学部・大学院の案内

教育の目標・方針

芸術工学部

芸術工学部 芸術工学科(2020年度以降入学者)


3ポリシー

教育研究上の目的

芸術工学部は、技術を人間生活に適切に利用するために、技術の基礎である科学と人間精神の最も自由な発現である芸術とを総合し、技術の進路を計画し、その機能の設計について研究するとともに、人文、社会、自然にまたがる知識と芸術的感性を基盤とする設計家を養成することを目的とする。


1. 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

芸術工学部芸術工学科

本学部は、九州大学教育憲章に定める教育の目的と4つの原則(人間性の原則、社会性の原則、国際性の原則、専門性の原則)及び本学部における教育上の目的を踏まえて、次に掲げる「芸術工学」の基本・基礎を十分に理解し、社会的な要請に応える創造性あふれる高度デザイン人材を育成する。さらに各コースで掲げる到達目標を達成した学生に対して、学士(芸術工学)の学位を授与する。
・芸術工学に関連する様々な専門知識を総合的に活用しながら社会の課題を発見・提起する能力。
・広い視野に立って他者と協力しながら課題の解決に向けて取り組む能力。
・課題の解決のためのプロセスを明確にし、企画・実践する能力。
・自らの感性や専門的知識を有効に活用しつつ、考えを効果的に表現・伝達する能力。

各コースの到達目標

環境設計コース

A)関心・意欲・態度
・多様化する環境に関する諸問題に対し自ら継続的かつ主体的な関心を有する。
B)知識・理解
・建築、都市、地域、ランドスケープに関する専門知識を有する。
C)能力・技能
・環境を読み解く力、社会調査スキル、科学的思考力、表現能力、分析する力等の基礎的な能力を有する。
・時間、空間、他者、自然に対する想像力を持ち、広い視点から人間を取り巻く環境をより良いものにするための設計・計画・制度立案等の実践的解決能力を有する。

インダストリアルデザインコース

A)関心・意欲・態度
・人の生活や社会を支える「製品」「生活環境」「サービス」「社会システム」に主体的な関心を有する。
B)知識・理解
・人間の特性及び論理的にデザインを創造する、幅広い専門知識を有する。
C)能力・技能
・感性的・工学的・科学的アプローチを統合する能力を有する。
・創造した成果を説明・伝達でき、社会で実践できる能力を有する。

未来構想デザインコース

A)関心・意欲・態度
・既成概念にとらわれることなく、新たなデザインの分野を切り拓こうとする挑戦的な態度を持ち、実践しながら探求、実証しようとする志向性を有する。
B)知識・理解
・芸術、技術、思想の歴史と理論を理解し、現代の社会や人間のありようを説明し、未来社会を構想するために必要な知識を有する。
C)能力・技能
・情報科学を理解し、自然や社会における多様な現象を情報として数理科学的に捉える能力を持ち、生命現象の背後にある自然の仕組みを理解する能力を有する。
・芸術的表現方法を修得し、豊かな発想、デザイン実践に結びつける創造的能力を有する。
・新しい分野を切り拓き、新しいものをイメージし、文脈を作り、それを表現できる能力を有する。

メディアデザインコース

A)関心・意欲・態度
・メディアとコミュニケーションのデザインによって、新しい表現を創出しようとする関心と意欲を有する。
B)知識・理解
・メディアとコミュニケーションに関わるデザインの知識、そのデザインや研究領域に応用できる数理科学的知識、人間の心理や、知的財産の保護・流通、芸術と文化に関わる知識を有する。
C)能力・技能
・メディアとコミュニケーションのデザイン、コンテンツ創成に必要な表現能力、およびプログラミング能力を有する。
・好奇心を持って対象を観察し、その結果を構成し、様々なメディアを使って表現する能力を有する。

音響設計コース

A)関心・意欲・態度
・音に関連する芸術、科学、技術のすべての分野に関心を持ち、それらの専門的知識を自発的に修得して、自らの専門性を継続的に発展させる意欲を有する。
B)知識・理解
・音響設計の専門家として必要な音に対する感性と、音に関連する文化、環境、情報の各分野についての専門的知識を有する。
C)能力・技能・実践
・音に関連する芸術、科学、技術的な側面と人間や社会との関わりを理解し、専門的知識を応用して総合的かつ実践的に課題を解決する能力を有する。


2. 教育課程の編成(カリキュラム・ポリシー)

芸術工学部芸術工学科

本学部のカリキュラムは大きく分けて、全学共通の基幹教育と学部独自の専攻教育からなる。
全学共通の基幹教育では、新たな知や技能を創出し、未知の問題を解決していく上での幹となる「ものの見方・考え方・学び方」を学び、生涯にわたって自律的に学び続けるアクティブ・ラーナーの育成を目指し、初年次-学部-大学院-社会へと続く学びの成長を支持する幹を作る体系的なカリキュラムとして機能する。
2年次からの学部専攻教育では、基幹教育で掲げる目的と目標を踏まえながら、芸術工学の学問的アイデンティティを強化しつつ、50年間芸術工学が培ってきた専門性を活かして、学生に基盤となる設計の知識や技能を身に付けさせるように、以下の方針で高度デザイン人材に必要な創造性を育むデザイン教育を構築する。

・多様化・複雑化している今日の社会課題を発見・提起できるように、芸術工学に関連する様々な専門知識を修得させる。
・広い視野に立って複数の専門分野の人々と協力しながら課題解決へ向かうための知識や技能を修得させる。
・新たな価値の創出や課題解決に向かうプロセスを明確化し、企画・実践するための知識や技能を修得させる。
・自らの感性や専門的知識を活用しながら、考え方を効果的に表現・伝達するための知識や技能を修得させる。

これらに加えて、各コースで掲げる目標に沿った高度デザイン人材を育成するため、以下のような教育課程を編成し、実施する。

環境設計コース

・本コースでは、低年次において基礎科学やデザインリテラシーの授業とともに環境設計の基礎スキルを培うための教育科目を配置する。
・その後、フィールドワーク等の学外実習や、実践的な設計プロジェク卜演習を中心として、それを専門講義科目群が支えるカリキュラムによって、多様化する環境に関する諸問題や、建築、都市、地域、ランドスケープ等、幅広く専門的な知識と実践的な設計能力を修得させる。
・なお、一級建築士受験資絡に対応し、大学院修士課程と接続して、国際的建築家資格への対応を図る。

インダストリアルデザインコース

・本コースでは、低年次において基礎科学やデザインリテラシーの授業とともに、人の生活や社会を支える様々な設計対象に対応するための感性、工学、科学等の複数の考え方に基づいた基礎スキルを培うための教育科目を配置する。
・その後、人間の特性を理解し、論理的にデザインを創造するために、クリエーティブデザインと人間工学を核として専門科目に関する講義と演習を相互に行い、深い理解と知識・技術を修得させる。また、専門領域を横断したプロジェクトの学修を介して、高度な専門知識を融合し新しい価値を創造できる実践的な能力を修得させる。

未来構想デザインコース

・本コースでは、低年次において基礎科学やデザインリテラシーの授業とともに、新たなデザイン分野を切り開くために自然科学、情報科学、社会科学、アート・デザイン等の分野の基礎的な知識を修得させるための教育科目を配置する。
・その後、近い未来の社会のありようを想起するため、芸術、技術、思想の歴史と理論等の知識を修得させ、アート&デザイン、社会構想、情報・生命の科目群で構成していた専門科目によって未来を構想、デザインする能力を養う。また深化・展開科目として他コースの科目を集中的に履修することで具体的なデザイン対象に習熟し、融合プロジェクト・プラットフォームでの演習を通して実践的な知識やスキルを修得させる。

メディアデザインコース

・本コースでは、低年次において基礎科学やデザインリテラシーの授業とともに、芸術表現やプログラミング言語、コミュニケーションに関わる基礎的な知識を修得させるための教育科目を配置する。
・その後、メディア表現、メディアインタラクション、メディアコミュニケーション学の3つの科目群を配置し、メディアとコミュニケーションのデザインや研究に応用できる数理的な知識、人の心理に関わる知識、知的財産の保護・流通、芸術と文化に関わる専門的知識を修得させる。

音響設計コース

・本コースでは、低年次において基礎科学やデザインリテラシーの授業とともに、音に関連する芸術、科学、技術の分野に関連する基礎科目を配置する。
・その後、音響設計の専門家として必要な、音に対する感性と音に関連する文化、環境、情報の各分野についての専門知識を修得、深化させ、さらにコースの専門科目やコースにまたがる横断的な科目を履修することを通して、総合的に課題を解決するために応用する能力を修得させる。


3. 入学者選抜方針(アドミッション・ポリシー)

芸術工学部芸術工学科

九州大学では、九州大学教育憲章の理念と目的を達成するために、高等学校等における基礎的教科・科目の普遍的履修を基盤とし、大学における総合的な教養教育や専門基礎教育を受け、自ら学ぶ姿勢を身に付け、さらに進んで自ら問いを立て、創造的・批判的に吟味・検討し、他者と協働し、幅広い視野で問題解決にあたる力を持つアクティブ・ラーナーへと成長する学生を求めている。
その中で芸術工学部では、本学部の理念である「技術の人間化」に基づき、技術を人間生活に適切に利用するための道筋を設計する「高次のデザイナー」の養成を目的とし、以下のような学生を求めている。

・多様化・複雑化している今日の社会課題を発見・提起できるように、芸術工学に関連する様々な専門知識を修得させる。
・広い視野に立って複数の専門分野の人々と協力しながら課題解決へ向かうための知識や技能を修得させる。
・新たな価値の創出や課題解決に向かうプロセスを明確化し、企画・実践するための知識や技能を修得させる。
・自らの感性や専門的知識を活用しながら、考え方を効果的に表現・伝達するための知識や技能を修得させる。

これらに加えて、各コースにおいて次のような学生を求めている。

環境設計コース

・多様化する環境に関する諸問題に対して、空間の広がりや、歴史性をふまえて、問題を解決するためにどのような提案をすべきか、自ら判断する強い意欲を有する。
・建築、都市、地域、ランドスケープ等に関する専門知識を修得するために必要な基礎学力を有する。
・環境を読み解く力、社会調査スキル、科学的思考力、表現能力、分析する力を修得するために必要な環境や事物を観察する能力、創造的な感性を有する。

インダストリアルデザインコース

・人間とは何かを考え、人間の生活や社会を支える「製品」「生活環境」「サービス」「社会システム」の創造に対して強い意欲を有する。
・人間の特性と論理的にデザインを創造する幅広い専門知識を修得するために必要な基礎学力を有する。
・社会的視点を持って物事を考え、実践する努力を惜しまない意欲を有する。

未来構想デザインコース

・近い将来の我々の社会のありように関心を持ち、既成概念にとらわれることなく、新たなデザインの分野の開拓や表現活動への挑戦と創造への強い意欲を有する。
・よりよい社会を構想するために、芸術、技術、思想に関する知識と、自然や社会を数理科学的に捉える生命科学、情報科学に関する知識を修得するために必要な基礎学力を有している。
・社会的な課題に関心を持ち、論理的な思考力と実証的な志向性を有する。

メディアデザインコース

・メディアとコミュニケーションに関わるデザインと芸術的表現に強い意欲を有する。
・メディアとコミュニケーションに関わるデザインの知識、数理科学的知識、人間の心理や知的財産に関する知識、芸術と文化に関わる知識を修得するために必要な基礎学力を有する。
・メディアとコミュニケーションに関わるデザイン、コンテンツ創成に関する基礎的な表現能力を有する。

音響設計コース

・音に関連する芸術、科学、技術の幅広い分野に関心を持ち、専門的知識を自発的に修得する強い意欲を有する。
・音響設計の専門家として必要な音に対する感性と、音に関連する文化、環境、情報の各分野についての専門的な知識を修得するための基礎学力を有する。
・音響・音楽等に関する強い関心や有意義な経験を持ち、芸術的感性を有して個性豊かであるとともに、音響設計コースにおいて自主的に修学する意欲を有する。

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大学院芸術工学府


3ポリシー

教育研究上の目的

芸術工学府は、技術を人間生活に適切に利用するために、技術の基盤である科学と人間精神の最も自由な発現である芸術とを統合し、技術の進路を計画し、その機能の設計について研究するとともに、人文、社会、自然にまたがる知識と芸術的感性を基盤とする高次の設計家を組織的に養成する。


芸術工学府 芸術工学専攻 デザイン人間科学コース

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

修士課程
(知識・理解および専門的能力)
・人間の形態、行動、生理特性に関する最先端の知識を有する。
・人工的な環境下における人間の行動を形態的および生理的な面から調べる実験を、環境適応能の観点から計画、遂行することができ、そのデータを分析および解釈することができる。
・ヒトの知覚システムに関する実験を計画、遂行することができる。また、ヒトの知覚に関する心理学的測定データを分析し、解釈することができる。
・統計学、計算機科学、機械設計の知見を利用して、生理・心理学的なデータの解析、問題の定式化、最適な解決法の提案、を行うことができる。
(汎用的能力)
・数理科学、自然科学、応用科学の知識を活用し問題解決をはかることができる。さまざまな専門分野の人材からなるチームの一員として働くことができる。
(態度・志向性)
・人間の特性に関する研究を科学的な見地から理解でき、人間の特性に従った最適な環境、製品、情報を提案するための研究を、独自に、またさまざまな分野の人材によるチームの中で遂行できる。

博士後期課程
(知識・理解および専門的能力)
・人間の形態、行動、生理特性に関する最先端の知識を有する。
・人工的な環境下における人間の行動を形態的および生理的な面から調べる実験を、環境適応能の観点から計画、遂行することができ、そのデータを分析および解釈できる。
・ヒトの知覚システムに関する実験を計画、遂行することができる。また、ヒトの知覚に関する心理学的測定データを分析し、解釈することができる。
・統計学、計算機科学、機械設計の知見を利用して、生理・心理学的なデータの解析、問題の定式化、最適な解決法の提案、を行うことができる。
(汎用的能力)
・数理科学、自然科学、応用科学の知識を活用し問題解決をはかることができる。さまざまな専門分野の人材からなるチームの一員として働くことができる。
(態度・志向性)
・人間の特性に関する研究を科学的な見地から理解でき、人間の特性に従った最適な環境、製品、情報を提案するための研究を、独自に、またさまざまな分野の人材によるチームの中で遂行できる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

●教育プログラム
◇教育課程の編成及び履修方法
ア 教育課程の編成
①全ての学生に「生理人類学」、「知覚心理学」、「生体情報数理学」の3つの分野から履修することを求め、分野の壁を越えて協力する能力を身に付けさせる。
②「デザイン人間科学」を構成する基本分野の内容を学問的に一貫したものとして学ぶことを求める。
③研究を行ううえで必要となる知識および技術を、必修の共通科目によって身に付けさせる。
④どの学生にも、一つの専門分野についての研究内容を修士論文、博士論文としてまとめさせる。
イ 履修方法
【修士課程(30単位以上)】
①コース内共通科目:12単位以上
デザイン人間科学コースのコース内共通科目として設定されている「デザイン人間科学特論A」、「デザイン人間科学特論B」(各2単位)及び「デザイン人間科学特別演習Ⅰ」「デザイン人間科学特別演習Ⅱ」(各4単位)はすべて必修である。
②講座内科目:6単位以上
学生各自の所属講座で開設される講義科目を6単位以上選択履修する。
③他講座科目:6単位以上
学生各自の所属コースにおいて所属講座以外の講座で開設される授業科目から4単位以上選択履修する。
④自由科目:6単位以上
芸術工学専攻修士課程の授業科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除く)から選択履修すること。ただし、指導教員が必要と認める場合には、芸術工学府他専攻、他学府及び芸術工学部の授業科目から2単位まで選択履修することができる。
【博士後期課程(10単位以上)】
①修士課程との共通開設科目:4単位以上
芸術工学専攻の修士課程及び博士後期課程の共通科目として設定されている科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除いた科目)から4単位以上を修得する。なお、修士課程で単位を修得した科目を再度履修することは原則認めない。
②博士後期課程独自開設科目:6単位以上
学生が指導を受ける教員等による科目を6単位以上選択履修する。

◇研究指導体制
①入学時に学生毎に指導教員を定め、必要であれば関連分野から副指導教員を定める。
②修士論文の研究テーマは、入学前に確認したことを中心に、指導教員及び副指導教員の指導のもとに決定する。
③指導教員及び副指導教員は、研究テーマが一連の研究手順に沿って進行していくように指導し、論文作成を指導する。
④指導教員及び副指導教員は、その学生の理解度、進行度等を学期ごとに評価しながら指導するものとする。1年次終了時点(博士後期課程は1年次及び2年次終了時点)で、研究の進捗状況についての中間報告を義務付ける。

◇修了要件、成績評価基準・評価方法等
【修士課程】
ア 修了要件
課程に2年以上在学して、30単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文を提出して、その審査及び最終試験に合格することが必要である。
イ 成績評価基準・評価方法
授業科目の成績は、シラバスに記載された成績評価基準・評価方法により評価される。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

デザイン人間科学コースでは、人間の特性を科学的に探究し、人間にとって、最適な環境、物、情報の総合体を提案できる人材を育成することを目指しています。
生理人類学講座では、人間の形態および生理特性を調べることによって、安全で快適な製品や生活環境を考察するための体系的な教育研究を行います。
知覚心理学講座では、人間の知覚システムが製品や生活環境からの情報をどのように受け取り、どのように意味づけているかを考察するための体系的な教育研究を行います。
生体情報数理学講座では、人間の生理・心理計測データを解析・処理する数理工学的な基盤に立って、最適な製品や生活環境を設計するための体系的な教育研究を行います。
そのために本コースでは、デザイン人間科学を目指す明確な動機があり、探究心が旺盛な学生を求めます。


芸術工学府 芸術工学専攻 コミュニケーションデザイン科学コース

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

修士課程
〇到達目標
「知識・理解」
(1)言語、音楽情報、環境音、視覚情報、視聴覚文化などの分野について体系的に理解し、特定の分野に焦点を当てて、その専門的内容を的確に説明できる。
(2)音情報源の機能や特性を体系的に学び、情報伝達の場を物理的に解析・制御し、人間にとって最適な音響情報伝達を実現するための専門的技術について的確に説明できる。
(3)画像をはじめ視覚情報や視覚メディアに対する様々な処理や知的利用に関して体系的に理解し、特定の課題に焦点を当てた研究の知識を有して、わかりやすく説明できる。
(4)ホール・劇場等に関わる芸術、マネジメント、工学の各分野の内容について体系的に理解し、その専門的内容や関連性を的確に説明できる。
「専門的能力」
(1)視聴覚情報を融合する手段や方策などを研究活動に活用できる。
(2)音響情報を効果的に伝達し、活用する手段や方策などを研究活動に活用できる。
(3)専門分野の充分な理解と統合的把握能力を得ると共に、数理的な解析とコンピュータによる数値計算の能力を有し、画像情報伝達に関する諸問題の研究に活用できる。
(4)芸術、マネジメント、工学の各分野の内容を融合する手段や有機的な連携方策などを研究活動に活用できる。
「汎用的能力」
(1)コミュニケーション・スキルと自己表現能力を鍛え、他の領域と積極的に交流できる視点を養う。
(2)より幅広い科学的手法と論理的思考力および実践能力を身につけると共に、科学・技術と人間・社会とのかかわりの問題を理解し考慮することができる。
「態度・志向性」
(1)視聴覚文化、視聴覚コミュニケーションのあり方についての課題解決に積極的に挑戦する態度を持つ。
(2)音を用いた各種情報伝達についての課題解決に積極的に挑戦する態度を持つ。
(3)画像情報分野における問題を自律的に見出し解決しようとする積極性を持つ。その過程では、社会を視野に入れた多様な視点及び他者との協働を重視する柔軟性を備える。
(4)ホール・劇場における芸術・工学の知識に基づいた新しいマネジメントについての課題解決に積極的に挑戦する態度を持つ。

博士後期課程
〇到達目標
「知識・理解」
(1)言語、音楽情報、環境音、視覚情報、視聴覚文化などの分野について体系的に理解し、特定の分野に焦点を当てて、その高度な専門的内容を的確に説明できる。
(2)音情報源の機能や特性を体系的に学び、情報伝達の場を物理的に解析・制御し、人間にとって最適な音響情報伝達を実現するための高度な専門的技術について的確に説明できる。
(3)画像をはじめ視覚情報や視覚メディアに対する様々な処理や知的利用に関して体系的に深く理解し、特定の課題に関する優れた研究成果を有して、わかりやすく説明できる。
「専門的能力」
(1)視聴覚情報を融合する手段や方策などを研究活動に高度に活用できる。
(2)音響情報を効果的に伝達し、活用する手段や方策などを研究活動に高度に活用できる。
(3)専門分野の高度な理解と統合的把握能力を得ると共に、数理的な解析とコンピュータによる数値計算の高い能力を有し、画像情報伝達に関する諸問題の高度な研究に活用できる。
「汎用的能力」
(1)外国語を含むコミュニケーション・スキルと自己表現能力を鍛え、他の領域と国際レベルで積極的に交流できる視点を養う。
(2)より幅広い高度な科学的手法と論理的思考力および実践能力を身につけると共に、科学・技術と人間・社会とのかかわりの問題を深く理解し考慮することができる。
「態度・志向性」
(1)視聴覚文化、視聴覚コミュニケーションのあり方についての課題解決に積極的に挑戦する態度を持ち、社会貢献に活かすことを志向する。
(2)音を用いた各種情報伝達についての課題解決に積極的に挑戦する態度を持ち、社会貢献に活かすことを志向する。
(3)画像情報分野における問題を自律的に見出し解決しようとする高い積極性を持つ。その過程では、社会を視野に入れた多様な視点及び他者との協働を重視する柔軟性を備える。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

●教育プログラム
◇教育課程の履修方法
ア 履修方法
【修士課程(30単位以上)】
①コース内共通科目:12単位以上
コミュニケーションデザイン科学コースのコース内共通科目として、「コミュニケーションデザイン科学特別演習Ⅰ及びⅡ」(各4単位)を設定しており、必修です。これらの科目は主として研究指導を目的としたものです。また、学部で学んだ教育内容が異なる各種学生に対して、本コースの基礎となる内容を理解させる目的で、「視聴覚情報融合特論演習」、「音響情報伝達特論演習」、「画像情報伝達特論演習」を開設します。
②講座内科目:6単位以上
学生各自の所属講座で開設される授業科目を6単位以上選択履修すること。いわゆる課題解決型の演習科目であり、大きな課題の中で受講学生自らが実行すべき具体的課題を設定、適宜教員の指導を受けながら遂行し、最終的には構成員へ成果をプレゼンテーションするという形式の演習科目です。
③他講座科目:4単位以上
学生各自の所属コースにおいて所属講座以外の講座で開設される授業科目から4単位以上選択履修する。
④自由科目:8単位以上
芸術工学専攻修士課程の授業科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除く。)から選択履修する。ただし、研究指導教員が必要と認める場合には、芸術工学府他専攻、他学府及び芸術工学部の授業科目から4単位まで選択履修することができます。
【博士後期課程(10)単位以上)】
①修士課程との共通開設科目:4単位
芸術工学専攻の修士課程及び博士後期課程の共通科目として設定されている科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除く科目)から、4単位以上を修得する。なお、修士課程で単位を修得した科目を再度履修することは原則認めません。
②博士後期課程独自開設科目:6単位以上
学生が指導を受ける教員等により、研究指導を主な目的とする当該科目を6単位以上選択履修する。
イ 教育課程等の概要
※表省略

◇研究指導体制
①入学時に学生毎に指導教員を定め、必要であれば関連分野から副指導教員を定めます。
②修士論文の研究テーマは、入学前に確認したことを中心に、指導教員及び副指導教員の指導のもとに決定します。
③指導教員及び副指導教員は、研究テーマが一連の研究手順に沿って進行していくように指導し、論文作成を指導します。
④指導教員及び副指導教員は、その学生の理解度、進行度等を学期ごとに評価しながら指導するものとします。1年次終了時点(博士後期課程は1年次及び2年次終了時点)で、研究の進捗状況についての中間報告を義務付けます。

◇修了要件、成績評価基準・評価方法等
【修士課程】
ア 修了要件
課程に2年以上在学して、30単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文又は作品を提出して、その審査及び最終試験に合格することが必要です。
イ 成績評価基準・評価方法
授業科目の成績は、シラバスに記載された成績評価基準・評価方法により評価されます。
※表省略
【博士後期課程】
ア 修了要件
課程に3年以上在学して、10単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受け、博士論文の審査及び最終試験に合格することが必要です。
イ 成績評価基準・評価方法
授業科目の成績は、シラバスに記載された成績評価基準・評価方法により評価されます。
※表省略

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

デザイン人間科学コースでは、人間の特性を科学的に探究し、人間にとって、最適な環境、物、情報の総合体を提案できる人材を育成することを目指しています。
生理人類学講座では、人間の形態および生理特性を調べることによって、安全で快適な製品や生活環境を考察するための体系的な教育研究を行います。
知覚心理学講座では、人間の知覚システムが製品や生活環境からの情報をどのように受け取り、どのように意味づけているかを考察するための体系的な教育研究を行います。
生体情報数理学講座では、人間の生理・心理計測データを解析・処理する数理工学的な基盤に立って、最適な製品や生活環境を設計するための体系的な教育研究を行います。
そのために本コースでは、デザイン人間科学を目指す明確な動機があり、探究心が旺盛な学生を求めます。


芸術工学府 芸術工学専攻 環境・遺産デザインコース

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

修士課程
〇到達目標
(1)国内外の地域をフィールドとした実践的な教育を体験することによって、多様な環境・遺産の価値評価能力を持ち、環境・遺産デザインの国際ネットワークを支える人材となる能力を身に付ける。
(2)環境・遺産の価値を評価・保護・継承するための専門性と将来の遺産となるべき建築・景観・社会システムをデザインする専門性を修得し、環境・遺産マネジメントを支える人材となる能力を身に付ける。
(3)人間と環境の関係をふまえたサステナブル・デザインを可能とする安全性・健康性・機能性・快適性を実現する技術を修得し、空間的な調和と時間的な視野を持って環境デザインを支える人材となる能力を身に付ける。
(4)上記の各分野における調査・分析・考察・計画・設計・提案等を行うための総合的な研究能力とデザイン能力を身に付ける。これにより、本プログラム修了後には、大学・研究所・博物館等の研究職、建築・造園・都市計画・文化振興・環境政策等の行政職、まちづくり・むらおこし等のプランナー、遺産保護・遺産修復等のマネージャー、建築・造園・景観等のデザイナー、建築・造園等のエンジニア等の幅広い職種において、将来の遺産を創造する環境・遺産デザイナーとして活躍できる人材となることが、最終的な到達目標である。

博士後期課程
〇到達目標
(1)国内外の地域をフィールドとした実践的な教育を体験することによって、多様な環境・遺産の価値評価能力を持ち、環境・遺産デザインの国際ネットワークを支える人材となる高度な能力を身に付ける。
(2)環境・遺産の価値を評価・保護・継承するための専門性と将来の遺産となるべき建築・景観・社会システムをデザインする専門性を修得し、環境・遺産マネジメントを支える人材となる高度な能力を身に付ける。
(3)人間と環境の関係をふまえたサステナブル・デザインを可能とする安全性・健康性・機能性・快適性を実現する技術を修得し、空間的な調和と時間的な視野を持って環境デザインを支える人材となる高度な能力を身に付ける。
(4)上記の各分野における調査・分析・考察・計画・設計・提案等を行うための高度の総合的な研究能力とデザイン能力を身に付ける。これにより、本プログラム修了後には、大学・研究所・博物館等の研究職、建築・造園・都市計画・文化振興・環境政策等の行政職、まちづくり・むらおこし等のプランナー、遺産保護・遺産修復等のマネージャー、建築・造園・景観等のデザイナー、建築・造園等のエンジニア等の幅広い職種において、将来の遺産を創造する環境・遺産デザイナーとして活躍できる人材となる。
(5)さらに、本プログラム修了後には、国内外において環境・遺産デザイン分野における指導的役割を果たし、大学や研究所等において新たな人材の育成も担うことができるような、国際的水準の卓越した教育研究能力を持つ環境・遺産デザイナーとなることが、最終的な到達目標である。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

●教育プログラム
◇教育課程の履修方法
【修士課程(30単位以上)】
①コース内共通科目:8単位以上
環境・遺産デザインコースのコース内共通科目のうち、「環境・遺産デザイン特別演習Ⅰ及びⅡ」(各4単位)は必修です。
②講座内科目:6単位以上
学生各自の所属講座で開設される授業科目を6単位以上選択履修する。
③他講座科目:6単位以上
学生各自の所属コースにおいて所属講座以外の講座で開設される授業科目から6単位以上選択履修する。
④自由科目:10単位以上
芸術工学専攻修士課程の授業科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除く。)から選択履修する。ただし、研究指導教員が必要と認める場合には、芸術工学府他専攻、他学府及び芸術工学部の授業科目から6単位まで(うち芸術工学部の科目は4単位まで)まで選択履修することができる。
【博士後期課程(10単位以上)】
①修士課程との共通開設科目:4単位以上
芸術工学専攻の修士課程及び博士後期課程の共通科目として設定されている科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除いた科目)から、4単位以上を修得する。なお、修士課程で単位を修得した科目を再度履修することは原則認めない。
②博士後期課程独自開設科目:6単位以上
学生が指導を受ける教員等により、研究指導を主な目的とする当該科目を6単位以上選択履修する。

◇研究指導体制
①入学時に学生毎に指導教員を定め、必要であれば関連分野から副指導教員を定めます。
②修士論文の研究テーマは、入学前に確認したことを中心に、指導教員及び副指導教員の指導のもとに決定します。
③指導教員及び副指導教員は、研究テーマが一連の研究手順に沿って進行していくように指導し、論文作成を指導します。
④指導教員及び副指導教員は、その学生の理解度、進行度等を学期ごとに評価しながら指導するものとします。1年次終了時点(博士後期課程は1年次及び2年次終了時点)で、研究の進捗状況についての中間報告を義務付けます。

◇修了要件、成績評価基準・評価方法等
【修士課程】
ア 修了要件
課程に2年以上在学して、30単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文又は作品を提出して、その審査及び最終試験に合格することが必要です。
イ 成績評価基準・評価方法
授業科目の成績は、シラバスに記載された成績評価基準・評価方法により評価されます。
【博士後期課程】
ア 修了要件
課程に3年以上在学して、10単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受け、博士論文の審査及び最終試験に合格することが必要です。
イ 成績評価基準・評価方法
授業科目の成績は、シラバスに記載された成績評価基準・評価方法により評価されます。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

本コースは、フィールドワークに基づいた設計演習を中心とする実践的なプログラムを提供することで、環境・遺産としての建築・景観など空間のデザインとともに、その環境・遺産が未来へつながるための仕組みのデザインを遂行する専門性を身につけた、従来の建築学・造園学・文化財保存学・考古学などの枠を超えた総合的な「環境・遺産デザイナー」を養成します。
そのために、空間的、時間的コンテクストの理解を基本とし、とくに遺産理論講座では環境・遺産の価値を発掘し評価できる能力、環境・遺産マネジメント講座ではその価値を保全し活用できる能力、そして環境デザインテクノロジー講座ではその価値を技術面から向上させ創成できる能力の養成を目指した研究教育を行います。
本コースでは、この環境・遺産デザイナーを目指す明確な意志がある学生を求めます。


芸術工学府 芸術工学専攻 コンテンツ・クリエーティブデザインコース

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

〇到達目標
修士課程
・芸術文化と歴史を深く理解し、それを現代社会に活かす能力を持つ。
・ものづくりと情報環境を支える豊かな創造力とともに、表現理論、技術の研究など、芸術・科学・工学にわたる体系的な教育研究を理解し実践する能力を持つ。
・当該分野の修了者は以下のような分野において、高次のクリエーター、エンジニア、研究者等としての活動が期待される。
コンテンツデザイン分野(映像、音楽、ゲーム、グライックデザイン等)
インダストリアルデザイン分野(情報家電、輸送機器、メカニクスデザイン等)
情報デザイン分野(ネットワーク エンジニア、プログラマー等)
コンテンツ・クリエーティブデザインに関する教育者・研究者
芸術家 等

博士後期課程
〇到達目標
・芸術文化と歴史を深く理解し、それを現代社会に活かす能力を持つ。
・ものづくりと情報環境を支える豊かな創造力とともに、表現理論、技術の研究など、芸術・科学・工学にわたる体系的な教育研究を理解し実践する能力を持つ。
・当該分野の修了者は以下のような分野において、高次のクリエーター、エンジニア、研究者等としての活動が期待される。
コンテンツデザイン分野(映像、音楽、ゲーム、グライックデザイン等)
インダストリアルデザイン分野(情報家電、輸送機器、メカニクスデザイン等)
情報デザイン分野(ネットワーク エンジニア、プログラマー等)
コンテンツ・クリエーティブデザインに関する教育者・研究者
芸術家 等
・当該分野における、より高次のクリエーター、教育者、研究者を目指す。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

●教育プログラム
◇教育課程の履修方法
【修士課程(30単位以上)】
①コース内共通科目:12単位以上
コンテンツ・クリエーティブデザインコースのコース内共通科目として設定されている「コンテンツ・クリエーティブデザイン特別演習Ⅰ及びⅡ」(各4単位)は必修です。
②講座内科目:4単位以上
学生各自の所属講座で開設される授業科目を4単位以上選択履修する。
③他講座科目:6単位以上
学生各自の所属コースにおいて所属講座以外の講座で開設される授業科目から6単位以上選択履修する。
④自由科目:8単位以上
芸術工学専攻修士課程の授業科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除く。)から選択履修する。ただし、研究指導教員が必要と認める場合には、芸術工学府他専攻、他学府及び芸術工学部の授業科目から6単位まで選択履修することができます。
【博士後期課程(10単位以上)】
①修士課程との共通開設科目:4単位以上
芸術工学専攻の修士課程及び博士後期課程の共通科目として設定されている科目(各コースの特別演習Ⅰ及びⅡを除いた科目)から、4単位以上を修得する。なお、修士課程で単位を修得した科目を再度履修することは原則認めない。
②博士後期課程独自開設科目:6単位以上
学生が指導を受ける教員等により、研究指導を主な目的とする当該科目を6単位以上選択履修する。

◇研究指導体制
①入学時に学生毎に指導教員を定め、必要であれば関連分野から副指導教員を定めます。
②修士論文の研究テーマは、入学前に確認したことを中心に、指導教員及び副指導教員の指導のもとに決定します。
③指導教員及び副指導教員は、研究テーマが一連の研究手順に沿って進行していくように指導し、論文作成を指導します。
④指導教員及び副指導教員は、その学生の理解度、進行度等を学期ごとに評価しながら指導するものとします。1年次終了時点(博士後期課程は1年次及び2年次終了時点)で、研究の進捗状況についての中間報告を義務付けます。

◇修了要件、成績評価基準・評価方法等
【修士課程】
ア 修了要件
課程に2年以上在学して、30単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文又は作品を提出して、その審査及び最終試験に合格することが必要です。
イ 成績評価基準・評価方法
授業科目の成績は、シラバスに記載された成績評価基準・評価方法により評価されます。
【博士後期課程】
ア 修了要件
課程に3年以上在学して、10単位以上修得し、かつ、必要な研究指導を受け、博士論文の審査及び最終試験に合格することが必要です。
イ 成績評価基準・評価方法
授業科目の成績は、シラバスに記載された成績評価基準・評価方法により評価されます。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

コンテンツ・クリエーティブデザインコースでは、論理的な思考能力と美的感性の涵養を通じて、先導的なメディアテクノロジーの応用および芸術文化の創造に関わる、国際的視野を持った高度なクリエーターや研究者の育成を目指しています。
芸術表現学講座では、芸術文化と歴史を深く理解し、それを現代社会に活かす力を備えた人材を育成します。そのために造形数理、美術、音楽、演劇、言語、文化史、哲学といった幅広い分野を体系的に関連づけながら教育研究を行います。
デジタルコンテンツデザイン講座では、映像、音楽、メディア芸術の作品制作やその表現理論、技術の研究など、芸術・科学・工学にわたる体系的な教育研究を行ないます。
クリエーティブデザイン講座では、ビジュアルデザイン、インダストリアルデザインに関して幅広く実践的な教育・研究を行い、ものづくりと情報環境を支える創造力豊かな人材を育成します。
これらのために本コースでは、創造的意欲にあふれる学生を求めます。


芸術工学府 デザインストラテジー専攻

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

修士課程
修士課程にあっては、本学府の定める期間在学して研究指導を受け、本専攻の教育理念、目標に沿って設定した授業科目を履修するとともに、基準となる単位数を修得し、修士論文または修士作品の審査および最終試験に合格することが修士(デザインストラテジー)授与の要件です。
修得すべき履修科目には、必修とする専攻内共通科目、選択とする専門科目、自由科目があります。
研究の主軸となる分野の専門知識、先端的研究や技能に加え、学際的な研究を行う基礎力を身につけることを目標とします。
また、各領域に共通・横断するデザインに関する専門知識と専門技能の習得に加え、以下の領域ごとの到達目標を達成することを目標とします。
各「領域」ごとの到達目標は以下のとおりです。

デザインビジネス領域
デザインビジネスの基礎から知的財産として活用する専門知識までを学び、さらに社会、経済、産業との関わりから新しいデザインニーズを開拓し、解法に結びつける方法論を構築できる能力を身につける。

ストラテジックアーキテクト領域
都市・建築デザイン、空間デザイン、インダストリアルデザイン、生活文化デザインなどにおいて、デザインビジネスとの統合をふまえたデザインストラテジーを構築できる能力を身につける。

ストラテジックエクスペリエンス領域
ユーザーエクスペリエンスを形成する映像デザイン、インタラクティブデザイン、リスニングデザインなどの情報デザイン分野における、デザインビジネスとの統合をふまえたデザインストラテジーを構築できる能力を身につける。

評価基準
1.修士論文
修士論文は学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果からなり、専門分野における高度な研究手法の習得を示す新規性を有し、かつ研究成果の国際的な発信に向けた対応がなされていなければならない。
論文審査にあたっては、以下の評価項目を考慮しながら検討し、総合的に評価を行う。
(1)研究の課題設定
論文の問題設定が明確に示され、学術的あるいは社会的な意義を有すると認められるか。
(2)先行研究の理解と提示
研究主題の探求に際して利用した資料や文献が適切に提示され、精確な読解や的確な評価が行われているか。また、論旨を展開するうえで適切に言及されているか。
(3)研究方法の妥当性
研究主題探求のために採用された、理論、実験、シミュレーション、試作・試行、調査あるいは資料収集などの研究方法は適切か。
(4)論証方法や結論の妥当性と意義
問題設定から結論にいたる論旨が、実証的かつ論理的に展開されているか。また、導き出された論旨・結論が、当該分野において新規性を持った学術的貢献や有用性のある社会貢献となっているか。
(5)論文の形式・体裁
語句の使い方や文章表現は的確か。学位論文としての体裁は整っているか。文献等は正しく引用され、図表等の引用元は明らかにされているか。

2.修士作品
修士作品は学位申請者が主体的に取組んだ研究成果からなり、専門分野における高度な研究手法の修得を示す新規性を有し、かつ研究成果の国際的な発信に向けた対応がなされていなければならない。作品審査にあたっては、作品と作品説明書(作品の意義・背景・方法・成果等を記したもの)を以下の評価項目を考慮しながら検討し、総合的に評価を行う。
(1)作品の課題設定
作品説明書において、作品の課題設定が明確に示され、技術的、芸術的、あるいは社会的な意義を有すると認められるか。
(2)先行作品・先行研究の理解と活用
作品説明書において、作品制作に際して参考となる先行作品・先行研究の調査が的確に行われているか。また、これらから得た知見が作品制作に適切に(批判的かつ効果的に)活用されているか。
(3)作品の制作方法と技術力
課題設定に対し、制作方法は妥当であるか。また、制作において、技術的課題は克服できているか。
(4)作品の表現力と意義
出来上がった作品は、課題設定に応える十分な表現となっているか。また、当該分野において新規性を持った技術的・芸術的貢献や有用性のある社会貢献となっているか。
(5)作品説明書の形式・体裁
語句の使い方や文章表現は的確か。作品説明書としての体裁は整っているか。文献等は正しく引用され、図表等の引用元は明らかにされているか。

審査体制
修士論文又は修士作品の審査は、幹事1名及び委員2名で行う。

博士後期課程
博士後期課程にあっては、本学府の定める期間在学して研究指導を受け、本専攻の教育理念、目標に沿って設定した授業科目を履修するとともに、基準となる単位数を修得し、博士論文の審査及び最終試験に合格して、課程を修了することが博士(芸術工学)または博士(工学)授与の要件です。
デザインストラテジーの専門知識と学際的素養を土台として、芸術工学または工学の専門性をより深化・発展させ、世界水準の研究能力を修得し、独創的な学位論文を完成することを重視します。
さらに研究者として自立できる専門的、先端的な研究能力および知識・思考・分析能力・技能を有し、学際的、総合的視野から社会のさまざまな問題解決に指導的役割を果たす能力を身につけることを目標とします。

博士論文評価基準
博士論文は学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果からなり、国際的な学術活動の視点から学術的に新たな知見と高い独創性を有していなければならない。
なお、課程博士の学位を請求する場合は、予備審査の申請要件として参考論文に査読付き論文を1編以上含まなくてはならない。
また、芸術表現、デザイン実践及びデザイン計画等を主とする研究分野の博士論文を提出する場合は、参考論文を参考作品に代えることができる。
論文審査にあたっては、以下の評価項目を考慮しながら検討し、総合的に評価を行う。

(1)研究主題(テーマ)の意義
論文の問題設定が、当該分野の学問的蓄積を踏まえて明確に示され、学術的あるいは社会的な意義を有すると認められるか。
(2)先行研究の理解と提示
研究主題の探求に際して、利用した資料や文献が網羅され、それらの精確な読解や的確な評価が行われているか。また、論旨を展開するうえで適切に言及されているか。
(3)研究方法の妥当性
研究主題探求のために採用された、理論、実験、シミュレーション、試作・試行、調査あるいは資料収集などの研究方法が適切かつ効果的に用いられているか。
(4)論証方法や結論の妥当性と意義
問題設定から結論にいたる論旨が、明確で実証的かつ論理的に展開されているか。また、導き出された論旨・結論が、当該分野において、新規性、独創性を持った学術的貢献や高い有用性のある社会貢献となっているか。
(5)論文の形式・体裁
語句の使い方や文章表現は的確か。学位論文としての体裁は整っているか。文献等は正しく引用され、図表等の引用元は明らかにされているか。

審査体制
博士論文の審査は、主査1名及び副査2名以上で行う。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

本専攻は、デザインストラテジーの実践能力を、相互に連関するデザインエレメントとして捉え直し、それを3つの対象にまとめ、教育の基礎的な単位となる「領域」を編成しています。
これにより、本専攻が目標として掲げるデザインストラテジーの実践能力の涵養を目指します。

デザインビジネス領域
デザインビジネスの基礎から知的財産として活用する専門知識までを学び、さらに社会、経済、産業との関わりから新しいデザインニーズを開拓し、解法に結びつける方法論を構築できる能力を身につける。

ストラテジックアーキテクト領域
都市・建築デザイン、空間デザイン、インダストリアルデザイン、生活文化デザインなどにおいて、デザインビジネスとの統合をふまえたデザインストラテジーを構築できる能力を身につける。

ストラテジックエクスペリエンス領域
ユーザーエクスペリエンスを形成する映像デザイン、インタラクティブデザイン、リスニングデザインなどの情報デザイン分野における、デザインビジネスとの統合をふまえたデザインストラテジーを構築できる能力を身につける。

科目編成(修士課程)
・「専攻内共通科目」12単位
各領域、または複数領域で共同して実施する科目。デザインストラテジープロジェクトAおよびBの8単位は必修。
・「専門科目」16単位
各領域内で実施する科目。各8単位以上を選択。
・「自由科目」12単位 専攻内科目から選択。
合計40単位以上を取得し、かつ必要な研究指導を受けた上で修士論文または修士作品を提出し、その審査および最終試験に合格することが必要です。

博士後期課程では、学際的な素養を前提に、専門性をより深化させることを重視し、学生は各自の専門分野の研究プロジェクトを推進します。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

本専攻では「高次のデザイン教育」という理念・目標に基づき、デザインストラテジーに関わる多様な関係性と方向性を的確に分析・構想・実践・評価できるデザインストラテジストを養成することを目標としています。そのために、デザインストラテジーを積極的に構築していこうとする態度と資質を有する学生を求めています。
具体的には以下です。
(1) 専門知識と柔軟な発想力、豊かな創造力
(2) グローバルに活躍できるコミュニケーション能力
(3) 社会形成に対する関心と洞察力、現状に対する分析力
これらをふまえ、未来社会のデザインに積極的に関与していこうとする学生を評価し受け入れます。
以上のような学生を受け入れるために、入学者の選抜においては、①専門分野の基礎的学力、②自己の問題関心や思考を他者に伝達できる的確な日本語(英語)の能力、③積極的に新しい課題に取り組もうとする態度や意欲を重視します。また、社会人と留学生を積極的に受け入れます。


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