現代実践フォーラム 講演会 #23 フロリアン・エブナー(ポンピドゥー・センター)が革新的な展示デザイン戦略を語る 「ホワイトキューブからの脱却、舞台装置のリサイクル、鑑賞階層の逆転」

このたび、芸術工学研究院では下記のとおり、現代実践フォーラム 講演会 #23 フロリアン・エブナー(ポンピドゥー・センター)が革新的な展示デザイン戦略を語る 「ホワイトキューブからの脱却、舞台装置のリサイクル、鑑賞階層の逆転」を開催します。


▪日時: 2025年12月15日(月)17:00〜19:00
▪会場: 九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F および オンライン配信
▪使用言語: 英語
▪主催:九州大学大学院芸術工学研究院
    令和4年度大学改革活性化制度「日本デザインを創造し国際発信できる人材育成のための教育プログラムの構築」
▪共催:芸工インターナショナルオフィス
▪助成:日本学術振興会科研費[24K03582]

*オンラインでの参加をご希望の方は、以下のフォームからご登録ください。
https://forms.office.com/r/E3RzPDASPf


本フォーラムでは、ポンピドゥー・センター(パリ、フランス)写真部門のキュレーターであるフロリアン・エブナー氏がオンラインで登壇し、展示デザインへの画期的なアプローチについてお話しくださいます。
今回がキュレーター・トークシリーズの第2回となり、第3回は2026年1月9日に東京都現代美術館の崔敬華氏をお招きして開催予定です。

ポンピドゥー・センターは9月末から、5年間の改修工事のため閉館しています。エブナー氏は、この閉館前最後の展覧会である「ヴォルフガング・ティルマンス:Nothing could have prepared us – Everything could have prepared us」(2025年6月13日~9月22日)や、2015年ヴェネチア・ビエンナーレのドイツ館のキュレーションを担当しました。
本フォーラムでは、これらの展示プロジェクトを例に、エブナー氏が、展示室内の既存の素材や空間を活用・再利用し、どのように展示デザインを展開しているのか、キュレーターの立場から語ってくださる予定です。



Florian Ebner(フロリアン・エブナー)
ポンピドゥー・センター写真部門キュレーター兼部門長。フランス・アルル国立高等写真美術大学卒業後、ドイツ・ボッフム・ルール大学で美術史・歴史・ロマンス語文学の修士課程修了。写真と現代美術の分野で30年以上活躍しており、国際的に重要な美術館でのキュレーター職を歴任。2012年末から2017年までフォルクヴァング美術館(ドイツ・エッセン)写真コレクション部長を務め、2009年から2012年まではブラウンシュヴァイク写真美術館(ドイツ)館長を務めた。2015年には第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展ドイツ館のキュレーションを担当した。

freq – 251208 kyoka

九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座では、このたび「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、kyokaをゲストに迎えたマルチチャンネル音響作品《Resonant Drift》の上演とトークセッションを開催します。

kyokaは、Alva Noto主宰のドイツの実験レーベルRaster-Notonに所属した初の女性アーティストです。電子音楽プロデューサー、DJ、インスタレーションアーティスト、フィールドレコーダーとして、周波数や音を軸に幅広いサウンド活動を展開しています。

これまでに、Aphex Twin自身がキュレーションしたマンチェスターのWarehouse Projectをはじめ、MUTEK(複数国)、ポンピドゥーセンター(パリ)、CTM(ベルリン)、Sonarなど、世界各地で公演を行ってきています。教育・レクチャー活動にも積極的で、ブラウン大学(アメリカ)、Rhythmic Music Conservatory(デンマーク)、ヨーテボリ大学(スウェーデン)、サラゴサ大学(スペイン)、南方科技大学(中国)などの教育機関や、Ableton Loopなどのイベントに参加。2023年にはヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門の若手育成プログラムで指導者を務め、その秋以降はスイスの機関を拠点に、ニューロサイエンスと音楽理論・作曲の関係を探求する活動を中心に据えています。

今回の上演は、近年kyokaが取り組んでいるの、「外部信号としての音と人間の受け取り方の関係性」をテーマにした、マルチチャンネル音響作品です。これは、睡眠・知覚・脳科学の研究から着想を得て構成された作品であり、音が生理的・感覚的な状態にどのように作用しうるかを探る試みでもあります。研究活動の一環として、睡眠中の脳波に同期して特定の音を届けることで睡眠が深まるかを検証する実験のリサーチやシミュレーション、その成果をもとにした作曲、さらにその体験を再構成したライブ/インスタレーションの形式で実践を重ねてきました。今回は、そうした実践に基づいた、「寝てもいいし、寝なくてもいい」中間的な意識状態で、床に横たわりながら聴くアンビエントセットです。半ば睡眠コンサート、半ばディープリスニングセッションとも言える形式で、来場者がそれぞれの感覚で静かに音と向き合うことができます。

ただ聴く、ただ静まる
そのシンプルな身体的経験を通して、音と知覚・感覚の関係をあらためて見つめ直すことを目指します。



日時
2025年12月8日(月)

上演・登壇
kyoka
城 一裕(九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース 音文化学講座 准教授)

プログラム
・18:00  開場
・18:30頃 上演
・20:00頃 トークセッション 開始
・20:30頃 終了予定

場所
九州大学大橋キャンパス 音響特殊棟録音スタジオ

料金
無料

定員
25名(先着順)*リンク先peatixイベントページよりお申し込みください。

交通
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」

お問い合わせ
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp

助成
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
参照リンク

freq – 251205 MARK FELL, RIAN TREANOR, 日野浩志郎, 中川裕貴

九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座では、このたび「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、MARK FELL、RIAN TREANOR、日野浩志郎、中川裕貴をゲストに迎えたライブパフォーマンスを開催します。

MARK FELLは、1990年代から電子音響ユニット「SND」として活躍し、またソロとしても〈Mille Plateaux〉、〈Raster-Noton〉、〈Line〉、〈Edition Mego〉といったレーベルから作品をリリースしている音楽家です。電子音楽、或いは実験的なテクノ音楽の巨頭として知られ、近年はその「テクノ」の枠さえも飛び越え本当の意味での「現代的」なサウンドを提供しています。

RIAN TREANORは、今年リリースされた音源「Saccades」<NYEGE NYEGE TAPES>では、ウガンダ/アチョリ族のフィドル奏者 Ocen Jamesとのコラボレーションを行うなど、ジャンル/地域を越えた音楽のかたちを生み出すアーティストであり、クラブ・カルチャー、実験芸術、コンピューター・ミュージックの交差点を再考し、そこから新しい「解体と連動」を伴う音楽を創出しています。

日野浩志郎は、国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベル「Birdfriend」、コンテンポラリー/ 電子音楽をリリースするレーベル「NAKID」を主宰しています。ソロプロジェクトの「YPY」の他「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、これまでの主な作曲作品は、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」(2018-)の他、サウンドアーティストFUJI|||||||||||TAと共に作曲・演奏した作品「INTERDIFFUSION A tribute to Yoshi Wada」(2021-)、視覚と聴覚の両面からミニマリズムに迫るリズムアンサンブル作品「Chronograffiti」(2025)、等があります。エストニアフィルムアワードEFTA2024にて映画「The Invisible Fighit」の最優秀作曲賞を受賞。

中川裕貴は、関西を拠点に活動する音楽家/演奏家です。チェロを独学で学び、そこから独自の作曲、演奏活動を行っています。
人間の「声」に最も近いとも言われる「チェロ」という楽器を使用しながら、同時にチェロを打楽器のように使用する特殊奏法や自作の弓を使用した演奏を音楽の様々なシーンや音楽以外の芸術ジャンルの中で展開しています。2022年よりgoat、YPYでも活動する音楽家・日野浩志郎とのDUOプロジェクト「KAKUHAN」をスタートさせ、以降、同ユニットではRewire、Unsound、Moers Festival、Intonal、Outfestなどヨーロッパの主要な実験音楽フェスティバルに参加しています。2025年には初となるソロアルバムをリリース予定。令和6年度京都市芸術文化特別奨励者。



日時
2025年12月5日(金)

出演・登壇
MARK FELL
RIAN TREANOR
日野浩志郎
中川裕貴

プログラム
・18:00 開場
・21:00頃 終了予定

場所
九州大学大橋キャンパス 多次元デザイン実験棟

料金
無料

定員
100名(先着順)*リンク先peatixイベントページよりお申し込みください。

交通
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」

お問い合わせ|
九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp

助成
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
参照リンク

「Oriental COCOSDA 2025」において、Best Paper Awardを受賞

芸術工学研究院 音響設計部門の若宮幸平助教、吉永幸靖准教授、芸術工学府芸術工学専攻音響設計コース修士2年の池田恵里さん、そして東京理科大学の桂田浩一教授の研究グループによる論文「Japanese Articulatory Speech Dataset Acquired with 3D Electromagnetic Articulography」が、音声言語処理や音声データベースの構築・評価に関する国際会議「Oriental COCOSDA 2025」において、Data DevelopmentカテゴリーのBest Paper Awardを受賞しました。
参照リンク

演奏会 「音楽」はどこにあるのか? vol.1 手/場所 開催のおしらせ

この度、九州大学芸術工学府の授業「作曲学特論」を受講する学生による演奏会
「『音楽』はどこにあるのか? vol.1 手/場所」を開催いたします。

本授業では、1960年代後半〜70年代前半にアメリカで出版された雑誌『Source: Music of the Avant-Garde』 を輪読しながら、実験的な楽譜や作曲家たちの言葉に触れてきました。
そのなかで繰り返し交わされたのが、“音楽をどう定義し、どこまでを音楽と呼べるのか” という根本的な議論です。
そうした思索の過程から受講生のあいだに自然と共有された問いが、本公演のタイトルでもある 「『音楽』はどこにあるのか?」 でした。

授業ではあわせて、「手(Hand)」と「場所(Site/大橋キャンパス)」をテーマにした各自のオリジナル作品の制作にも取り組んできました。
本公演では、その成果として 10名の受講生による新作 を発表するとともに、テーマと響き合う歴史的作品の上演も行います。
思いがけない角度から“音楽”の輪郭を問う、フレッシュで多様な試みをぜひ目撃しにきてください。

演目
刀根康尚 Clapping Piece (1963)
アリソン・ノールズ Nivea Cream Piece (1962)
ロビン・ホフマン œhr für Hören solo (2006)
+ 10名の受講生による新作上演

出演
今泉 俊佑 荻田 朔 GROS-DUBOIS LUBIN LOUIS 田中 真瑠実 温水 康人
東田 真幸 深川 航太郎 POLENZ PAVEL 堀 桂太 宮口 哲哉 北條 知子

日時
2025年12月9日(火) 18時30分(18時開演)

場所
九州大学大橋キャンパス 多次元デザイン実験棟ホール
(〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1)

料金
入場無料・予約不要

主催:九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座

お問い合わせ:hojo@design.kyushu-u.ac.jp

芸工オリジナルグッズ「トートバッグ」のデザインコンペ 審査結果について

九州大学芸術工学部(府)では、本学部(府)の学生および教職員を対象に、「芸工オリジナルグッズ」の新作として「トートバッグ」のデザインコンペティションを実施しました。
募集期間は令和7年8月4日から9月30日までとし、広報戦略推進室による厳正な審査のもと、以下のとおり結果を発表します。

■結果発表

◎最優秀賞(製品化対象) ※画像上

芸術工学部メディアデザインコース4年
藤本 耕太朗 さん

日常的に使いやすいグラフィックで、社会課題が複雑化する現代社会に向き合い模索するデザイナーの姿を表現し、芸術工学部をPRするデザインとして高く評価されました。
最優秀作品はトートバックとして製品化を進めます。

  

◎優秀賞 ※画像下

大学院芸術工学府メディアデザインコース 修士1年
三木 慎平 さん

シンプルで美しいグラフィックで、芸術工学部での学びである「技術」と「人間の感性」の融合を記号化し、芸術工学部をPRするデザインとして高く評価されました。
    

受賞デザイン案の詳細につきましては、以下のファイルをご覧ください。

添付ファイル
参照リンク

学生によるバイリンガル実験演劇『月影村(Tsukikage Mura)』上演のお知らせ

芸術工学部の授業 「比較演劇・メディア文化演習」 の一環として制作された舞台作品『月影村(Tsukikage Village)』を、以下のとおり大橋キャンパスにて上演します。

本授業では、世界的に有名な作品をいかに日本文化へローカライズし、現代社会の課題と結びつけて再創造するかを学びました。
『月影村』は、その学修成果として企画・制作されたもので、デヴィッド・リンチ監督のドラマ『ツイン・ピークス』を九州の架空の村へと大胆に移し替えた舞台作品です。学生たちが創り出す映像 × 演劇 × メディアアートを融合した舞台美術が大きな特徴となっています。

本作は、2025年10月に福岡市南区で開催された「南区アートネクストコレクション」での上演でも大変好評を博し、今回の再演が決定しました。
ぜひこの機会に、キャンパスを舞台に繰り広げられる “ツイン・ピークス × 九州” の世界観をご体験ください。

公演情報

日時:11月26日(水)19:00〜

会場九州大学大橋キャンパス5号館4階

上演時間:約60分

入場:無料(予約不要)

プロジェクトメンバー(計9名):
演出・編集: ザリンス・マーティンス(九州大学大学院芸術工学研究院 助教)
脚本:ステファン・アヤス
出演:山家 仰喜、生川 塔真、田浦 智大、
   稲村 徳州(九州大学大学院芸術工学研究院 助教)
音楽:堀 桂太
舞台美術・衣装: ザリンス・マーティンス、生川 塔真、田浦 智大
照明: フランシスコ・サンチェス

未来構想デザインコース:高校生のための「未来構想デザイン」公開講座(実技編)を開催しました

令和7年10月25日、大橋キャンパス工作工房3階造形教室にて、芸術工学部公開講座『高校生のための「未来構想デザイン」講座(実技編)』を開催しました。

本講座では、芸術工学部・未来構想デザインコースのアプローチを経験してもらうために、コース教員の指導のもと、参加した高校生たちが鉛筆デッサンを体験しました。講評終了後には、活発な質疑応答も行われました。

*当日のスケジュール*

実施日時】 令和7年10月25日(土) 13:00~17:00
実施場所】 九州大学大橋キャンパス 工作工房3階造形教室

12:30~13:00 受付・開場(入室) 工作工房1階総合作業室~3階造形教室へ移動
13:00~13:50 ガイダンス:コース長挨拶、教員紹介、入試の説明、ワークショップの説明
13:50〜14:00 休憩(準備)
14:00〜16:00 ワークショップ体験、レクチャー <鉛筆素描の演習>
16:00〜16:20 講評
16:20〜16:50 質疑応答・アンケート
参照リンク

城一裕・おおしまたくろう 2人展「ともすると音楽 / Maybe it’s Music」

「音楽においては、楽器が、それによって可能となる表現に先行することがよくある。新しい楽器が多かれ少なかれ、雑音という性格をもつのは、このためである。」ジャック・アタリ(1977)

「ともすると音楽 / Maybe it’s Music」 は、音響学を背景にメディア技術に批評的に向き合おうとしている城一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)と、身近な道具を楽器に改造するおおしまたくろうによる音の装置に関する展覧会です。

城一裕は磁気インクを使って紙でテープをつくることを、おおしまたくろうはおもちゃを楽器に作り変えたり、詩から音響装置を想像することを試みます。

今回の展覧会では、二人それぞれの作品を展示するだけでなく、おおしまたくろうの代表作の一つである《ぼくのDTM》を、城による《紙のテープ》で再生します。



城一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
1977年福島県生まれ。博士(芸術工学)。音響学とインタラクション・デザインを背景とした現在の主なプロジェクトには、音の再生の物質的・歴史的な基盤を再考する「Life in the Groove」,参加型の音楽の実践である「The SINE WAVE ORCHESTRA」、音・文字・グラフィックの関係性を考える「phono/grah」などがある他、メディア・テクノロジーから生まれる音の可能性を探るイベントfreqを定期的に開催している。

おおしまたくろう
サウンドマン。「PLAY A DAY」をモットーに日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会をマッサージする。
音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する「滑琴(かっきん)」など。京都三条ラジオカフェ(FM79.7MHz)にてラジオ番組「サウンドやろうぜ!RADIO」(土曜日深夜24:00~24:15)を放送中。



会期|
2025年11月22日(土) – 12月13日(土)
平日13:00 – 19:00
土・日12:00 – 19:00
(月・火:定休日、※祝日を除く)

入場|無料

場所|
パララックス・レコード
〒604-8035 京都府京都市中京区桜之町407−1
新京極詩の小路ビル2F

助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
参照リンク

メディアデザイン部門・妹尾准教授が書籍『XR産業応用』を分担執筆しました

芸術工学研究院メディアデザイン部門の妹尾武治 准教授が、書籍『XR産業応用』の分担執筆を行いました。

本書は、最新のVR・ AR・ SRといったXR領域に関わる工学、哲学、心理学、芸術表現まで幅広い研究事例を集めた内容になっており、XR産業応用の教科書的な位置づけといえる一冊です。
日本バーチャルリアリティ学会および同学会 VR心理学研究委員会において、過去20年ほど若手として活躍し、現在は中堅となった研究者たちが中心となって執筆しています。

「心の実在性」「現実とは何か」「リアルと幻の線引き」など、科学と文学、工学と芸術、技術と人間といった二項対立を超えていく次世代の研究者に向けて、現在までの業界の理解を凝縮して一冊にまとめた内容です。

収録内容(一部)
第1章 錯覚によって広がる情報提示の可能性
第2章 XR関連技術・ビジネス・業界動向
第3章 XRと心理学

特に第3章は、
 ・第1節:実在感の科学
 ・第2節:ベクションの教科書
 ・第3節:バーチャルリアリティと時間感覚
と続き、心理、哲学、工学、芸術の交流地点の未来への指針が記載されています。

研究と創作、芸術工学、画像設計、これらがXRという領域の中でどのような位置にいるかを知る手がかりとして、是非ご一読ください。

参照リンク

freq – 251115 – Daisuke Tanabe_Yosi Horikawa

九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座では、このたび「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、Daisuke Tanabe と Yosi Horikawa によるミニライブ&トークセッションを開催します。

Electronic Music の分野で活躍する両氏による最新作、Daisuke Tanabe『Hole on Layers』、Yosi Horikawa『Impulse』のリリースに伴う国内ツアーの一環として開催される今回は、両氏と親交の深いプロデューサーの羽田寛士をゲストに迎え、新作の制作過程を中心に実際の音源を聴きながら、様々な話題を取り上げます。
 

日時
2025年11月15日(土) 18:30 – 21:30

出演・登壇
Daisuke Tanabe
Yosi Horikawa
羽田寛士
城 一裕(司会: 九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)

プログラム
18:30 開場
・ミニライブ(Daisuke Tanabe、Yosi Horikawa)
・トークセッション(Daisuke Tanabe、Yosi Horikawa、羽田寛士、城一裕)
21:00過ぎ 終了予定

場所
九州大学大橋キャンパス 音響特殊棟録音スタジオ

料金
無料
*参加ご希望の方は、以下リンク先 peatixイベントページよりお申し込みください。

定員
50名(先着順)

交通
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが、特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」

お問い合わせ
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp

助成
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」

参照リンク

ナラティブデザイン講座シンポジウム「芸術工学×マンガの作戦会議2025」開催

九州大学大学院芸術工学研究院では、サービスやコンテンツにおいて、豊かなユーザー体験を提供するために必要不可欠な「物語」をテーマとした研究教育を行うべく、寄付講座「ナラティブデザイン講座」を開講しています。
このたび、漫画家の小沢高広氏、ひうらさとる氏、ゲーム研究者の簗瀬洋平氏をお招きし、シンポジウムを開催します。

小沢氏は、二人組漫画家ユニット「うめ」のシナリオ・演出を担当し、ゲーム業界を描いた代表作『東京トイボックス』シリーズは累計100万部を超え、アジアをはじめヨーロッパ、南米など広く海外でも読まれています。現在は、小学館のWEBマンガサイト「ビッコミ」にて、1950年代の南極観測をテーマにしたヒストリカルSF『南緯六〇度線の約束』を連載中です。
ひうら氏は、1984年のデビュー以来、代表作『ホタルノヒカリ』では“干物女”という言葉を世に広め、ドラマ化・映画化されました。2024年には『西園寺さんは家事をしない』がTBS系列でドラマ化されるなど、女性を中心に人気を博しています。
簗瀬氏は、1995 年よりゲームデザイナー / シナリオライターとして、『ワンダと巨像』、『魔人と失われた王国』などのゲーム開発作品に携わってきました。現在は、 ユニティ・テクノロジーズ・ジ ャパン株式会社勤務の傍ら、東京大学先端科学技術研究センター連携研究員、大阪芸術大学客員教授として、学術とゲーム産業の橋渡しをするために活動されています。

シンポジウムでは、「芸術工学×マンガ」をテーマにディスカッション形式で展開し、今後のコンテンツにおけるストーリーやナラティブの可能性を探りながら、語っていただきます。

ナラティブデザイン講座シンポジウム「芸術工学×マンガの作戦会議2025」

日時:2025 年 12月 19 日(金)18:30-20:00

開催方法
(一般参加者)Zoomオンライン配信
(学内関係者のみ)会場参加可・九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F

登壇者
小沢高広 
ひうらさとる 
簗瀬洋平 
司会|松隈浩之(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)

プログラム
18:30-18:35 開会の挨拶|松隈浩之
18:35-18:50 登壇者紹介|小沢高広、ひうらさとる、簗瀬洋平
18:50-19:55 トークセッション|小沢高広、ひうらさとる、簗瀬洋平、松隈浩之
19:55-20:00 閉会の挨拶|松隈浩之

募集定員:(一般参加者)Zoomオンライン配信 300名 +(学内関係者のみ)会場参加 100名

お申し込み:参加ご希望の方は、以下のフォームより事前にお申し込みください。
(一般参加者)Zoomオンライン配信
(学内関係者用)会場参加

主催:九州大学大学院芸術工学研究院ナラティブデザイン講座、DANC lab
協力:一般財団法人雲孫財団
助成文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
添付ファイル
参照リンク