【展示】筑紫野市男女共同参画ぷちフェスタ「くらしのなかのジェンダー」

6月16日(木)より福岡県筑紫野市にて開催中の「男女共同参画ぷちフェスタ」のパネル展示「くらしのなかのジェンダー」に、九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブも展示協力しております。

本パネル展示以外にも、筑紫野市や国・県の各種調査結果が数値化された展示もあり、ジェンダーの実態を数字のデータによって知ることができます。
「あらゆる人たちの存在が尊重される社会」の実現のため、何が必要なのか? 私たち一人一人に、何ができるのか? 今回の展示は、そうしたことを考えるきっかけになると思います。

このような行政との連携は、九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブとしても大いに歓迎いたしますので、同様のご希望がございましたらぜひお問い合わせください。

実際の展示作品の一部や会場の様子は、DIDIウェブサイトにて公開しております。
>>>現地視察レポート

ぜひご覧いただき、ご感想などお寄せいただけると嬉しく存じます。


筑紫野市男女共同参画ぷちフェスタ「くらしのなかのジェンダー」
会場:筑紫野市生涯学習センター 1階多目的ホール(二日市南1−9−3)
期間:6/16(木)〜6/30(木) ※6/27(月)のみ休館日  ※6/30(木)は15時まで
協力:福岡県人権啓発情報センター、九州大学大学院芸術工学研究院

【お問い合わせ先】
社会包摂デザイン・イニシアティブ事務局 didi-office@design.kyushu-u.ac.jp
添付ファイル
参照リンク

「ローカルな課題」に取り組むプロジェクトパートナーを募集!! Global Goals Jamコミュニティと一緒に、あなたのプロジェクトをブーストしませんか?

九州大学大学院芸術工学研究院 SDGsデザインユニットでは、「Global Goals Jam(GGJ)」を今年も開催することになりました。
2022年は福岡・京都・山口のGGJ主催者が連携して合同での実施を予定しています。

そこで、2022年9月17日(土)・18日(日)の2日間に行われるワークショップ開催に向けて、プロジェクトパートナーを募集いたします。(応募締切:6/24(金))
ご興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。

>>>「プロジェクトパートナー」詳細はこちら

|プロジェクトパートナーとは?
福岡・京都・山口のGGJでは、「ローカルな課題の解決を実践しているプロジェクト」に携わる方にもパートナーとして参画いただき、ワークショップへ参加される方々とともに、より具体的なプロジェクトの推進策を考えたり、ネットワーク拡大の機会をつくる等、さまざまな試みを行なっています。

【こんな方におすすめ!】
・持続可能性や社会課題に関連する活動やプロジェクトに取り組んでおり、さらにプロジェクトを加速させたい方
・持続可能性や社会課題に関連する活動やプロジェクトに取り組みたいと考えており、仲間を探している方

|Global Goals Jam(GGJ)とは
多様な市民が有志で参加し、SDGsの達成に向けたアイデアの創出を目指すワークショップで、これまで8000人以上が参加し、1000以上のアイデアが生み出されています。毎年9月に国際的に開催され、日本国内では2016年の福岡(九州大学大学院芸術工学研究院主催)での初開催を皮切りに、東京、京都などへとコミュニティを広げてきました。

■ Global Goals Jam(GGJ)全体のページ [英語]
https://globalgoalsjam.org/

■ GGJ 福岡・京都・山口コミュニティで昨年開催したワークショップのページ [日本語]
https://fabcafe.com/jp/events/global/ggj-2021_asia-tlc

■GGJ2021のダイジェスト動画

【お問い合わせ先】
九州大学大学院芸術工学研究院
ggj(★)design.kyushu-u.ac.jp
(★)を@に変更して送信ください。

添付ファイル
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【展示(伊都キャンパス椎木講堂ガレリア)】栗山斉《0=1 -Discontinuous Continuity》

九州大学伊都キャンパスにて行われる第12回グローバルヤングアカデミー総会・学会関連イベントとして、未来共生デザイン部門 栗山斉准教授によるインスタレーション作品を展示いたします。

展示作品:
栗山斉「0=1 -Discontinuous Continuity」(2022)

高さ約17メートル、幅約30メートルの大壁面に99個の閃光電球が取りつけられています。閃光電球は昔の写真用フラッシュに用いられていたもので、内部の薬品や金属が焼き切れることにより、強い発光が得られますが、一回限りしか発光しません。このような一回的な発光現象が不規則なタイミングで繰り返されます。本作は、生まれては消える宇宙の星々からインスピレーションを得ており、唯一無二の存在の消滅と生成が繰り返され、この世界が非連続の連続であることを示唆するものです。

*同学会に合わせて制作された知足美加子教授による《植物の一年時計》と合わせてご覧ください。

*隣接のフジイギャラリーで栗山准教授の個展も同時開催中です。是非この機会にご高覧ください。


【会場】九州大学伊都キャンパス椎木講堂ガレリア
【作品の点灯スケジュール】
 6月14日(火)17:00-20:00(3時間)
 6月16日(木)13:00-16:00(3時間)
【協力】 工学研究院、芸術工学研究院、総合研究博物館
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【芸工公式YouTube】「Feldman meets freq メディア・テクノロジーから生まれる音」演奏動画を公開しました

九州大学芸術工学部音響設計コース音文化学講座では、音響特殊棟の改修を記念したコンサート・シリーズ「Feldman meets freq メディア・テクノロジーから生まれる音」を開催しました。

このコンサートでは、これまで20年にわたりメディア・テクノロジーから生まれる音を追求してきたイベント freqと共に、作曲家モートン・フェルドマンとアメリカの実験音楽が日本の現代音楽や電子音楽、なかでも福岡を拠点とする作曲家や演奏家に与えた深い影響を紹介しています。 フェルドマンとその仲間たち、そして彼の弟子たちによる美しいパターン、複雑でありながら静かで奥深い音楽、そしてフェルドマンに影響を受けた音楽を、福岡と日本の優れた現代音楽家や電子音楽家たちが演奏しておりますので、ぜひご覧ください。

「Feldman meets freq メディア・テクノロジーから生まれる音」
開催日時:2022年2月18日~20日
会場:九州大学芸術工学部 音響特殊棟

【伊都キャンパスにアートガーデン設置】知足美加子《植物の一年時計》

この写真の作品《植物の一年時計》は、植物が1年にわたり順に開花するようデザインされたアートガーデンです。2022年6月に開催されるGYA(グローバルヤングアカデミー学会)の大会テーマ「感性と理性のリバランス:包括性と持続性に向けた科学の再生」の実践の一つとして、九州大学(伊都キャンパスビッグオレンジ前)に制作されました。 九州北部豪雨災害(2017年)の復興支援として「黒川復興ガーデン」を制作したことから発想を得ています。

このアートガーデンは、九州大学にある「生物多様性保全ゾーン」に自生する在来種を中心に植栽されています。また、方角を明記し、日の出入り、北極星の位置など、星々と自分のつながりを感じるように設計されています。このガーデンは、修験道の曼荼羅のオマージュです。曼荼羅は、大いなる関係性の中で私たちが生かされていることを表現しています。人々の心の中に、自然の循環や時間への想像力を喚起し、現在の植生を将来世代に伝えるものです。

*6/14に九州大学伊都キャンパスで行われる学会オープニングにて、本作品の紹介と栗山斉先生のインスタレーション作品展示もあります。

《植物の一年時計》
【作品制作】
知足美加子
九州大学大学院芸術工学研究院 教授

【植物監修】
矢原徹一
九州オープンユニバーシティ 理事

【造園】
宗像緑地建設株式会社

【動画制作】
九州大学知足研究室 (渡邉慧大、濵田輝、内藤真星、依田拓海、於保杏咲、伊藤連胆)

【協力】
英彦山神宮
曹洞宗万歳山 龍国寺

 

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Hsin-Ni Ho 准教授の共同研究プロジェクトが採択~米国マサチューセッツ工科大学 「Hayashi-ULVAC MISTI Seed Fund」~

メディアデザイン部門のHsin-Ni Ho准教授とLynette Jones博士(MIT、IEEEフェロー)とのデジタルタッチおよび皮膚ディスプレイに関する共同研究プロジェクトが、マサチューセッツ工科大学(MIT) の2022年度シードファウンディング 「Hayashi-ULVAC MISTI Seed Fund」に採択されました。

「Hayashi -ULVAC MISTI Seed Fund」は、株式会社アルバック(日本)とMIT International Science and Technology Initiatives(MISTI)が、MITの研究者と日本の研究者との共同研究を支援するために設立したものです。この競争的資金は、次世代の研究者の育成を支援し、世界中の新しい技術の発展に寄与することを目的としています。

<採択プロジェクト>
“Toward the holistic digital touch experience: Revealing spatio-temporal processing for multisensory feedback in cutaneous displays”

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2022年度芸術工学部国際プログラム始動

国際プログラムは2021年から開始した、芸術工学部の学生を対象にした教育プログラムです。
国際社会において主体的に活動するために必要な姿勢、態度、コミュニケーション能力を身につけ、かつ専門的なデザインの知識・能力と自国についてのアイデンティティをもった人材を育成することを目的としています。

芸術工学部のさまざまなコースから集まった10名の2022年度国際プログラム履修生が決まりました。これから、英語による科目履修や留学に向けた準備を進めていきます。

(写真)
キックオフセッションの様子

国際プログラムの詳細については下記リンクをご覧ください。
参照リンク

【開催報告】公開講座「高校生のための未来構想デザイン講座(講義編)」

6月4日(土)に公開講座「高校生のための未来構想デザイン講座(講義編)」がオンライン形式で実施されました。
担当教員:古賀徹、尾方義人、谷正和、平松千尋、長津結一郎、栗山斉)


当講座には約60名が参加しました。芸術工学部未来構想デザインコースの概要説明、入試情報の説明、「アート・デザイン」「社会構想」「生命情報科学」の3つの分野における研究紹介や講義が実施された他、在学生3名による入学前から入学後の現在に至るまでの体験について対談形式で紹介がありました。質疑応答の時間も設けられ、有意義な機会になったと思われます。

今後の芸術工学部未来構想デザインコースによる公開講座にもご参加いただけたら幸いです。


<今後の公開講座の日程(芸術工学部未来構想デザインコース)>
・ゲイコウ アート&サイエンスカフェ(8月6日)
・高校生のための未来構想デザイン講座(演習編)(8月27日)
・高校生のための「未来構想デザイン」講座 実技(表現・対話編)(10月15日)

※講座内容やお申込みの詳細は、下記公開講座ページをご参照ください。

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「SDGs Design School: Exploration 1.0」ハンドブックが完成しました

この度、九州大学大学院芸術工学研究院SDGsデザインユニットが行う教育活動「SDGsデザインスクール」と、福岡市立福翔高等学校との共同プロジェクトの取り組みをまとめたハンドブック「SDGs Design School: Exploration 1.0」が完成しました。

今、世界は急速な気候変動や技術の進歩による環境問題や社会問題、政治的な不安定さを抱えており、若い世代の教育のあり方を変える必要があります。その方法のひとつが、デザインベースドラーニング (Design-Based Learning)により教室での教育体験をリデザインすることです。

デザインベースドラーニングを用いることで、学生はデザイン思考を通じて、定義が不明確な実社会の問題を解決する方法を学ぶことができます。
SDGsデザインスクールでは、2019年から福翔高校と連携し、少人数の高校生を対象とした小規模なデザインワークショップを試験的に開始しました。2019年、2020年に実施した数回のパイロットワークショップを経て、2021年にSDGsチャレンジプロジェクトという形で大規模なデザインベースドラーニングを、「総合的な探究の時間」の授業として3年生全員に導入しました。

2022年、SDGsチャレンジプロジェクトは、福翔高校の学校カリキュラムにおける基幹プログラムに位置づけられるようになりました。また現在、福翔高校は福岡市授業改善推進モデル校に指定されています。
今回完成した「SDGs Design School: Exploration 1.0」ハンドブックをぜひご覧ください。そして、このハンドブックが、教室での生徒の教育体験をさらに向上させるためのアイデアになるよう願っています。

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【メディア掲載】NPO法人山村塾×芸術工学研究院の協働制作《八女茶山おどり》が NHK「民謡魂 ふるさとの唄」で全国放送

日本各地の民謡を紹介するNHKのテレビ番組「民謡魂 ふるさとの唄」に、NPO法人山村塾(福岡県八女市黒木町)と九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ ソーシャルアートラボ(SAL)による協働で制作された《八女茶山おどり》が紹介されます。

福岡県八女市には、古くから唄われていた民謡「八女茶山唄」と高度経済成長期につくられた「八女茶山踊り」があり、まちのあちこちで歌われ、踊られていましたが、現在は接する機会が少なくなっています。
山村塾とSALでは2018年より、アートと農の関係性について考える「奥八女芸農プロジェクト」を協働で実施し、演出家・民俗芸能アーカイバーの武田力さん(芸術工学部未来構想デザインコース非常勤講師)が滞在制作をしてきました。2019年には武田さんが中心となり、地域住民に昔の暮らしや農作業の思い出を聞き、八女茶山唄にあわせた《八女茶山おどり》を新たに創作。現在では山村塾を中心に《八女茶山おどり》の振興が進み、地域のお祭りなどで披露される機会も増え、新たな地域文化として定着しつつあります。

番組では、芸術工学部・大学院芸術工学府の学生も踊り手として登場します。2021年より開設された科目「創造農村デザイン演習」受講生の有志です。踊りだけでなく現地の文化、さらには未来の地域のあり方について学んだ、学生たちの踊りにも注目です。

<放送予定>

●番組名 :民謡魂 ふるさとの唄 ~福岡県八女市~(NHK総合)
●放送日時:2022619日(日)15:0515:49(予定)
●出演  :唄  馬場美雅(民謡歌手)
       踊り 武田力、九州大学学生5名、八女市のお茶農家さん、山村塾スタッフ

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九州大学芸術工学部の学生が無印良品と考えたデザインが地元企業で商品化されました

九州大学芸術工学部インダストリアルデザインコースと無印良品は2014年度から産学連携でデザインの授業を行っています。

8年目となる2021年度の授業のテーマは「LOCAL MUJI」。
約半年、14人の学生が地元企業の協力を得て、地域の技を活かした商品を無印良品のデザイナーと考えました。
そして、その中の3つのデザインが地元企業から商品化されました。
6月11日(土)、12日(日)に「無印良品 天神大名」で開催されるイベント「つながる市」で販売されます。
今後は、「無印良品 キャナルシティ博多」の「つながる市」での販売を検討中です。

この授業での取り組みは、無印良品と共に地場産業や伝統工芸の活性化に寄与する活動になると考えています。
参照リンク

【研究紹介】九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページが更新されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、
人間生活デザイン部門 齋藤俊文准教授の『文化のクリエイティブディレクション』が掲載されました。

齋藤先生は、文化事象に関わる広告、広報のクリエイティブディレクションを、約30年間にわたって手掛けてきました。多様化するメディアを、既存の枠にとらわれず効果的に活用して、新たなコミュニケーションを生み出すことを目指しています。小さなマークの持つ可能性や、大きな立像が持つ意味を紹介しています。下記参照リンクよりぜひご覧ください。

参照リンク