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じぶんの街の未来を、じぶんで考える「洋上風力と唐津の未来を考えるワークショップ」を開催

多様なステークホルダーとの社会共創を専門とする人間生活デザイン部門 松前あかね研究室と、全国に洋上風力発電など再生可能エネルギーのインフラ構築事業を展開するINFLUX OFFSHORE WIND POWER HD株式会社(以下、インフラックス)は、唐津市内でさまざまな住民の方を対象とした「洋上風力と唐津の未来を考えるワークショップ」を開催しています。
本ワークショップは全8回の開催を予定しており、現在までに第2回まで実施済み(10月25日現在)で、合わせて26名の方々が参加されています。
ワークショップで得られた参加者の意見や意識、アイデアや未来像は全ての回の開催終了後に分かりやすくビジュアル化し、最終的には松前研究室とインフラックスとの共同で住民へのフィードバックと佐賀県および唐津市への報告を予定しています。

本取組の詳細は下記リンクをご参照ください。



<現在までの開催状況>
第1回 8月26日(金)佐賀玄海漁業協同組合馬渡島支所の皆様(参加者:9名)
第2回 9月10日(土)佐賀県立唐津南高等学校の生徒の皆様(参加者:17名)

<今後の開催予定>
第3回 11月16日(水)唐津ライオンズクラブメンバーの皆様

<松前あかね准教授のコメント>
~第2回までの開催を終えて~
ワークショップでは、数人のグループに分かれ、研究室の学生達と一緒にゆっくり時間をかけて、島での生活や想いを丁寧に伺いました。初めて個人的な想いを口にしたとおっしゃる参加者の方々も多く、島の中でも多様な想い、さまざまな課題や可能性の芽があることを共有できたことは、部外者である私たちはもちろん、島の方々にとっても新鮮でした。ヒアリングや説明会といった従来の形式では互いに公的な立場からの意見交換に終始しがちです。洋上風力に関係する企業は、地域と心の通った関係性を築き、地域の方々の単純に賛成・反対ではないさまざまな想いを捉え、関わる人たちがより幸せに感じる地域の未来を、洋上風力によりどのように実現できるのか、地域の方々と共に描き提示してほしいと思います。一連のワークショップが終了したら、ワークショップの成果を広く共有できるとおもしろいと思っています。

参照リンク