メディア芸術振興オンラインシンポジウム「ソコニA.I.ハアルノカイ?」を11/27に開催

芸術工学研究院は、この度、メディア芸術振興ンシンポジウム「ソコニA.I.ハアルノカイ?」をオンラインにて開催します。

芸術工学研究院では、メディアアート分野の活性化に向けてさまざまな取り組みを行っております。今年で 22周年を迎える福岡発のメディアアートコンペティション「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA(ADAA)」を通じて、学生をはじめとしたクリエイターの育成ならびにメディアアート分野の発展に産官学連携で寄与してきました。

A.I.を用いたアート作品制作の議論の場としてADAAから発足した「A.I.アートアワード(AIAA)」を通して、A.I.を用いた創造とはなにか、クリエイターや批評家、ひいては作品を享受する社会にどのような影響をもたらすのかについて、AIAA審査員をパネリストに迎え議論を深めていきます。

みなさまのご参加をお待ちしております!



メディア芸術振興ンシンポジウム「ソコニA.I.ハアルノカイ?」


【開催日時】
2022年11月27日(日) 11:00〜12:00

【開催方法】
オンライン配信で開催します。
※お申し込みいただいた方に、開催直前のご案内メールにて配信URLをお知らせします。届かない場合は「迷惑フォルダ」などに入っている場合もございますので、必ずご確認ください。

【申込方法・締切】
下記応募フォームよりお申し込みください。
※申込締切:11/22(火)正午まで
>>>お申込はこちらから

【定員】
100名 ※申込先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。

【参加費】
無料

【登壇者】
河口 洋一郎(東京大学名誉教授/一般社団法人デジタルコンテンツ協会DCAJ会長/霧島アートの森 館長)
中谷 日出(東京国際工科専門職大学教授)
中島 信也(東北新社エグゼクティブクリエイティブディレクター/武蔵野美術大学客員教授)
中尾 智路(福岡アジア美術館学芸員)
中村 俊介(株式会社しくみデザイン代表)
高山 穣(武蔵野美術大学教授)
牧 奈歩美(東京藝術大学大学院映像研究科講師)
明貫 紘子(映像ワークショップ合同会社代表/メディアアート研究者)
三宅 陽一郎(日本デジタルゲーム学会理事)
Haipeng Mi(清華大学准教授:中国)
Janaka Rajapakse(国立台南芸術大学准教授)
モデレーター:松隈 浩之(九州大学大学院芸術工学研究院准教授/ADAA事務局長)

【主催】
九州大学大学院芸術工学研究院/アジアデジタルアートアンドデザイン学会(ADADA)/2022アジアデジタルアート大賞展実行委員会(ADAA)
【共催】
東京都立大学/クリエイティブ・ラボ・フクオカ/九州大学未来デザイン学センター
               
【お問い合わせ】
アジアデジタルアート大賞展実行委員会事務局(九州大学大学院芸術工学研究院内)
Email:adaa@design.kyushu-u.ac.jp

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【展示】スイス建築博物館「MAKE DO WITH NOW: New Directions in Japanese Architecture」

バーゼルのスイス建築博物館(S AM)の展覧会「MAKE DO WITH NOW: New Directions in Japanese Architecture」(日本建築の新しい方向)に、芸術工学研究院岩元真明研究室が出展します。
2011年以降に活動を開始した日本の新世代の建築家に光を当てる展覧会で、25組の日本人建築家が参加します。岩元研究室はリノベーション作品「Apartment in Sakurazaka」を出展します。



MAKE DO WITH NOW: New Directions in Japanese Architecture

会場:S AM, Swiss Architecture Museum, Steinenberg 7, CH-4051 Basel

期間:2022年11月12日(土)〜2023年3月12日(日) 月曜休館

展示の詳細は下記リンクをご参照ください。
参照リンク

水廻りのビオトープ(第14回 長谷工 住まいのデザイン コンペティション 佳作)

水廻りの流れを整理・ 再構築することで、住民のためのビオトープとして設計した集合住宅の提案。水を使う行為を介して視覚的・ 体感的に人とのつながりを感じられることを目指した。

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墓あるいはモニュメント(デザインレビュー2021 9選)

「真の建築とはお墓とモニュメントの内にしかない」(アドルフ・ロース)
建築とは暮らしや記憶の器であり、 それらを積層させていく。
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0.02mmの接線(第37回JIA東海支部設計競技「血のつながらない家族の家」銀賞)

大きな敷地の中に一人一棟の細長い住宅を配置する。各住戸間の庭に設えた仕掛けから誘発されるさまざまで小さな要素が常に揺蕩う境界線をかたちづくる。

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【受賞】芸術科学会 NICOGRAPH2022にてNICOGRAPH賞

2022年11月4日(金)~6日(日)に対面とオンラインのハイブリッドで開催されたNICOGRAPH 2022にて、芸術工学府コンテンツ・クリエーティブデザインコース修了生の荒野真優さん、森本有紀助教の研究がNICOGRAPH賞を受賞しました。

NICOGRAPH は情報科学の中でもコンピュータグラフィックスやマルチメディアの分野において、日本で最も長い歴史を有する研究集会のひとつです。NICOGRAPH賞は当日の投票で受賞しました。



受賞論文【NICOGRAPH賞】
「Dynamic Projection Mapping on Living Things」
Mayu Arano, Yuki Morimoto
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逢咲庵(建築文化週間2022 学生グランプリ2022「銀茶会の茶席」入選)

茶室は出逢いの場として使用されてきた。
出逢い、もてなす側ともてなされる側それぞれがお茶を介して心を通わせ合う。
それはまるで蕾がぱっと花開くかのような華やかさと儚さを感じる。
この茶室では人が逢う瞬間を花が開く様子で表現した。

細い竹の先に石を吊るすことで竹をしならせ、亭主が石を移動させることによって茶会の準備が行われる。
石を中心に集めることで花は閉じ、次の茶会に備えて蕾の状態でじっと待つ。
茶室と関わりの深い石を用いて開閉の表現を行うことで招かれた客の精神性を高めた。
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ふくおかみなみのみんなの水辺 那珂川 Well-being WEEK(那珂川みらい会議 第一回実証実験)を開催

令和4年度国土交通省官民連携まちなか再生推進事業に「那珂川みらい会議」が採択され、九州大学大学院芸術工学研究院も中心的に参加し、那珂川流域に位置する公民学が連携するエリアプラットフォームを立ち上げました。
11月12日(土)から18日(金)までの7日間を通し、那珂川河川敷にて、那珂川 Well-being WEEK(那珂川みらい会議 第一回実証実験)を行います。
みなさま奮ってご参加ください。




ふくおかみなみのみんなの水辺 那珂川 Well-being WEEK(那珂川みらい会議 第一回実証実験)

南区の水辺のシンボルである那珂川。
河川敷の整備により生み出された新たな水辺空間で、川を学び、憩い、楽しむ活動に参加してみませんか?
11月12日(土)から18日(金)までの7日間を通し、ステージやワークショップエリアなどが設営されます。
那珂川河川敷にて、「未来の風景づくり」を目的に、地域の方々と共に実施する実証実験です。

日時
令和4年11月12日(土)・13日(日曜日)
※11月14日(月)から18日(金)は学習プログラムのみ実施します。

場所
那珂川塩原河川敷(南区塩原1丁目30付近)
※竹下駅より徒歩3分。駐車場のご用意はございません。

出演者募集
那珂川の水辺をバックに楽器演奏や歌、ダンスなどを披露してくださる出演者を募集しています!(詳細は別添チラシをご覧ください)

イベント詳細については、別添チラシをご覧ください。
イベントHP:https://nakagawamiraikaigi.wixsite.com/fukuoka/well-being-week-1

【お問い合わせ】
九州大学大学院芸術工学研究院 高取千佳研究室
(那珂川みらい会議 官民連携まちなか再生推進事業)
e-mail: nakagawamirai22@gmail.com
tel: 090-7387-6291(那珂川みらい会議)、092-553-4479(高取研究室)
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2022年度 第2回社会包摂デザイン研究会「配慮」を11/28に開催

九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブでは、今年度「社会包摂デザイン研究会」として、社会包摂とデザインの関係を考えるうえで重要な言葉について、専門性を超えて議論する場をひらいています。
今回のテーマである「配慮」という言葉について議論を交わすことを通じて、「配慮」に対する新たなデザインのアプローチが生まれればと思います。
後半には質疑応答の時間も準備しています。
オンラインでの開催となりますので、お気軽に聴講ください。


◆開催日時
2022 年11 月28 日(月) 18:30〜20:30

開催形式
YouTube 配信(大橋キャンパスデザインコモン2F からの配信。対面での参加も可能)

講演プログラム
18:30 開会、会の趣旨説明
長津結一郎(芸術工学研究院 未来共生デザイン部門 准教授/アートマネジメント、障害学)
18:45 講演
・講演1「行政からみる 〈配慮〉 」
   梶原慶子 (一般社団法人hare to ke lab 代表理事、行政職員)
・講演2「色覚多様性からみる 〈配慮〉 」
   須長正治 (芸術工学研究院 メディアデザイン部門 教授/色彩・視覚科学)
・講演3「音響デザインからみる 〈配慮〉 」
   高田正幸 (芸術工学研究院 音響設計部門 准教授/音響デザイン学、音響環境学)
・講演4「人文学からみる 〈配慮〉 」
   増田展大 (芸術工学研究院 未来共生デザイン部門 講師/映像メディア論、視覚文化論)
19:25 クロストーク
20:10 質疑応答
20:30 閉会

主催 九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ
共催 九州大学大学院芸術工学研究院附属デザイン基礎学研究センター

募集要項
対象者:社会包摂やデザインに興味関心がある方
参加費:無料
申込方法:FDポータル(下記URL)上でお申し込みください。
https://ueii.kyushu-u.ac.jp/fdp

お問い合わせ
九州大学大学院芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ
E-mail didi-office★design.kyushu-u.ac.jp ( を★ @に置き換えて送信ください。)

添付ファイル
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第19回芸工祭の開催

九州大学大橋キャンパスで例年開催されている「芸工祭」を、令和4年11月4日(金)~11月6日(日)の3日間、3年ぶりに対面で開催いたします。
「芸工祭」とは、前身の九州芸術工科大学から続く芸術工学部独自の学園祭で、芸術工学部の特色を生かした個性豊かなイベントが開催されます。

今年の芸工祭のテーマは「involve!」です。
「involve!」には「巻き込む」、「影響を与える」という意味があります。コロナ禍により、芸工祭は学内の閉鎖的なイベントになってしまっていましたが、今年は学内外問わず多くの人を巻き込み、学生のやりたいことをぶつけてほしいという思いを込めました。芸工らしさを肌で感じ、来場者の方々も一体となって楽しんでいただけたら幸いです。

芸工祭についての案内は以下の通りです。



開催日時
令和4年11月4日(金) 前夜祭(※九大生のみ対面参加可) 
                  5日(土) 1日目 
                  6日(日) 2日目

開催場所
九州大学大橋キャンパス
芸工祭ホームページにてオンラインでもお楽しみいただけます。

*前夜祭のみ一般の方の対面参加はご遠慮願います。オンライン配信をお楽しみください。
 1日目・2日目は一般の方も対面で参加可能です(一部企画は事前予約が必要です)。

参加費
無料

芸工祭ホームページや公式Twitterから企画内容などの詳細を発信してまいりますので、ぜひそちらもご覧ください。
Twitter:@QU_GEIKOfes_19
芸工祭HP:https://geikosai2022.jp/

芸工祭や芸工祭実行委員会へのお問い合わせは、下記メールアドレスでも受け付けております。
Mail:5ken.geiko22@gmail.com

関係者一同、感染対策や安全対策に万全を期して芸工祭を開催いたしますので、
ぜひ足を運んでいただき、芸工祭をお楽しみください。

新型コロナウィルスへの対応と、教育・研究等の取り組み

新型コロナウイルスの流行は、人々に公衆衛生上の脅威を与えただけではなく、暮らし方、働き方、学び方、人との付き合い方など世の中のあり方を大きく変えました。また、早期の終息が見通せず、新型コロナウイルスと共存する社会のあり方が模索されています。

九州大学大学院芸術工学研究院にはデザインに関わる多様な研究分野の研究者が所属し、それぞれが研究の強みを活かして社会の課題解決に取り組んで います。この度の新型コロナウイルスによる社会の課題に対しても、芸術工学研究院のリソースを活かして、様々な取り組みが進められています。


現在行われている取り組みの一部をリストとしてまとめましたので,ぜひご覧いただければ幸いです。

添付ファイル
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じぶんの街の未来を、じぶんで考える「洋上風力と唐津の未来を考えるワークショップ」を開催

多様なステークホルダーとの社会共創を専門とする人間生活デザイン部門 松前あかね研究室と、全国に洋上風力発電など再生可能エネルギーのインフラ構築事業を展開するINFLUX OFFSHORE WIND POWER HD株式会社(以下、インフラックス)は、唐津市内でさまざまな住民の方を対象とした「洋上風力と唐津の未来を考えるワークショップ」を開催しています。
本ワークショップは全8回の開催を予定しており、現在までに第2回まで実施済み(10月25日現在)で、合わせて26名の方々が参加されています。
ワークショップで得られた参加者の意見や意識、アイデアや未来像は全ての回の開催終了後に分かりやすくビジュアル化し、最終的には松前研究室とインフラックスとの共同で住民へのフィードバックと佐賀県および唐津市への報告を予定しています。

本取組の詳細は下記リンクをご参照ください。



<現在までの開催状況>
第1回 8月26日(金)佐賀玄海漁業協同組合馬渡島支所の皆様(参加者:9名)
第2回 9月10日(土)佐賀県立唐津南高等学校の生徒の皆様(参加者:17名)

<今後の開催予定>
第3回 11月16日(水)唐津ライオンズクラブメンバーの皆様

<松前あかね准教授のコメント>
~第2回までの開催を終えて~
ワークショップでは、数人のグループに分かれ、研究室の学生達と一緒にゆっくり時間をかけて、島での生活や想いを丁寧に伺いました。初めて個人的な想いを口にしたとおっしゃる参加者の方々も多く、島の中でも多様な想い、さまざまな課題や可能性の芽があることを共有できたことは、部外者である私たちはもちろん、島の方々にとっても新鮮でした。ヒアリングや説明会といった従来の形式では互いに公的な立場からの意見交換に終始しがちです。洋上風力に関係する企業は、地域と心の通った関係性を築き、地域の方々の単純に賛成・反対ではないさまざまな想いを捉え、関わる人たちがより幸せに感じる地域の未来を、洋上風力によりどのように実現できるのか、地域の方々と共に描き提示してほしいと思います。一連のワークショップが終了したら、ワークショップの成果を広く共有できるとおもしろいと思っています。

参照リンク