社会包摂デザイン・イニシアティブシンポジウム「多様性を解き放つため〜社会包摂デザイン3年目の問いかけ〜」を2/28(水)に開催

九州大学大学院芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブは、設立からの3年間を振り返り、多様性と包摂性を同時に実現する「社会包摂デザイン」の在り方を考えるシンポジウムを開催します。私たちは、人々の主観的な現実に寄り添うこと、結論が出ないことに向き合いながら社会に働きかけるデザインを追求してきました。
今回は、実践的なフィールドワークから性について記述されてきた文化人類学者の波平恵美子先生、東京大学副学長として大学におけるダイバーシティ実現を推進する林香里先生をお招きし、社会が見落としてきた見えにくい問題や声の重要性についてお話しいただきます。

基調講演


「多様性対応のための論理への模索 –家族、社会、生命」
波平 恵美子 先生(なみひら えみこ)
[人類学]お茶の水女子大学名誉教授、元九州芸術工科大学教授
1942年福岡県北九州市生まれ。お茶の水大学名誉教授。専門は文化人類学。九州大学教育学部助手、佐賀大学教養部助教授、九州芸術工科大学芸術工学部(現:九州大学芸術工学部)教授、お茶の水女子大学文教育学部教授を歴任する。PhD(テキサス大学)。主な著書に『ケガレの構造』(青土社、1984年)、『からだの文化人類学』(大修館書店、2005年)など。2023年5月〜8月に西日本新聞で「パズルみたいな文化人類学」を全50回に渡って連載。

「倫理としての多様性/価値としての多様性: メディア研究から考える」
林 香里 先生(はやし かおり)
[メディア・ジャーナリズム研究]東京大学副学長・理事、大学院情報学環教授
1963年愛知県名古屋市生まれ。東京大学副学長・理事(国際、ダイバーシティ担当)、同大学院情報学環教授。専門はメディア・ジャーナリズム研究。博士(社会情報学・東京大学)。ロイター通信社東京支局記者、東京大学社会情報研究所助手、ドイツ・バンベルク大学客員研究員を経て現職。主な著書に『〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム:ケアの倫理とともに』(岩波書店、2011年)、『メディア不信』(岩波新書、2017年)など。2021年~2023年に朝日新聞で「論壇時評」を担当。



日時:2024年2月28日(水)15:00ー18:00 開場14:30

会場:九州大学大橋キャンパス デザインコモン2階
〒815-8540 福岡県福岡市南区塩原4-9-1(西鉄天神大牟田線「大橋」駅より徒歩5分、正門を入って左手の建物)
※会場+オンラインのハイブリッド開催

参加費:無料

参加申込:事前申込制です。チラシにあるQRコードまたは下記URLよりアクセスし、申込事項の入力をお願いします。
https://forms.gle/TdU4DVRNCZjyYmEw8

定員:会場参加80名、オンラインは定員なし

[主催・お問い合わせ]
九州大学大学院芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ
didi-office@design.kyushu-u.ac.jp


▪プログラム
[全体進行] 朝廣 和夫(九州大学大学院芸術工学研究院 教授)

15:00-15:15
開会挨拶
社会包摂デザイン・イニシアティブのこれまでについて
尾方 義人(九州大学大学院芸術工学研究院 教授・DIDIセンター長)

15:15-15:55
波平 恵美子先生ご講演
「多様性対応のための論理への模索 –家族、社会、生命」

15:55-16:05 休憩

16:05-16:45
林 香里先生ご講演
「倫理としての多様性/価値としての多様性:メディア研究から考える」

16:45-17:45
パネルディスカッション
波平 恵美子 先生
林 香里先生
中村 美亜(九州大学大学院芸術工学研究院 教授・DIDI副センター長)
工藤 真生(九州大学大学院芸術工学研究院 助教)
[座長] 谷 正和(九州大学大学院芸術工学研究院 名誉教授)

17:45-18:00
社会包摂デザイン・イニシアティブの今後について
中村 美亜(九州大学大学院芸術工学研究院 教授・DIDI副センター長)
閉会挨拶
尾本 章(九州大学大学院芸術工学研究院長)
添付ファイル
参照リンク

【展示】流, 微かな死の芸術

大学院芸術工学府の授業「デザインと日本 B」の履修学生たちによる展覧会を以下のとおり開催します。
学生たちは「儚さ」というテーマを探求し、様々な媒体やメディアを通してその意味を解釈しました。嗅覚や触覚など、様々な感覚によって展示物を体験することができます。

一般の方もご覧いただけますので、皆様のご来場をお待ちしております。


日時: 2024年1月28日(日)
時間: 13:00〜16:00
会場: 九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F
入場料: 無料
主催:九州大学大学院芸術工学研究院

【学生の展示】村本りずむ個展「塑像と現像」

芸術工学部未来構想デザインコース4年 村本りずむによる
スポットライト理論に基づいた多元宇宙論をテーマとした
塑像彫刻とフィルム写真の展示を以下のとおり行います。

※本展示は「芸術工学50周年事業基金」の支援を受けています。

塑像と現像

日時
2024年1月22日(月)〜2月4日(日)
⁡11:00~20:00(最終日17:00)

会場
art space baku
〒810-0001 福岡市中央区天神3-4-14
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Tomohiro Hanadaワークショップ「天神観察」

現在、福岡アジア美術館のレジデンスプログラムに参加されている、Tomohiro Hanada氏のワークショップを開催します。
Hanada氏は写真をツールとして生活ルーティンによって引き起こされる思考の停止に疑問を投げかけ、日常生活のなかで見過ごされているものに光を当てることを目的として活動されています。

今回のワークショップでは「天神観察」をテーマとし、天神の町の特徴を写真メディアを通して探ることを目的としています。
参加ご希望の方は、「あなたが思う天神の街を象徴する1枚の写真」をご持参ください。
商業施設、たばこの吸い殻、人が歩いているところなど何でも構いません。Hanada氏とともに、多様な視点から街を見つめ直し、自分達の街について理解を深めてみませんか。

■日時:2024年1月29日(月)16:40〜18:10
■場所:九州大学大橋キャンパス 5号館 525室
■参加費:無料
■言語:日本語
■主催:九州大学大学院芸術工学研究院
■令和4年度大学改革活性化制度「日本デザインを創造し国際発信できる人材育成のための教育プログラムの構築」
■令和3年度大学改革活性化制度「メディアアートによる科学・技術の芸術表現への昇華を通した価値の可視化プロジェクト」

*「デザイン美学」の授業内でのワークショップですが、一般の方にも参加して頂けます。参加ご希望の方は下記のリンクよりお申し込み下さい。
https://forms.office.com/r/53FV1EVbj7

Tomohiro Hanada (b,1986)
2016年ベルリン写真専門学校 Neue Schule für Fotografie Berlin 卒業。
主な個展に『Today is a better day』(Libris Kobaco、福岡、2020)。
主なグループ展に『現実47』(大分県立美術館、2022) など多数。
2023年度 福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンス招聘作家。
『Fukuoka Wall Art Project』優秀賞 (2023) 。
参照リンク

【開催報告】ナラティブデザイン講座シンポジウム「未来のコンテンツに求められるストーリー・ナラティブ」

九州大学大学院芸術工学研究院の寄付講座「ナラティブデザイン講座」の本年最初の活動として、2024年1月15日(月)に吉浦康裕氏と佐渡島庸平氏をお招きし公開シンポジウムを開催しました。
吉浦氏は九州大学芸術工学部の前身である九州芸術工科大学の卒業生で、最新作「アイの歌声を聴かせて」が第45回日本アカデミー賞にて優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、気鋭のアニメーション作家・アニメ監督です。また、佐渡島氏は「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」等の数々の大ヒット漫画を生み出した編集者で、自らクリエーターエージェントの株式会社コルクを設立し、様々なメディアでも活躍しています。

シンポジウムは、今後のコンテンツにおけるストーリーやナラティブの可能性をテーマとして対談形式で行いました。両氏の携わった作品を例に、「ストーリーや世界観をどうやって作っているのか?引き出しているのか?」をテーマに議論がなされました。
吉浦氏からは、資料を投影しながら、具体的な映画制作の進め方や世界観を、佐渡島氏からは、編集者として作家の物語や世界観を引き出す手法や、時代が求めるものと作品を一致させる編集者の視点について、語っていただきました。他にも、作品の企画が生まれていく過程やキャラクターデザイン等について、漫画とアニメーションの違いにも触れられていました。
議論は参加者たちが引き込まれる内容で、会場だけでなくオンライン参加者からもたくさんの質問が寄せられていました。両氏の活動に興味を持つ学生が参加し、積極的に議論を交わす姿が見られました。

添付ファイル
参照リンク

“未来の問題集” 未来構想デザインコースの授業課題を集めました

未来の問題集


芸術工学部未来構想デザインコースの授業の一部を紹介します。
シラバス(講義の内容やスケジュールなどの授業計画)は、授業開始時に示され公開されていますが、試験と同等の授業評価のための課題はあまり公開されず、また年度によりその内容も異なります。
最終的な課題はその授業の目的にもなり、スキルの蓄積でもあります。どんな授業でどんな課題が出されたのか、カリキュラムマップやシラバスなどとあわせて見ていただくことで、未来構想デザインコースの授業がどんなものかよりわかりやすくなると思います。
以下の添付ファイルからご覧ください。

*授業名は、わかりやすいように若干修正しております。また、開講年度により、授業名がことなる場合があります。
添付ファイル

未来構想デザインコースの“カリキュラムマップ”をアップデートしました

芸術工学部未来構想デザインコースカリキュラムマップ”をアップデートしました。

全体像をわかりやすくまとめ直しました。またどういったことに基づき授業が構成されているか、どういったことができるようになるかがわかりやすく示されています。

未来構想デザインコースの授業紹介
https://www.df.design.kyushu-u.ac.jp/category/courses/

九州大学シラバス
https://syllabus.kyushu-u.ac.jp/

とあわせて、ご覧ください

添付ファイル

大学院未来共生デザインコース「行為の分析展」を1/29~2/5に開催

2024年1月29日(月)~2月5日(月)の期間中、大橋キャンパス 1号館2Fギャラリーで「行為の分析展」を行います。【開催は平日のみ 9:00〜18:00】

主に大学院未来共生デザインコースの授業「レジリエンスデザイン」でおこなった小さな行為の量的分析を展示します。
観察だけでは気づかなかったこと、分析したことで改めて気づいたことを共有展示します。
大きな問題解決ではありませんが、自分で説明できない行為を分析して、創造的なアプローチを探します。



展示予定

ハイヒールは何故歩きにくい?スニーカーとの歩き方の違い
iPadに文字を書く時とノートに文字を書く時なんかちがう、、、
異なる重さのバッグの背負い方
ラップはどうして切り損なうか
コートとジャケットは着方がちがう?
ペットボトルでの飲み方を説明できるか?
ドライヤーでの髪の毛の乾かし方 髪の長さで違いはあるか?
ジッパーはどうやって締めている?
非利き手でマニキュアを塗る
どうやって自転車を停めている?
チャーハンはどうやって作っている
⾃転⾞の右で押すとどうして、押しにくい?
靴はどうやって脱いでいる?
ペットボトルはどうやってあけている?
どうして割り箸がうまく割れない時がある?
本はどうやってめくっている?

芸術工学部未来構想デザインコース「生命・情報科学分野インターンシップ2024春」を開催

この度、芸術工学部芸術工学科未来構想デザインコースは、「生命・情報科学分野インターンシップ2024春」を下記の日程で開催します。
シミュレーション、深層学習、同期現象、DNA抽出など数理、情報、生命分野から選んだトピックを取り上げます.

未来構想デザインコースにご興味のある方は是非ご参加下さい。


日時:2024年3月28日(木)-29日(金)

対象者:当コースに興味がある高校2、3年生と高専5年生(ともに2024年4月時点)

申込方法:下記のURLからお申し込みください。
https://forms.office.com/r/NEQjtTq9tg

申込期限:2024年2月29日(木)

詳細は下記の案内ファイルとリンクページをご覧ください。

添付ファイル
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【Geiko Global】 芸工生による芸工のニュースやストーリーをお届けします!(12月版)

九州大学大学院芸術工学研究院では、国際交流に関するポータルサイト「Geiko Global」を運営しています。
国際化の取り組みの一環として、海外の学生や留学生向けに、芸工の日本人学生と留学生が記者として芸工のキャンパスライフや福岡での体験・生活に関する興味深いニュースと記事を掲載しています。
12月版の最新記事を公開しましたので、Geiko Globalウェブサイトからぜひご覧ください。



<最新記事>




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【学生の受賞】第5回日本陶磁協会現代陶芸奨励賞 九州・沖縄展で入選《song without words》

大学院芸術工学府メディアデザインコース修士2年の内藤真星さん(知足研究室)の陶芸作品《song without words》が、「第5回日本陶磁協会現代陶芸奨励賞 九州・沖縄展」において入選しました。
作陶活動を行うプロの作家や窯元が出品する中で、学生の入選は数点しかありませんでした。
入賞・入選の全作品の写真と講評は『陶説』844号(2023年11月)に掲載されています。
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【学生の受賞】IVRC2023 LEAP STAGEにてVR作品《Immersive Heat Experience》が 「川上記念賞」と「八谷和彦賞」を受賞

Interverse Virtual Reality Challenge (IVRC)の最終ステージ「LEAP STAGE」において、大学院メディアデザインコース修士2年の濵田輝さん(知足研究室)、大嶺太聖さん(鶴野研究室)のVR作品《Immersive Heat Experience》が「川上記念賞」と「八谷和彦賞」を受賞しました。
この作品は、VR空間内の火などの熱源を、実際の暖かさや熱さとして感じられる体験を提供します。電球照明を用いたシステムのため、既存のペルチェ素子を用いた手法よりも熱源の方向や移動を自然かつ身体の広範囲で感じられます。

本作品は、メディアアートコンペティション「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」でも学生カテゴリー/エンターテインメント(産業応用)部門 大賞と福岡市長賞を受賞するなど、高い評価を受けています。
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