Border of LIFE(北九州デジタルクリエイターコンテスト2019 入選)

「Border of LIFE」では4体の生命体を模したソフトロボットが瓶に入れられた状態で陳列する。
ナメクジ・チンアナゴ・イソギンチャク・クラゲなど、それぞれのソフトロボットにはモチーフとなった生物が存在する。
それらのソフトロボットは暗闇の中、深海生物のような発光を行い、鈍いモーター音と空気の抜ける音と共にまるで呼吸をしているかのような単純運動を繰り返す。
作品の近くには 本作品を触れるように促す案内板を設置し、それを見た鑑賞者が作品に近づくと、4つのソフトロボットは青色から赤色に変色し、威嚇を示すように全身の体が膨れ 上がる。
鑑賞者が作品から離れると、再び通常の動きに戻る。これらの見た目や動き、インタラクションなどを含め、本作品の持つ「生物らしさ」を演出する。
本作品のテーマは「生物らしさ」であり、鑑賞者に生物とは何かという問いを投げかけることを目的としている。

「北九州デジタルクリエイターコンテスト2019」入選

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【受賞:2019 第14回学生インテリアデザインコンテスト】工業設計学科3年の3名の学生が受賞

公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が主催する, 2019 第14回学生インテリアデザインコンテストにおいて,工業設計学科3年の富永由佳さんと鮫島麻里伽さんと徐徳恵さんが受賞しました.

【最優秀賞】【理事長賞】【なみきスクエア賞(1位)】受賞
 作者 :富永由佳さん(工業設計学科3年)
 作品名:ちょこん

【奨励賞】受賞
 作者 :鮫島麻里伽さん (工業設計学科3年)
 作品名:ange(アンジュ)

【特別賞】【なみきスクエア賞(3位)】受賞
 作者 :徐徳恵さん (工業設計学科3年)
 作品名:ゆれる

本作品は工業設計学科の授業「計画設計プロジェクト演習」で制作されたものです.
また,「ちょこん」と「ゆれる」に関しては,九州大学大学院芸術工学研究院と九州林産株式会社の共同研究「FSC認証の森林資源に関する課題整理と利活用」の一環として
専門家のアドバイスをいただき,提供いただいた杉材を用いて制作されました.

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【受賞:論文奨励賞 地区防災計画学会】「被災地におけるレジリエンスデザインに関する研究」大学院CCDコース西村英伍さん他

地区防災計画学会平成30年度大会におきまして、「被災地におけるレジリエンスデザインに関する研究」で西村英伍さん(大学院CCD博士後期課程)、李東海さん(大学院CCD修士課程、北京理工大学)、尾方義人さん(芸術工学研究院 准教授)が地区防災計画学会論文奨励賞 を受賞しました。

デザイン思考の方法やデザインの方法により、熊本地震の避難所の生活を避難所の張り紙から、その潜在的な問題点などを抽出した研究です。

西村さんは「デザインの考え方や方法で、防災・レジリエンスに少しでも貢献できたことは大変光栄です。熊本地震から間もなく3年が過ぎようとしていますが、これからも熊本や朝倉に貢献できるよう、頑張っていきたいと思います。」とはなしています。
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【受賞:JIDA AWARD 2018 NEXTAGE部門賞】工業設計学科4年 青山友海さん

公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会主催のJIDA AWARD 2018において,工業設計学科4年の青山友海さんがNEXTAGE部門賞を受賞しました.
JIDA AWARDはデザイナーや企業等の優れた活動成果を表彰して日本のインテリアデザインの質的向上をはかり,くらしにおけるインテリアの重要性,デザインの力を社会に発信することを目的として開催され,本賞は,提案や試作、学生作品を対象に授与されるものです.

作品名:MAYU

作品概要:
本作品は『人工物から自然物を作り出す』というコンセプトを元に制作した.今回はラップを人工物として採用し,自然的な表現がラップでできないかを実験を通して研究した.
素材は食品用ラップを融解するちょうどの100度で熱しながら重層したもので,元のラップよりも厚く,透過性が低く,重層されたラップの独特な筋が入っている.この素材の一番の特徴は光を通した際に漏れる光が柔らかく,また筋がさらにその優しさを表現できることである.
人工的な製品である食品ラップは加熱しながら重層することによって,私の恣意的でない、自然な模様を表現することができた.また骨組みとして採用したビニールホースもまた加熱によって自然な縮みや曲がりが生じる.これによって照明自体の形も熱が生み出す自然な形に仕上がった.
照明の明かりが繭の命,それを包む素材が繭に見えることからMAYUと命名した.熱により生み出されるこの照明は一つとして同じ形,同じ模様のものはなく,生物と同様に,本作品は同じ制作工程を経ても唯一無二の姿となる.

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Sharp Five – スマートフォンで観るARライブパフォーマンスの提案(福岡ビジネス・デジタルコンテンツ賞2019 入賞)

Sharp Fiveはスマートフォンを通してARによって演出されたライブパフォーマンスを体験できるスマートフォン用アプリケーションです。

福岡ビジネス・デジタルコンテンツ賞2019入賞
コンテンツ東京2019・先端デジタルテクノロジー展出展

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【展示会】ワークショップコレクションin福岡においてデザインエンジニアリング・プロジェクト 2018 「くらしの中のIoT」作品展示を行います

九州大学 大学院 芸術工学研究院 秋田研究室は「ワークショップコレクションin福岡2019」において、デザインエンジニアリング・プロジェクト2018「くらしの中のIoT」作品展示を行います。
本プロジェクトでは教育・研究の一環で、株式会社タカギのデザイナーと設計者、久留米高専の電気電子工学の専門家、本学のシステムデザイン工学の専門家や学生たちと共に、デザインとエンジニアリングの両者の視点から、くらしの中におけるIoTの在り方を探究し、この世界の感じ方を少しでも豊かにするためのプロダクトを試作しました。実際に動くプロトタイプを展示します。

会期:
2019年3月9日(土)・10日(日)
10:00~16:00

展示会場:
九州大学伊都キャンパス(ビッグリーフ)

ワークショップコレクションin福岡 主催:
NPO法人CANVAS/株式会社グッデイ

ワークショップコレクションin福岡 共催:
九州大学

参考URL(ワークショップコレクションin福岡)
https://wsc-fukuoka.jp/about/

プロジェクトメンバー:
■デザイナー(学生)
内村 謙也(九州大学 大学院 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 修士課程1年)
菅崎 拓真(九州大学 大学院 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 修士課程1年)
眞田 龍志(九州大学 大学院 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 修士課程1年)
堂本 竣平(九州大学 大学院 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 修士課程1年)
今岡 宏朗(九州大学 大学院 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 修士課程2年)
■デザインリード(専門家)
屋並 陽仁(久留米工業高等専門学校,九州大学 非常勤講師)
西原 尚宏(九州大学 大学院 統合新領域学府 博士課程)
鳴島 啓介(株式会社タカギ WaterDesign事業部)
有吉 啓介(株式会社タカギ WaterDesign事業部)
竹内 啓行(株式会社タカギ WaterDesign事業部)
秋田 直繁(九州大学 大学院 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 助教)

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大人向け教育番組『ミエテくるテレビ』

 「想像力」をどこかに忘れてきた大人たちをターゲットとした5分間の教育テレビ番組。シリーズ物を想定しているため、3本分の制作を行った。
 各回につき1つの“物”をテーマとし、1人の大人に想像力を用いて作品を制作してもらう。今回の制作における各回のテーマは、それぞれ「白ごはん」、「レジ袋」、「ピンチハンガー」とした。
 番組全体の構成はもちろん、テロップや進行役のキャラクター、効果音など、“番組らしさ”を細部まで追求して制作に取り組んだ。

映像作品『a times』の制作〜マルチ映像で感じる時間の流れ〜

本作品は、6面のマルチ映像によって時間の流れを表現した映像作品である。「時間のカケラ」「時間の繋がり」「時間の流れ」という3章立ての構成となっており、初めはバラバラだった時間軸が徐々に繋がり、最終的に一つの流れ続ける時間となる様子を描く。
内容上のテーマは「平成30年度脇山研究室4年生の卒業制作の過程」。
「時間は一瞬一瞬の積み重ねであること」「一つの時間の中に、いくつもの物語が存在すること」を示す。そして作品全体を通して、時間の流れを感じてもらうことを本作の目的としている。

カナエとマチ

”漫画風スプリットスクリーン”を用いた、アニメーションMV。
主人公のカナエと幼馴染のマチの二人が、バスケットボールに魅せられてから中学3年間を走り抜けるまでを描いた青春ストーリーとなっており、バスケットボールという競技の持つスピード感や、現役プレーヤーの持つ勢いや熱さの表現に挑戦した。
上映会では、漫画とアニメの融合といえる本作のユニークな形式を視覚的に強調するために、冊子の見開きを模したスクリーンにプロジェクター二台を用いて投影した。

界隈流通経済(第12回長谷工住まいのデザインコンペティション佳作)

ネットショッピングなどの普及により、配送業者にかかる負担は増すばかりで、業界の維持に関わる危険性がある。この問題を解消していくためにも新たな流通のしくみが求められている。そこで、「運ぶ」ことで価値が生まれる流通経済と住宅街の融合を想定する。さまざまな区画の住宅間において運ぶ径が生まれ、隣家に荷物をつないでいくことで流通経済が成り立つ。径は住宅の風景となり、「稼ぐ」経済を契機に新たな集合を生み出していく。

第12回長谷工住まいのデザインコンペティション佳作

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福岡市ロープウェイの提案と検証

福岡市ロープウェイ構想案に対して、想定される現地や博多港からのインバウンドなどの状況もふまえ、デザイン実践からの未来デザイン構想として検証提案しました。

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動物愛の家(第14回ダイワハウスコンペティション佳作)

現在の都市や家には動物に対する無慈悲さを顕著に感じる。鳥が電線・木に留まることを防ごうとしたり、野良猫を施設へ送り処分したりする。こうした人間以外の異質性を持つ動物が排除される状況にあり、愛はない。ヒト・動物が単に共生しているということではなく、家が個々の特性に関心を抱き、1つの場の中で過ごす領域を与えることがそれぞれに対する太っ腹であると考えた。

第14回ダイワハウスコンペティション佳作

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