
積層スクリーンを用いた映像作品「まちは・・・」の制作
卒業研究
2017.03.23
多様なメディアを駆使し、
「人を繋ぐ・人に伝える」デザインを学ぶ。
メディアデザインコースでは、画像設計学科と芸術情報設計学科で培われた豊富な研究教育資源を発展的に継承しつつ、新時代のメディアデザインを切り拓く挑戦的な人材を育成します。情報が表現されたコンテンツはもちろんのこと、情報を利用するためのハードウェアやソフトウエア、そして情報を伝える手段など全てが、「メディア」です。メディアデザインとは、これらのメディアを駆使して、「人を繋げ・人に伝える」デザインです。
本コースでは、メディアデザインを、以下の3つの要素を踏まえたカリキュラムによって、体系的、総合的に学びます。
(1)「何をどのように伝えるのか」
ーデザインや芸術表現を学ぶ(メディア表現)
(2)「どうやって、人を繋げ、人に伝えるのか」
ー伝えるための技術的手法を学ぶ(メディアインタラクション)
(3)「どのようにして人が繋がり、人に伝わるのか」
ー伝える対象である人間を理解し、人間のふるまいや社会を学ぶ(メディアコミュニケーション学)
国際社会において主体的に活動するために必要な姿勢、態度、コミュニケーション能力を身につけ、かつ専門的なデザインの知識・能力と自国についてのアイデンティティをもった人材の育成を目的としています。留学、またはこれに準ずる科目の履修を通して、日本にはないデザインへのアプローチ、手法、発想を学び、デザインの幅を広げます。
詳細については下記国際プログラムをご覧ください。
教員名 | 職名 | 専門分野 |
---|---|---|
伊藤 裕之 | 教授 | 心理学 |
伊原 久裕 | 教授 | グラフィックデザイン |
金 大雄 | 教授 | 映像コンテンツデザイン |
須長 正治 | 教授 | 色彩・視覚科学 |
竹之内 和樹 | 教授 | メカニクスデザイン,図形科学 |
鶴野 玲治 | 教授 | コンピュータグラフィクス |
知足 美加子 | 教授 | 彫刻、芸術学 |
原 健二 | 教授 | コンピュータビジョン、パターン情報処理 |
麻生 典 | 准教授 | 知的財産法 |
石井 達郎 | 准教授 | 映像表現・拡張映像表現 |
井上 光平 | 准教授 | パターン認識、画像処理 |
牛尼 剛聡 | 准教授 | コンテンツ環境デザイン |
大島 久雄 | 准教授 | 演劇学 |
小野 直樹 | 准教授 | 画像解析処理 |
妹尾 武治 | 准教授 | 心理学 |
冬野 美晴 | 准教授 | 応用言語学、コーパス言語学 |
何昕霓 | 准教授 | 触覚情報学 |
牧野 豊 | 准教授 | インスタレーション、パフォーマンス、コンピュータ音楽 |
松隈 浩之 | 准教授 | デジタル映像デザイン |
工藤 真生 | 助教 | サイン計画、視覚記号 |
藤 紀里子 | 助教 | ウェブデザイン |
村谷 つかさ | 助教 | 社会における包摂的な仕組みづくり(福祉・医療・芸術領域を中心に) |
森本 有紀 | 助教 | コンピュータグラフィックス |
メディアデザインコースの前身である画像設計学科および芸術情報設計学科の卒業生は、マスコミ、ゲーム、IT、映像、広告、印刷をはじめとする様々な業界で、クリエーターやエンジニアなどとして活躍しています。また、大学や研究所で研究者として活躍されている方も少なくありません。メディアデザインコースの卒業生も、これらの業界を中心に、より幅広い分野で活躍することが期待されます。