【EVENTS】にSDGs Design International Awards 2020 報告が掲載されました

2020年11月10日に行われたSDGs Design International Awards 2020
の報告が掲載されました。
詳細はEVENTSの記事をご覧ください。

【未来構想デザイン】未来構想デザインコースのウエブページが更新されました

未来構想デザインコースのウエブページ(「卒業生から」「教員からのメッセージ」「模擬授業」などが更新されました。)

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【未来ギャラリー】ADAA受賞記念展示 張澤鑫さん

張澤鑫さん(未来構想デザインコースプロダクトデザイン研究室)の2020年ADAA学生カテゴリー 静止画部門優秀賞を記念して、西日本シティ銀行大橋支店 未来ギャラリーで展示を行います。
2/23~3/1(予定)(十分な感染症対策を行いますが、状況により変更になる場合があります。

合わせて未来構想デザインコースプロダクトデザイン研究室の過去の受賞作(2019,2018,2016,2014,2013)も展示予定です。

【社会包摂デザイン】「ファッションとジェンダー展」/記念講演 米村先生(未来構想デザイン)

「ファッションとジェンダー展」
2021年2/17~22 オンライン・オフライン併設展示(予定)
9:00 ~ 20:00(最終日は17 時まで)
「レディースとメンズ、スカートとパンツ、ハイヒールと革靴。私たちが普段着ている服は、ジェンダー―社会的性―と密接に関わっている。何をもって「女らしい/男らしい」装いと言えるのか?男女二元論を超えたファッションの可能性はあるか?ファッションとジェンダーの関係を探る展示企画。」
を開始します


特別記念講演会「ファッションとジェンダー(仮)」
2021 年2 月17 日(水)16:30 ~17:30
オンラインZOOM
お申し込みはこちら https://bit.ly/3i8nm42
講師:米村典子先生 芸術工学部未来構想デザインコース


添付ファイル
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SDGs Design International Awards 2020 報告

2020年11月10日に行われたSDGs Design International Awards 2020 の報告です。

第2回目の開催となる今回は 「パンデミックを乗り越え、進化するためのデザイン」をテーマとして設定しました。本年度は、世界15ヶ国の高等学校、専門学校、大学より184件の応募がありました。
この未曽有の危機に、今すぐにでも対応できるアイデアや、afterコロナ時代も見据えた生活や仕事の仕方、社会システムや国際連携のあり方提案など、広範囲にわたる様々なアイデアが寄せられました。
2020年11月10日に開催されたファイナリストによる最終プレゼンテーション及び表彰式は、新時代のSDGs Design International Awardsに相応しい、数万人規模で視聴できる完全オンライン形式で実施しました。
オンラインで行なわれたファイナリスト5組のプレゼンテーションは、若い感性にあふれ、パンデミックにすぐにでも応用できる素晴らしい作品ばかりでした。当日、厳正なる審査の結果、以下の通り各賞が決定しました。


<最優秀賞>
死者を送る船
Viany Sutisna, Bonaventura Kevin Satria, Faith Lim Rui En
(National University of Singapore)

作品概要
インドネシアではCOVID-19 による死亡者の遺体はすぐに簡易なプラスチックで覆われ、何メートルものセメントの下の地面に埋葬される。
本作品は、コロナウイルスが私たちから奪ったものの中で、「大切な人に最後の別れを告げられない」ことに着目して、遺族が葬儀の際に顔を見ながらお別れを言うことができる「船」のデザインを考案した。「船」は密閉型のポッドの形をしており、内側にはロープのような層が重なって遺体を安全に包み込む。ポッドには透明な窓がつけられ、遺族が葬儀の際に顔を見ながらお別れを言うことができる。内側の層は吸収性のある素材で体液などの漏れを防ぎ、クラスター感染のリスクもなく葬儀の慣習を再開することが可能になるという作品だ。

審査員長講評
人々が死とどのように向き合うかは普遍的であるとともに、固有の文化的な問題でもあります。世界中が巻き込まれるパンデミックにあって、死は合理性や機能性だけではなく、文化に根差した人間性に対する深い配慮が求められる難しい問題です。このデザイン提案は、人間の尊厳に正面から向き合うと同時に感染のリスクを排除し、さらに環境にも配慮した素材や構造を詳細に検討し、プロダクトとしての機能性も追求しています。非常時において、後回しにされがちな心の問題に、プロダクトデザインからアプローチした優れた提案です。

<優秀賞>
Best Innovation賞
アレーテ移動菜園濰坊市第9地区の移動しながら野菜を売る地域活動車両
Huang Zhilin, Shen Sixian, Wang Qi
(Donghua University)

Best Impact賞
アナンディ学習空間
Shruti Umesh Chakke
(National Institute of Design)

Best Quality賞
医療従事者保護のためのサービス設計個人用防護服の基準および寄付機会のプラットフォーム
Fang Yuchan, Zheng Ce, Gu Tianrun, Shen Yiwen, Luo Song
(TongJi University)

Best Feasibility賞
ハーイ!ジェスチャー小学生の子どもたちに合わせた感染予防教育のサービス設計
Choi Yonggen, Zhang Yimeng, Fan Wenyi, Chen Yinglu, Li Yu
(TongJi University)

※優秀賞の作品概要・審査員長講評は公式ウェブサイトをご覧ください
https://www.sdgs.design.kyushu-u.ac.jp/awards/result/

また、SDGs Design International Awards 2020の併催イベントとして、Kyushu University Asia Week 2020 国際シンポジウムが開催されました。テーマは、「SDGsの視点からアフターコロナの社会をデザインする」と題し、各賞への審査員からの講評、そして、ファイナリストによる素晴らしい発表への健闘を称え始まりました。本アワードで提案された作品は、パンデミックから生じているさまざまな問題に着目し、実現可能で革新的な影響を与えるだけでなく、体系的であり、かつ、人の気持ちに寄り添うという観点からも解決策を提案していました。 

また、下記の5つの視点から議論を行いました。 
1)「危機」は、より良い未来を作るための進化のチャンスとなる可能性があります。この観点から、アフターコロナの社会はどうなっていくのでしょうか。 
2 デザインとは? 
3 デザイナーの役割は何ですか? 
4) デザイン思考とは何ですか? 
5) 学究的環境への意義は何ですか? 

 本シンポジウムでは、参加した学生に、「デザインは社会に何かできるのか?」という質問を投げかけ、それを考えさせるきっかけになりました。

添付ファイル
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那珂川ウォーター・パークマネジメント第1回研究会

那珂川周辺エリアは、天神と博多をつなぐ重要なエリアです。近年水上公園・天神中央公園西中須エリアがパークマネジメントにより魅力的な公園へとリニューアルされました。さらに、中州と天神をつなぐ春吉橋では、架替工事が行われておりその後には広大な公共空間が都市の真ん中に創出されることが予定されています。
2020年から新型コロナウイルスが猛威を奮っていますが、この時代におけるオープンスペースの在り方、単なる親水空間にとどまらない、福岡・博多のパワーを最大限活かした水辺空間の在り方やネットワーク化について、ウォーター・パークマネジメントという視点で議論を始めてみたいと思います。
第1回では、地域で重要な活動をされていらっしゃる方、国内外で魅力的な空間づくりを推進しておられる方にお話頂いて、これからの可能性について議論を行います。オンラインによるLive配信を行いますので、平日ではございますが、もしご都合つきましたら是非ご参加ください。お待ちしております。

[日程]
2021年(令和3年)1月21日(木)13時~15時15分(予定)

[開催方式]
オンライン(YouTube)によるLive 配信
※接続方法などにつきましてはお申込み頂いた方に別途お伝えします。
※オンデマンド配信はございません。

[申込方法]
Geogle フォーム(下記)からのお申込み(無料)をお願いします。
https://forms.gle/vWbDKDXrp1bTCuVC6
Geogle フォームサイト

[申込締切]
2021年(令和3年)1月20日(水)15時迄

[主催者]
九州大学大学院芸術工学研究院 高取千佳
株式会社エックス都市研究所 尾藤文人

 

第42回日本創造学会研究発表大会でW受賞

11月にオンラインで開催された日本創造学会研究発表大会において、工業設計学科卒・デザインストラテジー専攻修士1年生末吉進太郎さんらの「グラフィティライターの創造的動因と社会規範」が研究大会発表学生賞を、また、工業設計学科4年生東海林慶祐さんらの「客観的指標による『ひびきあい』捕捉の試み」をはじめとする一連の発表に対して、デジタルポスター発表部門賞を松前あかね研究室が受賞しました。

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第17回デザイン基礎学セミナー『 みることの多彩さ〜ラディカル・リバーシビリティ』

九州大学大学院芸術工学研究院は、デザインの体系化を目的としデザイン学の基礎論に取り組んでいます。この度、ビジュアル・アーティストのElodie Hiryczuk氏をお招きし、第17回デザイン基礎学セミナー『みることの多彩さ〜ラディカル・リバーシビリティ』を開催します。どなたでもご参加いただけますので、みなさまのお越しをお待ちしております。なお、講演は英語で行われますが、日本語への通訳を交えて進める予定です。

西洋の文化は、みずからの「まなざし」によって異文化を一方的に規定してきましたが、しかしそのうちには、対象からの視線や多彩な社会的要素が入り込んでいるといえます。今回の講演では「リサーチ・スルー・イメージ」という考え方を手がかりに、特定の写真作品を事例として、異なる文化や歴史をつなぎ、西洋の人間概念を超える、様々なまなざしのあり方を探求していきます。

[登壇者]

エロディー・ヒーリックスック Elodie Hiryczuk

1977年フランス生まれ、オランダ在住のビジュアル・アーティスト。ヘリット・リートフェルト・アカデミーを卒業後,2001年よりショアード・ファン・オフェーレンと共同で活動をしている。写真作品を通して、視覚やパースペクティブの働きかたによって周囲の自然や風景との関係性が影響を受けることについて探究をしている。絵画や写真にまつわる西洋と東洋の伝統の差異や類似から作品や考え方を発表し、2017年からは、芸術実践と研究を目的とした財団「Radical Reversibility」を設立運営している。

[お申込み]

参加ご希望の方は事前に専用フォーム(https://forms.gle/BNx7dbxetUqBZHbA6)からお申込ください。

申し込み期限:1月13日(水)迄。

[主催]
九州大学大学院芸術工学研究院

[共催]
芸術工学部未来構想デザインコース

工業展20 オンライン開催について

工業設計学科3年有志による作品展示会「工業展20」が12月23日16時よりオンラインにて開催されました。

今年の展示テーマは「i」に決定しました。「i」「愛」「相」など「アイ」という音から思い浮かぶものは人それぞれです。工業生の個性の豊かさを表すように様々な意味を持つ「アイ」をテーマに作品を製作しました。
また、「i」はIDコースの頭文字であることから、工業生が授業やプロジェクトで制作した作品も紹介しています。

是非ご覧ください。

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『2020アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA』受賞者決定と受賞作品展について

九州大学と福岡県・福岡市などが中心となって主催するメディアアートコンペティション『2020アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA(ADAA)』は、北部九州からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエータの発掘・育成の場として2001年にスタートしました。

20回目を迎える今回のコンペティションで、20の国と地域から512点の応募をいただき、アジアデジタルアート大賞をはじめとする計59点の受賞作品を選定しました。

結果は「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」公式Webサイトにて公表すると共に、2021年2月16日(火)~2月23日(火・祝)に福岡市科学館(福岡市中央区六本松4-2-1)、福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1-6)、NHK福岡放送局(福岡市中央区六本松1-1-10)で受賞作品展、2021年2月20日(土)に表彰式を福岡市美術館にて開催します。各会場の展示日程等詳細は、ADAA公式ウェブサイト(http://adaa.jp/)をご確認下さい。

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平井康之 教授が 「IAUD 国際デザイン賞 2020 銀賞」を受賞しました

大学院芸術工学研究院の平井康之教授と山口大学国際総合科学部の冨本浩一郎講師が主導となり、国立民族学博物館の文化資源プロジェクトによって開発した「デジタル触地図(国立民族学博物館触知案内板)」が、2020年度グッドデザイン賞につづき「IAUD 国際デザイン賞 2020 銀賞」を受賞しました。

詳細は下記をご覧ください。

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熊谷 麻友子