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【芸工公式YouTube】弦楽四重奏コンサート「Auditorium Journey〜九響と行く音の旅〜」動画を公開しました

2024年7月26日(金)に九州大学大橋キャンパス多次元デザイン実験棟で開催したコンサート「Auditorium Journey〜九響と行く音の旅〜」の動画を芸工公式YouTubeで公開しました。

九州大学大学院芸術工学府では、様々なコースの学生が課題解決にむけて集まる科目「スタジオプロジェクト」を開講しています。
2024年度開講のスタジオプロジェクト科目の一つ「ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト」では、近年劇場における情報保障などが行われるコンサートの機会が増加していることに着目し、音源に残響を付加する「響きの補償」の技術を用いたコンサートのあり方を学生主体で考案しました。
このコンサートは、九州交響楽団のメンバーをお招きし、弦楽四重奏の演奏を「音場再生技術」を用いてホール外に再現する実験的なものとなりました。


曲目:E.トルドラ/海の景色

出演
Vn. 扇谷泰朋(九州交響楽団ソロ・コンサートマスター)
Vn. 山下大樹(九州交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者)
Va. 細川泉(九州交響楽団ヴィオラ首席奏者)
Vc. 宇野健太(客演・チェロ奏者)

撮影・編集:仁田原 力

主催:九州大学大学院芸術工学府「スタジオプロジェクトⅠ-B(ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト)」(指導教員:尾本章、長津結一郎)
共催:九州大学大学院芸術工学研究院附属社会包摂デザイン・イニシアティブ
協力:公益財団法人九州交響楽団
後援:福岡市
助成:科学研究費補助金JP21H03764「高臨場感音場再生システムの性能向上および福祉工学との連携に関する研究」、JP24K03222「音場再生システムの総合的な性能向上および人の福祉への適用に関する研究」、令和2年度大学改革活性化制度「福祉と音響工学との連携を通じた芸術工学の発展「音楽の場と人間との関わりに着目した文理融合型研究」」