Incomplete Niwa Archives 終らない庭のアーカイヴ -anechoic chamber version-

音響設計部門 城一裕准教授が参加する庭園アーカイヴ・プロジェクトが、九州大学大橋キャンパス内の無響室および録音スタジオにおいて、日本庭園の音に焦点をあてた展示「Incomplete Niwa Archives 終らない庭のアーカイヴ -anechoic chamber version-」トークイベント「庭=アーカイヴを聴くとは?」を開催します。

庭園アーカイヴ・プロジェクトは、種々のテクノロジーを用いて、常に動き続ける日本庭園の新しいアーカイヴを開発する研究企画です。

2021年には、ウェブサイト「Incomplete Niwa Archives 終らない庭のアーカイヴ」を公開しました。このウェブサイトでは、ユーザーは日本庭園の3Dデータを自由に動かしながら、風景の映像や音、石や植物、そこで観察される生物など、さまざまなデータを参照することができます。

その中でも音のアーカイヴに関しては、アンビソニックスをはじめとする立体録音を用いて、庭のデータ化を試みてきました。

今回は、九州大学大橋キャンパス内の無響室において、山口市・常栄寺庭園でアンビソニックスを用いて春・夏・秋・冬の各季節に録音された音源を、4つのスピーカを用いて聴取可能にします。

これらの音源は、庭園の一日のなかの変化を捉えるために「長回し」撮影・録音を行うなかで得られたものです。これらの映像・音源は、マジックアワー、すなわち日の出や日没の時間帯に1時間から2時間ほどの間、カメラやマイクの位置を一切変えず固定で撮影・録音しています。そこで庭は徐々に明るくなったり暗くなりますが、さまざまな鳥や虫が鳴き、風や水の音が聴こえます。これらは一見、実に退屈な風景と音のように思われますが、まるで一つの映画や交響曲、パフォーマンス作品のように劇的に変化します。

今回の展示では、あえて四季折々の庭のアーカイヴの音に絞り、それらの聴取とトークイベントでのディスカッションを通じて、音から見えてくるアーカイヴの可能性を検討できればと考えています。


日時 / Date|
2024年11月1日(金)
12:00-12:30 上演(春)
13:00-13:30 上演(夏) 
14:00-14:30 上演(秋) 
15:00-15:30 上演(冬) 
16:00-16:30 上演(春)
17:00-17:30 上演(夏) 
18:00-18:30 上演(秋) 
19:00-19:30 上演(冬) 

2024年11月2日(土)
10:30-11:00 上演(春)
11:30-12:00 上演(夏) 
14:00-16:00 トークイベント「庭=アーカイヴを聴くとは?」:原瑠璃彦、城一裕、東岳志(ゲスト)
16:30-17:00 上演(秋) 
17:30-18:00 上演(冬) 
* 展示の上演において各季節は同一の内容となります。体験できる人数に限りがあるため、お一人につき4回(春夏秋冬)を上限としてご選択ください。
   当日 人数に余裕がある場合には、追加で参加していただくことが可能です。
**  上演中は途中入退出ができないため,各回開始5分前までに展示会場(3号館1F無響室)前までお集まりください。
***トークイベントへは,別途お申込みの上、ご参加ください。

登壇(トークイベント)|
原瑠璃彦
1988年生。静岡大学人文社会科学部・地域創造学環准教授。一般社団法人hO理事。専門は日本の庭園、能・狂言。2020年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。著書に『洲浜論』(作品社、2023)、『日本庭園をめぐる――デジタル・アーカイヴの可能性』(早川書房、2023)。『洲浜論』にて令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第15回表象文化論学会賞奨励賞受賞。

城一裕
1977年福島県生まれ、九州大学大学院芸術工学研究員准教授、博士(芸術工学)。
音響学とインタラクション・デザインを背景とした現在の主なプロジェクトには、音の再生の物質的・歴史的な基盤を実践を通じて再考する「Life in the Groove」、参加型の音楽の実践である「The SINE WAVE ORCHESTRA」、音・文字・グラフィックの関係性を考える「phono/graph」などがある。

東岳志(ゲスト)
サウンド・エンジニア。山食音代表。フィールドレコーディングの考え方で様々な音響、録音に従事。ライブ音響に加え、サウンドインスタレーションの音響の設計を行う。

会場|
九州大学大橋キャンパス
3号館1F無響室(上演)
音響特殊棟録音スタジオ(トークイベント)
*キャンパス内は全面禁煙、会場内は飲食禁止となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

入場|
無料(上演 各回10名限定,トークイベント 50名限定)

お申込み|
以下、Peatixイベントページより事前にお申し込みください。
https://niwa-241101.peatix.com/

交通|
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*  来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
**構内の駐車場は入構許可が必要です。特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催|
庭園アーカイヴ・プロジェクト、九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座

助成|
科学研究費助成事業 基盤研究(B)「動態としての日本庭園の総合的デジタルアーカイヴとその持続的構築システムの研究開発」(研究代表者:原瑠璃彦)、挑戦的研究(開拓)「特異な音響空間内における音を知覚する体験の設計とその配信技術の開発」(研究代表者:城一裕)

協力|
宗教法人 常栄寺、山口情報芸術センター[YCAM]

お問い合わせ|
ina@niwa-archives.org

参照リンク

第21回九州大学芸工祭を開催

九州大学芸術工学部の本拠地、大橋キャンパスで毎年開催される「芸工祭」は今年度で 21回目を迎えます。学生たちの情熱が集まり制作された空間芸術作品やエンターテイメント体験は、ここでしか味わえません。

今年度は、例年の倍以上のテント企画や教室企画が参加し、キャンパス全体が一層活気に溢れます。また、改修が行われた多次元ホールでは、進化を遂げた多様な公演が行われ、入口には入場門も設置する予定ですので、ご期待ください。

大型企画として、前夜に全て自分たちの手でライブパフォーマンスを行う「zenya」、音や光、美術とその構成を用いて空間全体を体感させる『インスタレーション』を行う「2研」、噴水で楽しいイベントを行う「噴水企画」、エンターテインメントファッションショーを行う「CBA project」、映像体験を作り上げる「未定研」、そして芸工祭の締めくくりとなる「火祭」がございます。

今年の芸工祭のテーマは「PUNK!」(パンク)です。”punk”とは「若者、暴れん坊」などの意味があり、学生たちの内側にあるエネルギーを外に放つべく、このテーマを選定しました。芸工生たちの自由で型破りな発想が、キャンパスの隅々まで染み渡ります。常識にとらわれない、創造力あふれる作品の数々を堪能いただけます。

大橋キャンパスは、西鉄大橋駅から徒歩5分の場所にあります。
ぜひ足を運んでいただき、芸工祭をお楽しみください。

第21回九州大学芸工祭

開催日時
2024年11月1日(金) 14:30~17:00 前夜祭
2024年11月2日(土) 14:00~19:00 1 日目 ※開始時間が変更になりました。
2024年11月3日(日) 10:00~19:30 2 日目

会場
九州大学大橋キャンパス(福岡市南区塩原4-9-1)

事前予約
スムーズに企画を楽しんでいただけるよう、いくつかの企画について事前予約を実施しております。
予約は公式ホームページから▶ https://geikosai.com/

芸工祭ホームページや公式Twitterから企画内容などの詳細を発信してまいりますので、ぜひそちらもご覧ください。
芸工祭HP:https://geikosai.com/
公式X(旧Twitter):@qu_geikosai
公式instagram:@qu_geikosai

お問合せ先
芸工祭実行委員会
E-mail: info@geikosai.com

第31回デザイン基礎学セミナー『造形の原野へ:素材・技術・場所の連関をめぐって』

この度、九州大学大学院芸術工学研究院デザイン基礎学研究センターでは、第31回デザイン基礎学セミナー『造形の原野へ素材・技術・場所の連関をめぐって』を11/8(金)に開催します。
どなたでもご参加できますので、ぜひお申込ください。

概 要
原野とは、さまざまなものが未分化な地平をいう。そこはアートとデザイン、建築、土木が分離対立する手前で、人間と造形と環境の関係を再考する場であり、造形芸術を大きな物質循環のなかに置き戻す手立てを考える場である。理論ではなく、「なまの土」を用いた具体的な造形実践とそこでの気づきを通して、素材と形態、技術と場所のあるべき関係、作品や創作概念の更新の可能性を提示する。格差と紛争、気候変動が進む果てのポストヒューマンのアートと生活のために。

講 師
井上明彦 Akihiko INOUE
1955年、大阪生まれ。1984年京都大学大学院博士課程中退。1990年代半ばより、環境や場所性と関わるサイト・スペシフィックな造形表現を軸に、絵画、立体、インスタレーションから写真、デザインに渡る領域横断的な活動を続ける。地域社会とかかわるアートプロジェクトやワークショップもしばしば行う。2006~2007年、文化庁新進芸術家在外研修でパリ滞在。1995年~2021年、京都市立芸術大学美術学部教員(造形計画)。2022年度意匠学会作品賞受賞。

日 時】2024年11月8日(金)18:00~20:00(開場 17:45~)

会 場九州大学大橋キャンパス・印刷実験棟2階+オンライン(ZOOM)
*会場が変更しておりますので、ご注意ください。

*ご関心のある方はどなたでも自由に参加できます。参加ご希望の方は、下記リンク申込みフォームからお申込みください(講演は日本語のみ。The lecture will be given in Japanese only.)。
*オンライン参加をご希望の方は、申込みフォームに入力頂いたアドレスに、当日URL等のご案内をお送りします。事前にZoomの最新版をダウンロードしてください。

主 催】九州大学大学院芸術工学研究院 デザイン基礎学研究センター
共 催】九州大学芸術工学部未来構想デザインコース

お問い合せ先
九州大学大学院芸術工学研究院デザイン基礎学研究センター 古賀徹・横谷奈歩
designfundamentalseminar★gmail.com(★は@に置き換えてください。)
参照リンク

デザイン創造性国際シンポジウム ISDC2024を11/8に大橋キャンパスで開催

11月8日(金)に、大橋キャンパスデザインコモンにて、国際シンポジウム「International Symposium on Design Creativity (ISDC)」を開催します。
様々な分野や地域の文脈から「創造性」研究を各地域からボトムアップで発信する新シリーズで、ここ大橋キャンパスを皮切りに今後世界各地を巡回する予定です。

本シンポジウムには芸術工学研究院の教員も多数登壇し、キャンパスツアーやセッション、パネルディスカッションなどのインタラクティブな場を予定しています。
創造性研究にご関心のある皆様、奮ってご参加ください!




日時:2024年11月8日(金)9:30-18:00

場所九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F(福岡市南区塩原4-9-1)
 ※懇親会(18:00-)はデザインコモン1Fで行います。

使用言語:英語

参加費:無料 
 ※懇親会、 11/9(土)のエクスカーション参加には別途参加費が必要です。

お申込方法:事前登録制。以下フォームより事前にお申し込みください(申込締め切り:10/20)。
https://forms.gle/FTj4cRkBL6B4BmdL7

主催:ISDC実行委員会
後援The Design Society (Desigin Creativity SIG)、 日本創造学会
備考:九州大学大学院芸術工学府スタジオプロジェクト、 JSPS科研 国際共同研究強化(A) 22KK0220
参照リンク

「那珂川みらい会議」公開セミナー2024を開催します

令和6年度国土交通省官民連携まちなか再生推進事業に「那珂川みらい会議」が採択され、九州大学大学院芸術工学研究院も中心的に参加し、福岡市南区の那珂川流域に位置する公民学が連携するエリアプラットフォームを創出しています。
「那珂川みらい会議」は、南区の宝・那珂川のみらいに向けて、構想し実現する会議です。

10月26日(土)に大橋キャンパスにて公開セミナーを開催します。パネルディスカッションのコーディネーターとして、芸術工学研究院の稲村徳州助教が登壇いたします。
川辺がこんな環境になったら良いのに、こんなことがやってみたい、興味・関心のある方、大歓迎です。WEB参加も可能ですので、是非奮ってご参加ください!

日時:2024年10月26日(土)10:00~12:00(受付9:30~)
場所九州大学大橋キャンパス2号館2階環境設計ギャラリー(福岡市南区塩原4-9-1)
対象:興味・関心のある方どなたでも大歓迎!
定員:60名程度
   ※参加費無料・事前予約・当日参加OK
   ※WEB参加は定員制限はありません

事前の参加申し込みは、下記リンクの申込フォームよりご登録ください。
参照リンク

人権啓発フェスティバル「ハートフルフェスタ福岡2024」に展示参加

「ハートフルフェスタ福岡」は、市民一人ひとりが人権を自分自身の問題として身近に感じ、考えてもらうきっかけをつくる人権啓発イベントで、今年で27回目の開催を迎えます。

ゼファ会場(ソラリアプラザ1階)では、芸術工学部未来構想デザインコースと学生が企画し提案する「ジェンダー」について、考えるための展示を行います。
みなさま、ぜひお立ち寄りください。


ハートフルフェスタ福岡(ゼファ会場)

日時:10月20日(日) 11:00ー17:00

会場:ソラリアプラザ1階

※ゼファ会場は、事前のお申し込みは不要です。






参照リンク

九州大学大学院オンライン留学フェア「Virtual Study Fair at Kyushu University」を開催します

九州大学の大学院へ進学を検討されている方(外国人)に向けて、オンライン留学フェア「Virtual Study Fair at Kyushu University」を開催します。
大学院芸術工学府の紹介を行いますので、ご興味のある方は、ぜひ参加登録をお願いいたします。


日時】 2024年11月1日(金)16:00~18:00(日本時間)

対象】 アジアを中心とした国・地域の大学院進学希望者と保護者、現地大学の教職員など

形式】 オンライン/Zoom

使用言語】 英語

プログラム】 本フェアは、以下の2部構成で実施いたします
(第1部)16:00-17:00 (日本時間)
 九州大学の概要説明、外国人留学生へのサポート内容の紹介、留学生3人による対談
(第2部)17:00-18:00 (日本時間)
 各学府に分かれての学府紹介:<グループD>芸術工学府

参加方法
参加をご希望の方は、以下のリンクから事前登録をお願いいたします。登録完了後、イベント当日のアクセス方法をメールで連絡いたします。
https://kyushu-u-ac-jp-global.zoom.us/webinar/register/WN_TR9BiPW-RbO00J-z7X7tcA

参加のメリット
・九州大学の魅力や特色を知ることができます。
・各学府の詳細な情報を得られます。
・教職員や在学生に質問する機会があります。
・自宅から気軽に参加できます。

重要
本フェアの第2部では、各学府の説明会を自由に行き来することができます。芸術工学府の説明はもちろん、他に興味のある学府の説明を聞くことも可能です。この柔軟な参加方式により、九州大学の多様な学問分野について幅広く情報を得ることができます。
九州大学で、あなたの未来への扉を開きましょう!
ご質問やお問い合わせは、芸工インターナショナルオフィス(intl-ofc@design.kyushu-u.ac.jp)までお気軽にご連絡ください。

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北風と太陽──最小限から生まれる無限大の住まい(第17回長谷工住まいのデザインコンペティション 優秀賞)

私たちは今まで『北風と太陽』の「北風」のように壁を吹き飛ばし,無理やりに開放・接続された空間をつくり出していた.一様に接続された空間では人びとはプライバシーを互いに築き,余計に分断してしまう.必要とされるのは,「太陽」のように遠回りな働きかけであっても,自らの意思で他者との関係を築いてもらうことではないか.この集合住宅は,最小限の居住空間と「かぎ型の回転壁」のある空間で構成される.人びとはプライバシー空間から,日光やさわやかな空気,人の笑い声を求めて壁を押し上げる.
参照リンク

丸山修教授らの論文が Artificial Life and Robotics 誌に掲載されました

未来共生デザイン部門の丸山修教授が人間生活デザイン部門の澤井賢一助教,大学院芸術工学府未来共生デザインコース修士1年生の吉永旭杜さん(指導教官:丸山修教授)と共著した論文”Preservation of emotional context in tweet embeddings on social networking sites”が,Artificial Life and Robotics 誌に掲載されました(オープンアクセス).

以下,論文のタイトルと要旨の日本語訳です.



「ツイート埋め込みにおける感情的文脈の保持に関する研究」

感情情報はコミュニケーションにおいて重要であるが,ツイート埋め込み(ベクトル表現)においてその保持度合いは自明でない.本研究は,word2vecモデル,事前学習済みBERTモデル,およびファインチューニングされたBERTモデルという3つの異なる方法で生成された埋め込みベクトルの感情の保存レベルを調べることを目的とした.分析の結果,ファインチューニングされたBERTモデルが他の方法に比べて感情情報の保持に優れていることが確認された.これらの結果は,感情的文脈を保持するために高度な自然言語処理技術を使用する重要性を強調しており,感情分析の向上やソーシャルメディアにおける人間のコミュニケーション理解に潜在的な影響を与え得る.
参照リンク

九州大学、大連理工大学、北京理工大学による三校連携授業

2024年9月、九州大学、大連理工大学北京理工大学の三校による画期的な連携授業「グローバルデザインプロジェクトⅣ」を実施しました。本授業は、パナソニック株式会社 中国・北東アジア社 デザインセンター、および智慧生活事業部 商品企画本部の協力を得て実現しました。

授業は二部構成で行われ、まず9月12日から14日にかけて、九州大学大橋キャンパスでのワークショップと福岡での市場調査を実施しました。その後、9月26日から28日には北京理工大学に場所を移し、さらなるワークショップと最終発表会を開催しました。

本授業のテーマは「学生たちの結婚に対する意識と、その時の住空間/家電のデザイン」です。学生たちは、結婚する/しない、結婚するが別居、結婚しないがパートナーと同居など、多様なパートナーシップの形態を考慮しながら、それぞれの立場から住空間や家電について斬新な提案を行いました。

参加学生たちは、自身の視点から将来のパートナーシップ像を描き、グループワークを通じて他校の学生と活発な意見交換を行いました。この過程で、どのような住空間や家電のデザインが可能かについて、創造的な議論が展開されました。

最終発表会では、学生ならではの独創的な提案が数多く発表され、有意義な議論が交わされました。これらの提案の中には、近い将来、私たちの生活の一部となる可能性を秘めたものも含まれており、参加者全員に強い印象を与えました。

九州大学、大連理工大学、北京理工大学による三校連携授業は、アジア圏の学生たちが協力して創造的な解決策を生み出す貴重な機会となりました。日本と中国の学生たちは、互いの価値観や文化の違いを学びながらデザイン力を向上させ、同時に欧米とは異なる国際感覚を醸成しました。この取り組みは、不確実性の高い現代において、世界に新たなビジョンを示す可能性を秘めています。今後も三校の絆を深め、アジアから革新的なアイデアを発信し続けることを目指します。

*「グローバルデザインプロジェクトⅣ」は、令和6年度国際連携教育支援事業の支援のもとに実施しました。

学生の漫画作品が『マガポケ(少年マガジン)』で連載を開始しました

九州大学大学院芸術工学府メディアデザインコース修士1年生の学生(知足研究室)の漫画作品の連載が2024年9月から『マガポケ(少年マガジン)』(講談社)で始まりました。
下記URLから、ぜひご覧ください。

作品名:ヴァンデッド
作家名:四隅ノマド
あらすじ19世紀ロンドン。退役軍人のワトソンは、日々の生活に希望を見出せず、貧しく暮らしていた。シャーロック・ホームズと名乗る男に出会うまではーー。名探偵とその助手が”吸血鬼狩り”として街を駆ける。吸血鬼をもって、吸血鬼を制す。この数奇な人生の先に待ち受ける未来とは!?シャーロック・ホームズが織りなす未体験のダークアクションがここに開幕!!


参照リンク

学生の漫画作品が『ジャンプ GIGA 2024 SPRING』に掲載されました

九州大学芸術工学部メディアデザインコース 4年生の学生(知足研究室)の読み切り漫画作品が『ジャンプ GIGA 2024 SPRING』(2024年4月発売、集英社)に掲載されました。

作品名:司書のおしごと
作家名:糸生

掲載号の詳細については、下記URLからご確認ください。



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