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日本人間工学会第58回大会 最優秀研究発表奨励賞を受賞!

芸術工学府芸術工学専攻デザイン人間科学コース修士課程の武末慎さん(芸術工学部工業設計学科卒)が日本人間工学会第58回大会(2017年6月3日~4日、千葉県)にて最優秀研究発表奨励賞を受賞しました。本賞は全国大会において受賞資格を満たす者の中で、最も優れた研究成果を発表した若手研究者を表彰するものです。その授賞式が12月8日(金)に行われました。



発表題目:靴着用時における歩行中の足甲接触圧の経時変化

靴を着用して歩行すると、足および靴の両者に変形が起こり、特に靴のアッパー(足の甲を覆うところ)が足甲を圧迫します。これは靴のフィット性を低下させる大きな原因になります。本研究は、歩行中のどのタイミングのときに、足のどの部位において接触圧の増加が生じるかをを明確にしました。これらの成果は動的フィット性を高める靴の設計などに役立つことが期待されます。


受賞者のことば:
靴の設計にとってフィット性はとても大事です。本研究では、歩行中に生じる靴のアッパーによる足の圧迫を詳しく検討しました。本受賞を励みに、引き続き良い研究ができるよう取り組んでいきたいと思います。