大橋キャンパスの建築物群が国の登録有形文化財に

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九州大学大橋キャンパスで長く親しまれている建築物群が、「造形の規範となっているもの」として、国の登録有形文化財*¹(建造物)に登録される見通しとなりました。
戦後の高度経済成長期に建てられた建築物であるとともに、九州芸術工科大学(現:九州大学芸術工学部)創立時に助教授として着任し、戦後日本を代表する建築家の一人となった香山壽夫氏の初期の代表的な建築作品として高く評価されています。

登録対象の建造物は、「旧九州芸術工科大学環境画像棟」、「旧九州芸術工科大学工業音響棟」、「旧九州芸術工科大学画像特殊施設棟」、「旧九州芸術工科大学音響特殊施設棟」、「旧九州芸術 工科大学工作工房」です*²。
教員や学生による活発なコミュニケーションが行われるスペースの充実を目指し、これらの5 棟は、通称フライパン広場と呼ばれる正方形平面の広場を囲むように並んで建ち、一体として大橋キャンパスのなかでもシンボル的な建築空間をつくりあげています。

今回の発表を踏まえ、大橋キャンパスをより魅力ある場所としていけるよう、学内外に開かれた学びの拠点として活用してまいります。
皆様には一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

*¹ 登録有形文化財(建造物)…50 年を経過した歴史的建造物のうち一定の評価を得たものが登録され、保存を図りつつ、積極的に利活用することで、建物の魅力を広く知ってもらう目的を持つもの。
*² 「 」内は文化財登録名称を示す。


なお、本キャンパスの建築物群が国の登録有形文化財(建造物)に登録される見通しとなったことを受け、福岡市経済観光文化局の主催により、以下のとおり現地見学会を開催します。
当日は、国登録有形文化財(建造物)に登録見込みの建築群について、現地を歩きながら九州大学芸術工学研究院 環境設計部門の担当教員が解説します。

**「旧九州芸術工科大学環境画像棟」ほか4件 国登録文化財への答申記念見学会 <実施済> **

開催日時:
2024年12月5日(木曜日)
1回目 10時30分~11時00分
2回目 13時30分~14時00分
※参加を希望されるいずれかの時間帯を、申込みフォームで選択してください。

開催場所:九州大学大橋キャンパス〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1)

参加費:無料

定員:各回15名

申込方法:参加を希望される方は、下記申込みURLよりお申し込みください。
https://ttzk.graffer.jp/city-fukuoka/smart-apply/apply-procedure-alias/kyusyu-univ-event1205
※複数人で参加を申し込む場合は、全員のお名前・年齢を申込みフォームにご記入ください。

申込締切2024年12月3日(火曜日) 13時00分まで

結果発表:12月4日(水曜日)にメールでご連絡します。希望者多数の場合は、抽選となります。

詳細情報:現地見学会の詳細については、福岡市ホームページをご覧ください。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/bunsei/charm/20241205kyusyu_univ_event.html

お問い合わせ先
福岡市経済観光文化局 文化財活用部 文化財活用課
住所: 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号: 092-711-4666
FAX番号: 092-733-5537
E-mail: bunkazai.EPB@city.fukuoka.lg.jp

添付ファイル
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時空– What is the size of time?

身の回りのさまざまな空間と時間を体験するユニークな方法を一緒に発見してみませんか。
九州大学大学院芸術工学府の学生が、九州大学総合研究博物館九州大学大学文書館の建物とコレクションを3つの視点から探求します。

1. Café Ephemera
この「カフェ」では座ってじっくり収蔵物とその空間を味わっていただけます。鉛筆と紙を手に、スケッチを描いたりメモを取ったり気持ちをしたためたり。いつもと違った方法でまなざす博物館の一室は、目の前の自然標本との対話を促し、自分自身の視点や時間感覚も変わるはず。

2. ZOOM in zoom OUT
これはまるで宝探し。博物館のとある箇所を拡大してみてみたら、いつも見過ごしている小さな世界の魅力が広がります。配布される説明書と冊子を手に、博物館の中や建物の外を探索してみてください。

3.Preserving Architecture
博物館の入っている建物は国の登録有形文化財のひとつ。そんな建築について知ってもらおうと、3F にあるビンテージの収蔵棚を立体作品に変貌させました。さらに1920年代の建築様式を象徴するものが棚の引き出しに収められています。写真や文章、実際の素材を通じて、この建物の歴史やユニークさ、保存への取り組みを体感してみてください。


みなさまのご来館をお待ちしています!
お子様連れの方も大歓迎です!



日時:2024年12月1日(日)11〜16時 

場所九州大学箱崎サテライト旧工学部本館1階123室および3階東ウィング廊下

※筥崎宮参道での芸術祭「Blue Way 2024」とリンクするイベントです。
 九州大学箱崎サテライトと筥崎宮は10分程度の徒歩圏内です。

主催:九州大学大学院芸術工学府スタジオプロジェクト「Design in Japan C」
協力:九州大学総合研究博物館、九州大学大学文書館

デザインの基礎概念「高次のデザイン(小池新二)」、「混沌マーク」を執筆しました

デザイン基礎学研究センターでは、デザインの思考に関する基本的概念をわかりやすく解説する「デザインの基礎概念」シリーズを展開しています。
このたび、九州芸術工科大学(現:九州大学芸術工学部)の建学の理念に深く関係する「高次のデザイン」と「混沌マーク」に関する記事を研究センターのウェブサイトに掲載しましたので、ぜひご覧ください。
参照リンク

「芸工オリジナルグッズ マグカップのデザインコンペ」審査結果について

芸術工学部では、芸工オリジナルグッズを新しく制作するため、

9月11日(水)から1031日(木)の期間で

芸術工学部の学生および教職員を対象としたデザインコンペを行いました。

 

広報戦略推進室にて厳正な審査を行い、

以下の応募者のデザイン案を採用することに決定しました。

 

 

 ■マグカップデザイン 受賞者

 芸術工学府 メディアデザインコース

 修士2年 Hector Palomo さん

 

 

デザイン案の詳細については下記のファイルを御覧ください。

添付ファイル
参照リンク

アートミーツケア学会2024年度総会・大会「¿ケアのなかにあるアート?」

このたび、未来共生デザイン部門の長津結一郎准教授が共同代表を務め、中村美亜教授が理事を務める「アートミーツケア学会」の総会・大会が九州大学大橋キャンパスで開催されます。

2006年3月に設立された「アートミーツケア学会」。人間の生の恢復を支えるアートやテクノロジーの役割について考え、新しい知と新しい美の地平をひらき、人の生きやすい社会、文化をつくることが目指されてきました。特にこの2年間は、オンラインでのトーク配信やセミナーの企画など、新たな企画に取り組んできました。
2年ぶりに実施する本大会では、改めて「アート」と「ケア」の関わり方について、その根本に立ち返りながら、あれこれとみなさんで考える場をひらきたいと思います。



開催日:<総会・大会>2024年12月14日(土)・15日(日) <前夜祭>2024年12月13日(金)

会場九州大学大橋キャンパス(福岡市南区塩原4-9-1)

主なプログラム:
・シンポジウム「ケアのなかのアート、アートのなかのケア」
 <パネリスト>
 酒井咲帆(株式会社アルバス代表、いふくまち保育園・ごしょがだに保育園 園長)
 勢島奏子(たろうクリニック重度認知症デイケア部門担当医師)
 見野由美子(NPO法人ドネルモ職員、NPO法人福岡市レクリエーション協会理事長)
 山田賢祐(認定NPO法人ニコちゃんの会)
 <進行>
 中村美亜(九州大学大学院芸術工学研究院教授・副研究院長)

・交流企画「“扉”に気づく~点と点をつなご」
 <ファシリテーター>
 マニシア(ダンスアーティスト, ダンスムーヴメントセラピスト)

・緊急企画「播磨靖夫さんの歩みを振り返る」
・クロージング・フォーラム「学会らしくない学会にむけて」
・会員によるポスターセッション、プレゼンテーション、分科会 など

お申し込み:添付ファイルもしくは以下参照リンクより、お申し込みください。
※お申し込み期限 12/7(土)、 定員 100 名(申し込み先着順)
※会員ではない方含め、どなたでもご参加いただけます。
添付ファイル
参照リンク

九州大学×福岡県聴覚障害者協会青年部 コンサート&公開講座「見える音楽?〜だれもが楽しめる音楽を目指して〜」

聴覚障害のある人に向けた、コンサートでの多様な情報保障を実験し、情報保障の未来について話し合う、コンサート&公開講座を実施します。

九州大学大学院芸術工学府では、様々なコースの学生が課題解決にむけて集まる科目「スタジオプロジェクト」を開講しています。2024年度開講のスタジオプロジェクト科目の一つ「ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト」では、近年増加している、劇場における情報保障などを通じ福祉的な配慮を行ったコンサートについて考案しています。
音響工学や音楽、メディアデザイン等を専門とする大学院生が中心となって、聴覚障害のある人に向けた、コンサートでの多様な情報保障を実験し、演奏後には公開講座の形式で、情報保障の未来について話し合います。コンサートでは、現代音楽の新しい鑑賞方法を体験していただけたらと思います。



音楽にはリズムとメロディとハーモニーがあり、それらすべてを見えるようにしたり体感できるようにするのはとても難しいことです。

しかし、工夫しだいではそれらの一部を見えるようにできたり体感できたりします。

今回のコンサートでは、音がきこえる人もきこえない人も一緒に音楽を楽しめるようにするにはどうすればいいのか、九州大学大学院芸術工学府と福岡県聴覚障害者協会青年部がともに考えました。

コンサート後には、感想などを伺いながら、情報保障のあり方についてディスカッションをします。

日時:2025年1月23日(木) 18:30開場 19:00開演

会場九州大学大橋キャンパス 多次元デザイン実験棟(福岡県福岡市南区塩原4-9-1 )
※会場の大橋キャンパスへは、可能な限り公共交通機関をご利用の上ご来場ください。

演奏者
河合拓始(作曲家、ピアニスト)
上野ゆみこ(打楽器)
内田遼(トロンボーン)
栫大也(オーボエ)
長津結一郎(鍵盤ハーモニカ)

登壇者
鈴木玲雄(福岡県聴覚障害者協会)
Sasa/Marie(サイン・ポエット)
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)

参加費:無料(定員80名)/全席自由席

参加方法
下記いずれかの方法でお申し込みください。※申し込み開始日:2024年12月5日(木)
1.予約フォーム
https://forms.gle/7oVkWN9ZgaQsebTu7
※複数名まとめての入力はできません。お申し込みはお一人ずつお願いいたします。
2.FAX
①お名前 ②フリガナ ③ご連絡先 ④イベント中の撮影可否 ⑤その他配慮のご要望 をご記入のうえ、092-553-4561へ送信してください。
3.メール
①お名前 ②フリガナ ③ご連絡先 ④イベント中の撮影可否 ⑤その他配慮のご要望 をご記入のうえ、hmepgm@gmail.comへ送信してください。
4.電話
092-553-4561(火・水・木9:00-17:00)

当日受付:ご来場後、多次元デザイン実験棟1階にて受付をしてください。

アクセシビリティ
・手話通訳:会場内には手話通訳者を手配します。
・リアルタイム字幕:トークイベントでは音声を文字化するアプリ「UDトーク」を活用したリアルタイム字幕をご提供いたします。
・その他、当日の配慮についてご要望等がありましたら、可能な範囲で対応いたします。お申込みの際にご記入ください。

アクセス
<JR博多駅から>
福岡市営地下鉄空港線6分「博多駅」→「天神駅」→西鉄天神大牟田線4分「西鉄福岡駅」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分
西鉄バス30分「博多駅前A」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分
西鉄バス22分「博多駅前A」→「塩原4丁目」→徒歩5分
JR鹿児島本線3分「博多駅」→「竹下駅」→徒歩15分

<天神から>
西鉄天神大牟田線4分「西鉄福岡駅」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分
西鉄バス27分「天神大丸前4B」→「西鉄大橋駅」→徒歩5分


主催:九州大学大学院芸術工学府「スタジオプロジェクトIV-B(ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト) 」(指導教員:尾本章、長津結一郎)
共催:九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ
後援:福岡市
助成:一般財団法人曽田豊二記念財団、科学研究費補助金JP21H03764、JP24K03222、JP 23K17491、JP23K25142

[お問い合わせ先]
ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト
hmepgm@gmail.com または 092-553-4561(火・水・木 9:00~17:00)

freq – 241128 “立石雷”

九州大学芸術工学部音響設計コースでは、篠笛奏者である立石雷 氏のデビューアルバム「Presence」の発売を記念して、国内11公演のリリースツアーの一つとなる、立石氏とYPY(日野浩志郎)を迎えたパフォーマンス&トークイベントを開催します。
立石氏は、太鼓芸能集団「鼓童」の元メンバーであり、現在は多⺠族芸能集団「WATARA」やパフォーマンス集団「ANTIBODIES Collective」、さらに本学非常勤講師でもある日野氏が率いるリズム・アンサンブル「goat」などのメンバーとして活動するほか、関西を拠点にジャンルを跨いだ即興セッションを精力的に展開しています。
今回のパフォーマンスでは、立石氏がメイン楽器の篠笛に加え、我流で奏法を開拓したという尺八、ケーン、アイリッシュ・フルートなど複数の管楽器も使用し、日野氏によるリアルタイムのエフェクトとのデュオによる演奏を行います。また、ここ数年ドラムマシンを主体としていたYPYによる、カセットテープレコーダーを使った新たなソロライブセットを行います。


日時|
2024年11月28日(木) 18:30‐21:00(予定)

出演|
立石雷、YPY

進行|
城一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)

タイムテーブル|
18:30 開場 
18:45 開演 立石雷、YPY
20:00   トーク 立石雷、日野浩志郎、城一裕
21:00 終了 

プロフィール|
立石雷
日本伝統楽器篠笛奏者。
太鼓芸能集団「鼓童」に入団。
篠笛を山口幹文氏に師事。
歌舞伎役者の坂東玉三郎(人間国宝)、市川團十郎、片岡愛之助、振付家・ダンサーのSidi Larbi Cherkaouiらと共演。
これまでに世界30か国、1000回を越える公演に参加。
チベット・韓国・日本人の音楽家からなる多民族伝統音楽団「WATARA」、青森県八太郎えんぶり組と民族芸能をテーマにした活動と、前衛的な表現を行うリズムアンサンブル「goat」、パフォーマンス集団「ANTIBODIES Collective」にも参加する。

YPY
YPYは、日野浩志郎によるソロプロジェクト。国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベルBirdfriend、コンテンポラリー/ 電子音楽をリリースするレーベルNAKID主宰。 「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、他にも自身の舞台作品としてクラシック楽器や 電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲・演出の他、カジワラトシオと東野祥子によって設立されたANTIBODIES collectiveでの活動や、元維新派のメンバーによる新たな舞台「孤独の練習」の音楽担当などを行っている。

城一裕
1977年福島県生まれ、九州大学大学院芸術工学研究院准教授、博士(芸術工学)。
音響学とインタラクション・デザインを背景とした現在の主なプロジェクトには、音の再生の物質的・歴史的な基盤を実践を通じて再考する「Life in the Groove」、参加型の音楽の実践である「The SINE WAVE ORCHESTRA」、音・文字・グラフィックの関係性を考える「phono/graph」などがある。

会場|
九州大学大橋キャンパス音響特殊棟録音スタジオ
*キャンパス内は全面禁煙、会場内は飲食禁止となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

入場|
無料(50名限定)
*参加ご希望の方は以下のリンク先(peatix)よりお申し込みください。

交通|
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催|
九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座

協力|
NAKID

助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]

参照リンク

「那珂川みらい会議」Well-being WEEK 実証実験2024を開催します

令和6年度国土交通省官民連携まちなか再生推進事業に採択された「那珂川みらい会議」では、九州大学大学院芸術工学研究院も中心的に参加し、福岡市南区の那珂川流域に位置する公民学が連携するエリアプラットフォームを創出しています。

この一環として、**「Well-being WEEK 実証実験2024」**を以下の日程で開催します。
「未来の風景づくり」を目的に、地域の方々と共にステージやワークショップなど多彩なプログラムを通して実施いたします。ぜひ奮ってご参加ください!

開催概要

南区の水辺のシンボルである那珂川。
河川敷の整備により生み出された新たな水辺空間で、川を学び、憩い、楽しむ活動に参加してみませんか?

▪日時:11月24日(日)10時~16時
※雨天の場合は延期となります(延期の案内は公式インスタグラムにてご確認ください)。

▪場所那珂川塩原河川敷(塩原小学校裏)

イベント内容:
・わんヘルスブース
・旅するコドモ駄菓子屋さん
・太田宏介さんライブペイント
・カトケン広場(加藤建設主催)
・サイクルマルシェ(旅の自転車店プラットホーム主催)
・防災ブース(A-LIFE、Haha+AID(ハハエイド)、学び舎しおらぼ 共催)
・メインステージ
・加藤建設×九大コラボブース

飲食店舗ブース:
・umi coffee(コーヒー、ソフトクリーム)
・たちより処青きち(フィッシュバーガー)
・なにわ流うまたこ(たこ焼き)
・トリプランド(からあげ)
・キッチンペペロン(串焼き)
・おでん処ミズベリング(おでん)
参照リンク

アニカ・カース:アーティストトーク

九州大学大学院芸術工学研究院では、アーティストのアニカ・カース氏をお迎えし、アーティストトークを開催いたします。

日時:2024年11月21日(木)18:30-20:00

場所九州大学大橋キャンパス 音響特殊棟 録音スタジオ

参加費:無料

言語:英語

定員:50名

お申し込み:以下のフォームより、事前にお申し込みください。
<申し込みフォーム>https://forms.office.com/r/PaRZgEC3BY

主催:九州大学大学院芸術工学研究院
令和4年度大学改革活性化制度「日本デザインを創造し国際発信できる人材育成のための教育プログラムの構築」
令和3年度大学改革活性化制度「メディアアートによる科学・技術の芸術表現への昇華を通した価値の可視化プロジェクト」
科研費研究(C)「大学博物館におけるアート・インターベンションに関する理論調査と展示実践」(課題番号:24K03582)


アーティストのアニカ・カースはパフォーマンス、映像作品、映像・サウンド・インスタレーション作品を通して、「音楽」と呼ばれるものの境界、そして、音楽の文化的・社会的機能、コミュニケーション的側面、形式性について探求してきました。彼女のパフォーマンス、映像、サウンド・インスタレーションは、さまざまな社会的、文化的、政治的な共存構造において、音楽や音といった音響情報がどのような意味を持つかを多様な方法で提示しています。今回のアーティストトークでは、初期から現在までの作品の中から以下3作品を映像と共に解説します。

Completely Invalid, Just A Try (2024)
アントン・ブルックナーの番外扱いの交響曲第0番(ドイツ語で「ヌルテ(NULLTE、無効)」)を題材に、日常的および芸術的な脱構築や再構築、生産と消去といった「有効性」という概念そのものに焦点を当てています。5人の音楽家がコンサートホールでブルックナーの交響曲第0番を演奏する。演奏される楽譜の原譜は、事前に音楽を聴く場や制作する場において若者たちによって手書きで変更され、部分的に消され、上書きされ、追加された内容によって変化が生じている。古典的な解釈と現代的な音楽形式の探求が交錯することで、新たな音楽が生み出される。

Gravity’s Tune (2023)
ロサンゼルスのVilla Auroraのフェローの際に制作された映像作品。この作品は、カースが作曲家のルイ・ドゥディエール、ロサンゼルス在住の音楽家達、物理学者のキース・ソーン博士と協働し、重力波を初めて音として聞き取れるようにした音響信号を音楽作品として解釈したもので、コンサートホールと2015年に初めて重力波を音響信号に変換したLIGO科学研究所(レーザー干渉計重力波天文台)の間で展開されています。

Le Chant des Maisons (2022)
第16回リヨン・ビエンナーレのために制作されたビデオインスタレーション『Le Chant des Maisons』(2022年)では、リヨンの俗化した教会であるサン・ベルナール教会において、さまざまな音楽家と数人の大工によって構築と解体の音響的・視覚的プロセスが展開されます。家の骨組みを組み立てるパフォーマンス、または教会の中に透明な新しい空間を創り出す行為とも言えるこのパフォーマンスは、さまざまな音が響き、反響し、その影響を広げるための新しい空間を見つけ、創り出す果てしないプロセスを表現しています。

アニカ・カース(1984年ドイツ、アヒム市生まれ。ベルリンを拠点に活動)
現在「メルセデス・ベンツ  アート・スコープ」のフェローとして東京のAIT(アーツイニシアティヴトウキョウ)レジデンスに滞在中。Hamburger Bahnhof(ベルリン、ドイツ)、第5回Thessaloniki現代美術ビエンナーレ(ギリシャ)、Kunsthalle Bremerhaven(ドイツ)、Savvy Contemporary(ベルリン、ドイツ)、On the Road展示プロジェクト(Santiago de Compostela、スペイン)、Bienal Internacional de Curitiba(ブラジル)、Hamburger Kunsthalle(ドイツ)、KW Institute for Contemporary Art(ベルリン、ドイツ)、Gropius Bau(ベルリン)、Kunstverein(ハンブルク、ドイツ)、Flat Time House London(イギリス)、Velada de Santa Lucia Festival(マラカイボ、ベネズエラ)、MONA Foma(タスマニア、オーストラリア)、LAXART(ロサンゼルス、アメリカ)、第16回リヨン・ビエンナーレ(フランス)など、国内外で展覧会を開催。Villa Aurora(ロサンゼルス、アメリカ)、Casa Baldi – Villa Massimo(イタリア)、VILA SUL(ブラジル)、Max-Pechstein賞、Kunstfonds Foundation、René Block寄贈George-Maciunas賞など、数々の賞や助成金を受賞。
http://www.annikakahrs.com/
https://www.a-i-t.net/friends/annika-kahrs/

参照リンク

未来構想デザインコース:高校生のための「未来構想デザイン」公開講座(実技編)報告

令和6年10月26日、大橋キャンパス工作工房3階造形教室にて、公開講座『高校生のための「未来構想デザイン」講座(実技編)』を開講しました。
芸術工学部「未来構想デザインコース」のアプローチを経験してもらうために、講師の指導のもと、参加した高校生たちが鉛筆デッサンを体験しました。講評終了後には、活発な質疑応答も行われました。



*当日のスケジュール*

実施日時】 令和6年10月26日(土) 13:00~17:00
実施場所】 九州大学大橋キャンパス 工作工房3階造形教室
———
12:30~13:00 受付・開場(入室) 工作工房1階総合作業室~3階造形教室へ移動
13:00~13:50 ガイダンス:コース長挨拶、教員紹介、入試の説明、ワークショップの説明
13:50〜14:00 休憩(準備)
14:00〜16:00 ワークショップ体験、レクチャー <鉛筆素描の演習>
16:00〜16:20 講評
16:20〜16:50 質疑応答・アンケート

港岳彦教授が脚本を手掛けた舞台「マルコとグリーンの海」公演のお知らせ

芸術工学部未来構想デザインコース 港岳彦教授が主催するヒコ・カンパニーの新作舞台『マルコとグリーンの海』が、2025年1月に上演されます。
街で偶然出会った2人が、互いの過去と向き合いながら織りなす夜の物語。過去の傷や未来への不安を抱えたウチらはどうなるのか——。
心に響くリアルなストーリーを、ぜひ会場でご覧ください。



日時:2025年1月11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)
 上演時間:13:00 / 18:00

会場:ブックカフェ二十世紀
東京都千代田区神田神保町2-5-4 開拓社ビル2F
(最寄り駅:東京メトロ半蔵門線・都営三田線・新宿線「神保町駅」A1出口より徒歩1分)

チケット料金
一般:3,500円(1ドリンク付き)
学生:2,500円(1ドリンク付き)
障害者割引:1,500円(1ドリンク付き)
※当日券は前売り料金+500円

主催者(港岳彦教授)コメント
「一人では抱えきれない、だけど誰にも言えない苦しみや孤独。その夜、ウチらに何が起こるのか——。リアルで切実な思いを舞台に込めました。」

お申し込みほか詳細は、ヒコ・カンパニー公式HP(https://hiko-company.jimdosite.com/)をご確認ください。
添付ファイル
参照リンク

【研究紹介】九州大学Webサイトに井上 大介准教授の研究紹介が掲載されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、未来共生デザイン部門 井上 大介准教授の「生物を造る・描く―分子ロボットと分子バイオアート―」が掲載されました。
下記参照リンクよりぜひご覧ください。

参照リンク