端メディアデザインワークショップ(8/18-19)

《音響設計コース開講公開講座》
・高校生のための音の実験(8/5)
 

◆ お申込方法 ◆
《一般向け公開講座》
下記(1) (5)をご記入いただき、メール、FAX、ハガキのいずれかにてお申し込みください。
(1) 受講希望講座名 (2) お名前、ふりがな (3) 年齢 
(5) ご住所・郵便番号 
(5)電話番号
  
メール:gkgextension@jimu.kyushu-u.ac.jp
※件名に「公開講座申込」と記載ください。
○FAX:092-553-4597
○ハガキ:〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1 九州大学芸術工学部教務係
  

《高校生向け公開講座》
以下のURLからお申し込みください。

https://forms.cloud.microsoft/r/41CSwmEmf9
                                                
                                                 
※受講者は各講座の申込期間中に先着順で決定しますので、お早めにお申込みください。
 なお、定員に満たない場合は、申込期限後も募集を継続する場合があります。

※講座開始日の約2週間前に案内(講座会場、講習料納付方法等)をお送りします。

※公開講座の受講風景を写真撮影する場合があります。撮影した写真は、個人が特定されない形で
 学内での実施報告や次年度の公開講座案内等に掲載する場合があります。
                                                    
                                                    
【個人情報の利用について】
(1) 申込書に記入された個人情報は、公開講座の実施に際し必要な名簿等資料の作成、実施後の報告書作成、及び次回以降の公開講座の案内に利用します。
  なお、大学からの資料の送付を希望される方に関しては、芸術工学部、同学府、同研究院に係る諸案内や次回以降の公開講座の案内以外の目的には使用しません。

(2) 申込書に記入された個人情報は、「個人情報の保護に関する法律」第18条,第27条に規定されている場合を除き、出願者本人の同意を得ることなく他の目的で利用又は第三者に提供することはありません。

【問合せ先】
九州大学芸術工学部学務課教務係
住所:〒815-8540 福岡市南区塩原4丁目9番1号
電話:092-553-4460 FAX092-553-4597
E-mail:gkgextension@jimu.kyushu-u.ac.jp

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メディアデザインコースの学生2名が漫画賞を受賞

九州大学大学院芸術工学府・芸術工学部メディアデザインコースの学生2名が、それぞれ漫画賞を受賞しました。

大学院芸術工学府メディアデザインコース修士1年のペンネーム・吉野ズイさん(知足研究室)の漫画作品『リュウとトラ』が、「第34回角川漫画新人大賞」にて準大賞を受賞しました。本作は『ヤングエース』2026年6月号に掲載されています。
これまで「角川新人漫画大賞」では、準大賞以上の受賞作が少ないことからも、本作に対する高い評価と期待がうかがえます。

また、芸術工学部メディアデザインコース学部4年のペンネーム・森崎夏子さん(知足研究室)の漫画作品『ナンバーワンの父親』が、「花とゆめ まんが家コース」にて新人賞を受賞しました。
本作品は、芸術工学部メディアデザインコースの授業「メディアデザイン総合プロジェクトⅡ」および「ナラティブデザイン講座」において、フィードバックを受けながら制作・発展された作品です。

メディアデザインコースでは、漫画やナラティブ表現を含む多様なメディア表現について、実践的な教育・研究が行われています。

【写真上】『リュウとトラ』、【写真下】『ナンバーワンの父親』

参照リンク

令和8年度 九州大学芸術工学部における出前授業等の実施について

九州大学芸術工学部では、高等学校を対象に、各コースによるテーマで出前授業及びリクエスト授業を実施します。


実施方法
(1)出前授業: 本学部教員を高等学校に派遣する(受講予定者15名以上)
(2)リクエスト授業: 大橋キャンパスでの授業(受講予定者5名以上)

 【申込及び実施期間
申込期間:令和8年5月18日(月)~ 12月11日(金)
派遣期間:令和8年6月中旬 ~ 令和9年3月5日(金)

費用について
(1) 出前授業:本学部から派遣する教員の旅費(交通費等)をご負担ください。
(2) リクエスト授業: 来学に係る経費は自己負担とさせていただきます。
出前授業・リクエスト授業ともに本学及び派遣教員に対する謝金は不要です。

お申込み方法
下の申込フォームよりお申し込みください。
https://forms.cloud.microsoft/r/4H7jriMcMX

お問い合わせ
九州大学芸術工学部学務課教務係
住所:〒815-8540 福岡市南区塩原4丁目9番1号
電話:092-553-4460
E-mail:gkgextension@jimu.kyushu-u.ac.jp

その他
・申込多数の場合や教員の日程が合わない場合等には、ご希望に添えないことがあります。あらかじめご了承ください。
・テーマによって、対象学年や参加⼈数、実施⽅法等に制限のある場合があります。詳細は各テーマ内容をご確認ください。


<令和8年度 出前授業等テーマ一覧>
各コースにおける出前授業のテーマは次のとおりです。
各講義内容は、ページ下部の「出前授業テーマ詳細」よりご確認ください。

〇共通テーマ「大学で学ぶこと」 
(主な内容、高校と大学の違い、勉強と研究・卒業研究、授業の構成と内容、卒業後の進路、課外活動と大学生活等)
 
1.環境設計コース
2.インダストリアルデザインコース 
3.未来構想デザインコース 
4.メディアデザインコース 
5.音響設計コース

環境設計コース(12テーマ) 
1.環境設計の世界
2.歴史的建造物を調査研究する-西洋建築史入門
3.建築家の仕事
4.環境設計とVR、AR、DX
5.ちからとかたち-建築構造入門-
6.環境の多重構造-地球環境・都市環境・建築環境-
7.材料のみかた-建築材料入門-
8.平時の緑地環境の保全による災害への備え、そして復興へ
9.文化財の保存
10.光のデザイン ~建築照明とライトアップ~
11.住まいの文化
12.環境汚染物質やテロ関連物質の分析


インダストリアルデザインコース(26テーマ)
●人を知る ←科学的アプローチ
1.人にやさしいデザインとは? 
2.人間工学に基づく製品開発のご紹介 
3.筆記用具の工夫で成績アップ:受験勉強のための人間工学活用法 
4.⼈間科学とデザイン〜快適性を科学する〜
5.体内時計(朝型・夜型)を考えた勉強とライフスタイル 
6.感性・脳科学とその応用 
7.睡眠負債とは 
8.座り心地のいいイス-人間工学の視点-
9.ヒトの多様性とデザイン
10. 道具としての数学 ―脳の知覚、フルートの運指を数理で解く―

●美しさを知る ←感性的アプローチ
11.オリンピックとデザイン
12.日常品のデザイン ~家具・雑貨のデザイン入門~
13.インクルーシブデザインと私たちのくらし
14.デザインは「モノづくり」から「コトづくり」へ -マーケティングとともに変化するデザインの役割
15.⼈の「⽣活の質」を⾼めるデザインとは︖ -QOL・Well-being とデザインの役割
16.デザインエンジニアリングとは?
17.製品開発ストーリー(揺動型ベビーベッドの開発)
18.公共交通機関とデザイン
19.受験勉強のやる気がアップするデザイナーの考え方
20.高校生が高校生のための文房具をデザインして商品になるまでのお話
21.ルールで創る。行動のデザイン、社会のデザイン
22.最先端折紙入門
23.身近な昆虫から学ぶ生物模倣工学入門
24.   サービスデザインって何?学校生活の『困った』や『いいね』から始める体験
25.   地域の宝を探せ!ローカルから始めるデザイン発想法
26.   未来のまちを物語る:ストーリーテリング×デザイン


未来構想デザインコース(13テーマ)
アートとデザイン
1.アートについて考える
2.探究、何のためにするのか、何をすればいいのか
3.⼤学の授業とは ―あなたはなぜ、理系か⽂系かで選ぼうとしているのか ―
4.   アートの価値
5.   観察とリサーチ、そして記録すること

 ●社会と環境
6.樹木や動物、存在しないものとともに、よく生きること
7.Design Education for Solving Real-World Problems
8.生活を支える技術・素材と環境のつながり
9.⼦どもの福祉とコミュニケーションデザイン

情報と生命
10.⾊の多様な主観的経験
11.シンクロの数学︓メトロノームから体内時計まで
12.タンパク質設計の新時代︓深層⽣成モデルによる配列⽣成の最前線
13.伝染病・学校の怪談・⽂化〜「流⾏」の数学

メディアデザインコース(12テーマ) 
1.⾊彩に関するDEI(Diversity, Equity, and Inclusion)
2.錯視はどうして起こるのか
3.画像処理の中の数学 ※理科系志望2年生以上対象
4.映画における表現技法 ~フィルムからデジタルへ~
5.プロジェクションマッピング、立体映像、~「拡張映像」の世界~
6.シリアスゲームデザイン
7.ベクションとは何だ!?
8.意識の科学は可能か?
9.モノのインターネット(IoT)による未来の生活のデザイン ※36名まで
10.生成AIとメディアデザイン
11.あまり知られていないかもしれないCGの話
12.今までのピクトグラム、これからのピクトグラム


音響設計コース(11テーマ) 
1.オーケストラと映画音楽
2.自動車の音デザイン ~次世代自動車のデザイン課題~
3.音色の不思議な世界
4.音楽と音環境 ~音環境の未来をデザインする視点~
5.サイン音の科学
6.物理モデル音源でメロディを奏でよう ~楽器の発音メカニズムを探る~
7.劇場・ホールにおける音響と現代の工学技術
8.音と振動の可視化と可聴化
9.話しことばの科学
10.オーディオエンジニアの耳に挑戦 ~聴感トレーニング(聴能形成)体験~
11.⾳のメディア考古学

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DESIGN WEEKEND FUKUOKA Vol.0 企画展「椅子と日常展 -デザインと日常をつなぐ-」に学生作品が出展

2026年5月28日(木)から31日(日)に開催される DESIGN WEEKEND FUKUOKA Vol.0 の企画展「椅子と日常展 ―デザインと日常をつなぐ―」において、学生の作品が展示されます。本展では、様々なジャンルのデザイナーや作家、ショップオーナー、コレクターなど、日常的にデザインに関わる人たちが、自身がデザインした、あるいは愛用している1脚の椅子(またはスツール)と、それにまつわる1冊の本を紹介します。
九州大学からは、以下の3名の学生が出展します。

九州大学からの出展者
・三宅 佑太朗(大学院芸術工学府 修士2年/ストラテジックデザインコース)
・小久保 雅紀(大学院芸術工学府 修士1年/人間生活デザインコース)
・山口 英菜(芸術工学部 4年/インダストリアルデザインコース)

これらの作品は、芸術工学部インダストリアルデザインコースの授業「クリエーティブデザイン演習」におけるプロジェクト「インテリアプロダクトデザイン」(担当教員:秋田直繁ほか)の中で制作されたものです。

ぜひ会場にてご覧ください。



展示会概要
展覧会名:椅子と日常展 ―デザインと日常をつなぐ―
会期:2026年5月28日(木)〜31日(日)
開催時間:10:30〜19:00(最終日は17:00まで)
会場fremtiden
入場料:無料

詳細は以下のリンクからご覧ください。
参照リンク

「名作椅子のエクスペディション」都市回遊型デザイン展

芸術工学研究院 尾方義人教授の研究室と、同大学院芸術工学府博士後期課程1年の学生・山田敦貴さんが主宰する一般社団法人プロダクトデザイン研究所は、モダンデザインコレクター・永井敬二氏の膨大なコレクションの中から、「名作椅子」に焦点を当て、福岡天神エリアを中心に、20箇所にて各会場に1脚ずつ椅子を展示します。
本展は、単なる「椅子の展覧会」にとどまらず、「Chair Expedition=椅子をさがす探検」として、福岡の街を舞台に、「探す」「出会う」「知る」を体感できる新たな鑑賞体験を提供します。
また、各会場でスタンプシールを集めることで、さまざまな特典が得られる企画もご用意しています。
詳細は特設ウェブサイトよりご確認ください。

「名作椅子のエクスペディション」

会期|2026年5月15日(金)― 2026年5月31日(日)
メイン会場|ONE FUKUOKA BLDG. 1F
その他会場|CASSINA-IXC/六本松蔦屋書店/九州大学大橋キャンパス/ACTUS福岡店/太宰府天満宮/福岡県立美術館/ALSO MOONSTAR/H.L.D./MUJIキャナルシティ博多店/岩田屋本店/THE CONRAN SHOP/福岡アジア美術館/柏木工/JR HAKATA CITY/DICE&DICE/西鉄グランドホテル/INTER OFFICE/HIGHTIDE/PROPOSTA(順不同)
入場料|無料
主催|一般社団法人プロダクトデザイン研究所/九州大学芸術工学研究院 尾方義人研究室
企画|大学院芸術工学府博士後期課程 山田敦貴
制作|今宮優子/兒玉真太郎
共催|K&DESIGN COLLECTION/ONE FUKUOKA BLDG.
後援|福岡市/URBANIX株式会社
特設ウェブサイトwww.chairexpedition.com

※ 太宰府天満宮(宝物殿)のみ、所定の入場料が必要となります。あらかじめご了承ください。
※ 営業時間、休館等は、展示会場に準じます。
※ 展示会場への直接のお問い合わせはお控えください。詳細はウェブサイト・SNSをご確認ください。
参照リンク

音文化論演習・特別トーク 田中堅大さんを迎えて──都市とサウンドスケープ、サウンドアートの交差点

このたび、芸術工学部音響設計コースの授業「音文化論演習」では、ギタリスト/サウンドアーティスト/都市音楽家の田中堅大さんをゲストに迎え、公開トークを開催します。

田中さんは、都市におけるさまざまな現象を音楽/サウンドアートの制作へと応用し、都市を主題に音を紡ぐ「都市作曲(Urban Composition)」の確立を模索してきました。

本授業では、身近な環境音を単なる背景音としてではなく、社会、歴史、記憶、身体的経験と結びついた文化的な現象として捉え直すことを試みています。今回のトークでは、サウンドスケープの思想とフィールドレコーディングの実践の現在地を探ります。

トークでは、理想的な音環境を構想してきたサウンドスケープ論が時代とともにどのように変化し、環境音を記録するフィールドレコーディングの実践にどのような影響を与えてきたのかを考察します。また、近年ヨーロッパを中心に展開されつつある都市の音環境への介入運動「Sonic Urbanism」の事例を紹介しながら、都市、サウンドスケープ、サウンドアートが交差する地点について考えます。

都市の音をどのように聴き、記録し、そして変化させることができるのか。音を手がかりに都市環境を捉え直す知的探究の場に、ぜひご参加ください。



ゲストプロフィール|田中堅大
1993年、東京都生まれ。ギタリスト/サウンドアーティスト/都市音楽家。都市におけるさまざまな現象を音楽/サウンドアート制作に応用し、都市を主題に音を紡ぐ「都市作曲(Urban Composition)」の確立を模索している。主な展示作品に《Urban Flou》(Mercerie、ブリュッセル、2024年)、《Fictional Soundscapes》(KIOSK Zwarte Zaal、ゲント、2021年)など。ベルギー・ゲント王立芸術アカデミーのEuropean Postgraduate in Arts in Sound修了。

日時|
2026年5月15日(金) 10:30-12:00

場所|
九州大学大橋キャンパス 音響特殊棟 2F 録音スタジオ

※入場無料・予約不要

交通|
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが、特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催|
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計部門/九州大学芸術工学部音響設計コース「音文化論演習」

お問い合わせ|
九州大学大学院芸術工学研究院 北條 hojo@design.kyushu-u.ac.jp
添付ファイル

インダストリアルデザインコース学生の作品が「第17回躍動する現代作家展」にて新人賞を受賞

一般社団法人空間芸術TORAM主催の「第17回躍動する現代作家展」において、芸術工学部インダストリアルデザインコース4年の若田佑月さん(作家名:疵窳 (キズユ))の作品が、「新人賞」および「躍動する現代作家賞(平面)」を受賞しました。

若田さんは、ピクセルアートの表現手法を用い、「暴露」をテーマとした体験型の展示作品を発表しました。本作品は、「もしバレてしまえば社会的に破綻してしまうような秘密が暴かれたとき、第三者はその人にどのような判断を下すのか」という、情報社会が人間の心理に与える影響に着想を得て、制作されたものです。

鑑賞者は、作品鑑賞の前に赤または緑の透明色シートのいずれかを直感的に選ぶことを求められます。この行為は無意識の判断を促す仕掛けとなっており、鑑賞者自身の他者に向ける眼差しを可視化する作品となっています。

参照リンク

ゼミソン・ダリル《松の木の間を》 サウンド・インスタレーション&ミニワークショップ

芸術工学研究院 結城円准教授およびAriane Beyn講師の研究成果の一環として、ゼミソン・ダリル氏による作品展示を行います。

【サウンド・インスタレーション】
 会場九州大学箱崎サテライト 地蔵の森周辺
 日時:2026年5月16日(土)・17日(日)、23日(土)・24日(日)10:00–16:00
 対象:一般公開
 助成:科学研究費助成事業 基盤研究(C)「大学博物館におけるアート・インターベンションに関する理論調査と展示実践」(課題番号:24K03582 / 研究代表者:結城円 九州大学)、公益財団法人隈科学技術・文化振興会 2025年度文化芸術分野活動助成AB「博物館・自然・現代美術―知の再編とその可視化 」 
 協力:九州大学総合研究博物館

本研究は、自然科学分野のアプローチが中心であった大学博物館に、美術史・芸術学の視点を持ち込み、「アート・インターベンション(芸術の介入)」という展示実践を通して、博物館を活性化する方法を学際的に探究するものです。

ゼミソン氏の作品は、人間の経験や記憶、都市およびテクノロジーの変化、環境条件といった要素を織り込みながら、特定の場所を出発点とする作曲およびサウンド・インスタレーションとして展開されています。能や詩といった日本の伝統芸術、さらにはサイコジオグラフィーや、ジョン・ケージの「沈黙」の概念などを参照しています。

本作は、「福岡ミュージアムウィーク2026」期間中に、九州大学箱崎サテライトの「地蔵の森」の中に敷かれた砂利の流れに沿って歩く体験として展開されます。現在再開発が進められている九州大学の歴史的キャンパス保存地区内やその周辺で録音されたサウンドがスピーカーから流れ、飛行機、工事、風、鳥のさえずりといった周囲の環境音と交錯します。

作品では、地蔵の森の中を流れる川を想定し、三つの領域に区分しスピーカーを配置しています。「上流ゾーン」では、庭園や旧キャンパスに残る松林で収録された鳥の声や、博物館の特徴的な塔屋からの環境音が用いられています。「下流ゾーン」では、水に関連する音として、館内で飼育されている水生昆虫の音や、博物館所蔵の蓄音機によって再生されたクロード・ドビュッシー《海》(1905年)の歪められた断片が響きます(同作品は葛飾北斎《神奈川沖浪裏》から着想を得たともされる)。「海洋ゾーン」では、箱崎海岸で異なる気象条件のもと録音された音や、海抜と同じ高さに位置する博物館地下の音が用いられ、工業化に伴う度重なる埋め立て以前、この場所が海に近接していた記憶を喚起します。

博物館が入っている建物自体もまた、この変化を体現しています。もとは九州帝国大学工学部本館として1930年に建設され、当時の農村的な沿岸景観に大きな変化をもたらしたこの建物は、その後も現在に至るまで続く近代化の過程を象徴しています。

こうした歴史的・場所的な層は作品に織り込まれていますが、その体験は明確な引用に留まるものではありません。静寂とノイズを含む多様な音が予測不可能な環境と相互作用しながら、鑑賞者の移動とともに展開していく、精緻に構成された音響の交錯として現れます。


また、「サウンド・インスタレーションってなに?」という方向けの、15分間のミニミニワークショップも開催します!
音響芸術ってあまり馴染みがなくてよくわからない、これまで体験したことがなくどうすればいいのかわからない・・・。そんな皆さん向けに、15分のミニミニ入門ワークショップを開催します。
小さなお子さんからご高齢のかたまで、どなたでもご参加歓迎です。

音響アート初心者入門・ミニミニワークショップ
日時:2026年5月23日(土)、24日(日)
  両日とも1日3回実施(内容は同じです):10:00/12:00/14:00 、1回あたり15分間
*敷地内の旧工学部本館内で開催されるツアーにも参加可能な時間配分となっています。
 化石講座(常設展示室集合)開始時間10:30/12:30/14:30(各回30分ほど)
 跡地ツアー(旧工学部本館1階集合)11:00-12:00

集合場所:旧工学部本館1階正面玄関付近

対象:どなたでも(日本語・英語いずれも可)

問合せ先:芸術工学研究院 結城 yuki.madoka.307@m.kyushu-u.ac.jp


ゼミソン・ダリル(1980年、カナダ・ノバスコシア州ハリファックス生まれ)
作曲家、愛知県立芸術大学作曲専攻・客員教授および立命館大学研究員。ウィルフリッド・ローリエ大学でグレン・ブーアおよびリンダ・キャトリン・スミスに師事し、その後イギリスでダイアナ・バレルおよびニコラ・ルフェニュに学んだ。2006年より日本を拠点とし、来日当初は近藤譲に師事。2020〜2025年まで九州大学大学院芸術工学研究院助教。
彼のサウンド・インスタレーションは東京、レイキャヴィーク、ロンドンなどで発表され、コンサート作品も国際的に演奏されている。代表作の一つである音楽劇三部作《ヴァニタス・シリーズ》は、2018年に一柳慧コンテンポラリー賞を受賞した。
2013年には「工房・寂」を設立。2026年には、4枚組アルバム『Descants』を同レーベルより発表している。研究者としては、20世紀日本哲学の美学や現代音楽とスピリチュアリティについて執筆しており、初の単著『Experimental Music and Japanese Aesthetics: Silence, Nature, and Hollow Listening』は2026年9月にブルームズベリー社(ロンドン)より刊行予定である。

画像出典:https://service.gsi.go.jp/map-photos/app/map?search=map&id=1330449&search_date_from=0000&search_date_to=9999#4/33.628286897/130.438056028
(2026年5月15日最終接続)