2022年度芸術工学部オンラインオープンキャンパスについて(お知らせ)

2022年度九州大学オープンキャンパスは、今年もオンラインで開催しています。
芸術工学部では、各コースの企画として、模擬授業、教員や在学生との相談コーナー、学生作品の展示、バーチャル施設見学等の企画を準備しています。
ぜひ、ご参加ください。


九州大学オンラインオープンキャンパス特設サイト

【トップページ】
https://admission.kyushu-u.ac.jp/oc/
【芸術工学部詳細ページ】
https://admission.kyushu-u.ac.jp/oc/faculty/geijutsukougaku/

【問合わせ先】
九州大学芸術工学部事務部学務課
TEL:092-553-4460
メール:gkgkyomu@jimu.kyushu-u.ac.jp

参照リンク

2022年度前期の芸工サポーター活動報告

新型コロナウィルスによる日本政府の入国制限がようやく緩和され、2022年4月から徐々に新入留学生が来日できるようになりました。少しずつ大橋キャンパスにも国際的な活気が戻ってきています。
今回はそんな留学生をサポートしたり、国際的なイベントを企画する芸工サポーターの活動事例をご紹介します!
現在、大橋キャンパスでは、学部生から大学院生まで19名の芸工サポーターが活躍しています。


>>>芸工サポーターの活動事例

1. 新入留学生の来日時の諸手続きサポート
新規渡日留学生40名(2022年7月12日時点)につき、12名の芸工サポーターが区役所・銀行口座開設などの出張サポートを行いました。
4月来日留学生:11名/サポーター:6名
5月来日留学生:19名/サポーター:7名
6月来日留学生:10名/サポーター:6名

2. 国際交流イベントの開催
2022年4月28日(木)12:10~13:00に3号館の留学生交流室にてWelcome Partyを開催しました。英語でフルーツバスケットやジェスチャーゲームを実施し、最終的には26名の学生(芸工サポーター:8名、留学生:18名(うち新入留学生9名)が参加しました。

3. Field Tripの実施
2022年8月6日(土)に芸工サポーター主催のField Tripを開催します。
明治から昭和初期の建物が残る門司港エリアや下関の唐戸市場で海鮮丼を食べたりしながら、国際交流を図ります。芸工サポーター8名と留学生18名が参加する予定です。
芸工サポーターが日本語と英語に限らず、中国語でもポスターを作成しました。



芸術工学部・芸術工学府の国際交流関係に関する最新情報はGeiko Global Webサイトをご覧ください。
添付ファイル
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卒業生が日本生理人類学会の「2021年度論文奨励賞」を受賞

2020年3月に工業設計学科を卒業した永田浩太郎さん(卒業後は本学統合新領域学府へ進学・2022年3月修了)が発表した論文が、日本生理人類学会の「2021年度論文奨励賞」を受賞し、去る2022年6月25日に受賞講演会(オンライン開催)が開催されました。

この賞は、日本生理人類学会誌に掲載された論文のうち、特に優秀とされる論文を発表した若手研究者に贈られる賞で、2021年度は永田さんを含む2名が受賞しました。受賞した論文では、芸術工学部での卒業研究の成果をもとに、さらに発展的な研究を行った成果を発表しています。

【論文名】照度の違いが子どもの主観的明るさ感と快適感に及ぼす影響:水晶体の分光透過率の年齢差に着目した検討
【掲載誌】日本生理人類学会誌、26(3): 63-72、2021
参照リンク

高専生インターンシップ募集(プロダクトデザイン研究室)

未来構想デザインコースプロダクトデザイン研究室では、工業デザイン研究と未来構想デザイン研究の実践や大学の3年次編入を目指す高専生を対象に、人間や未来社会のデザインの理解と分析のデザイン研究を経験・実践するインターンシップを行います。



対象:高専の4,5年生3名まで。(多数の場合は選抜させていただきます。)

費用:交通費・宿泊費・食費などすべて自己負担となります。受講料などは必要ありません。

申込方法:
参加希望者は、氏名、所属校、専攻、学年、現在の研究課題、志望動機、その他をできるだけ詳しく記述の上、
ogata@design.kyushu-u.ac.jp(担当:九州大学大学院芸術工学研究院 尾方)宛にメールでお申込ください。
申込締切 7/22 17:00まで(受け入れ可否の通知は 7/25中に行います)
    
プログラム:
[講師]尾方義人(芸術工学部 未来構想デザインコース)
[場所]九州大学大橋キャンパス
事前課題あり(受講受付連絡時にお伝えします)

9/13(火)
10:30~12:00 ガイダンス プロダクトデザインの基本, 人間の行動・行為について
13:00~14:30 デザイン課題の抽出
14:50~16:20 実験のデザイン
16:20~18:10 講義(基礎デザイン編) 基盤的デザインアプローチ(デザイン思考・スペキュラティブデザインなど)

9/14(水)
10:30~12:00 プロダクトデザイン行為分析法講義 実験準備 
13:00~14:30 行為分析実験
14:50~16:20 行為分析
16:20~18:10 講義(文系デザイン編) 社会包摂デザインアプローチ(ユニバーサルデザイン・ダイバーシティデザインなど)

9/15(木)
10:30~12:00 プロダクトデザイン行為分析実験分析 まとめ
13:00~14:30 発表 講評
14:50~16:20 施設見学

*以上はあくまで予定です。受講生の専門性などから、協議の上変更する場合もあります。
 進捗状況や新型コロナウイルス感染拡大の状況に応じて、内容を変更する場合があります。
 その他、大学・高専間の取りきめに従います。
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スタジオプロジェクト:Inter-cultural Dialogue

Inter-cultural Dialogueは、芸術工学府の学生を対象にした国際的なスタジオプロジェクト科目です。留学生あるいは海外提携校の学生と日本人学生が共同で取り組める異文化理解と発信をゴールとし、授業は、参加者の言語によって英語と日本語を使い分けながら進めます。多様な文化背景を持つ人たちが、効果的な異文化理解と魅力的な発信方法を考えて実践するという内容になります。

2022年の春学期は、11名の学生が三つのグループに分かれ、それぞれ「朝食」、「大学」、「カレンダー」をテーマに国際比較しながら、動画、冊子、卓上カレンダーなどをデザインしました。最後に大橋キャンパスで展示会を開催し、制作した作品を展示しました。会場では、作品紹介を通して、さまざまな国からの来場者と対話する場を作ることができました。

芸術工学研究院では、今後もこうした英語による授業や留学生との交流機会を増やし、国際化を推進します。

お問合せ先:芸工インターナショナルオフィス
intl-ofc@design.kyushu-u.ac.jp

Global Goals Jam Trans-local: Japan 2022 プレイベント ~SDGsへ向けて伝播する世界のデザイン活動の現在形〜を開催

九州大学大学院芸術工学研究院 SDGsデザインユニットでは、Global Goals Jam Trans-local:Japan2022[2022年9月17日(土)・18日(日)開催]に先駆けて、 7月15日(金)にプレイベントを開催します。

このプレイベントは、グローバルな視点で持続可能性を考え、ローカルな課題解決のアイデアを生み出す、世界中で開催される2日間のワークショップ「Global Goals Jam」の活動を紹介し、アジアの各地域でSDGsに関わる活動をするゲストと共に考えながら学ぶオンラインプログラムです。SDGsの達成に必要なグローバル性とローカル性の双方の着眼点から、参加者や課題のステークホルダーの視点を共有し、地域を超えた「トランスローカル」なコラボレーションを行うための手法を紹介します。

9月に開催するGlobal Goals Jamへの参加をご検討の方、Global Goals Jamをより詳しく知りたい方は、ぜひプレイベントにご参加ください。


|Global Goals Jam(GGJ)とは
多様な市民が有志で参加し、SDGsの達成に向けたアイデアの創出を目指すワークショップで、これまで8000人以上が参加し、1000以上のアイデアが生み出されています。毎年9月に国際的に開催され、日本国内では2016年の福岡(九州大学大学院芸術工学研究院主催)での初開催を皮切りに、東京、京都などへとコミュニティを広げてきました。

|イベント詳細
■日時:2022年7月15日(金)19:00-20:30
■開催方法:オンライン
■定員:100名(申込優先/先着順)
■参加費:無料 *参加者の方には、当日までに配信URLをお知らせします。
■共催:九州大学大学院芸術工学研究院、京都産業大学伊藤(慎)研究室、山口大学国際総合科学部、FabCafe Kyoto

|Timetable
19:00-19:10   イントロダクション
19:10-19:30    Global Goals Jamの紹介/世界のSDGsとデザインの動向
19:30-20:00  Global Goals Jam 2022の6つのテーマの紹介
20:00-20:20    ディスカッション
20:20-20:30  質疑応答&まとめ

>>>お申し込みはこちらから


|こんな人におすすめ
・SDGsについての世界の動向に関心がある方
・SDGsに関心がありアクションを起こしたい方
・創造的な社会課題解決に興味ある、取り組んでいる方
・対面/オンラインのハイブリッド型のデザイン手法、デザインスプリントの手法に興味がある方

|お問合せ
鶴田美和(九州大学大学院 芸術工学研究院) | ggj[at]design.kyushu-u.ac.jp
※ [at]を@に変更して、メールにてお問合せください。


【重要】未来構想デザインコース学校推薦型選抜の入学者選抜方法が変わります

未来構想デザインコース学校推薦型選抜は、令和5年4月入学者選抜から選抜方法が変わります。
詳しくは下記の九州大学入試情報ページをご覧ください。
参照リンク

平井康之教授らによる 国立民族学博物館触知案内板のデザイン開発が「日本デザイン学会 2021年度 年間作品賞」を受賞しました

日本デザイン学会 デザイン学研究作品集26号に審査通過し採録された『国立民族学博物館触知案内板のデザイン開発』で、平井康之教授(九州大学大学院芸術工学研究院)、冨本浩一郎講師(山口大学国際総合科学部)、日髙真吾教授(国立民族学博物館 人類基礎理論研究部)がこのたび「日本デザイン学会2021年度年間作品賞」を受賞しました。

平井教授と冨本講師が主導となり、国立民族学博物館の文化資源プロジェクトとして開発した『デジタル触地図(国立民族学博物館触知案内板)は「2020年度グッドデザイン賞」、「IAUD 国際デザイン賞 2020 銀賞」、UNIVERSAL DESIGN competition 2021での「UNIVERSAL DESIGN expert 2021(専門家賞)」「UNIVERSAL DESIGNconsumer 2021(消費者賞)」を受賞しており、今回で5度目の受賞となります。

デジタル触地図は、視覚に障がいのある人とない人が、分け隔てなく館内情報にアクセスできるインタラクティブな触地図システムです。タッチパネルティスプレイ上に設置したフィンガーガイドと音声案内との連動によって、館内の位置情報や展示案内を触覚と聴覚から得ることができます。フィンガーガイドは、今回新たに開発された、なぞりながら触る行為を促す新しいインターフェイスデザインです。
すでに国立民族学博物館の展示場に3台設置され活用されており、今後も設置を増やす計画をしております。さらに標準デザイン化を目的として特許を取得し、他の博物館園への公開と普及も目指しております。

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Designing Resilience Global, Design Competition 2022で学生が受賞

2022年6月、ドイツのダルムシュタット工科大学主催でDesigning Resilience Global, Desgin Competition 2022が行われ、九州大学チームの「Embracing city」が「HONORABLE MENTION AWARD」を受賞しました。
受賞者は、芸術工学府環境設計コースの4名の修士学生、Santos Jessica Andrade, 譚建良, 服部圭佑, 柳雄貴です。この作品は、2022年夏学期に行った、グローバル・アーキテクト・プロジェクトおよびランドスケープデザインプロジェクトの一環として実施しました。
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「芸術文化×○○『やりたい!』がとびだすハンドブック」が完成しました

この度、九州大学大学院芸術工学研究院長津研究室(未来構想デザインコース/大学院未来共生デザインコース)は大野城市からの受託研究に基づき、「芸術文化×○○『やりたい!』がとびだすハンドブック」を作成しました。

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大野城市は、心豊かな市民生活と活力に満ちた地域社会の実現を図ることを目的とし、「大野城市芸術文化振興プラン」を2019(令和元)年9月に策定しました。市民アンケート調査の結果によると、多くの人が芸術文化の必要性を感じていますが、実践活動をした人は少ないという現状があります。このことから、活動をしたくてもできない原因を把握し、より多くの市民が芸術文化に触れることができる環境づくりを行っていく必要があります。

大野城市と九州大学は2019(令和元)年3月に連携協力に関する協定を結んでおり、2020(令和2)年度から「芸術文化に対するアクセシビリティ(*)の調査研究」を進めてきました。今回の調査研究では大野城市と九州大学大学院芸術工学研究院長津研究室が協力し、市民が芸術文化活動にもっと参加しやすくすることや、芸術文化を他の分野の政策に活かすためにどのような環境づくりが必要かを考えてきました。

このハンドブックは、その成果物となり、市民活動団体や行政職員など、芸術文化を活用した企画や事業をはじめたいと思っている人たちをおもな読み手と想定して作成されています。具体的な事例をもとに、芸術文化を用いた地域づくりの手法や活動のヒントを得たり、障がいのある人や高齢者、子どもなどの多様な背景を持つ人たちに対して芸術文化が接しやすくなるような工夫を知ることができます。
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サイエンスカフェ:バイオ・フードラボから考える「海」と「食」を開催

芸術工学研究院音響設計部門の城一裕准教授によるサイエンスカフェを大橋キャンパス内で以下のように行います。
大橋キャンパス周辺の市民のみなさま、大橋キャンパスに関わる学生教員のみなさま、奮ってご参加ください。



サイエンスカフェ バイオ・フードラボから考える「海」と「食」

<日 時> 令和4年7月22日(金)19:00~(1時間30分程度を予定しています。)
<会 場> 九州大学大橋キャンパス デザインコモン1F
<対 象> みなさま ※特に知識などは必要ありません。気軽にご参加下さい
<参加費> 無料
<定 員> 30名 ※定員になり次第締切
<主 催> 九州大学 <共 催> 公益財団法人 九州経済調査協会

九州大学大橋キャンパスにあるバイオ・フードラボは 分子生物学実験と各種調理ができるちょっと変わった研究施設です。そこで行われるイカの色素胞による映像表現をはじめとした 「海」と「食」に関わる様々な実践について 科学と芸術双方の視点からお話しします。
詳しくは添付のチラシをご覧ください。

また本イベントは、88回サイエンスカフェ@ふくおかとして、九州大学VISION EXPO(https:// expo.kyushu-u.ac.jp)のサイエンスカフェ・対話による 「みせる」九大の総合知の第五弾として開催します。
添付ファイル
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【西日本新聞共同研究漫画公開】共同制作漫画「カラー版:大牟田線の乗子」未来構想デザインコース

「メディアの訴求力を高める連携研究」の一環として、西日本新聞のニュースサイト”me”(https://www.nishinippon.co.jp)で連載中の漫画「大牟田線の乗子」のカラー版が6/25から公開されました。すでに連載中の白黒版をカラー化することによる「漫画の再価値化」を目的の一つとしています。
カラー版制作は、未来構想デザインコースプロダクトデザイン研究室の謝敏さんが担当しました。

今後はカラーによる”キャラクターデザインの設定法”や”縦スクロール漫画と横スクロール漫画の行為差の分析”、”地域資源や観光資源としての漫画”の研究へ展開していきます。
また漫画を通じ、「メディアを総合知から捉える第一歩」「構想力や統合力を養う方法」「新たな価値を生み出すプロセスのデザイン」を考えていきます。
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