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九州大学病院別府病院での芸術作品展覧会(芸工関係者作品パーマネントコレクション)

2024年10月26日、九州大学病院別府病院(大分県別府市鶴見)で芸術作品展覧会が開催され、芸工関係者らの芸術作品のお披露目と、作家たちによる作品説明が行われました。

別府病院は2024年3月に施設をリニューアルし、新病院を開設しました。病室からは海や山が見え、温泉が備え付けられるなど、より良い療養環境を患者さんに提供できる病院となっています。
三森功士別府病院長は、「パーセントフォーアート」(建設費の一部をアートにあてる)の精神で、患者さんの「癒し」を目的として、アートを取り入れることに尽力されてきました。そのマネージメントについて、九州大学 石橋達朗総長の紹介で、芸術工学研究院(尾本章研究院長、田上健一教授、知足美加子教授、結城円准教授)が取り組むことになりました。
院内には、地元のアーティストや芸工関係者を中心に約20点の作品を設置し、「アートの回廊」をつくっています。その一環として、知足教授の彫刻《跳躍山犬》、知足研究室卒業生 岩崎可奈子さんの絵画《はじまる》、同研究室修了生 内藤真星さんの平面作品《無題》が院内にパーマネントコレクションされました

今後も、別府病院と芸術工学研究院の教員・学生とのヒーリングアートの研究実践を継続的に行うことで、患者さんの生活の質の向上につながることが期待されます。
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