【学生の受賞】第20回『美術教育学』賞奨励賞
2023.03.30
受賞
芸工オリジナルグッズ(マグカップ)デザイン募集!!! 芸術工学部では主に海外の大学との大学間交流を目的として「芸工オリジナルグッズ」を制作しており、これまでに「芸工オリジナルトートバッグ」、「水引(ボトルリボン)」、「豆…
九州大学基金『芸術工学支援基金』の創設とご支援のお願い(2023.09.04) この度、変革の時代にも柔軟にかつ的確に対応できる創造性あふれる人材育成および研究活動の充実と発展を目的として『芸術工学支援基金』を創設いた…
芸術工学部未来構想デザインコースは、2024年10月1日にデザイン評価・評価デザインの枠組みとして、 「未来構想デザインコース附属デザイン評価センター( Institute of Integrated Design Ev…
未来共生デザイン部門 中村美亜教授らの研究グループ(医療法人すずらん会たろうクリニック、ラボラトリオ株式会社、NPO法人ドネルモ)の論文 “Addressing causality: participator…
未来共生デザインコースでは、生命情報科学、生命工学、デザイン、アート、文化、社会の知識と方法論を身につけ、多面的で創造性に富んだアプローチで未来社会のビジョンを描き、それを実現するための教育・研究を行うことを目的としています。
そのため、学生は次のような能力を身につけます。
●情報科学、生命科学を体系的に理解し説明する能力
●アート作品の制作やその表現理論、マネジメントや技術等について体系的に理解し、説明・実践する能力
●哲学、環境学、社会学、教育学、芸術学に関する学際的な知のあり方を理解し、説明する能力
これらの総合的な理解と習得した技術や方法を駆使しながら、未来共生社会実現のために、科学的知見の提示、社会的な課題の解決、文化の創造に貢献することを目指します。
生命科学と情報数理を深く理解し、それを共生社会に活かす能力を育成します。
エンジニアリングから生命や未来・環境社会を創造できる能力を育成します。
個人の創造性を活かしたデザインを実践する能力を育成するために、アートとデザインを支える科目群を提供します。
文化や社会を分析・批評する能力、文化や社会をデザインする能力を育成します。
四系統に分かれた講義科目と、それと密接に連関した実践的な芸術工学特別研究、その二つを土台としたスタジオプロジェクト科目を設定しています。
●デザイン科学系:統計情報学、時間生物学、数理モデリング、分子生物学
●デザイン工学系:人間情報工学、バイオマテリアルエンジニアリング、Design in General Education、Curriculum and Management for Design Education、生体模倣工学
●設計・制作系:現代アート実践、生命とアート、スペキュラティブデザイン、情報編集デザイン、サスティナブルデザイン、デザイン・シビック、レジリエンスデザイン
●文化・社会デザイン系:共生社会デザイン論、環境リスクマネジメント、イメージ感性論、デザイン哲学、アート&リサーチ、文化政策、アーツマネジメント
教員名 | 職名 | 専門分野 |
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井上 滋樹 | 教授 | 社会的課題のデザインによる解決 |
尾方 義人 | 教授 | 工業デザイン、デザイン学 |
古賀 徹 | 教授 | 哲学、倫理学、美学、デザイン原論 |
近藤 加代子 | 教授 | 環境政策、環境経済、社会思想史 |
中村 美亜 | 教授 | 文化政策、アートマネジメント、アートとケア、アートベースリサーチ |
丸山 修 | 教授 | Computational biology (計算生物学)、バイオインフォマティクス |
港 岳彦 | 教授 | 脚本 |
伊藤 浩史 | 准教授 | 生物のリズム現象 |
井上 大介 | 准教授 | 生物物理、マイクロ・ナノテクノロジー、材料化学 |
栗山 斉 | 准教授 | 現代美術 |
長津 結一郎 | 准教授 | アートマネジメント |
平松 千尋 | 准教授 | 視覚の生理と知覚 |
結城 円 | 准教授 | イメージ学、写真史・写真論、視覚文化論 |
関 元秀 | 助教 | 数理生物学、数理社会学、進化生物学 |
横谷 奈歩 | 助教 | 現代美術 |
LOH Wei Leong | 助教 | デザイン教育 |
修了生は、サービスや体験、仕組みづくりに関わるクリエイターやデザインコンサルタント、新しい生活価値や商品価値をつくる企画担当、メーカーでサービスデザインを行うUXデザイナー、メーカーのデザインセンターで調査分析を行うリサーチャーやプランナー、研究所で社会データや生命情報を分析するデータサイエンティスト、国や地方の政策デザインに関わる行政職、国際関連のマネージメント職、大学院進学を通しての研究職など、幅広い分野で活躍することが期待されており、それらに資する教育を提供することを目指しています。