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是枝裕和監督、九大大橋キャンパスに来訪〜子どもたちの映画作品を講評し交流を行う〜

未来共生デザイン部門の近藤加代子研究室と一般社団法人クリエイティブ共生都市が共催し、冬休みに行った「子どもたちのスマホ映画づくりワークショップ」の作品講評会を2024年2月10日(土)に九州大学大橋キャンパスで行いました。「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞したことなどで世界的に名高い是枝裕和監督が講評会に参加され、ワークショップに参加した子どもたちと交流しました。

小学5・6年生と中学生9名が参加したワークショップでは、地元福岡の映画監督である高村剛志監督や俳優の方々、そして芸工の学生たちが子どもたちに寄り添いながら、子どもたち全員が企画、監督、撮影、編集を行い映画づくりをしました。 子どもたちのアイデアは非常にユニークで、大学の構内という限られた空間を創造力で楽しい映画の中の空間にしていました。子どもの創造力は本当に素晴らしいです。

是枝監督は、子どもたちのアイデアの良さや細かな工夫を讃えながら、より良くするための点も指摘してくださり、子どもたちはとても喜んでいました。是枝監督との交流は、子どもたちにとって忘れられない貴重な時間となり、今後、自分の人生を前にすすめていく心の力になったことでしょう。

当日は、子どもたちのご家族や多くの報道関係者が見守る中で、あたたかい交流会となりました。

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