卒業・修了おめでとうございます!

令和5年3月20日(月)椎木講堂での九州大学学位記授与式後に、大橋キャンパスでは芸術工学部・芸術工学府の学位記の授与が行われ、学生表彰式及び卒業・修了祝賀会が挙行されました。
当日は午後から雨模様となりましたが、晴れやかな笑顔が溢れ、同級生や先生方と語らう姿が印象的でした。

この困難な状況の中、学びを修められた卒業生・修了生の皆さん、おめでとうございます!

これからのご活躍を期待しています。

第15回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2023) で学生が4件受賞

2023年3月5日(日) ~ 3月9日(木)に開催された「第15回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2023) 」において、コンテンツ環境デザイン研究室(牛尼研究室)に所属する芸術工学部および芸術工学府の学生4名が受賞しました。


【株式会社リクルート賞】
▪Text2Imageモデルを利用した楽曲歌詞に基づくサムネイル画像生成:
 佐々木 翔一(芸術工学府メディアデザインコース修士1年)、 牛尼 剛聡(芸術工学研究院)


【学生プレゼンテーション賞】
▪プロンプト・プログラミングによる小説挿絵の自動生成:
  久永 龍星 (芸術工学部芸術情報設計学科4年)

▪オンラインレビューに関する自己教師あり学習を利用した説明性を有するPOI推薦手法:
  片山 一 (芸術工学府メディアデザインコース修士1年)

▪ニュースコメントに関する対照学習を用いたニュースの潜在的な関係性の可視化:
  高橋 陸 (芸術工学府メディアデザインコース修士1年)
参照リンク

【研究紹介】九州大学Webサイトに上田和夫准教授の研究紹介が掲載されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、音響設計部門  上田和夫准教授の「劣化音声の知覚的修復:音声の断片をつなぎ合わせて意味のあるまとまりにする聴覚の働きとその限界」が掲載されました。

下記参照リンクよりぜひご覧ください。

参照リンク

長崎県波佐見町にて授業成果展示「波佐見マッププロジェクト」を 3月15(水)~26(日)に開催

大学院芸術工学研究院と長崎県東彼杵郡波佐見町は、創造的・多元的なまちづくりに係わる調査・事業の実施について連携・協力し、先進的なまちづくりモデルを構築することを目的として、2020年11月12日(木)に連携協力協定を締結しました。

2022年夏学期に開講した大学院芸術工学府スタジオプロジェクト科目「波佐見町マッププロジェクト」は、その一環として行った授業です。
今回、波佐見町ご協力のもと、波佐見町歴史文化交流館にて授業の成果展示を行うことになりました。プロジェクトの成果として、地図を用いたリーフレット、案内サイン、特大テーブルマップなどを展示いたします。

是非、ご高覧の程よろしくお願い致します。

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「波佐見マッププロジェクト プロジェクト成果展示」
会期:3月15 (水)~3月26 (日) 9:00-17:00
場所:波佐見町歴史文化交流館 1 階 ワークスペース 
     〒859-3702  長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷1010−1
入場:無料
主催:九州大学大学院芸術工学府 伊原研究室・田上研究室・工藤研究室
後援:波佐見町
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「波佐見町マッププロジェクト」について
この授業は、地図というメディアを介して、波佐見町にある中尾郷と鬼木郷とをつないでゆくことを目的としたプロジェクトです。大学院芸術工学府で2022年夏学期に開講したスタジオ科目として実施しました。
プロジェクトでは、 2022年6 月から7月にかけて、参加学生たちが 二度にわたって現地を訪問しました。電動自転車に乗って現地をめぐり、中尾郷と鬼木郷の地理特徴、歴史、くらしについて調査を行いました。既存の文献や観光マップなども参考にしつつ、現地調査を通して、地理学的視点から両地域の特性を探り、その内容を可視化する方法について検討を行いました。また、将来 両地域を訪問する来訪者が散策にあたって役立つことを念頭においた案内サイ ンやガイドマップなどの情報案内ツールも制作しました。二度目の訪問では、鬼木郷の福田清人邸でこれらの調査と提案について中間報告を行い、地元の方々と意見交換を行いました。
プロジェクトの成果として、地図を用いたリーフレット、案内サイン、特大テーブルマップなどを展示いたします。

[参加学生]
袖岡 真之 西村 息吹 宋 禹萱  土持 圭貴 七條 花恋 徳丸 倖汰 直塚 大成 青木 万由子 兒玉 真太郎 
イム・ドンファン(TA)

[授業担当教員]
伊原 久裕(芸術工学研究院メディアデザイン部門 教授)
田上 健一(芸術工学研究院環境設計部門 教授)
工藤 真生(芸術工学研究院メディアデザイン部門 助教)

添付ファイル
参照リンク

日本アートマネジメント学会九州部会・文化経済学会<日本>九州部会連携企画 研究発表会

日本アートマネジメント学会九州部会と文化経済学会<日本>九州部会では毎年3月に合同研究発表会を実施しています。特にテーマは設けず自由論題とし、会員同士が刺激を与え合い、それぞれの関心領域において新たな視点を得て一層発展する契機になることを願っております。



日本アートマネジメント学会九州部会・文化経済学会<日本>九州部会連携企画 研究発表会
◆日 時:2023年3月12日(日)14:00~17:30
◆会 場:九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F(福岡市南区塩原4-9-1)
◆参加費:無料(非会員の方も参加できます)

◆参加申込: 参加を希望される方は、3月10日(金)までにこちらからお申し込みください。
◆お問い合せ先: 日本アートマネジメント学会(JAAM)九州部会事務局 jaam.ksb@gmail.com


<プログラム>
■受付 13:30〜 
総合司会:長津結一郎(九州大学、日本アートマネジメント学会九州部会)

■研究発表会 第1部 14:00~15:35 
座長:岩本洋一(久留米大学、文化経済学会<日本>)
14:00~14:05 開会の挨拶:志村聖子(相愛大学、日本アートマネジメント学会九州部会)

14:05〜14:35 発表1
ドクメンタにおける芸術監督制の形成過程に関する考察
山口祥平(大分県立芸術文化短期大学准教授)

14:35〜15:05 発表2
古楽音楽祭は「古楽」を扱いながら、どう社会とつながれるのか?―ユトレヒト古楽音楽祭にみる革新性と同時代性―
志村聖子(相愛大学音楽学部准教授)

15:05〜15:35 発表3
NFTアートの可能性――美学とアートマネジメントの視点から
荻野哉(大分県立芸術文化短期大学教授)

休憩(15:35〜15:55)

 


■研究発表会 第2部 15:55〜17:30
座長:志村聖子(相愛大学、日本アートマネジメント学会九州部会)

15:55〜16:25 発表4
地域において個人の主体性獲得を促す文化事業のプラットフォーム
佐々木奏(九州大学大学院芸術工学府修士2年)

16:25〜16:55 発表5
「アート」の片思い ~福祉をメインに、国の縦割りを考える。~
稗田猛典(行政職員)

16:55〜17:25 発表6
舞台技術者にとっての社会包摂の意識に関する予備調査 〜文献調査による歴史的整理を通じて
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)

17:25〜17:30 閉会の挨拶:岩本洋一(久留米大学、文化経済学会<日本>)
参照リンク

社会包摂デザイン研究会・勉強会:脚本家 港岳彦氏講演「社会包摂と創作活動」を3/22に開催

社会包摂デザイン・イニシアティブ シビックデザインラボでは、社会包摂デザイン研究会・勉強会として、脚本家 港岳彦氏に「社会包摂と創作活動」をテーマに講演いただきます。

2022年の国連の審査結果からも、マイノリティや当事者を理解し、寄り添い、意見や意思を汲み取りながら、制作、創作できるデザイナーや技術者が日本に希求されています。
マイノリティに関する映画の脚本制作に数多く携わってこられた港岳彦氏に、どのように執筆をされているのかについてお話いただきます。
現地調査、インタビュー、関連書籍の読み込み、過去の経験の言語化など、シナリオ作成をどのような手段で行なっているのか、また、マイノリティを描く際の手立てや教育現場でどのように社会包摂の実現へ向かう人材を育成するべきかなども伺います。




開催日時:3/22(水) 14:00−15:10 
開催方法:対面+オンライン
会場:九州大学大橋キャンパスデザインコモン2階
参加費:無料
定員:会場参加は定員50名、オンライン参加は定員100名まで
     ※申込み先着順となります
     ※下記リンクより事前にお申し込みください。

聞き手:芸術工学研究院メディアデザイン部門  工藤真生助教
担当:社会包摂デザイン・イニシアティブ シビックデザインラボ 尾方・工藤


脚本家 港岳彦氏の主な作品
『蜜のあわれ』
『夏美のホタル』
『あゝ、荒野 前篇・後編』
『宮本から君へ』
『CHAIN/チェイン』
『MOTHERマザー』
『とんび』

代表作 「とんび」紹介
監督/瀬々敬久 脚本/港岳彦 原作/重松清
出演:阿部寛、北村匠海、薬師丸ひろ子、杏
(2022年製作/139分)
「とんび」が描くのは、母を喪った子どもと父が、単身家庭で懸命に生きていく姿です。学もなく暴れん坊だが、人一倍子煩悩な昭和の父。「とんびが鷹を生んだ」と言われるほど対照的な優等生の息子。そんな父子を支えるのは、子のない夫妻やかつて子を捨てた母、そして凛とした生き方を貫くシングルマザーです。血のつながりではなく、社会の宝である子どもを未来につなぐために奮闘する大人たち。その姿が笑いと涙の中で生き生きと描かれています。

添付ファイル
参照リンク

藤岡 定

加峯 まりえ

田中 日菜子

安田 由佳子