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第17回デザイン基礎学セミナー『 みることの多彩さ〜ラディカル・リバーシビリティ』

九州大学大学院芸術工学研究院は、デザインの体系化を目的としデザイン学の基礎論に取り組んでいます。この度、ビジュアル・アーティストのElodie Hiryczuk氏をお招きし、第17回デザイン基礎学セミナー『みることの多彩さ〜ラディカル・リバーシビリティ』を開催します。どなたでもご参加いただけますので、みなさまのお越しをお待ちしております。なお、講演は英語で行われますが、日本語への通訳を交えて進める予定です。

西洋の文化は、みずからの「まなざし」によって異文化を一方的に規定してきましたが、しかしそのうちには、対象からの視線や多彩な社会的要素が入り込んでいるといえます。今回の講演では「リサーチ・スルー・イメージ」という考え方を手がかりに、特定の写真作品を事例として、異なる文化や歴史をつなぎ、西洋の人間概念を超える、様々なまなざしのあり方を探求していきます。

[登壇者]

エロディー・ヒーリックスック Elodie Hiryczuk

1977年フランス生まれ、オランダ在住のビジュアル・アーティスト。ヘリット・リートフェルト・アカデミーを卒業後,2001年よりショアード・ファン・オフェーレンと共同で活動をしている。写真作品を通して、視覚やパースペクティブの働きかたによって周囲の自然や風景との関係性が影響を受けることについて探究をしている。絵画や写真にまつわる西洋と東洋の伝統の差異や類似から作品や考え方を発表し、2017年からは、芸術実践と研究を目的とした財団「Radical Reversibility」を設立運営している。

[お申込み]

参加ご希望の方は事前に専用フォーム(https://forms.gle/BNx7dbxetUqBZHbA6)からお申込ください。

申し込み期限:1月13日(水)迄。

[主催]
九州大学大学院芸術工学研究院

[共催]
芸術工学部未来構想デザインコース