freq – 251031 – 伊東篤宏「 誤用のススメ」

九州大学芸術工学部・大学院芸術工学府 音響設計コース音文化学講座では、このたび「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、伊東篤宏氏をゲストに迎えたライブパフォーマンス&トークセッション「誤用のススメ」を開催します。

伊東篤宏は、1990年代初期より美術家として活動を開始し、その作品形態は平面絵画作品から蛍光灯やサウンドオブジェを使用したインスタレーションまで多岐にわたります。90年代末より自作音具OPTRONを使ったライヴパフォーマンスを自身の個展やグループ展と並行して開始し、2000年代より国内外のライヴツアーを精力的に行ない、身体パフォーマーやミュージシャン、サウンドクリエイターとの共演・共作も積極的に行ないながら現在に至ります。 美術作品制作、ライヴパフォーマンス共に、視聴覚の拡張 ひいてはその新たな在り方をテーマとし、模索し続けています。 また、ライヴパフォーマンスはソロ以外にも、ZVIZMO、entangle、今井和雄トリオ 等のバンド〜ユニット活動も行っています。
Instagram : @ito_atsuhiro  X : @ito_atsuhiro

今回のライブパフォーマンスでは、伊東によるOPTRONに加え、本学学生の相崎玲穏による光のフィードバック、本学教員の城による自作のレコードとテープによる演奏をおこなうと共に、続くトークセッションでは、伊東による同名のテキスト(会場で配布予定)を踏まえ、音楽をその起点とした「誤用のススメ」について、来場者と共に話し合います。

日時
2025年10月31日(金)

出演・登壇
伊東篤宏
相崎玲穏(九州大学芸術工学部 音響設計コース4年生)
城 一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 音響設計部門 音文化学講座 准教授)

プログラム
・18:00 開場
・18:30 ライブパフォーマンス 開始
・20:00頃 トークセッション 開始
・21:00頃 終了予定

場所
九州大学 大橋キャンパス 音響特殊棟録音スタジオ

料金
無料

定員
50名(先着順)*リンク先peatixよりお申し込みください。

交通
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますが,特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」

お問い合わせ
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp

助成
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
参照リンク

芸工生の技術が集結!「第22 回九州大学芸工祭」を開催

九州大学芸術工学部の学園祭『芸工祭』を大橋キャンパスで開催いたします。今年のテーマは「彩響(サイキョウ)」です。大型企画をはじめとした芸工生の技術が芸工祭を彩り、多くの人の心に響く最強の芸工祭にしたいという思いを込めました。

当日は芸工祭の目玉である6 つの大型企画を中心に、サークルや団体による40 以上の学生企画、お子様向けのワークショップ、高校生向けの相談企画、ステージ企画、フリーマーケットなどを開催し、幅広い世代の方々にお楽しみいただけます。

芸工祭は学生の熱意と想像力が結集した、芸術工学部最大のイベントです。芸工生が磨き上げた技術とセンスを結集して作り上げる、唯一無二の演出をお届けします。この特別な空間をぜひ会場でご体感ください。

※大型企画について
・zenya:芸工祭の前日に全て自分たちの手でライブパフォーマンスを行う企画です。
・2 研:「インスタレーション」という表現を通じて、体験型イベントを提供する企画です。
・噴水企画:噴水の周りでパレードのようなエンターテイメントショーを行う企画です。
・CBA project:既成概念を打ち破り、未知なる表現を追求するファッションエンターテインメントショーを行う企画です。
・未定研:未定研は手書きアニメーションの短編映画を製作し上映を行う企画です。
・火祭:旧九州芸術工科大学時代から続いてきた芸工祭の伝統行事です。火櫓を囲んで太鼓のリズムに合わせて踊り、芸工祭のフィナーレを飾ります。


【第22回九州大学芸工祭】

■開催日時
10月31日(金)15:00~      前夜祭
11月1日(土)   10:0019:15  1日目
11月2日(日)   10:0019:15     2日目

■開催場所
九州大学大橋キャンパス(福岡市南区塩原4 -9-1

■アクセス
西鉄大橋駅より徒歩5 分(駐車場はございません。公共交通機関を利用してお越しください)
※ご来場が難しい方は、YouTube 配信もご用意しておりますので、ぜひご視聴ください。

■事前予約
スムーズに企画を楽しんでいただけるよう、いくつかの企画について事前予約を実施しております。
予約は芸工祭HPや各企画SNSをご確認ください

■芸工祭ホームページや公式SNSから企画内容などの詳細を発信してまいりますので、ぜひそちらもご覧ください。
芸工祭 HPhttps://geikosai.com/
公式 Xhttps://x.com/qu_geikosai
公式 Instagramhttps://instagram.com/qu_geikosai
公式YouTube:https://www.youtube.com/@qu_geikosai

■お問い合わせ先
芸工祭実行委員会
Mail:qu.geikosai@gmail.com

【受賞】田北雅裕准教授が手がけた「フォスタリングカードキット TOKETA」が2025年度グッドデザイン賞を受賞しました

九州大学大学院芸術工学研究院ストラテジックデザイン部門の田北雅裕准教授が手がけた「フォスタリングカードキット TOKETA」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。

「フォスタリングカードキット TOKETA」は、里親家庭で暮らす子どもが自らの気持ちを表し、里親制度や生活の疑問を理解し、安心できるように工夫されたカードキットです。大人向けの媒体ばかりだった従来の状況を改善し、子どもの権利を尊重するデザインとして高く評価されました。

2020年に日本財団からの依頼を受け、デザイン事務所UMA/design farmと協働で企画制作。現在は、一般社団法人福祉とデザインから発行され、全国の児童相談所や里親支援団体、当事者団体等で活用されています。
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維度消融 – Dissolving Dimensions ACF Global Project|展示企画 in 台南

芸術工学部 音響設計コース 4年の林朋紘さんとメディアデザインコース4年の山元汰央さんが、台湾・台南のアートスペース「絶対空間 Absolute Space for the Arts」にて、展示を開催中です。

2人は、Artist Cafe Fukuokaの公募企画「Global Project|展示企画 in 台南」に採択され、派遣アーティスト(ユニット)「山元汰央と林朋紘」として、展示「維度消融 – Dissolving Dimensions」を開催する運びとなりました。

Artist Cafe Fukuoka(ACF)は、福岡市が運営するアーティストのための成長と交流の拠点です。「世界で活躍するアーティストの輩出」を目指し、これまで多様な成長支援や交流の機会を提供してきました。アーティスト自身が主体的に活動を展開できる場を広げるため、国内外のアートスペースとの連携による発表機会の創出にも取り組んでいます。



維度消融 – Dissolving Dimensions

ACF Global Project|展示企画 in 台南


会期:2025年10月11日(土)〜11月9日(日)
キュレーター:黄徳馨(ファン・ダーシン)
アーティスト:山元汰央と林朋紘
会場:絶対空間 Absolute Space for the Arts
オープニング・パフォーマンス:2025年10月11日(土)15:00 ※実施済み
トークイベント:2025年10月11日(土)16:00 ※実施済み


ステートメント
「維度消融 – Dissolving Dimensions」では、空間経験や感覚の構造、時代のイメージを出発点に、テクノロジーの加速と文化の交錯が進む現代において、人間の知覚がどのようにメディアによって浸透され、再構築され続けているのかを探る。本展が提示するのは、単一の空間形式の再現ではなく、アーティストたちが映像・写真・音を通じた実践によって、感覚をいかに動的で生成的なプロセスとして顕在化させるかという点である。

本展では2名のアーティストが、それぞれ「感覚の出来事」に向き合う。
山元汰央《555 bugs》は、観客の接近や遮蔽、移動に応じて音響が即時に変化する。無機質な回路から生じた音は、観客の介入によって有機的なリズムを帯び、身体は回路の一部として巻き込まれていく。観客はもはや傍観者ではなく、音の生成に関わる存在となり、そこには生命と非生命の間に揺らぐ「中間態」が示される。
林朋紘《見えないものを聴く》は、同時に記録された写真と音声を並置することで、静止した映像に時間の流れを持ち込む。観客は「見る」と「聴く」の往復のなかで、単なる再現ではなく、感覚の中で常に組み立て直される世界を体験する。映像と音の交錯は、知覚そのものが固定されたものではなく、絶えず生成され続ける過程であることを気づかせる。

哲学者モーリス・メルロー=ポンティが語る「身体による知覚」に即して言えば、感覚とは受け身の入力ではなく、身体と世界の相互作用によって生成される経験である。山元の作品は身体がいかに物と音の生成に関与するかを示し、林の作品は映像と音が感覚の中で再編成される過程を明らかにする。両者は観客を「感覚の生成」の中心に置く。

さらに、これらの作品は「容器」としても捉えられる。それは閉ざされた器ではなく、限られた境界のなかで外界と絶えず交換・吸収・放出を繰り返す流動的な界面である。環境から影響を受けるだけでなく、逆に新たな感覚の秩序を生み出す力を持つ。展覧会はそのような感覚の現場として、明確な境界を溶解し、観客を哲学的な問いへと立ち会わせる。――身体を「流通する容器」として捉えるとき、私たちは現代社会における存在と感覚の関係をいかに再考できるのだろうか。

文/黄徳馨(ファン・ダーシン) キュレーター


主催:Artist Cafe Fukuoka
共催:絶対空間
運営:東益アートデザインスタジオ
協賛:台南市政府文化局、国藝会(国家文化芸術基金会)
参照リンク

芸術工学図書館学生音楽ライブ

九州大学芸術工学図書館は、学生が演奏を行う音楽イベント「芸術工学図書館学生音楽ライブ」を開催します。
演奏者として応募いただいた芸工の学部生・院生3名が演奏します。

イベントは日本語と英語で運営します。日本人の方も外国から来た方も一緒に音楽を楽しめます。今年の秋に九大に来た留学生も大歓迎です!
演奏会場に加え、演奏者や他の参加者の方と交流できるスペースも準備します。
ぜひご参加ください。



日時・場所
日時:2025年10月17日(金) 18:00開場、18:30–19:50演奏
場所九州大学芸術工学図書館 1F 映像音響ラウンジ(大橋キャンパス)

申込不要、参加無料 どなたでもご参加いただけます
交流スペース:映像音響ラウンジの入口前(イベント時間中)、1F アクティブラーニングコリドー入口(19:50–20:30のみ)
交流スペースには飲み物を持ち込めます

タイムテーブル
18:00 会場OPEN
18:30–18:50 演奏① 江﨑悠亜 さん(ギターとハーモニカで弾き語り)
18:50–19:00 休憩
19:00–19:20 演奏② 豊田大徳 さん(ギターで弾き語り)
19:20–19:30 休憩
19:30–19:50 演奏③ 深海_NOkiosgeiリ さん(ノイズ演奏)
19:50 演奏終了 交流スペースは20:30までOPEN
20:30 閉場

演奏者紹介
江﨑 悠亜(芸術工学部メディアデザインコース)
90年代のバンド「たま」の元メンバー、知久寿焼の曲をカバーします。

豊田 大徳(芸術工学部メディアデザインコース)
ブルースを基調とした弾き語り演奏を行います。ぜひ足を運んでいただければ幸いです。
所属バンド「EDEL STADT」のInstagram:https://www.instagram.com/edelstadt_band/

深海_NOkiosgeiリ
福岡市で活動するノイズソロユニット。
歌と何かを起点とし、音を纏い、混ざり、拡張し、潰れる。

問い合わせ先
九州大学附属図書館 芸術工学図書館 情報サービス係
TEL: 092-553-9490
E-mail: tgsabisu@jimu.kyushu-u.ac.jp
添付ファイル
参照リンク

福島県立福島高等学校の生徒が音響設計部門 西田准教授を訪問し、研究交流を行いました

2025年10月9日(木)、福島県立福島高等学校の2年生2グループが、音楽学の分野で音楽理論・分析や文化的背景を研究テーマとする音響設計部門の西田 紘子准教授を訪問しました。

福島高校は、文部科学省による次世代人材育成事業「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)*」の指定校で、2年次に学校設定科目「SS探求」において、研究テーマに関する知見を深めるため、研修旅行を活用して現地取材を行っているそうです。
今回の訪問では、「社会との関係から音楽の今後を探る」と「季節による音楽ジャンルの違い」というそれぞれの研究テーマについて、生徒たちが西田准教授とデータ分析の方法などを交えながら意見交換を行い、来年2 月20日に行われる研究発表会に向け準備を進めていました。研究テーマの選定から課題の発見、取材訪問先へのアポイントメントまで、すべて生徒自身が主体的に取り組んでおり、意見交換では専門的な内容にまで話が及んでいました。

取材終了後には、同じく音響設計部門の尾本 章教授の協力により、予定にはなかった音響樽などの実験施設の見学も行われ、生徒たちにとって貴重な体験の機会となりました。

*「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」とは、文部科学省が指定する理数系教育の重点校で、全国約230校が指定されています。先進的な科学技術や理科・数学教育を通じて、生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材の育成を目的としています。

参照リンク

freq – 251023 – 畠中実「サウンドアートとその周辺(の音楽)」

九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座では、この度「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」との共催により、畠中実によるリスニングイベント&トークセッション「サウンドアートとその周辺(の音楽)」を開催します。

畠中実は、キュレーション、批評を専門とし、1996年のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]開館準備より同館に携わり、数多くの展覧会やイべントを企画し、主任学芸員、学芸課長をへて2025年3月末で同館を退任しています。主な展覧会に、「サウンド・アート」(2000年)、「サウンディング・スペース」(2003年)、「サイレント・ダイアローグ」(2007年)、「みえないちから」(2010年)、「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」(2017年)。そのほか、ダムタイプ、ローリー・アンダーソン、八谷和彦、ジョン・ウッド&ポール・ハリソンらの個展などを手掛けています。近年は、「多層世界とリアリティのよりどころ」(2022年)、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年)、「ICCアニュアル2024 とても近い遠さ」(2024年)、「evala 現われる場 消滅する像」(2024年)などがあります。ICC以外の展覧会では、「Ennova Art Biennale Vol.1」アーティスト選考委員(中国、2024年)、森美術館「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」アドヴァイザー(2025年)を務めています。また著書に、『現代アート10講』(共著、田中正之編、武蔵野美術大学出版局、2017年)、『メディア・アート原論』(久保田晃弘との共編著、フィルムアート社、2018年)などがあります。

今回のリスニングイベント&トークセッションでは、2022年から2024年にかけて山口情報芸術センター[YCAM]で開催されていた、高いクオリティの音響機材をセッティングした空間で特定のテーマに沿った録音物を聴取するリスニングイベント「Audio Base Camp」を参考に、「サウンドアートとその周辺(の音楽)」に関わるレコードを主体とした録音物を聴取し、本学教員の城一裕とともに、それら録音物にまつわる様々な話題を取り上げます。

日時|
2025年10月23日(木) 18:30~

出演・登壇|
畠中実
城 一裕(九州大学大学院芸術工学研究院 音響設計部門・音文化学講座 准教授)

プログラム|
・18:00 開場
・18:30 リスニングイベント&トークセッション 開始
・21:00頃 終了予定

場所|
九州大学 大橋キャンパス 音響特殊棟録音スタジオ

料金|
無料

定員|
50名(先着順)
*以下のリンク先Peatixイベントページよりお申し込みください。

交通|
西鉄福岡(天神)駅より 
・西鉄天神大牟田線大橋駅東口(電車5分、徒歩5分) 
JR博多駅より 
・バス(47、48、48-1、48-2、60)大橋駅下車(バス20分、徒歩5分)
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄5分、電車5分)
福岡国際空港より
・市営地下鉄天神駅下車、西鉄天神大牟田線へ乗り換え(地下鉄11分、電車5分)
*来場には公共交通機関ないしは近隣のコインパーキングをご利用ください。
*構内の駐車場は入構許可が必要となっておりますので、特段の事情がある場合は事前にお問い合わせください。

主催|
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 /「芸術×科学による分野横断型高度クリエイティブ人材育成プログラム」

お問い合わせ|
九州大学大学院芸術工学研究院音響設計コース音文化学講座 jo@design.kyushu-u.ac.jp

助成|
日本学術振興会科研費[23H00591][23K17267]
文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」
参照リンク

【受賞】「JSSD第72回春期研究発表大会」で博士後期課程2年生 金子千聖さんがグッドプレゼンテーション賞を受賞

博士後期課程2年生 金子千聖さんが、「日本デザイン学会(JSSD)第72回春期研究発表大会」にて、グッドプレゼンテーション賞を受賞しました。
当該賞は、2025年6月27日(金)~29日(日)の3日間、札幌市立大学で開催されたJSSD第72回春期研究発表大会において、座長、研究部会オーガナイザー、概要集編集委員会、研究推進委員会、論文審査委員会より構成される推薦委員会の下、3つの選考基準(研究内容、概要、発表質疑)に基づく審査によるものです。


<口頭発表タイトル>
幼児のピクトグラム理解における教諭・保育士の経験則と実態の差 ー幼児教育・保育施設を対象とした全国アンケート調査による現状把握から
参照リンク

【受賞】QFC-SPの高校生(宮崎県立宮崎西高等学校2年生)塚原歩佳さんがThe 17th Asian Conference on Analytical Sciences (ASIANALYSIS XVII 2025)の国際会議でFuture Scientists Awardを受賞

九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)*」にリサーチ生として参加している宮崎県立宮崎西高等学校2年生の塚原歩佳さんが、The 17th Asian Conference on Analytical Sciences (ASIANALYSIS XVII 2025)の国際会議において、以下の発表により、Future Scientists Awardを受賞しました。

発表タイトル:
Trace analysis of fragrance components and insecticide attractants by femtosecond laser ionization mass spectrometry

塚原さんは、QFC-SPのリサーチ生として、2024年12月から芸術工学研究院 環境設計部門の今坂智子研究室に通って研究活動を行い、フェムト秒レーザーイオン化質量分析による香水中の成分や虫の誘引剤などの分析方法に関する研究を行いました。

ASIANALYSISはアジア各国の分析科学会(日本の場合は日本分析化学会)が共同で開催する、アジア最大の分析科学の国際会議です。第17回となる今回は約270名が参加し、初回の日本開催以来、中国、韓国、香港、台湾、マレーシア、タイ、インドネシアなどで開催されています。

“Future Scientists Award”はASIANALYSISの34年間の歴史の中で今回初めて設立された賞で、塚原さん1名が受賞の栄誉に輝きました。



*「九州大学未来創成科学者育成プロジェクト(QFC-SP)」は、将来世界が直面する社会的課題解決に向けて取り組むことのできる高い意欲・能力をもった高校生に、九州大学のさまざまな分野の研究室において、高度で実践的な研究を体験し、その意欲・知識・技能をさらに伸ばしてもらうことを目的とする高校生対象の教育プロジェクトです。
参照リンク

【応募締切10/30】「SDGsデザインインターナショナルアワード2025」参加募集のお知らせ

SDGsデザインインターナショナルアワードは、芸術工学研究院が中心となり、持続可能な社会の実現に向けて、世界中の若者たちの創造的なアイデアを発掘し、デザインの力で貢献することを目的に開催しています。
2019年の創設以来、毎年開催しており、今年で第7回を迎えます。

今年のテーマは、
対立の時代を共に生きる 「 境界を越える社会デザイン」
世界各地で深刻化する対立や分断の問題に向き合い、社会的に周縁化された声に耳を傾けながら、デジタル時代における新たなつながりや、人間性の回復を考える機会を提供することを目指し、学生の皆さまからのクリエイティブなアイデアを募集します。

あなたの志と創造力を、世界に届けてみませんか。
広く、そして深く、人々の心に響く提案をお待ちしています。


テーマ
 対立の時代を共に生きる 「 境界を越える社会デザイン」

サブテーマ
1.平和のためのデザイン
 • 核の脅威、領土問題、資源争奪、人種対立などを超える、持続可能な平和構築モデル
 • 若者が主体となる、SDGsに基づいた国際的な平和ネットワークの構築
2.周縁の声とともにデザインする
 • 障がいのある方、高齢者、多文化家庭など、社会的に声が届きにくい人々への共感とまなざし
3.仮想と現実のあいだに生きる
 • SNS、メタバース、生成AIなどのデジタル環境における新たなつながりの可能性と孤立の克服

■募集概要
 •募集期間:2025年10月1日(火)~ 10月30日(木)
 •応募資格:世界中の大学・大学院・専門学校・高等学校に在籍する学生(社会人学生を含む)
      ※デザイン専攻以外の学生も応募可能です
 •応募カテゴリー:グラフィック、プロダクト、サービス、ファッション、建築、都市計画、社会課題など、ジャンルは問いません
 •応募方法:添付ファイルの応募用紙(.doc形式)に必要事項を記入のうえ、メールアドレス(dsusdgscenter@gmail.com)までお送りください。
       
■審査スケジュール
 • 一次審査:2025年11月上旬
 • 最終審査:2025年11月下旬
 • 授賞式 :2025年12月11日(木)※オンライン開催

■賞の内容
 • ゴールド賞(1チーム):30万円 + 賞状
 • シルバー賞(1チーム):20万円 + 賞状
 • ブロンズ賞(1チーム):10万円 + 賞状
 • 協賛企業賞:5万円 + 賞状
 • 優秀賞:電子賞状
 • 高校生特別賞:賞状

■主催
 SDGs Design International Awards 2025実行委員会(九州大学、東西大学、同済大学)

■お問い合わせ
 • 日本(九州大学大学院芸術工学研究院 SDGsデザインユニット)
  sdgs@design.kyushu-u.ac.jp
 • 韓国(東西大学 未来アジアデザインセンター)
  dsusdgscenter@gmail.com

添付ファイル
参照リンク

論文掲載のお知らせ:クロマチン構造とエピゲノム情報を統合する新手法「CDACHIE」を開発

九州大学大学院芸術工学研究院の丸山 修 教授と未来共生デザインコースの大学院生・吉永 旭杜さん(修士課程)による研究論文「CDACHIE: chromatin domain annotation by integrating chromatin interaction and epigenomic data with contrastive learning」が、国際誌 Bioinformatics に掲載されました(DOI: 10.1093/bioinformatics/btaf464)。


研究概要
本研究では、ヒトゲノム内のクロマチンドメイン(活性・不活性領域など)をより高精度に特定するため、3次元的な染色体構造情報(Hi-C)と1次元的なエピゲノム情報(ヒストン修飾・DNAメチル化など)を統合する新しい解析手法「CDACHIE」を開発しました。
CDACHIE は、対照学習(Contrastive Learning)を用いて、構造情報と機能情報の特徴空間を自動的に対応付け、それぞれのゲノム領域を統合的に表現することを可能にします(図参照)。この表現をもとにクラスタリングを行うことで、機能的に異なるドメインタイプを分類します。

研究の成果
CDACHIEは、従来のモデル(HMM_combined や GMM_GBR)と比較して、遺伝子発現量・複製タイミング・ChIA-PETループ構造などに対する説明力が高いことを実証しました。
また、Hi-C由来のA/Bサブコンパートメント構造との比較により、CDACHIEがより細かな機能的差異を捉えていることを示しました。特に、転写的に活性な領域(A1, A2)をさらに細分化し、活性度の異なるサブタイプ(C1, C2, C3など)を抽出できる点が特徴です。
この成果は、3Dゲノム構造とエピゲノム機能の対応関係をより正確に理解するうえで大きな一歩となります。

今後の展望
本研究で提案したCDACHIEは、2つの異なるオミクスデータを「意味的に統合(semantic integration)」する初の手法として位置付けられます。
今後は、さらなる細胞種や追加のエピゲノムデータ(転写因子結合・アクセシビリティ情報など)を取り入れることで、より汎用的で高解像度なゲノム構造解析を目指します。

論文情報
論文名:CDACHIE: chromatin domain annotation by integrating chromatin interaction and epigenomic data with contrastive learning
著者:Asato Yoshinaga, Osamu Maruyama
掲載誌:Bioinformatics(Oxford University Press)
DOI:10.1093/bioinformatics/btaf464
ソースコード:GitHub – maruyama-lab-design/CDACHIE
アーカイブ:Zenodo – 10.5281/zenodo.15751780

研究支援
本研究は、科学研究費助成事業(KAKENHI, JP23K21718)の支援を受けて実施されました。
添付ファイル
参照リンク

ノアの方舟「生命と祈りの物語」《知足 美加子彫刻展》

芸術工学研究院メディアデザイン部門・知足美加子教授の彫刻展 ノアの方舟「生命と祈りの物語」が下記のとおり開催されます。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


日時|11/2㈰〜11/9㈰ 10:00-16:00
場所旧甘木動物病院(朝倉郡筑前町弥永3363-1)
入場|無料
内容|動物病院だった空間を会場とした”生命と祈り”がテーマの彫刻展示

旧甘木動物病院の故・長村泰三院長を偲ぶアート展です。
九州北部豪雨災害(2017年)の災害流木をつかった木彫を展示しています。
苦難を受けた被災木が、人々から愛されるものとして新たな命を宿すことを願い、制作しています。
参照リンク