【高校生対象】QFC-SP「デザイン&メディアコース」 令和6年度受講生募集 ※募集は終了しました

九州大学では、高校生を対象に、九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)を実施しています。

このプロジェクトは、将来グローバルに活躍しうる次世代の傑出した科学技術人材を育成するため、卓越した意欲・能力を有する高校生を選抜し、本学において年間を通じ、高度で実践的な教育を行い、その意欲・知識・技能をさらに伸ばしていくことを目的としています。

芸術工学部からも、以下の9名の教員が「デザイン&メディアコース」に参加し、各自の専門に基づいたテーマで講義および研究指導を行います。

多くの高校生の方々のご応募をお待ちしています。

■担当教員:リサーチテーマ
牛尼 剛聡:生成 AI とメディア体験
須長 正治:色覚の多様性から色彩デザインおよび色彩教育を考える
伊藤 浩史:花時計のデザイン
長津 結一郎:多様なままで共にいられる社会をデザインする
杉本 美貴:これからのインダストリアルデザイン
山内 勝也:音環境の評価とデザイン
河原 一彦:スピーカの特性評価: 音場の価値を高めるために
今坂 智子:身近な香料を測ってみよう
張 彦芳:デザイン手法を活かした社会実装の可能性

■募集期間:令和6年4月22日(月)~5月20日(月)17:00まで

■対 象 者:九州・山口地区を中心とした高等学校、中高一貫校の中等教育学校(後期課程のみ)および高等専門学校(1年次~3年次)等に在学する生徒で、本プロジェクトの受講が可能な者。※過去にQFC-SPを受講した人は応募できません。

■応募方法:九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)ホームページからWebエントリーを行う。
※応募方法など詳細については、添付の募集要領、ポスター、パンフレットをご覧ください。
※応募期限間際のwebエントリーは、接続環境によっては回線が遅くなる場合があります。余裕をもって応募してください。

■問い合わせ先: 九州大学学務部学務企画課(QFC-SPオフィス)
TEL:092-802-5811 e-mail:office@qfcsp.kyushu-u.ac.jp
参照リンク

パフォーマンス&トーク: “One Step Closer to the Abyss”

九州大学大学院芸術工学研究院では、この度ロンドンを拠点に活動する作曲家・音楽家のトマス・ノルドマーク氏とパリを拠点に活動する音楽家・映像作家のパー・ヒュトナー氏を招き、彼らがその開発に携わるEEGSynthを用いた、脳波(EEG)による音と映像のパフォーマンス“One Step Closer to the Abyss”、ならびにアーティストトークを行います。

この“One Step Closer to the Abyss”という題名のパフォーマンスでは、実演者の脳活動によってリアルタイムに生成および変調される音楽と映像を創り出します。マーク・フィッシャーの著作「奇妙で不気味なもの」からインスピレーションを得たこのパフォーマンスでは、人々が日々の芸術創造の中で未知のものにどのように向き合うかを探ります。

EEGsynthは近年急速に成長・発展しているオープンソースの開発基盤として、スウェーデン、フランス、ノルウェー、オランダ、イギリスのアーティストや研究者により活用されており、人間の脳波だけでなく、植物、魚類、微生物からの生体信号をパフォーマンスにおいて用いることができます。これまでに、ヨーロッパの数カ国、メキシコ、エジプト、ブラジル、アメリカで数十回のパフォーマンスとワークショップを実施しており、フランスの映画製作者ファビアン・ギルモンによる長編ドキュメンタリーをはじめとして、各分野からの多くの関心が寄せられています。日本ならびに中国での公演となる、今回のパフォーマンス・アーティストトークは、EEGsynthが東アジアで初めて紹介される機会となります。



日時|
2024年5月30日(木) 18:30‐20:30

出演|
トマス・ノルドマーク Tomas Nordmark
パー・ヒュトナー Per Hüttner

進行(トーク)|
城一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)

会場|
九州大学大橋キャンパス音響特殊棟録音スタジオ
(*会場内は飲食・喫煙禁止となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。)

入場|
無料(限定50名)*参加を希望される方は以下リンクpeatixよりお申し込みください。

主催|
九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座、九州大学大学改革活性化制度プロジェクト( 令和3年度大学改革活性化制度「メディアアートによる科学・ 技術の芸術表現への昇華を通した価値の可視化プロジェクト」)

助成|
スウェーデン芸術評議会、Vision Forum 、日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
参照リンク

freq – パフォーマンス&トークを5/12に開催

九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座ならびに九州大学大学改革活性化制度プロジェクトでは,この度本学テクニカルスタッフ 宮下恵太の退任に伴い,宮下と交流のあるゲストを日本各地より招き, パフォーマンスとトークを開催します。
宮下は, 電気・情報・通信といった今日的なテクノロジーと人間との関係性を軸に作品制作や即興演奏を行うアーティスト/エンジニア/即興演奏家です。ゲストも各々,身近なものを改変した楽器の制作やそれらを使った少し不思議なパフォーマンス,フィールドレコーディングや生活音のセルフサンプリングからの再構築,有機物の分解や状況,過程から生まれいく音響的な堆積や地層への関心,というように,宮下ともその興味を共有する活動をおこなっています。
今回のfreqでは,宮下と各ゲストによるパフォーマンスを踏まえた上で,これからのテクノロジーや社会との向き合い方を,出演者を交えたトークを通じて考えていきます。

freq

日時|
2024年5月12日(日) 17:30‐21:00

出演|
宮下恵太(九州大学大学院芸術工学研究院 テクニカルスタッフ),  おおしまたくろう,  vvekapipo (hertz),  hazuki ohta

進行(トーク)|
城一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)

会場|
九州大学大橋キャンパス音響特殊棟録音スタジオ
(*会場内は飲食・喫煙禁止となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

入場|
無料(限定50名)*参加を希望される方は以下リンクpeatixよりお申し込みください。

主催|
九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座,九州大学大学改革活性化制度プロジェクト( 令和3年度大学改革活性化制度「メディアアートによる科学・ 技術の芸術表現への昇華を通した価値の可視化プロジェクト」)

助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]

プロフィール|
宮下恵太(みやした・けいた)
アーティスト/エンジニア/即興演奏家。
電気・情報・通信といった今日的なテクノロジーと人間との関係性を軸に作品制作や即興演奏を行う。主な展示として個展「わたしたちの光、おおらかなしるし | our lights, tolerant signs」(EUREKA、福岡、2024)、グループ展「ICCキッズ・プログラム2022 Tools for Play どうぐをプレイする」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、東京、2022)など。
https://keitamiyashita.com/

おおしまたくろう OSHIMA Takuro
サウンドマン。PLAY A DAYをモットーに、身近なものを改変した楽器の制作と、それらを使った少し不思議なパフォーマンスを行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアにより、社会をマッサージする。音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。
近作に車のウィンカーのタイミングのズレを利用したリズムマシン「NB-606」、魂柱を失ったバイオリンを昆虫として蘇らせる「Violinsect」など。

vvekapipo (hertz)
2000年生まれ。ダンサー。コンポーザー。
福岡を拠点に、Kieth Flackにてスタッフを務めつつ、ノイズ音楽を中心とした実験集会”hertz”をオーガナイズ。ジャパノイズからテクノまでジャンルにとらわれず、即興的にサウンドコラージュミックスをするプレイスタイルを軸に、様々な現場で実験を行う。
制作においては、フィールドレコーディングや生活音のセルフサンプリングを行い再構築することで、独自の電子的音楽へと昇華させている。国内外でのライブやDJ、ミックス提供など、その活動は多岐にわたる。
近日アルバムリリース予定。
rural 2024への出演も決まっている。

hazuki ohta / 太田遥月
1999年生まれ。慶應義塾大学卒業後、山口を拠点に活動。
在学中より、有機物の分解や状況、過程から生まれいく音響的な堆積や地層に関心を寄せ、作品制作を行う。
現在は、採取した物質に刻まれた記憶やトラウマと自分のなかに意識せずに存在しているものを綺麗にせずに、曖昧に変わり続ける風景について考察している。

参照リンク

Geiko International Reunionを通じた芸工のネットワーク構築を目指して

2024年3月18日、芸工インターナショナルオフィスは、芸術工学部・大学院芸術工学府を卒業した同窓留学生のネットワーク構築を目指したGeiko International Reunionを開催しました。国内外の大学で教鞭を執る同窓留学生を中心に、オンラインと対面のハイブリッド形式で集まり、芸術工学部・大学院芸術工学府と海外大学との学生交流や短期留学プログラム、共同研究などの可能性について議論しました。

Geiko International Reunionには、日本、インドネシア、フィリピン、マレーシア、アラブ首長国連邦、クウェート、イギリスの7カ国および地域から計16名の卒業生(オンライン・対面)と、芸術工学研究院の教員5名、芸術工学府の学生14名が参加しました。
芸術工学研究院からは、大学のグローバル化への取り組みと、学部生向けの旗艦プログラム「国際プログラム」について、同窓留学生の皆さんに紹介しました。また、日本およびその他の国の大学で教鞭を執る3人の卒業生を招き、学生交流プログラムや共同研究の経験を共有してもらいました。その後、九州大学と海外の大学間の学生交流をめぐる課題、価値観、可能性について議論を行いました。在学生も自分の考えや質問を投げかけました。当日は、ハイブリッド形式にも関わらず参加者間で「どのように留学プログラムを運用しているのか?」「そちらの国ではいつが学生交流に良い時期か?」といった具体的な質問や、現役学生に向けた海外で教員として働くことについてのアドバイスなど、ゆったりと充実した会話が溢れる楽しい交流となりました。

今回のGeiko International Reunionは、卒業生と教員が新しい人脈を育み、懐かしい顔を見る良い機会となりました。和やかな雰囲気の中で、皆が自由に意見を述べることができました。その結果、建設的で有意義な議論の場をもつことができました。
一度のイベントは同窓生のネットワークを深めるには十分とは言えません。芸術工学研究院では、今後も卒業生との継続的関係を構築し、大橋キャンパスに国際的な文化を醸成します。

Geiko International Reunion 2024

日時:2024年3月18日16:00-18:00
参加者:35名(対面21名、オンライン14名)
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当日のプログラム
Introduction of the Current School of Design and Graduate School of Design
Opening and Self-introduction
Introduction of the Geiko International Office, Minako IKEDA
Geiko International Program, LOH Wei Leong
Sharing the Current Situation and Program by Alumni
Iyad ALSABOUNI, American University in Dubai, UAE
YU Jun, Niigata University, JAPAN
Titis WIJAYANTO, Gadjah Mada University, INDONESIA
Discussion
Challenges faced and possibility of student exchanges
Closing
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お問合せ:九州大学大学院芸術工学研究院 芸工インターナショナルオフィス
intl-ofc(a)design.kyushu-u.ac.jp
*(a)を@に置き換えてください。
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ワークショップ:データビジュアライゼーションのデザイン

九州大学大学院芸術工学研究院では、今年度 部局間交流協定締結予定のポツダム応用科学大学(ドイツ)からボリス・ミュラー教授(インターフェースデザイン)をお迎えし、データビジュアライゼーションに関するワークショップを開催します。

開催日時:2024年5月24日(金)9:00-12:30
会場:大橋キャンパス7号館1階ワークショップ室
言語:英語
お申し込み:イベント参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/1ATgLEDBHV
定員:20名

ここ数年、データビジュアライゼーションは、膨大なデータを探索、理解、活用するために不可欠なツールとなっています。抽象的なデータを、視覚的かつインタラクティブに表現することで、データを扱う新たな機会と可能性が生まれます。

データビジュアライゼーションには幅広い用途があり、専門的なツールにも遊び心のある探索にもなることができます。洞察力を与えると同時に、楽しませてくれることもあります。アナリストが資金、商品、情報の流れを理解するのに役立つこともあれば、博物館の訪問者に、文化的な収蔵品について探求するための連想的で魅惑的な方法を提供することもできます。

このワークショップの目的は、参加者にデータビジュアライゼーションの美学と方法論的原則を理解してもらうことにあります。理論的なインプットの後、参加者同士で様々なビジュアライゼーションの実例や戦略を検討し、議論し、評価します。データ・ビジュアライゼーションがどのように機能し、現在進行中のデザイン・プロジェクトにどのように応用できるかをより深く理解してもらいたいと思います。

担当教授:ボリス・ミュラー
ポツダム応用科学大学インタラクションデザイン教授。UCLAB研究グループ共同ディレクター。
https://uclab.fh-potsdam.de
https://uclab.fh-potsdam.de/people/boris-mueller/
https://borism.medium.com

セミナー「メキシコにおける都市のグリーンインフラと環境正義 ーグリーンインフラはどこにあるのか?どういった人がサービスを受けているのか?ー」を5/15に開催

九州大学大学院芸術工学研究院バイオサーキュラーランドスケープデザインユニットでは、以下のとおりセミナーを開催いたします。
事前にお申込みの上、ご参加ください。

メキシコにおける都市のグリーンインフラと環境正義 ーグリーンインフラはどこにあるのか?どういった人がサービスを受けているのか?ー

日時:2024年5月15日(水) 13:00-14:00

場所:九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F(福岡市南区塩原 4 丁目 9-1)

使用言語:英語

参加費:無料

お申込み:事前登録制です(※先着50名)。参加ご希望の方は、下記フォームもしくはQRコードよりお申し込みください。
https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=iV9x12qT90q7daV6yZZG-lmXK8jNNYNLjk7cykUwIINUN1U4M0tCWkhOMUFVMENEOFZRM0hUWkgzUC4u&origin=QRCode&qrcodeorigin=presentation

講師JAIRO AGUSTIN REYES PLATA(メキシコ国立自治大学 教授 National Researcher)
2014 年九州大学大学院芸術工学府 博士課程修了。主な研究テーマは、領土とランドスケープ、グリーンインフラと自然に基づく解決策、都市の持続可能性、エコ・ジェントリフィケーション

主催/お問合せ:九州大学大学院芸術工学研究院バイオサーキュラーランドスケープデザインユニット(BCLA-KU)
   メールアドレス takatori@design.kyushu-u.ac.jp

添付ファイル
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未来構想デザインコース 港岳彦教授が脚本を手掛けた映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の公開が決定

芸術工学部未来構想デザインコースの港岳彦教授が脚本を手掛けた映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の公開がリリースされました。
本映画は、主演 吉沢亮、監督 呉美保、脚本 港岳彦、原作 五十嵐大による、≪耳のきこえない母ときこえる息子の親子の物語が点描のように繊細に紡がれる≫呉美保監督9年ぶりの長編作品です。
『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は、2024年9月より全国ロードショーされます。

港教授は2024年4月1日に芸術工学部未来構想デザインコースに着任し、未来をどの様に記述し構想していくかを、シナリオライティングと構想デザインに向けて、”映画の脚本”という専門性から授業を行っています。


参照リンク

【研究紹介】九州大学Webサイトに曽我部春香准教授の研究紹介が掲載されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、人間生活デザイン部門 曽我部春香准教授の「河川と人をつなぐデザイン」が掲載されました。
下記参照リンクよりぜひご覧ください。

参照リンク

シリコンバレー流 仮想起業プログラムELEP, Zero to One 2023

九州大学芸術工学研究院と工学研究院では米国シリコンバレーへの短期派遣プログラムELEP(Engineering Leaders English Program)を実施しています。この一環で、デザイン思考をベースにした仮想起業プログラムZero to Oneを開講しました。デザイン思考をベースにした全く何もないところ(Zero)から何か(One)を作り出す仮想起業プログラムです。デザイン思考の手法を学び、プロセスを経て、学生のイノベーション能力を培うことを目的としています。
2023年度のテーマはグローバルマーケットを意識し、最新テクノロジーと掛け合わせて日本の良さを世界に売り込むアイデアをデザインすることでした。グループでアイデアを立案しビジネスプランを立て、4日間のプログラムの最後に発表を行い仮想投資も実施しました。

期間:2024年3月25日(月)~28日(木)
担当教員:九州大学大学院芸術工学研究院 張 彦芳 准教授、下村 萌 助教、九州大学シリコンバレー 松坂 秀二郎 客員教授、九州大学大学院工学研究院 寺西 亮教授

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写真(上)シリコンバレーでの企業訪問 (中)オンライン会計講座 (下)Zero to Oneアイデア発想

【受賞】「2024 第19回学生インテリアデザインコンテスト」でインダストリアルデザインコースの学生5名が受賞

公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が主催する「2024 第19回学生インテリアデザインコンテスト」において、芸術工学部インダストリアルデザインコースの学生5名が最優秀賞、特別賞、協賛企業賞を受賞しました。

最優秀賞
 作者 :中野紗良さん (芸術工学部インダストリアルデザインコース4年)
 作品名:ぽて

特別賞
 作者 :佐藤佳澄さん (芸術工学部インダストリアルデザインコース4年)
 作品名:Ripples wood

特別賞
 作者 :田島萌絵さん (芸術工学部インダストリアルデザインコース4年)
 作品名:waver lamp

特別賞
 作者 :三宅佑太朗さん (芸術工学部インダストリアルデザインコース4年)
 作品名:Wallth & Little ottoman

協賛企業賞アダル賞
 作者 :野間咲里さん (芸術工学部インダストリアルデザインコース4年)
 作品名:honori

本作品は芸術工学部インダストリアルデザインコースの授業「クリエーティブデザイン演習」の中のプロジェクト「インテリアプロダクトデザイン」で制作されたものです。また、これらの作品は九州林産株式会社より林業や木材の特性に関する専門的なアドバイスをいただき、ご提供いただいた杉材を用いて制作されました。

【メディア掲載】デザインパテントコンテストでの受賞作品の放送

芸術工学部では、学年や所属コースの異なる学生が共同で課題に取り組み、問題解決に取り組む方法を学ぶと共に、従来のデザイン領域の枠を超えた広範なデザインスキルや知識の習得を図る授業『コース融合プロジェクト』を実施しています。

令和5年度に開講した『コース融合プロジェクト:デザインパテントコンテストへの応募を通じて知的財産とデザインとの関係を理解する』(主担当:麻生典准教授、副担当:杉本美貴准教授(当時))では、学生が自ら考えたデザイン(意匠)を「デザインパテントコンテスト」に応募し、芸術工学部インダストリアルデザインコース3年(当時)の武田遥さんのデザイン「わからない単語のみを反復できる単語暗記カード」が優秀賞を受賞しました。

その受賞作品についての映像が「九州朝日放送シリタカ!」で放送され、福岡・佐賀 KBC NEWS YouTubeチャンネルでも公開されていますので、ご覧いただければ幸いです。

参照リンク

丹羽良徳|アーティストトーク、映像作品展示を開催

九州大学大学院芸術工学研究院では、現在開催中の第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」[2024年3月15日(金)〜6月9日(日)]での展示のために来日中のヴィジュアルアーティスト丹羽良徳氏をお迎えし、アーティストトークを行います。また、丹羽氏の映像作品展示を以下の日程で芸工図書館にて行います。

丹羽良徳 トークイベント

開催日時】2024年5月10日(金)18:30~
会  場】九州大学大橋キャンパス 7号館1Fシアタールーム
言  語】日本語/英語
お申込み】イベント参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/wVJS9d7ehj
定  員】50人

丹羽良徳 映像作品展示

開催日時】2024年5月7日(火)~10日(金)9時~21時、11日(土)10時~17時 
会  場】九州大学大橋キャンパス 芸術工学図書館1F映像音響ラウンジ
上映作品
−「イスタンブールで手持ちのお金がなくなるまで、トルコリラとユーロの外貨両替を繰り返す」(2011年、シングルチャンネルビデオ、25分10秒)
−「自宅のゴミをサンフランシスコのゴミ捨て場に捨てにいく」(2006年、シングル・チャンネル・ビデオ、17分33秒)

丹羽氏は、公共空間でのアクションやインターベンション(介入)でよく知られており、これらの記録映像をビデオ作品として展示しています。また、インスタレーション、ネオン、ドローイング、ペインティングを制作し、それらを彼のアクション・ビデオと組み合わせた作品も制作しています。今回のアーティストトークでは、初期作品から最新作まで、選りすぐりの作品を作家自身の解説とともに上映します。

丹羽氏の作品には、一見ナンセンスな長回しのアクションがよく登場しますが、それは他人の日常を混乱させたり、苛立たせたりし、さりげなくユーモラスです。例えば、東京の地下鉄や道路で、箒で埃を掃いていき、最終的に首相官邸の前まで運んでいったり《官邸前までゴミを掻き集める》(2012)、ロンドンやウィーンの市街地で地面を這いながら、視界に入るすべての国際的なブランド名を大声で読み上げるパフォーマンス《私たちの所有財産を語る》(2022)を行っています。

また丹羽のアクションは、私たちを日常生活から一瞬遠ざけ、私たちの社会を規制する根本的なシステムを示唆しています。彼が作品で扱っているシステムのひとつが、今日の自由市場経済の文脈における為替市場の日常的現実です。映像音響ラウンジで上映される《イスタンブールで手持ちのお金がなくなるまで、トルコリラとユーロの外貨両替を繰り返す》では、題名の通りイスタンブールのグランドバザール周辺の通りを両替所から両替所へと渡り歩き、通貨交換という経済取引をテーマとしています。映像音響ラウンジに展示されているもうひとつの作品《自宅のゴミをサンフランシスコのゴミ捨て場に捨てにいく》は、丹羽が美大を卒業した直後に制作されたもので、東京からサンフランシスコのゴミ捨て場まで家庭ゴミを運び、ゴミ処理のシステム、ゴミビジネス、そして私たちのライフスタイルがもたらす結果に注意喚起を行っています。


丹羽良徳(1982年愛知県生まれ、オーストリア・ウィーン在住)
2005年多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。近年の個展に「人類はなぜ経済活動をしているの?」(Satoko Oe Contemporary、東京、2023年);「Rehabilitating Our Spirit Under Capitalism」(国際交流基金ニューデリー日本文化センター、インド、2023年);「Dictatorship of Possessions」(Edel Assanti、ロンドン、イギリス、2022年):「On Rehabilitation of Domination and Domain, Match Gallery」(リュブリャナ、スロベニア、2021年)。近年のグループ展は現在開催中の第8回横浜トリエンナーレの他に、Performance Exchange(ロンドン、イギリス、2022年);ブカレスト・ビエンナーレ10(2022年);「Five Exercises of Resistance」(Eretz Israel Museum、テルアビブ、イスラエル、2022年);ColomboScope(コロンボ、スリランカ、2022);「Time for outrage! Art in times of social anger」(Museum Kunstpalast、デュッセルドルフ、ドイツ2021)

また現在、能古島に新設されたアーティスト・イン・レジデンス「遊花遊月」の第1期レジデンス・アーティストでもある。
*「遊花遊月」での丹羽氏のアーティストトークは5月19日(日)午後2時から開催予定です。詳細は下記HPをご覧ください。
能古島アーティスト・イン・レジデンス「遊花遊月」HP:www.fikafika.net/residence-yukayugetsu
丹羽氏イベント情報:https://www.fikafika.net/yukayugetsu-event

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