多次元デザイン実験棟が約1年に渡る改修工事を終え、2024年6月12日(水)にグランドオープンしました。
芸工で通称「多次元」と呼ばれているこの多目的施設は、クリエイティブなパワーを発揮するための特別な空間として提供されており、大橋キャンパスのひとつのシンボルとなっています。
これを記念して、当日13時よりオープンセレモニーを開催しました。
尾本章芸術工学研究院長から、総合的な教育や研究を行う場として、また、芸工祭・コンサート・演劇などのイベント会場やオーケストラの練習場として、学生に大いに「多次元」を活用し、使い倒して欲しい、との開会挨拶がありました。その後、新しくなった施設内をツアー形式でご紹介しました。
2階には、芸術工学部・芸術工学府のコース紹介および芸工ヒストリーのパネルが常設されている「芸工ギャラリー」、展示スペースとしても利用可能な「多次元スタジオ」があります。
オープンセレモニーの特別展として、尾方義人教授、知足美加子教授、杉本美貴教授、岩元真明助教の研究室による作品展示や、芸術工学部の授業「基礎造形Ⅲ」で制作された学生の作品展示が行われ、来場者の心を惹きつけました。
また、1階では、新設された「半無響室」や「イマーシブイメージラボ」での体験に続き、以前よりレベルアップしたメイン施設「実験ホール」で九州大学芸術工学部フィルハーモニー管弦楽団(芸工オケ)による素晴らしい記念演奏が披露され、音の響きを体感できる貴重な機会となりました。
2階でのオープンセレモニー特別展は、6月15日(土)10時から大橋キャンパスで開催する「第12回九州大学芸術工学部施設公開〜デザインのふしぎ体験~」にて、一般の方も自由にご覧いただくことが可能です。この機会にぜひ足をお運びください。