動物愛の家(第14回ダイワハウスコンペティション佳作)

現在の都市や家には動物に対する無慈悲さを顕著に感じる。鳥が電線・木に留まることを防ごうとしたり、野良猫を施設へ送り処分したりする。こうした人間以外の異質性を持つ動物が排除される状況にあり、愛はない。ヒト・動物が単に共生しているということではなく、家が個々の特性に関心を抱き、1つの場の中で過ごす領域を与えることがそれぞれに対する太っ腹であると考えた。

第14回ダイワハウスコンペティション佳作

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『2018 ユポマルシェ®商品化コンペ』受賞者決定

株式会社ユポ・コーポレーションが主催する学内コンペ『2018年ユポマルシェ商品化コンペ』が実施され,審査の結果,城川真実さん(工業設計学科)と田中佑龍さん(大学院デザインストラテジー専攻)が受賞しました.
本コンペティションは,合成紙 ユポ®(合成樹脂を原料とする紙状のフィルムシート)の素材の魅力と特性を活かした商品アイデアを募集したものです.

■優秀賞
芸術工学部 工業設計学科 城川真実さん
「pieces memo(単語帳)」

■特別賞
芸術工学府 デザインストラテジー専攻 田中佑龍さん
「OMBRA(ライトカバー)」

※画像は,株式会社ユポ・コーポレーションの宮口卓也氏と横田桂子氏,相良沙枝子氏にお越しいただき大橋キャンパスで開催した授賞式の様子です.

『2018アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA』受賞者決定!

九州大学が中心となって主催するメディアアートコンペティション『2018アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA』は、北部九州からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエータの発掘・育成の場として2001年にスタートしました。
18回目を迎える今回のコンペティションで、705点の応募をいただき、アジアデジタルアート大賞をはじめとする計64点の受賞作品を選定しました。受賞者の発表は2018年12月5日(水)正午に行われ、芸術工学府・芸術工学部からは学生5人が受賞しました。
結果は「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」公式Webサイトにて公表するとともに、2019年2月7日(木)~2月12日(火)には受賞作品展、2019年2月11日(月・祝)には表彰式を福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル)にて開催します。

-芸術工学府・芸術工学部からの受賞作品-

■学生カテゴリー・インタラクティブアート部門 優秀賞/福岡市長賞
作品:Projection Mapping for Leaves」
作者:末吉知樹(芸術工学府コンテンツ・クリエーティブデザインコース)

■学生カテゴリー・静止画部門 入賞
作品:Weave A Dream
作者:応夢、姜昱健(芸術工学府コンテンツ・クリエーティブデザインコース)

■学生カテゴリー・動画部門 入賞
作品:指に届け
作者:田口佳月、松浦ちひろ、榎本真帆、澤井文哉、戸嶋野乃香(芸術工学部画像設計学科)

■学生カテゴリー・インタラクティブアート部門 入賞
作品:Communication+
作者:西田騎夕(芸術工学部音響設計学科)

■学生カテゴリー・エンターテインメント(産業応用)部門 入賞
作品:アニマルお誕生公園
作者:新田哲生(芸術工学部画像設計学科)

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【受賞】中国全国自動車デザインコンペディション銅賞受賞 大学院CCDコース院生「レジリエンスEVバスデザイン」

中国全国自動車デザインコンペディションで学院CCDコース院生(宋暢、高品、王炎、姜昱健、応夢)が、「レジリエンスEVバスデザイン」で銅賞を受賞しました。

中国全土の他日本・台湾など海外からの参加のなか、日本での災害やレジリエンスに対する経験や研究を活かし、災害時でも通常時でも利用可能なデザインとして、EVの工学性を利用しながらデザイン提案したものが評価されました。
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【入賞:SDGs学生 フォトコンテスト2018】芸術工学専攻1年 オウ・ショウコンさん

今年で3回目となる国際連合広報センター等主催のSDGs学生フォトコンテスト2018は、大学生、短大生、大学院生、専門学校生に加え、高校生も対象に実施され、今回初めて撮影地が国内に限定されました。身近な場所や出来事からSDGsのつながりを見出した作品が求められました。
応募者371人の中から、受賞作14点が決まり、芸術工学専攻1年のオウ・ショウコンさんが入賞しました。

受賞作品:川中の空_欧紹焜

-オウ・ショウコンさんのコメント-
私は未来のまちづくりの姿を想像し、自分の想いをこの作品に表現しました。未来のまちの中で、目に入るものは人工の色だけではなく、青い・白いなどの大自然の色もあると思います。私はこの作品を通じて、まちの中の美しい風景を守る理念を伝えたいです。
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【W受賞】ウッドデザイン賞・福岡デザインアワード:工業設計学科・画像設計学科・大学院CCD・大学院DSの学生

あさくら杉おきあがりこぼし展がウッドデザイン賞・福岡デザインアワード金賞をダブル受賞しました。
学生実行委員長の河内厚志(大学院CCDコース)中心に、社会人と共に15名の学生が、作品制作・運営・復興支援に携わりました。

①身近な自然災害への復興支援への関心を引き出したこと
②「おきあがりごぼし」のネーミングと復興の「おきあがり」の企画趣旨が明快に一致したこと
③被害地の資源を活用すること
④ごぼしの基本設計のデザイン性
⑤150名もの作家の参加のスケール感とアート表現の多様性
などの評価をいただきました。

今後はこのおきあがりこぼし展をプラットフォームとした他地域での展開・他アイテムでの展開が進んでいきます。持続的な復興支援を続けていきます。

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細胞共生の家(新建築住宅設計競技2018 2等)

AIを、細胞をもつ新たな生物として認識する。ディープラーニングを経てAIは人間を超越する。そうするとAIは新たな生物として肥大化し、優れた知能を持つだろう。人間は様々な生物と共生を続けてきた。AIも人間と共生を始め、徐々に人間のマインドを理解していく。生物として互いに理解を深めながら、AIと人間が関わりあう細胞のように可変性のある住む場所を想定する。

新建築住宅設計競技2018 2等

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【受賞】CYNETART Competition 2018 / The SINE WAVE ORCHESTRA

 城一裕准教授(本学芸術工学研究院)がコアメンバーとして関わるプロジェクト The SINE WAVE ORCHESTRA(古舘健、石田大祐、城一裕、野口瑞季)が、作品「The SINE WAVE ORCHESTRA stay」にて、CYNETART Competition 2018の「The Grant of the Saxon State Minister for Higher Education, Research and the Arts 2018」を受賞しました。

 この賞は、ドイツのドレスデンで開催されているニューメディアに関わるアートフェスティバル CYNETART が主催するもので、芸術表現における新たなメディア・テクノロジーに取り組む作家を対象とするものです。
 受賞作品は、2017年山口情報芸術センター [YCAM] の委嘱(バニシング・メッシュ展)により制作されました。

CYNETART Competition 2018
https://www.cynetart.org/2018/?l=en#cy18competition

The SINE WAVE ORCHESTRA stay
https://www.youtube.com/watch?v=TlC7nfxCewQ

バニシング・メッシュ|山口情報芸術センター[YCAM]
https://www.ycam.jp/events/2017/vanishing-mesh/

The SINE WAVE ORCHESTRA
http://swo.jp

【受賞:IEEE Most Active Technical Committee Award】高木英行教授

高木英行教授(本学芸術工学研究院)がDr. Ajith Abraham (MIR Labs), Mario Koppen教授(九州工業大学)と共にIEEE Most Active Technical Committee Award を10月9日に受賞しました.
この受賞は,IEEE Systems, Man and Cybernetics Society の3分野のうち,cybernetics分野の25の Technical Committees (TC) の中で,TC on Soft Computing が最も活動が活発であるとして,そのTC の技術活動を運営しているChairs 3名に贈られたものです.


学会名:IEEE Systems, Man and Cybernetics Society
受賞名:IEEE Most Active Technical Committee Award

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【優秀賞受賞! 福岡スチューデントポスターコンペティション2018】芸術工学専攻2年 須藤史貴さん

今年で3回目になる「福岡スチューデントポスターコンペティション2018」において,芸術工学府コンテンツ・クリエーティブデザインコースの須藤史貴が優秀賞受賞しました。須藤さんは,昨年にグランプリを獲得,今年も入賞(二席)という連続受賞の快挙となりました。
また,同コースの西村佳子さん,チェ・ヨンスンさんも入選を果たしました。



本コンペティションは,福岡市でデザインを学ぶ学生を対象に開催され,外部から審査員を招いて審査されました。10月15日から28日まで福岡スタートアップカフェで展覧会が開催される予定です。


-須藤史貴さんのコメント-
受賞作品名:ふくおかふーふー・ずずず
 福岡プレゼン2018というテーマが設定されており,福岡の食をアピールするポスターを制作することにしました。とんこつラーメンをモチーフに,「ふーふー」と「ずずず」を同一の要素を用いて構成し,そのうちの「3」の形を,ラーメンを食べるときの口の形になぞらえています。すする顔の表情づけにも注力しています。
 昨年に引き続き賞をいただくことができ嬉しいです。展示が行われていますので,ご覧いただけると幸いです。

添付ファイル
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【FIT奨励賞】芸術工学専攻2年生が受賞しました

2018年9月21日、FIT2018(第17回情報科学技術フォーラム)において、コミュニケーションデザイン科学コース2年、岡崎大暉さんの「高ダイナミックレンジ画像のための顕著性マップ推定手法」がFIT奨励賞を受賞しました。
FIT2013 第12回情報科学技術フォーラムから設けられた賞で、一般発表のセッション毎に優秀な発表を1件その場で選び贈呈されるものです。


-岡崎大暉さんのコメント-
私は現在画像処理に関する研究に従事しており、特に入力画像の顕著性マップを生成する手法について研究しています。
顕著性マップは、画像内でヒトが注目しやすい領域を抽出したもので、視線解析技術などに応用されます。
今回の研究では、人間の視覚特性と同程度のダイナミックレンジ(明るさの幅)を保持することで白飛びや黒潰れのない画像を再現した高ダイナミックレンジ(High Dynamic Range, HDR)画像について取り扱いました。
HDR画像は汎用性の高さから車載カメラや監視カメラ、医用画像など様々な分野で応用が期待されており、最近ではiPhoneやAndroid端末のカメラに標準で備わっています。
FIT2018において、通常の画像を対象とする既存の顕著性マップ生成手法をHDR画像にも適用できるように拡張する手法を提案するという内容で発表を行い、FIT奨励賞をいただくことができて大変嬉しく思っています。
今後は、視線追跡実験で得られた結果との定量評価を行うことで、提案手法の更なる有効性を示していきたいです。
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【デザインチャイナ賞受賞】デザインストラテジー専攻博士後期課程学生

2018年8月26日(日)、中国の国家戦略事業である「2018年クリエイティブデザインカップ」において、デザインストラテジー専攻博士後期課程(富松研究室)Gina Sunさんの「Scentgraphy 感性香り生成装置」が、デザインチャイナ賞を受賞しました。中国を代表するデジタルデザインとしての受賞です。

デンマークで特別展示を実施しました。




-Gina Sunさんのコメント-
「Scentgraphy 感性香り生成装置」は、人間の感情や感性をセンシングしてインタラクティブにブレンドした香りを生成する装置のデザインです。
嗅覚のデジタル化を探求するように設計したこのソフトウェアは、嗅覚情報をリアルタイムで計算、分析、コンパイル、保存できるインタラクティブなデバイスです。
私は上のデジタル化に基づいて、ビジュアルデザイン以外の感覚を探求したいです。
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