
メディアデザイン部門Hsin-Ni Ho研究室の研究が、触覚分野の国際会議 「IEEE Haptics Symposium 2026」 において、Best Technical Long Paper Award を受賞しました。本賞は、同会議に投稿された論文の中から、特に優れた技術的貢献のある研究に授与されるものです。
受賞対象論文:
Thermal and Tactile Integration in Human Liquid Perception Using Viscous Solutions and Visible Light
著者:
Hua Junjie(九州大学/Bentley University)
Ichihashi Sosuke(Georgia Institute of Technology)
Ho Hsin-Ni(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
本研究は、人が「液体らしさ」をどのように感じているのか、その知覚メカニズムの解明を目的としています。
液体らしさの知覚は、特定の受容器によって直接生じるものではなく、温度感覚と触覚が組み合わさることで成立すると考えられています。本研究では、この仕組みに着目し、手を液体に浸した状態で、皮膚への温度刺激と液体の粘性を操作することで、液体らしさの知覚がどのように変化するかを検証しました。その結果、温度刺激が強いほど、また粘性が高いほど、液体らしさの知覚はいずれも低下することが明らかになりました。
これらの結果は、液体知覚が固定的なものではなく、多感覚情報の統合によって柔軟に変化する知覚現象であることを示しています。
本研究は、触覚および温度感覚の統合メカニズムに関する理解を深めるとともに、仮想現実(VR)や遠隔コミュニケーションにおける臨場感のある触覚提示技術の実現に貢献することが期待されます。特に、液体感を再現する新たなアプローチとして、今後のヒューマンインタフェース設計への応用が期待されます。
受賞対象論文:
Thermal and Tactile Integration in Human Liquid Perception Using Viscous Solutions and Visible Light
著者:
Hua Junjie(九州大学/Bentley University)
Ichihashi Sosuke(Georgia Institute of Technology)
Ho Hsin-Ni(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
本研究は、人が「液体らしさ」をどのように感じているのか、その知覚メカニズムの解明を目的としています。
液体らしさの知覚は、特定の受容器によって直接生じるものではなく、温度感覚と触覚が組み合わさることで成立すると考えられています。本研究では、この仕組みに着目し、手を液体に浸した状態で、皮膚への温度刺激と液体の粘性を操作することで、液体らしさの知覚がどのように変化するかを検証しました。その結果、温度刺激が強いほど、また粘性が高いほど、液体らしさの知覚はいずれも低下することが明らかになりました。
これらの結果は、液体知覚が固定的なものではなく、多感覚情報の統合によって柔軟に変化する知覚現象であることを示しています。
本研究は、触覚および温度感覚の統合メカニズムに関する理解を深めるとともに、仮想現実(VR)や遠隔コミュニケーションにおける臨場感のある触覚提示技術の実現に貢献することが期待されます。特に、液体感を再現する新たなアプローチとして、今後のヒューマンインタフェース設計への応用が期待されます。
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