【研究紹介】九州大学Webサイトに中村恭子助教の研究紹介が掲載されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、未来共生デザイン部門 中村恭子助教『日本画に見られる書き割りという空間概念についてが掲載されました。

下記参照リンクよりぜひご覧ください。

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「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト入賞作品展を開催

社会包摂デザイン・イニシアティブ(DIDI)と福岡市男女共同参画推進センター・アミカスとの連携で、2021年度から継続して「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテストを行なっています。
第2回目を迎える今年度のコンテストでは、11月3日(火)に公開二次審査を行い、入賞作品を決定しました。

入賞作品展として、

12月1日(木)〜6日(火)福岡アジア美術館 交流ギャラリー
12月7日(水)〜9日(金)福岡市役所1階 多目的スペース

にて、巡回展示を行いますので、ぜひご来場ください(観覧無料)。


第2回(2022年度)「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテストについて、下記のとおり紹介されております。

■西日本新聞コラム『風向計』 に掲載 
  コラム全文:https://www.didi.design.kyushu-u.ac.jp/nishinipponshinbun_20221123/
■NHK福岡での報道映像
  https://www.nhk.jp/p/ts/QM853J35JW/blog/bl/poMgKvmJ4n/bp/pWadN4bdkO/


なお、これまでの各種ジェンダー展を冊子にまとめた図録を、DIDI Webサイトのアーカイブコーナーに掲載しておりますので、併せてご覧ください。
https://www.didi.design.kyushu-u.ac.jp/archive/zuroku/

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福岡県人権啓発情報センター 第54回特別展『コロナ禍の暮らしと社会』を12/3から開催

 社会包摂デザイン・イニシアティブが企画協力をしている、福岡県人権啓発情報センター 第54回特別展『コロナ禍の暮らしと社会』が、2022年12月3日(土)〜2023年3月21日(火)で開催されます。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、社会にこれまで経験したことがないような不安感や閉塞感が広がり、偏見や差別がさまざまな場面で深刻化しています。
 コロナ禍による経済危機は、まず非正規社員や外国人、女性など弱い立場の働き手を直撃し、格差や貧困、これによる社会的な分断や不寛容が広がっています。
 一方で、人びとは経済的な苦境、自粛生活に代表される不自由を強いられながらも、この苦境をなんとか乗り切ろうと様々な努力と工夫を重ねています。
 本展では、この間の社会のできごとと人びとの暮らしを通して、私たちの社会が抱える課題についてともに考える機会とします。

【展示企画とデザイン】
 今回の特別展では、社会包摂デザイン・イニシアティブが全面的に協力し、企画のねらいや展示内容が効果的に伝わるようデザインが工夫されています。



福岡県人権啓発情報センター 第54回特別展『コロナ禍の暮らしと社会』概要

開催日時
日付: 2022年12月3日(土)〜2023年3月21日(火)
時間: 9:00〜17:00
※休館日は第4月曜を除く月曜日、月曜日が祝日の場合は翌日。
※年末年始の休館日は12月28日〜1月4日。

会場
福岡県人権啓発情報センター
(春日市原町3丁目1−7 クローバープラザ7階)

入場料
大人200円/高校・大学生100円(中学生以下・65歳以上等は無料)

主催】 福岡県/(公財)福岡県人権啓発情報センター
後援】 福岡県教育委員会/福岡県人権啓発活動ネットワーク協議会
企画協力】 九州大学大学院芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ
添付ファイル
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『天神アートプロジェクト』を12/5から開催

人間生活デザイン部門 齋藤俊文研究室と、福岡市・天神エリアの街づくりを推進する「天神明治通り街づくり協議会(MDC)」が協働し、『天神アートプロジェクト』を開催します。

本プロジェクトは、福岡市の都心部である明治通りにあるオフィスビル「福岡天神センタービル」1階の空き区画をアート空間に転用するものです。以前は銀行が入居していた区画であったストーリー性に着目して、芸術工学を専攻する大学院生・学部生の企画による唯一無二の世界観を演出します。さらに、天神地区は古くは武家屋敷が集積するエリアであったことから、武家社会の頃に始まった礼法である「折形(おりがた)」をテーマに、来場者が気軽に楽しく参加できる折形体験ブースも設けます。

「天神明治通り街づくり協議会(MDC)」による天神中心部におけるオープンスペースの将来的な有効活用を見据えた実証実験イベント「天神明治通りテラス」の第2弾となります。

“天神ビッグバン”に伴う建替えが相次ぐなど、まちの大転換期を迎える天神地区。今回の実証実験が、天神都心部への将来的なアート要素導入のプロトタイプ的な位置づけとなり、学生と来街者・就業者の交流、新たな文化の発信につながることを目指しています。


『天神アートプロジェクト』概要

開催日時:2022年12月5 日(月)~12月16 日(金)
※ 平日のみの開催、各日とも第 1部/12時〜15時、第 2部/17時〜20時

開催場所:福岡天神センタービル 1階区画( 福岡市中央区天神 2丁目 14-8 )
     〔銀行跡、約 350坪〕

主催:齋藤俊文研究室(九州大学大学院芸術工学研究院) 、天神明治通り街づくり協議会(MDC)

協力:野村不動産(株)、野村プロパティーズ(株)、(株)竹中工務店、We Love天神協議会、(株)齋藤事務所、九州大学総合研究博物館、福岡県立美術館、(株)インキューブ西鉄

入場料:無料

今回のコンセプトについて
来場者が「ありのままに立ち返る、街と自分との関係性を捉えなおす」きっかけとなる空間づくりを、10点のアート作品から 総合的にアプローチしたいと考えています。(齋藤俊文研究室)
<展示作品>TAP001 渦(うず) / 流(ながれ):インスタレーション作品TAP002 内面鏡:参加型プログラミング作品TAP003 remember.:ホログラム/プログラミング作品 TAP004 エイプリルフールに「私は幸せです」を持ってもらう:映像作品TAP005 マグミー:金庫室インスタレーション作品TAP006 原洋:金庫室サウンドインスタレーション作品TAP007 途次にて:環境プログラミング作品TAP008〈2022年 天神〉のサロン:70年代家具と福岡都心軸計画TAP009 言葉の取引所:参加型 プログラミング作品TAP010 折(おる) :参加型「折形」ワークショップ&作品

芸工研究交流発表会「GEIKO EXPO 2022」を12/7に開催

芸術工学研究院に今年度新しく就任した教員6名を発表者に迎え、分野間の交流をより盛んにすることを目的とした芸工研究交流発表会「GEIKO EXPO 2022」を開催します。
GEIKO EXPOは、今年で5回目の開催となります。
参加費は無料ですので、ぜひお気軽にご参加ください!!

参加ご希望の方は、下記フォームより申し込みをお願いいたします。



GEIKO EXPO 2022

開催日時
2022年12月7日(水) 16:30-19:30 *開場は16:00-

開催場所
九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F

プログラム
16:30-    開会の言葉

<口演発表Part1 16:35-17:50>
16:35-17:00  村谷つかさ 助教
17:00-17:25  結城円 准教授
17:25-17:50  兼松圭 助教

17:50-    休憩

<口演発表Part2 18:10-19:25>
18:10-18:35  田中瑛 助教
18:35-19:00  何昕霓 准教授
19:00-19:25  牧野豊 准教授

19:25-    閉会の言葉
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BLACK ACADEMY「紙のレコード」 -予め吹き込むべき音響のないレコード編-

ゲーテ・インスティトゥート東京で開催されるワークショップ&セミナーシリーズ「BLACK ACADEMY」にて、音響設計部門 城一裕准教授がワークショップ :「紙のレコード」 -予め吹き込むべき音響のないレコード編- を実施します。

本ワークショップでは、レコードの原理と歴史をいくつかの事例を交えて紹介した上で,予め吹き込むべき音響のない「紙のレコード」を作ります。それぞれの参加者が作成したデータは、その場で切り出して演奏します。//compumaによる演奏有


BLACK ACADEMYとは
2年以上にわたり世界を苦しめてきたパンデミック下、誰もが「生きるとは何か、何が人生を豊かにするのか、何のために生きているのか?」という問いかけをしてきました。その答えをみつけるべく、ここ数年、ゲーテ・インスティトゥート東京と共にマルチメディア・イベントを仕掛けてきたBlack Smoker Recordsが、11/26(土)・27(日)の2日間にわたって実施するワークショップ&セミナーシリーズです。多様なアーティストを講師に迎え、音楽、映画、身体表現、音響技術などの実践的なセミナーを展開します。フェミニズムや持続可能性などのテーマも取り上げます。対象は、子どもから大人まで。
【主催】 Black Smoker Records
【会場提供】ゲーテ・インスティトゥート東京

城一裕 × compuma 「紙のレコード」 -予め吹き込むべき音響のないレコード編-
開催日時:11/26(土)14:00-15:30
受講料:¥4.000(材料費込)

本ワークショップおよびBLACK ACADEMYのプログラム詳細とお申込はこちらから

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やながわ×文化芸術 YANAGEI WORKSHOP

柳川市では、これから10年後の柳川の文化芸術のあり方についての方針を定める「柳川市文化芸術推進基本計画」を2023年3月につくるため、この計画に対して、市民の皆さんから広く意見を募集する「パブリックコメント」を行っています。
とはいえ、パブリックコメントと聞くとちょっと難しそう、計画ってどんなふうに読んだらいいのか分からない、このプランがあることでやながわの文化芸術がどのように変わっていくのだろう、などなど、思うことがあるかもしれません。
今回の「YANAGEI WORKSHOP」は、この計画をみんなで読んでみて、やながわの文化芸術がどうあってほしいかを「自分ごと」として考える時間として開催します。誰もが文化芸術につながるにはどうしたらいいか。もっと文化芸術の魅力にふれて楽しむことができるまちづくりはどのようにしたらできるのか。10年後の「やながわ」を、一緒に語り合い、想像してみませんか?

日時:2022年12月7日(水)19:00-21:00
会場:柳川市民文化会館(水都やながわ)イベントホール
対象:柳川市に在住・在学・在勤の方
定員:20名(先着順)

ファシリテーター:長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)、梶原慶子(一般社団法人hare to ke lab代表理事)

申込方法:申込フォームまたは電話(柳川市教育委員会教育部生涯学習課文化係 0944-77-8836)でお申し込みください。

主催:柳川市教育委員会
企画・運営:九州大学大学院芸術工学研究院長津研究室、一般社団法人hare to ke lab
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映画「記憶との対話〜マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証」を見て語る会

どこからどこまでが『障害』で、どこからどこまでが『健常』なのか。その境界線は、誰が引いているのか。2006 年に東京で行われた伝説的パフォーマンスを、10 年後の視点から振り返る。

〈障害〉と〈健常〉、〈マイノリティ〉と〈マジョリティ〉の〈境界線〉について問いかけ、2006年に上演されたマイノリマジョリテ・トラベルのパフォーマンス作品「東京境界線紀行『ななつの大罪』」。その作品を10年後の社会から再考し、検証するドキュメンタリー映画を上映します。福岡での上映は2016年(福岡アジア美術館)、2019年(福岡女子大学)に続いて3回目。映画の製作総指揮でありマイノリマジョリテ・トラベル主宰の樅山智子さんとともに、私たちひとりひとりが日々行なっている「線引き」について、映画を観ながら考えてみたいと思います。

日時:2022年11月26日(土)17:30〜20:30
場所:九州大学大橋キャンパス(教室名はお申し込みいただいた方にお知らせします)
定員:20名(対面開催のみ、オンライン配信はありません)
参加費:なし

スケジュール:
17:30-17:50 ごあいさつ、解説
17:50-18:55 映画上映
18:55-19:10 休憩
19:10-20:30 ディスカッション
ゲスト:樅山智子(作曲家、マイノリマジョリテ・トラベル主宰、マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会代表)
進行:長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授、マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会事務局)

映画「記憶との対話〜マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証」公式ウェブサイト 
https://mimajo.net/movie/
*上映には日本語による字幕が付きます。対話の時間についてはUDトークによる情報保障があります。

申し込み方法:
氏名、連絡先(メールアドレス)、所属など(任意)を明記し、下記申し込みフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/osvMrReTgscVrM4K6

主催:九州大学大学院芸術工学研究院長津研究室
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学生によるオンライン展示「Signal from Halo : Love defined」を開催

この度、中村美亜研究室の大学院生による愛の多様性をテーマにしたオンライン展示「Signal from Halo : Love defined」を開催しています。
本プロジェクトは修士研究の一環で行っています。
展示をご覧いただき、アンケートへのご協力をぜひお願い致します。

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*展示背景

嫌悪が蔓延している時代で、人々は何を愛だと思うのだろうか。 なぜ、誰に、いつ、どのように、どれくらい頻繁に愛を感じるのか。 愛はなぜ必要なのか。 私たちはなぜ愛さなければならないのか? メディアや日常生活で接する愛の狭い定義によって偏見が広がり、LGBTQ+に対する認識の限界とそれによる差別も深刻な状況にある。2022年、現在の日本と韓国で暮らしている私たちは、偏見と差別を超え、ありのままの愛を認めることができるだろうか。

*企画意図
愛は自分で定義するものである。 その対象と形は異なる。 家族、友人、恋人への愛、動物と地球への愛、自分への愛…。「愛の多様性」をテーマに、9人のアーティストグループ「UN:MUTE」のメンバーがそれぞれ選定したテーマは、想像を超えて遥かに広い。彼らの異なる性的指向、キャリア、経験は、愛の定義を多彩にする。それぞれの愛の表現は一見バラバラに見え、伝える内容も違うように感じられるかもしれない。しかし、それぞれの愛に秘められた共通点を探り、作品に共感的な眼差しを向けることによって、自分と他人の境界は崩壊し、多様な愛の形を受け入れることができるようになるだろう。

*UN:MUTE
日本・韓国・イギリスなど世界各国で活躍するデザイナー、タトゥーイスト、イラストレーター、ピアニスト、フォトグラファー、エデュケーターなどの9人のアーティストのグループ。
22年3月から11月までの約9ヶ月間、12回のオンライン会議を通して、インスピレーションを共有し、アートに関する対話を重ね、本展示のために新たな個人・コラボレーション作品を創作した。
UN:MUTE(ミュート解除)というグループ名は、オンライン会議を通じて、黙っているのではなく、ミュートを解除をして、自分の思いを他人に伝えることの重要性に気づいたことに由来する。共にいる場での表現と共有を大事にすることが、チームのアイデンティティになったのだ。

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これから愛の惑星に旅立ってみませんか?
地球には人の数だけ、様々な形の愛が存在します。
自らの愛を定義した9人のアーティストが
光の信号「ハロー(Halo)」を送り、
あなたを___銀河系へと招待します。

>>>Enter
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紀要「芸術⼯学研究37号」を発⾏しました

半期に⼀度発⾏しております研究紀要について、令和4年11⽉1⽇付けで37号を発⾏しました。
掲載論⽂等は「九州⼤学学術情報リポジトリ」からダウンロードの上、ご参照いただけます。


37号⽬次

1.研究論文
中山間地域における地域固有性に着目した芸術活動
《八女茶山おどり》制作プロセスの分析からみるコミュニケーション
著者:森千鶴子、高詩閔、佐々木奏、朝廣和夫、長津結一郎

2.作品
豪雨被災中山間集落における修景デザインによる復興支援
平成 29 年 7 月九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市志波平榎集落における櫟山見晴台づくりを事例に
著者:朝廣和夫、鷲見直紀、橋爪良菜、佐藤宣子、藤原敬大、作田耕太郎、三谷泰浩

3.研究報告
個人に着目した包摂型福祉のためのアンケート設計の提案
著者:久保穂果、尾方義人

表紙作品:
栗山 斉,《∴0 =1 -fluctuation》(部分),2016年,ネオン灯、ガラス管、1×10-⁵ Paの真空など,サイズ可変 ©Hitoshi Kuriyama

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和紙重(世界ペーパーアーキテクト大賞2022 審査員特別賞)

和紙の魅力を最大限に活かす茶室の提案。
和紙の柔らかい和の雰囲気に着目し、それを表現する方法を考案した。
破ることで繊維が解け、それをくしゃくしゃにすることで柔らかさを増す、さらに重ねることで柔らかい断面を連続させ和紙の魅力を出した。
中で行われる茶会の光が外に漏れ出ることによって、活動の営みが輝きとして現れる。
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「人間の許容・適応限界事典」(朝倉書店)を刊行しました

このたび、朝倉書店から「人間の許容・適応限界事典」を刊行しました。

本事典は、「人間の許容・適応限界」を生理/感覚/心理/知能・情報処理/運動/生物/物理・化学/生活・健康/テクノロジー/栄養の面から解説したものです(全805ページ)。
人間生活デザイン部門の村木里志教授が編集し、芸術工学研究院の5人の教員が執筆しています。また、芸術工学部・芸術工学府を卒業・修了し、現在研究者として活躍されている方も多く執筆されています。

「人間の許容・適応限界」は芸術工学研究院の理念である『技術の人間化』を考える上で欠かせない視点です。本事典では、その理念を実践するための考え方、事例、ヒントを多数解説しています。



■編集
人間生活デザイン部門 村木里志教授

■執筆者(五十音順)・担当項
音響設計部門 鏑木時彦教授 「発声」
音響設計部門 高田正幸准教授 「騒音」
未来共生デザイン部門 平松千尋准教授 「視覚(色覚)」
人間生活デザイン部門 村木里志教授 「動作アシスト」、「感覚拡張」
人間生活デザイン部門 Loh Ping Yeap助教 「デスクワーク」
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