【お知らせ】九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページが更新されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに尾本 章教授の「音場再生:臨場感を超えた臨場感をめざして」が掲載されました。

参照サイトよりご覧ください。

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第16回九州大学芸工祭を開催【10月12日(土)〜10月13日(日)】

令和元年10月12日(土)と13日(日)の2日間、九州大学大橋キャンパスでは「芸工祭」が開催されます。芸工祭とはファッションショー、インスタレーション、アイドルプロデュース企画などのエンターテインメントが行われる、芸術工学部所属の学生が各々の力を最大限に発揮して1から作り上げていく大橋キャンパス最大のイベントです。また、学生と研究室の作品や成果発表を見ることができる展示会、学生生活や2020年入学者から改組されるコースなどについて現役の芸工生と直接相談できる芸工相談室も開設します。今年も芸術工学部ならではの創造的で見所満載の芸工祭となっています。皆様ぜひお越しください。

【日時】
令和元年10月12日(土) 9:30〜21:00
令和元年10月13日(日) 10:00〜20:30
(芸工祭前夜ライブ『zenya』は11日(金)16:30〜20:00開催)

【会場】
九州大学大橋キャンパス(福岡市南区塩原4−9−1)

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【国際賞受賞】レッドドットアワード(ドイツ)を大学院CCDコース学生が受賞

大学院コンテンツ・クリエーティブデザインコース プロダクトデザイン研究室(未来構想デザインコース)のリロさんが世界的デザイン賞であるドイツのレッドドットアワードを作品「Butterfly Hanger」で受賞しました。リロさんは、2017年に続き、2回めのレッドドットアワード受賞です。

作品解説
組み立て家具のほとんどは、金属部品で組立ってられます。しかし、金属と木材は材料特性が異なるため、組み立てと分解を繰り返した後に接合精度は下がっていきます。これらの金属ジョイントは長期使用には理想的ではありません。

バタフライハンガーは、素材の特性を最大限に活用する一種の家具です。金属と木材は設計された構造で接続されているため、内部がゆるむことはなく、繰り返しの分解と組立に適しています。このミニマルな家具は、機能的であるだけでなく、美しい構造を持っています。その組み立てプロセスは簡単です。フレームを一緒に保持するために、両側にある重なり合ったダイヤモンド形のフレームに木製の部品をスライドさせるだけです。
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南区こども大学2019 レーザーカッターでオリジナルスタンプを作ろう!

令和元年8月8日(木)・9日(金)に南区こども大学の公開講座としてオリジナルスタンプ制作のワークショップを行いました。デジタルファブリケーションとはなんなのか、どうしたらできるのかを一緒に制作を行いながら勉強しました。

イラストを各自で描き、それをゴム板にレーザープリントし、3Dプリントされた持ち手に接着して完成、という流れで今回は行いました。普段目にしないような機材を間近で見学することができ、手書きのイラストがプリントされる様をみて親子共々楽しんで頂けたようでした。これをきっかけに、デジタルでのものづくりを楽しんで頂けたら幸いです。

私たち3DDサークルは、3Dモデリング技術の向上とその機会の創出を目的として立ち上げられたサークルです。約20名ほどで活動しており、普段はFusion360を用いてプロダクトのモデリングを行なったり3Dプリントを行なったり、コンペ等に参加したりしています。毎週火曜18:30〜から定期活動を行なっていますので興味のある方はお気軽に立ち寄ってみてください。
連絡先:Twitter … @3DD_io
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【受賞:Best Student Paper Award 】第10回群知能に関する国際会議(ICSI2019)  デザイン人間科学コースと同国際コース学生

令和元年7月27-30日にタイ王国のチェンマイで開催されました第10回群知能に関する国際会議(ICSI2019)において,デザイン人間科学コース修士2年生の李宇豪さんとデザイン人間科学国際コース博士後期課程3年生の余俊さんがStudent Best Paper Award を受賞されました.ICSI 2019には179編の論文が投稿され,そのうち79論文が採択されました(採択率45.8%).この中から,Best Paper Award 1編とStudents Paper Award 2編選ばれました.

- 李宇豪さんのコメント -
群知能は,自然の群れの振る舞いにヒントを得た最適化手法で,今回の受賞論文で扱う花火アルゴリズムもその一種で,早く最適解を見つけ出す方法を提案しました.この研究は北京大学との国際共同研究の成果で,その成果が受賞できたことを大変嬉しく光栄に思います.この研究のためにご指導を頂いた高木英行教授や譚営北京大学教授に感謝申し上げます.今後も引き続き提案手法の改良を進め、新しい最適化のための知識獲得の手法を研究し、提案手法を実応用問題へ応用できるよう努力致します.今度の受賞を更なる励みとして楽しみながら研究活動を進めていきたいと思っています.

- 余俊さんのコメント -
花火アルゴリズムは,種々の実問題にも応用され、広く注目されている最適化手法で,高性能化のための改良も多く提案されています.今回の発表も,最適探索の局所情報を利用してより性能を向上させる内容で,JSPS特別研究員の研究成果の一つです.関係者の努力のおかげで今回の受賞を得ることができ,感謝しています.今後は,最適化問題の特性を把握し,最適化をさらに効率的にする最適化探索のガイド方法を考えて研究展開をしていきたいと思っています.
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「未来」の授業ブックレット完成 : 未来構想デザインコース

「未来」の授業ブックレットが完成しました。オープンキャンパス当日、デザインコモン2Fで配布予定です。
未来構想デザインコースで今行っている授業やプロジェクトと
約30のみなさんが受講するかもしれない未来の授業を具体的に紹介しています。
ぜひ、オープンキャンパスで受け取っていただき、新しいコースの新しい授業を御覧ください。

ーーー本文よりーーー

皆さんが未来構想デザインコースに入学したら受講する予定の授業です。
2021年は皆さんが大学2年生になって専門分野の新しい知識や経験に触れてワクワクしているころ、2022年は大学3年生でプロジェクトや課題に頑張っているころ、もしかしたら海外に留学しているかもしれません。そして2023年は自分の方向性を定めて卒業研究に一生懸命取り組んでいるでしょうか。
さて、皆さんだったらどんな時間割をつくりますか?
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【お知らせ】芸術工学部の広報映像を芸工YouTubeチャンネルで公開しました

「九州大学芸術工学部 広報映像」を芸工YouTubeチャンネルで公開しました。ぜひご覧ください。
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PET.ART: ペットボトルのリサイクルアートワークショップ 2019

南区こども大学 2019の一環として、ペットボトルを素材に子ども達がアート作品を作るSDGsデザインスクール・ワークショップを開催しました。子ども達は小さな努力から、環境をより持続可能なものにできることを作りながら学びました。

シンガポールの中学校でデザインを教えていた教員が英語で行いました。子ども達にとっては英会話に触れる良い機会となりました。手を動かすワークショップなので、子どもや保護者の方が少し英語がわかる程度であれば、内容を理解し楽しく参加することができました。

SDGsデザインスクールは、九州大学大学院芸術工学研究院SDGsデザインユニットの活動の一つで、子どもから大人まで広く市民のみなさんを対象に、SDGs(持続可能な開発目標)に対してデザインの領域で何ができるのか伝える教育活動です。

English Abstract:
As part of the Fukuoka Minami Ward Children University 2019, the current design workshop shared with young children on the possibility of recycling PET bottles to make them into art sculptures or useful products that can enhance the beauty of our living space and as a small effort to make our environment more sustainable.

This workshop was conducted in English to create opportunities for English conversation and learning. The workshop also encouraged speaking and learning of English and to create a multi-lingual learning campus in Ohashi Campus. The instructors are trained teachers for Singapore secondary schools, with a combined experience of more than 20 years teaching Design and Technology.

The PET.ART design workshop is also part of the community outreach for SDGs Design School. The SDGs Design School is one of the activities of the SDGs Design Unit of Kyushu University Faculty of Design. The SDGs Design School is positioned as educational outreach to inform a wide scope of citizens, from children to adults, what can we do for SDGs (Sustainable Development Goals) in the area of design.
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【受賞】2019 Prix Ars Electronica / The SINE WAVE ORCHESTRA stay

城一裕准教授(本学芸術工学研究院)がコアメンバーとして関わるプロジェクト The SINE WAVE ORCHESTRA(古舘健、城一裕、石田大祐、野口瑞季)が、作品「The SINE WAVE ORCHESTRA stay」にて、2019 Prix Ars Electronica の Digital Musics & Sound Art 部門にて Honorary Mentions を受賞しました。

この賞は、オーストリアのリンツで開催される芸術・先端技術・文化の祭典「アルス・エレクトロニカ」が主催するアートとテクノロジーの分野における国際的なコンペティションで、メディアアートに革新をもたらした作品を対象とするものです.
 本受賞作品は、2017年山口情報芸術センター [YCAM] の委嘱(バニシング・メッシュ展)により制作されました。

2019 Prix Ars Electronica
https://calls.ars.electronica.art/prix2019/prixwinner/33663/


バニシング・メッシュ|山口情報芸術センター[YCAM]
https://www.ycam.jp/events/2017/vanishing-mesh/


The SINE WAVE ORCHESTRA
http://swo.jp

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『木と糸の組立家具展』立風個展

今回の展示会は主に私が九大の修士期間内にデザインし、制作したすべての作品を展示いたします。組み立て家具の構造研究によって設計した作品を中心に、それ以外に偶然出会った小物の設計、および三年の間に書いた詩の作品を展示しております。

中国の古代哲学名作「道徳経」の中の「甚を去り、 奢を去り、泰を去る」は私の設計思想であり、その意味は自然に従い、設計の原点に戻り、過剰な追及と贅沢な楽しみを放棄し、必要以上のことはしないことです。

手は心に従い、心は自然に従います。そのため、この展示会で皆さまがご覧になる家具作品の多くは、自然の形を元にしております。例えば、飛鳥、蝶。それとともに、素材も自然の材質に従って選択しております。木材は呼吸し、金属は弾性があり、紐は回旋できます。すべては元の自然な状態です。

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「芸工へ行こう!2019」

「芸工へ行こう!」とは、平成26年から始まったイベントで、平成最後の今年、4月7日に第6回が開催されました。

本企画は新入生と上級生が合同グループを作り、大橋キャンパスを巡りながらサークルが用意したミニゲームに参加することで、新入生に大橋キャンパスの雰囲気を体感してもらうことを目的としており、芸術工学部学務課学生係の後援のもと、芸工生が企画・運営の主体となっていることが特徴です。

今年度はより芸工を深く理解してもらうため、芸工が力を入れている芸工祭の各企画についての説明を行い、新入生153人と上級生約100人の合計約250人に近い芸工生が集まる大規模なイベントとなりました。

来年度以降も「芸工へ行こう!」は開催していく予定です。未来の新入生のみなさん、楽しみにしていてください。
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芸工オリジナルバッグができました

 このたび、芸術工学部では、部局オリジナルのトートバッグおよびポリエチレン製袋を製作しました。これらのデザインは学生から募集したもので、厳正なる審査の結果、トートバッグおよびポリエチレン製袋共に工業設計学科4年生の田中日菜子さんのデザインが採用されました。
 去る3月20日(水)に大橋キャンパスで開催された学生表彰式では、谷正和芸術工学部長から田中さんに表彰状と副賞が贈られました。

トートバッグ「flower」
田中日菜子さん
 各コースが領域を交えながらひとつの芸術工学部を形づくる、芸術工学部の新体制の図から着想を得ました。5つの花びらが、現行の5学科、そして新体制の5コースを表しています。また、芸術工学部のロゴを中心にして花びらは繋がっており、領域を横断して様々なことを柔軟に学び、のびのびと成長していく芸術工学部生を表現しています。芸術工学部生が才能を開花させ、未来の社会において大輪の花を咲かせることを願います。

ポリエチレン製袋「explosion」
田中日菜子さん
 新しい芸術工学部の始まりを、宇宙誕生のビックバンをモチーフにした爆発で表現しました。九州芸術工科大学の創立から50年以上を経て、体制を新たに次のステージに進んでいく芸術工学部の、内から外に飛び出すようなエネルギーをイメージしています。爆発の煙は5つに分かれていて、現行の5学科、新体制の5コースを表しています。芸術工学部で広くデザインを学んだ学生たちが外へ飛び出し、やがて社会においても革新的な爆発を巻き起こすことを願ってデザインしました。

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 芸術工学部では、今回完成したバッグを大学間の公的な訪問・来訪等の際の資料入れや贈答品として活用していきます。
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