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平井康之 教授が「2020年度グッドデザイン賞」を受賞

大学院芸術工学研究院の平井康之教授と山口大学国際総合科学部の冨本浩一郎講師が主導となり、国立民族学博物館の文化資源プロジェクトによって開発した「デジタル触地図(国立民族学博物館触知案内板)」が、このたび2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

「デジタル触地図」は、視覚に障がいのある人とない人が、分け隔てなく館内情報にアクセスできるインタラクティブな触地図システムです。タッチパネルティスプレイ上に設置したフィンガーガイドと音声案内との連動によって、館内の位置情報や展示案内を触覚と聴覚から得ることができます。フィンガーガイドは、今回新たに開発された、なぞりながら触る行為を促す新しいインターフェイスデザインです。