山本 悠加

小野 明日香

南里 采香

未来社会のデザインをテーマにした展示 『二酸化炭素を回収する技術と社会のデザイン展』を大橋キャンパスで開催

芸術工学部芸術工学科未来構想デザインコース 尾方研究室と九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 藤川研究室の共同研究による『二酸化炭素を回収する技術と社会のデザイン展』を大橋キャンパスで3/2(木)まで開催中です。

本展は、「技術と未来社会がどうなっていくのか、どうあるべきか、あるいは、どうするべきか」を考察するだけではなく、先ずは表現することから未来社会を考えた展示です。表現することにより、様々な対話や気付き、可能性を見出すことができます。技術の答えでも、成果物のデザインでもありません。楽しい未来を考えるためのデザインからの投げかけです。こういった方法が未来構想デザインとなっていきます。

このような趣旨のもと、二酸化炭素を家庭で回収できるようになったらどうなるだろう、その仕組みを都市に取り込んだらどうなるだろう、どんな会社が運営するのだろう、空想と妄想を膨らませ、楽しい表現にすることを試みました。

是非一度ご覧いただき、未来社会を空想妄想してください。



『二酸化炭素を回収する技術と社会のデザイン展』

日時:2023 年2 月20 日(月)~3 月2 日(木)9:00–17:00 ※平日のみの開催。入場無料。
会場:九州大学大橋キャンパス1 号館2F ギャラリー(福岡市南区塩原4-9-1)

※展示物に関する注意事項※
今回の展示は、あくまでもデザイン及びデザインを使った思考実験ということであって、展示物が実際に製品などで出来上がるわけではありません。

本展は、2023 年1 月10 日(火)~2 月12 日(日)に開催された、東京ミッドタウン・デザインハブ第101 回企画展「ゼミ展2023」内展示『二酸化炭素を回収する技術と社会のデザイン』(尾方研究室、藤川研究室の共同出展)の巡回展です。企画展HP:https://designhub.jp/exhibitions/8315/

『2022アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA』受賞作品展を開催

九州大学と福岡県・福岡市などが中心となって主催するメディアアートコンペティション『2022アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA』の受賞作品展を 2023 年 3 月 8 日(水)~3月 12 日(日)まで福岡市美術館(福岡市中央区)で開催いたします。

22 回目を迎える今回のコンペティションで、22 の国と地域から 893 点の応募があり、アジアデジタルアート大賞をはじめとする計 54 点の受賞作品を選定しました。九州大学からは、学生カテゴリー/インタラクティブアート部門 大賞、福岡市長賞をはじめとする 8 作品が受賞し、学生の作品も展示いたします。

展覧会では、受賞作品を展示や上映、さまざまなプログラムを通じて紹介します。科学と芸術が融合した先端的な表現の数々をぜひ体感してください。

なお、表彰式を 2023 年 3 月 11 日(土)に、同じく福岡市美術館で開催いたします。


◇『2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA』受賞作品展
会 期:2023年 3 月 8 日(水)~ 3月 12 日(日)
時 間:9:30~17:30 ※入場は 30 分前まで
会 場:福岡市美術館 2F 特別展示室、1F ミュージアムホール
(福岡市中央区大濠公園 1-6)
入場料:無料
主 催:2022 アジアデジタルアート大賞展実行委員会【九州大学、福岡県、福岡市、北九州市、西日本新聞社、ラブエフエム国際放送株式会社】

◇表彰式
日 時:2023 年 3 月 11 日(土)14:00~15:00(受付は 13:30~)
会 場:福岡市美術館 1F ミュージアムホール
※表彰式は関係者のみの入場となります。

*新型コロナウイルス感染拡大の状況によって開催時間ならびに内容変更の可能性がございます。
詳しくは、添付資料及び『アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA』公式ウェブサイト(https://adaa.jp/)をご確認ください。

◇取材について
会場(福岡市美術館)の様子について撮影・取材を受け付けます。会場で作品展示を行っている受賞者へのインタビューにも対応致します。現在、3/11(土)に受賞者が最も多く来場予定です。会期中で取材等をご希望される方は下記問い合わせ先までご連絡願います。

◇お問合せ先
アジアデジタルアート大賞展実行委員会事務局
Mail:adaa@design.kyushu-u.ac.jp

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「さくらサイエンスプログラム」を実施しました

今年、九州大学芸術工学研究院の環境設計・グローバル・ハブ(eghub)は、”さくらサイエンスプログラム”を実施しました。さくらサイエンスプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構のプログラムの一つで、新たな時代の社会を担う、世界の優れた人材を日本に短期間招き、日本の最先端な科学技術や文化に触れてもらうことを目的としています。今回のプログラムのテーマは、”アジアにおける都市遺産の現状と課題 “です。バングラデシュ、カンボジア、ラオス、台湾の4カ国、4大学(プレミア大学、カンボジア工科大学、ラオス国立大学、国立台北科技大学)から、8名を招聘しました。プログラムでは、講義、実習、シンポジウムなどを行い、福岡市や日本各地の建築ツアーなどを通して建築遺産の保存について学び、歴史的な町並み、有名な建築物や景観などを鑑賞しました。

プログラムは2月6日から2月17日にかけて実施されました。初日は、参加者同士の自己紹介とキャンパス紹介を行いました。その後、本学大学院生の案内で、音響研特殊棟、居住空間実験住宅、環境適応研究実験施設などの研究施設を見学し、キャンパスに慣れ親しんでもらいました。翌日には、オープニングシンポジウムが開催され、各国の参加者が自国の都市遺産の現状と課題についてプレゼンテーションをしました。参加者は、井上朝雄准教授による3次元空間のデジタル保存に関する講義を受けたり、ドローンやPolycam-LiDARを使ったり、3Dスキャナーによる既存建築物のデジタル化などの技術を体験しました。本学学生が案内した福岡市内ツアーでは、アクロス福岡、福岡市赤煉瓦文化館、貴賓館、福岡銀行本店を見学しました。また、環境設計コースの卒業生で、著名な建築家である葉祥栄氏の作品アーカイブ展示会にも参加しました。

2月11日から15日までは、京都・神戸・広島への遺産巡りツアーを行いました。京都では大徳寺の修復現場を見学しました。ここでは、建造物全体を覆う仮設の屋根を作り、自然素材を使い、重機を使わず手作業で行う遺産修復技術について学びました。この修復作業には、約1200人の熟練した大工や専門家が必要です。

有名な国宝のひとつである平等院鳳凰堂では、国宝がどのように文化遺産として観光に活用され、保存されているかを学びました。神戸では、竹中大工道具館を訪れ、日本文化遺産としての古道具収集と保存を見学しました。広島では、ユネスコ世界遺産である原爆ドームを見学した後、ひろしま世界遺産航路を利用して厳島神社にも行きました。また、広島電鉄の建設現場も見学し、遺産だけではなく、現代の建築技術についても学びました。このツアーを通し、参加者全員が日本の遺産修復の現状を知り、その知識を自国に還元できるようにしました。その他にも地元のおいしい食べ物や美しい風景を通して、日本を体験し、楽しみました。

福岡に戻った参加者は、このプログラムで学んだことを発表し、ディスカッションを行いました。最終日には、環境設計コースの学生による卒業制作講評会に参加し、優秀作品を投票で決定しました。そして、プログラムの最後には皆で楽しくお別れディナーをし、アジアの国同士で、新たな友好を深めました。
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【芸工公式YouTube】『芸術工学部の一大イベント「芸工祭」とは?』動画を公開しました

芸術工学部大橋キャンパスで毎年行われている「芸工祭」で活動する学祭サークルの紹介動画『芸術工学部の一大イベント「芸工祭」とは?』を芸工公式YouTubeで公開しました。

映像は、芸術工学部学生広報サークル「Creative Lab」が2022年の芸工祭で撮影し、制作したものです。
「Creative Lab」では、主に芸工公式Instagramの運用や動画制作、広報イベントの企画を行っています。

学祭サークルが中心となり、一からすべて自分たちの手で作り上げる「芸工祭」の魅力が詰まった映像をぜひご覧ください。

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九州大学フォーラム「KYUDAI NOW」in バンコク(タイ)開催

九州大学フォーラム「KYUDAI NOW」 in バンコク(タイ)が、2023年3月14日(火)にタイ・バンコクのコンラッドホテルで開催されます。本イベントは、芸術工学、薬学、工学、理学などの分野の九州大学の教員が、現在行っている最新の研究内容を紹介することを目的としています。
芸術工学研究院からは、下村萌助教が発表を行います。

ご興味のある方は、下記URL、もしくはポスターに記載されているQRコードを読み取ってご登録ください。
https://forms.office.com/r/jy76g9V4Qw
 ※参加登録締切:2月26日(日)

フォーラムはYoutubeライブストリーミングでもご覧頂けます。
https://youtube.com/@q-aosofficialchannel688

皆様のご参加をお待ちしております。

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3/1(水)、3/3(金)「社会包摂デザインのプロセスを体験する ロールプレイ型ワークショップ」を開催

社会包摂デザイン・イニシアティブは、3月1日(水)と3日(金)に「社会包摂デザインのプロセスを体験するロールプレイ型ワークショップ」を大橋キャンパスで開催します。

本ークショップは、参加者が社会包摂デザインの制作プロセスの中で起こった課題や障壁、一つひとつの判断、思考などを追体験しながら、デザイナーと一緒に社会包摂デザインについて考えていくロールプレイ型のワークショップです。
今回は、「里親制度支援のためのカードキット『TOKETA』」と「色覚の多様性に配慮した九州大学キャンパス案内図」の、ふたつのケースを中心に取り上げます。

みなさま、ぜひお気軽にご参加下さい。


開催日時・会場
<第1回>
日時:2023年3月1日(水)16:30~19:00
会場:大橋キャンパス デザインコモン2F
里親制度支援のためのカードキット「TOKETA」のケース デザイナー 田北雅裕氏
*参考WEBページ https://toketa.jp/

<第2回>
日時:2023年3月3日(金)14:00~16:30
会場:大橋キャンパス 印刷実験棟2階 講義室(2)207号室
色覚の多様性に配慮した九州大学キャンパス案内図のケース デザイナー 羽野暁氏
*参考WEBページ https://www.kyushu-u.ac.jp/f/41500/20_11_30_2.pdf

アクセスマップ https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ohashi/
大橋キャンパスマップ https://www.kyushu-u.ac.jp/f/47908/OHASHI_Jp.pdf

参加費
無料(要申込)

対象/定員
・普段、社会包摂デザインとは異なる領域で活動しているデザイナーのかた
・デザイナーを志す学生
・社会包摂デザインに関心をお持ちのかた
・各回15名程度

お申込み先(Googleフォーム)
https://forms.gle/HBQLno4vjbLz2oaz7

* 上記のURLよりお申込みください。
* 3/1 または 3/3 どちらか一日のみ、もしくは両日ご参加も可能です。
* 各回、内容は異なります。
* 本ワークショップお申込の際に取得した個人情報は、主催者の九州大学大学院芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブおよび共催者のNPO法人ドネルモにおいて適切に管理し、本ワークショップ運営の目的のみに使用致します。

主催
九州大学大学院芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ
共催
NPO法人ドネルモ

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【芸工公式YouTube】Friday Night @KidZania -ライフシミュレーション2023動画を公開しました

「Friday Night @KidZania -ライフシミュレーション2023」のダイジェスト動画を芸工公式YouTubeで公開しました。

九州⼤学芸術⼯学部・⼤学院芸術⼯学府と「キッザニア福岡」の企画・運営を行うKCJ GROUP 株式会社は、2022年度後期に共同授業を実施しました。
授業の集大成として、キッザニア福岡に約 60 名の⾼校⽣・⼤学⽣を招き、体験型イベント「Friday Night @ KidZania -ライフシミュレーション 2023-」を2023年1月20日(金)に開催しました。
イベントの動画は下記からご覧いただけます。

また、本研究院とKCJ GROUP 株式会社による産学連携プロジェクトの詳細は、添付のプレスリリースをご覧ください。

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『福岡コ・クリエイティブ国際映画祭 a. NAKASU』を開催

芸術工学研究院の教員が中心となり運営する『福岡コ・クリエイティブ国際映画祭 a. NAKASU』を2023 年 3 月 19 日(日)・20 日(月)・21 日(火・祝)で開催します。

本映画祭は、「共感・共創・共有」を理念として、「どんな人、状況の人でも、映画を見て楽しみ、つくり、語らって、つながりあう、そして幸せになる」ような映画祭を目指しています。多くの人々が参加し楽しむ映画祭であるべく、わが国を代表する映画人が集結し、ヒューマン・エンターテイメントを軸とする映画上映を行います。

人の営みを描く際、そこには必ず社会と人のありように対する作家の眼差しがあります。現代社会に生きる私たちが直面している問題は何なのか、解決の可能性や新しい価値観の方向性はどこにあるのか、優れたヒューマン・エンターテイメント映画は私たちに大きな感動とともに、深い問いかけをくれます。本映画祭は、そうした優れた作品を上映し、クリエイターのみなさんとのコミュニケーションを通して、福岡からヒューマン・エンターテイメント映画の未来を豊かに拓いていきたいと願います。

記念すべき第1回の映画祭では、「子どもが映す大人たち」という視角から優れた作品を選び、「ベイビー・ブローカー」(22/是枝裕和監督作品)や「とんび」(22/瀬々敬久監督作品)、ベネチア国際映画祭ノミネート作品「LOVE LIFE」(22/深田晃司監督作品)などを上映します。
また、3月20日(月) 18:30から、芸術工学研究院女性教員たちと、瀬々監督、深田監督、港岳彦氏によるトークセッション「子どもの瞳はスクリーン~こどもが映す大人の姿」をアクロス福岡・国際会議場で行います。MCは、映画の造詣が深いフリーアナウンサーの笠井信輔氏です。

日本を代表する素晴らしいクリエイターの方々が、本映画祭の趣旨に賛同し、一緒に第一歩を踏み出してくださいます。
他にない素晴らしい理念を有する映画祭です。コ・クリエイティブとは、一緒につくるという意味です。
どうぞ福岡のみなさま、映画祭にいらしてください。そして一緒に楽しんで、映画を通して、繋がりましょう。
当日のボランティアスタッフも募集していますので、ホームページをごらんください。


福岡コ・クリエイティブ国際映画祭 a. NAKASU

日時:2023 年 3 月 19 日(日)・20 日(月)・21 日(火・祝)
開催場所:大洋映画劇場、福岡アジア美術館・あじびホール、アクロス福岡・国際会議場

※チケットのお申込、映画祭の詳細は下記リンクをご覧ください。

参照リンク

芸術工学研究院×FINA世界水泳選手権2023福岡大会組織委員会 共同制作ピクトグラムが、YouTube福岡チャンネルで公開

芸術工学研究院では、学生が中心となり、今年7月に開催されるFINA世界水泳選手権2023福岡大会に向けて、ピクトグラムと会場外の誘導サインをデザインしました。
制作したピクトグラムの一端を紹介する動画がyoutube福岡チャンネルで先行公開されています。

動画内では、「ユニバーサル都市・福岡 PR サポーター」バリカタキッズがユニバーサルデザインの観点から、「列並び」「案内所」「歩行時間」「ファンゾーン」「歩きスマホ禁止」の5つのピクトグラムを紹介します。
「列並び」「案内所」は、JIS(日本産業規格)に策定されていますが、理解度調査の結果から、JISのピクトグラムよりも理解度が高いデザインを提案しました。
「歩行時間」「ファンゾーン」「歩きスマホ禁止」は、大会および社会要請に応えデザインを検討し、理解度調査結果を踏まえ、よりわかりやすいデザインを提案しました。
みなさま是非、ご覧ください。


プロジェクト代表:伊原久裕(芸術工学研究院 教授)
プロジェクト監修:工藤真生(芸術工学研究院 助教)、尾方義人(芸術工学研究院 教授)、須長正治(芸術工学研究院 教授) 
プロジェクト参加学生
疋田睦、久米聖伍、鈴木智畝、金子千聖、星野純平、川波花音、木森理梨香、松原芽生、谷口由乃香、畑裕梨、李厚ジョン、趙懐邦、謝敏、山田和佳、寺尾知華

<動画>やさしい福岡をバリカタキッズが取材!~ Vol.9 世界水泳ピクトグラム編~『バリカタキッズと学ぼう!ユニバーサル都市・福岡 』

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