
(社)日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門主催 ロボメカ・デザインコンペにおいて、三舛 悦人さん(CCDコース修士2年)、金澤 尚樹さん(CCDコース修士2年)、辻本 寛治さん(CCDコース修士1年)の「温泉資源二次利用支援のための配管清掃ロボット」が最優秀賞を受賞しました。
またあわせて、メカトラ賞(メカトラックス社協賛賞)も合わせていただきました。
「地域産業の支援」というテーマに対し、長崎県小浜温泉における温泉資源の多段階的利用を支援するロボットを考えました。源泉—地熱発電所—温泉—農場と、温泉水を使用する施設を結ぶ配管内の鉱物除去は手作業を中心に行われ、経済・肉体的負担がかかります。そこで、高圧洗浄を行なう子機ロボットを搭載した親機が、自律的に掃除が必要な配管を巡回し、メンテナンスを行います。機動力と作業の安定感を想起させる要素をスタイリングに取り入れました。
ロボメカデザインコンペは、工業設計学科・大学院CCDコースから、8年連続の受賞です。
本作品は1年間福岡市のロボスクエアで展示されます。
