未来構想デザインコース 村本りずむ写真展@西日本シティ銀行 1/31まで

九州大学 芸術工学部 未来構想デザインコース の村本りずむさんによるフィルム写真展が西日本シティ銀行大橋駅前支店未来ギャラリーで1/31まで開催されています。
1 年間かけて撮影した陰画を自身で ネガポジ反転・色調補正… 独特な色彩や粒子感からなるアナログ写真ならではの世界です。
以下の7点が展示されています。

asa nO hi
LomoChrome Metropolis TOKYO

hoshitEiru
Lomography Color Negative 400

alLstars
Lomography Color Negative 400

ready stEady snow
FUJIFILM Color Negative 400

chuka driVe
Lomography Color Negative 400

sprocket otOko
Lomography Color Negative 400

iNryoku
Lomography Color Negative 400

国際化の取組み紹介:デザインと日本・日本デザインの理解2021

九州大学大学院芸術工学研究院は世界的デザイン教育研究拠点を目指して、教育の国際化を進めております。

芸術工学部/大学院芸術工学府の国際的な授業「デザインと日本/日本デザインの理解」は、建築、音、アート、プロダクトなど毎回異なる専門分野の教員が、それぞれの切り口で日本のデザインを紹介する科目です。これほど多様な分野からデザインをまとめて学ぶ機会はなかなかありません。

2021年度は、日本、中国、韓国、クウェート、フランスの計5つの国および地域から30名(聴講生を含めると米国、ブラジル、台湾を加えた8つの国および地域から42名)の学生が履修しました。全ての授業は英語で行い、留学生や国際交流に興味のある学生がディスカッションしながら日本のデザインについて熱心に学びました。
尚、この授業は「日本を知るためのプログラム」の一環で実施しています。

[日時]2021年10月6日〜12月22日

2021年度に実施したプログラムの詳細はこちらをご覧ください。
デザインと日本/日本デザインの理解2021
https://www.kidnext.design.kyushu-u.ac.jp/projects/7351?lang=ja

[お問合せ]
九州大学 芸工インターナショナルオフィス
intl-ofc@design.kyushu-u.ac.jp
参照リンク

【お知らせ】九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページが更新されました

九州大学Webサイトの「芸術工学研究院 研究紹介」ページに、
張 彦芳 講師の「SDGsデザインワークショップ - Global Goals Jam (GGJ)」が掲載されました。

参照サイトよりご覧ください。

参照リンク

【芸工公式YouTubeを更新しました】SDGs Design International Awards 2021_全16件

「SDGs Design International Awards 2021」全16件を芸工公式YouTubeで公開しました。

Kyushu University Design – YouTube
を是非ご覧ください。

国際化の取り組み紹介:芸工サポーター始動

九州大学大学院芸術工学研究院は、創造的、革新的なデザインを生み出すために価値観の多様性を重視し、学生の文化的背景の多様性を高めることを目指しています。その一環として、芸工インターナショナルオフィスでは、海外からの留学生が安心して修学や日本での生活を送るための様々なサポートをしています。

芸術工学部/大学院芸術工学府の留学生をサポートする「芸工サポーター」の活動が、2021年度11月から本格的に始まりました。今年度からスタートしたこの事業は、新入留学生の来日時に新生活をスムーズに始められるサポートや、日本人学生と留学生の親睦を深め、国や言語の違いを超えた学生同士の主体的な繋がりを作ることを目的としています。修学や生活に必要な各種情報提供を始め、留学生と在学生の交流を図ることで国際理解への意識を高め、英語力の向上、多文化理解の推進を進めています。

秋学期に学内応募に集まった17名のサポーター(学部2年生〜博士1年生)が、編集、交流イベント、広報の専門チームに分かれて活動しています。編集チームは、学生の目線で留学生にとってわかりやすい情報提供を目指して、留学生向けの新生活資料を取材・整理し、データベース化に着手しています。交流イベントチームは、「English Language Table」という英会話イベントを企画し、毎週木曜日のお昼休みに実施しています。英語のネイティブ・スピーカーとノンネイティブ・スピーカーが交流しながらカジュアルに英語学習できる場で誰でも飛び入りで気軽にご参加いただけます。そのほかには、日本の伝統文化であるいけばな体験やものづくりの留学生交流会など、多彩なイベントで準備が進められています。

詳細は、芸術工学部・芸術工学府国際交流ポータルサイトGeiko Globalの特設ページをご覧ください。
https://www.gg.design.kyushu-u.ac.jp/current_students_category/geiko-student-supporters

[お問合せ]
九州大学大学院芸術工学研究院
芸工インターナショナルオフィス
intl-ofc@design.kyushu-u.ac.jp
添付ファイル
参照リンク

知的財産と標準化・オンラインシンポジウム「技術・デザインの国際標準化の現在地」

九州大学大学院芸術工学研究院では、知的財産のオープン&クローズ戦略を推進しています。オープン戦略の一環としての知的財産と標準化、特に技術の標準化については国際的な動向も含め大きな話題となっています。他方、デザインの国際標準化については、技術の国際標準化との比較を含めてはこれまで十分に紹介されてはきませんでした。本シンポジウムでは、技術・デザインの国際標準化について比較しつつ、その現在地を明らかにしたいと思います。[日時]2022年1月18日 18:15-19:45[プログラム]「技術の標準化-知的財産との関係性-」上條由紀子(国立大学法人長崎大学研究開発推進機構FFGアントレプレナーシップセンター  センター長・教授)「グラフィックデザインと標準化-案内用図記号(ピクトグラム)を中心に-」伊原久裕(九州大学大学院芸術工学研究院 教授)「欧州における技術の国際標準化」Christoph Rademacher(早稲田大学大学院法学研究科 教授)ディスカッション司会:麻生典(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)[場所]オンライン
[定員]
100名
[参加料]
無料
[参加申込み方法]
こちらの参加申し込みフォーム (https://forms.gle/28ebvPcgTmkCfYWL8)に、必要事項をご記入の上、お申し込みください。開催前日にメールにてZoomURLを送付いたします。届かない場合は「迷惑フォルダ」などに入っている場合もございますので、必ずご確認ください。
[申込締切]
1/17(月)
[主催]
九州大学大学院芸術工学研究院・九州大学未来デザイン学センター
[お問い合わせ]
九州大学大学院芸術工学研究院 麻生典aso(a)design.kyushu-u.ac.jp

照明表現を探求した学生によるパフォーマンス作品「Crossing」の公開

芸術工学部50周年記念事業における「学生の創造・社会連携支援事業」の助成により芸術工学部の学生が制作したパフォーマンス作品「Crossing」がYouTube上でプレミア公開されます。この作品は、ライブ照明が大好きな学生が集結して制作したもので、様々な照明表現を中心としたパフォーマンス作品です。ムービングライトやLEDを駆使し、パフォーマーと一体化した非機械的で幅広い舞台照明表現を作り出しています。公開日時:1/11(火) 12:30公開場所:YouTube (プレミア公開後も常時視聴可能)※本公演の映像は同日開催されている知足研展にても展示上映されます。企画:石井優里(コンテンツ・クリエーティブデザインコース 修士1年 城研究室所属)大塚雄介(コンテンツ・クリエーティブデザインコース 修士1年 知足研究室所属)協力:芸術工学部50周年記念事業株式会社Memory

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滑稽都市〜とある路地では障子が佇むそうで〜(tonica北九州建築展2021最優秀賞)

「昔から、諸行無常なんてことを言いますけれども、中洲の街並みもその例外ではございません。古き物は壊されて、そこに新たなものが造られる。それが時の流れというものなんでありますが、ところがある時、取り壊されたはずの民家の障子が一枚、亡霊のようにスーーッと路地に佇んでいたそうで、、。それでは今宵も一席お付き合い願います。・・・」
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『2021アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA』受賞者決定!

九州大学と福岡県・福岡市などが中心となって主催するメディアアートコンペティション『2021アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA(ADAA)』は、北部九州からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエータの発掘・育成の場として2001年にスタートしました。

21回目を迎える今回のコンペティションで、14の国と地域から649点の応募をいただき、アジアデジタルアート大賞をはじめとする計52点の受賞作品を選定しました。九州大学からは文部科学大臣賞、福岡市長賞など計6作品が受賞しております。

結果は「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」公式ウェブサイトにて公表すると共に、2022年3月8日(火)~3月13日(日)に福岡市科学館(福岡市中央区六本松4-2-1)、福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1-6)で受賞作品展を、2022年3月12日(土)に福岡市美術館にて表彰式を開催します。

受賞作品ならびに各会場の展示日程等詳細は、ADAA公式ウェブサイトをご確認下さい。

なお、受賞発表に合わせて、収録トークセッション『アジアにおけるメディア芸術のこれからについて語り尽くす!2021』を公開しております。
ADAA受賞作品を通じて、2021年のデジタルアート作品のトレンドと今後の展望をADAA審査員がそれぞれの視点から熱く議論を交わしております。セッションの様子はAsia Digital Art Award FUKUOKA Youtubeチャンネルよりぜひご覧下さい。

九州大学大学院芸術工学研究院では、メディアアート分野の更なる活性化に向けて、今後もさまざまな取り組みを行って参ります。



<九州大学学生 受賞作品>

・学生カテゴリー/静止画部門 大賞「flower shop」
 寺崎薫、戸嶋野乃香(両名ともデザインストラテジー専攻修士1年)
・学生カテゴリー/動画部門 大賞、文部科学大臣賞「#僕とママ」
 染矢光信(芸術工学専攻コンテンツ・クリエーティブデザインコース修士2年)
・学生カテゴリー/インタラクティブアート部門 優秀賞、福岡市長賞「背負う人」
 寺崎薫、戸嶋野乃香、水田雅也(3名ともデザインストラテジー専攻修士1年)
・学生カテゴリー/インタラクティブアート部門 入賞「毛を剃る人」
 戸嶋野乃香(デザインストラテジー専攻修士1年)
 太田拓真、蔭井七海(芸術工学部卒業生)
・学生カテゴリー/静止画部門 入賞「抜け殻の街」
 小濵行秀(芸術情報設計学科4年)
・学生カテゴリー/エンターテインメント(産業応用)部門 入賞「モーションスクロールWEBマンガ『アンドロイドは嗤わない』Epsode1 : 笑う人間」
 小濵行秀(芸術情報設計学科4年)
参照リンク

【芸工公式YouTubeを更新しました】Global Goals Jam 2021, Trans-local: Online Interlocking across Regions

「Global Goals Jam 2021, Trans-local: Online Interlocking across Regions」を芸工公式YouTubeで公開しました。是非ご覧ください。

【JID AWARD 2021 NEXTAGE部門賞 受賞】工業設計学科4年 古川博之さんが受賞

公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会主催のJID AWARD 2021において
工業設計学科4年 古川博之さんが受賞しました。

JID AWARDはデザイナーや企業等の優れた活動成果を表彰して日本のインテリアデザインの質的向上をはかり、くらしにおけるインテリアの重要性、デザインの力を社会に発信することを目的として開催され、本賞は、提案や試作、学生作品を対象に授与されるものです。

作品名:
Curved Flow Chair

コンセプト:
この作品のコンセプトは、「曲線の流れに身をまかせる椅子」です。世の中には曲線を活かした椅子が多く存在しますが、私は椅子にとっての曲線の良さは「見た目の美しさと座り心地の良さの両立」であると考え、その良さをさらに強調した新しい椅子を作ろうと考え、この作品を制作しました。

 
 
 まず、見た目の美しさには丸み、緩やかな流れ、軽やかさという3つの要素があると考え、流れをテーマにしたグラフィック表現や、煙によって可視化された流れの様子などの事例から、それらの要素の表現には「流れの始点と終点の存在」と「線・エッジ的な要素」が必要であると考えました。
 また、座り心地の良さとは、凹凸が座位姿勢にフィットすることであり、それを強調するには「背もたれから座面、足元までの一連の流れとその凹凸が身体に沿う」という座り心地のコンセプトがいいのではないかと考えました。

 以上の考察をもとに、概形、外側と内側の削りの違い、サイズと背もたれの角度をそれぞれデザインしました。
 概形は、「流れの始点と終点の存在」という要素を取り入れ、一点から放たれた流れが分かれて身体を包み込み、やがて収束するような概形にしました。
 外側と内側の削りの違いは、外側は「線・エッジ的な要素」を取り入れ、積層されているパーツのエッジを残すことで曲線の流れを表現し、一方で内側はなめらかに削ることで身体に沿うような座り心地の良さを表現しました。
 サイズと背もたれの角度は、「背もたれから座面、足元までの一連の流れとその凹凸が身体に沿う」という座り心地を表現するために、全体重が椅子に乗るようなサイズと背もたれの角度(45)にしました。
 一方で、本体を支える脚は、曲線の流れの美しさを引き立てるために、スチールパイプ2本とそれらを補強するアンダーパイプ1本で構成し、ミニマルな脚にしました。アンダーパイプはより細いものを使い、目立たないような高さに設置しました。

 この作品の用途は、ゆったりとくつろぐ際に使用するラウンジチェアとして作成しました。コンセプトのように、曲線の流れに身をまかせて、木のぬくもりを感じながらリラックスすることができる作品です。
 サイズは、幅1800mm、奥行き660mm、高さ1050mm、製作期間は約2ヶ月半です。
 本体の素材は杉材で、脚の素材はスチールパイプです。杉材は九州林産株式会社より提供していただいたものです。本体部分は6種類の形の杉材のパーツを積層させて作っており、内部には補強として通しボルトが上下にそれぞれ1本ずつ入っています。脚は直径21.7mmと直径18mm2種類のスチール丸パイプを使用し、本体部分に組み込んだプレートに溶接されています。
 本体の仕上げは、サンダーと手やすりで削った後、オイルを塗って仕上げています。脚は研磨した後にクリア塗料でコーティングしました。

※この作品は工業設計学科の授業「計画設計プロジェクト演習」で制作されたものです。
※この作品は九州林産株式会社より林業や木材の特性に関する専門的なアドバイスをいただき、ご提供いただいた杉材を用いて制作されました。

参照リンク

リーガルデザイン・ラウンドテーブル

12/2、3の2日間にわたり、大橋キャンパスデザインコモンにて、リーガルデザイン・ラウンドテーブルを開催しました。

水野祐弁護士(シティライツ法律事務所/九州大学グローバルイノベーションセンター客員教授)をお迎えし、芸術工学府・学部、統合新領域学府、法学部、工学部の学生が対面で参加しました。
1日目は11月末に閉会したばかりの「ルール?展」を軸に、法学/ソーシャルデザイン/社会包摂/メディアアートなど、様々な切り口からリーガルデザインの意義に触れました。2日目は短時間ながらワークショップ形式で条例のデザインを体験した後、尾本章芸術工学研究院長と共に次年度へ向けた意見交換を行いました。
通常の感染対策に加え、1人1ミニテーブルで密にならない配置を基本とし、今回は対面での実施にこだわりました。

2022年からの新・芸術工学府カリキュラムには「リーガルデザイン」が新設されます。外からのルールは窮屈に感じるものですが、望ましい社会の在り方を実現する社会デザインの強力なツールとしてルールを捉え直す機会になればと願っています。